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錦織圭、メンフィス セミファイナル からくも勝利

日曜日曇り

二三日前からwowowで録画設定していた。今朝の10時ごろから錦織の試合が始まるらしいがwowowは早朝から番組を設定していた。眼覚めてそのことを思いだしテレビの前に急いだが、丁度テレビ体操が始まる時間で、テレビ体操を終えて切り替えると、もう一方のセミファイナル、アンダーソン(南アフリカ)vsヤング(アメリカ)のファイナルセットが始まっていた。

丸たん棒の腕からスピンのきいたサービスをくりだす黒人のヤング、すらりの長身からフラットサービスで勝負するアンダーソン。前半はサービスキープで進んだが終盤アンダーソンがブレークすると、必死で抵抗するヤングを振り切った。46 63 64。

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(アンダーソン)
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(ヤング)
それから10時まではたっぷりでクオータファイナル、錦織VSクライチェクの録画が放映された。
クライチェクは錦織と同じ米フロリダ州ブラデントンに拠点を置き、IMGアカデミーの“同窓生”でもあるという。予選から勝ち上がり本選1回戦でククシキン(カザフスタン)62 67(3) 76(8)、2回戦で5シードの怪物カルロビッチ46 63 64接戦を制して旧友との対戦となった。

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(クライチェク)
155位とはとうてい思えなかった。フォアが若干難点に思えたが、左ぎきのサービスと両手打ちバックが持ち味のように思えた。ファーストを46で落とし63 64でものにしたが気わいどき勝ち方で、最後は5シードという経験の差で逃げ切っていたがクライチェクは今年ブレークしておかしくない、注視してゆきたい。

時間通りに錦織圭vsクエリー(アメリカ27歳)の試合は始まった。ノーシードランク41位だがアメリカではイーズナーに次ぐ選手で2010年この大会単複を征している。長身からのビッグサービスとストロークも強烈なものを持っていた。大木のような選手と対戦し続けて勝たねばならぬのは、大変なのだと今日の2試合を見てつくづく思った。追い込まれて今にも潰えるかとハラドキのシーンがどれくらいあったことだろう。苦しいなりにそれでもたんたんと試合を続ける。そのうち自分に流れがくると信じてか我慢がまんの道行だった。

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(クエリー)
錦織圭のストロークの精度はいつもより落ちていて、それが相手に付け入るすきを与えていた気がする。ファーストは競ったあげくに57で落とし、セカンドは互いにブレークがあり最後はタイブレークとなった。75ときわどくものにしてファイナルへと持ち込んだが、クエリーのサービス、ストロークは衰えはしなかった。ここでも何とかしのいでタイブレークと持ち込む。雌雄は息をのむ終盤を迎えていた。
圭のサービスではじまり最初のポイントミニブレークされ01 ミニブレークして11 21(N)22(N)23 24 34(N)44(N)54 64 65(N)75 錦織圭に勝利が転がり込んでいた。
54でクエリーのサービス、一瞬目がよそを見た、おやっとすると何と大きくダブルフォールトしたのだ。心に迷いが走ったのか、冷静に試合を進めていたかに見えたクエリーの最大のミスだった。試合を決めるミスだった。

全仏、ワウリンカとのタイブレーク16からばん回して66、そこでドロップショットを放って墓穴を掘った圭を思いだしていた。








 


カテゴリー: 日記 | 投稿者ていちゃん 21:10 | コメントをどうぞ