火曜日
タクマの練習は断りを入れてホームコートへ。今週K氏と火金二回シングルスの練習をする。
コートでは体が温もるまで上下ウエアをはおっていた。今からこんな季節になるが、テニスには好条件の気候が訪れようとしている。
ドローが出ていましたよとK氏が言う。ぼくも一昨日見たのになかった。昨日出たのだろうか。6名のエントリーだった。多分3名づつ別れての戦いのはずだ。
心配しながら組合せはと尋ねる、ぼくとKさんじゃないだろうねと。ニヤッと笑って違うと言う。I氏とは、違うと言う。ほっとした。いつもやっている仲間内とは、運動公園までいってやるのは出来れば避けたい。
ぼくの枠を尋ねるとM氏の名前をいった。まさかと思ったが確認するとそうらしいと言う。
30年ほど前だっか同じテニスクラブにいた。一緒にやった記憶はほとんどなく、大学では活躍してえらく強かったという噂だけは耳にしていた。
いつか、家の近くのゴルフ練習場でばったり出くわした。話をすると市内屈指の総合病院を辞めて、今は近郊の町で開院していると聞いて驚いたことがあった。休みはゴルフ三昧とも見受けられ、テニスには興味を示さなかった。まだ若く、名のある病院を辞めて何故田舎に引っ込んだのか知りたかったが、そこで会話は終わっていた。
あれから30余年の歳月、テニスも始めていたのだ。
久しぶりの再会となる、そして対戦するとは、元大学のエースにどこまで通用するのか頑張ってみたい。
朝方、夕食は外食しょうと約束してコートへ出かけたが、家に戻るとすっかり忘れていた。夕暮れになりどうするのと言われて思い出したが、もう出かける気持ちは失せていた。
夜、三人のまごからにぎやかな電話があった。それで十分だった。
く
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