アルゼンチンのブエノスアイレスで行なわれたアルゼンチンオープンはウクライナのドルゴポロフが錦織圭をストレートで破り優勝しました。
ドルゴポロフは5年ぶりの優勝でした。
昨年の夏以降ほとんどの試合で勝つ事が出来ずスランプに陥っていましたが今回は全試合ストレート勝ち。
素晴らしい復活です。
そして錦織圭は決勝戦6連敗。
例年はメンフィスの大会に出場していましたが今年はローランギャロスに向けてクレーコートを選択。
第1シードでしたから優勝絶対というところでしたが一歩及ばずでした。
この大会の準決勝と決勝をDAZNというインターネット放送で解説をさせていただきました。
現地に赴いてではなくスタジオでモニターテレビを見ながらの解説ではありましたが解説を通していろいろな事を見る事が出来ました。
錦織圭のプレイはそこまで悪くはなかったと思います。
ずっと不調だったドルゴポロフの方が決勝で戦える喜びを常な抱えながら戦っていたように思えました。
暑さやイレギュラーの多いクレーコートと悪条件ではありましたがこれは相手も同じ事。
ここまで決勝戦で勝てていない、第1シードなので絶対に勝たないといけないというプレッシャーがあったように思います。
準優勝、決勝敗退は確かに残念なことではありますがクレーコートでの試合をこなせたという事はよかった事だと思います。
おそらくニュースを見た人はどうしてまた勝てないなどどう思う人も多いと思いますがあくまでも目標はグランドスラム。
(その前にマスターズ優勝という目標もあると思いますが…)
試合はまた今週ブラジルであります。
この大会でアルゼンチンでの無念を晴らして欲しいです。
試合を通してドルゴポロフの強打は素晴らしいものでした。
確実にランキングを上げてくるでしょう。
楽しみにしています!