時々目が覚めては首まわりが痛い。時計を見るとまだ深夜、目をつぶって朝が来るのを待つしかない。カーテン越しに外を伺う白々と明るくなっていた。
最後のトイレ休憩、長めに停車。
高速を降ると一気に雑踏を通り抜け名古屋駅前のバスターミナルをかけのぼった。8時少し前おろされたが、それからが大変だった。通勤ラッシュに巻き込まれたのだ。怒涛のような人波に大きなころ付きバックを引っ張ってはヤバイ、駅員さんに切符を見せて外に出て名古屋駅のたまり場でしばらく時間を稼いだ。一回乗り換えて名古屋港駅に到着、宿に荷物を預けて、その足で東山公園テニスコートへ向かう。どれくら時間がかかるか知る為と、現地を見ておきたかった。
何となく華やいで見えた開場、一歩踏み入れ近くのコートに行くと75才の予選、熱戦が目についた。
ケイタイが鳴る。75才のダブルス欠場があり出欠有無の確認だった。パートナーに携帯してOKを取りすぐ側にあった大会本部へ出向き、出ることを申し入れた。
補欠1位で諦めていたが生き返った。これも何かの縁、単複頑張ってみよう。
夜は名古屋観光にきていたテニス仲間二人と会食、テニスざんぎにはなを咲かせた。