今年のハセツネはリタイア

テニスではなく趣味のトレランの話を…

今年で26回を迎える日本山岳耐久レース、ハセツネに参戦してきました。
今年で8回目の参加となります。
僕自身のトレラン初レースがこのハセツネ。
毎年必ず出ているレースです。
嫁さんと知り合ったのもこのレース。
自分自身での位置付けが高いレースでもあります。

しかししかし、4月のUTMF後あまりお山に行けず。
土日はほとんどレッスン。
平日もほとんどレッスンが入っており今年はハセツネの試走にも行けず。
増えてしまった体重を4キロ減らすことは出来たのですが…

71.5キロの距離に対して制限時間は24時間。
歩いてでも完走出来るレース。
ベストタイムは15時間半ですが昨年は21時間もかかっていました。
なんの根拠もなくまた15時間ぐらいと考えていたのですが今年は大違いでした。

台風25号の影響もあり気温が高い高い…
会場には早めに着き準備はそれなりに万全であったのですがスタート前にすでに暑さに負けていました。

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一応こんなにニコニコはしていますが、この時すでに軽い熱中症でした。
暑さ対策として水は4.5リットル。
しかしこの重さはやはりとにかく重い…
スタートダッシュも出来ずバテ気味…
なんだか頭が痛い…
今熊神社のトレイルの入り口で栄養補給と思いジェルを取ったのですがなんとここでまさかのリバース。
リバースはこのハセツネでは毎度のことでいつも後半の40キロ以降で起きる事なのですが、なんと今回は3キロ地点で…
この時点で戦意を喪失してしまいました。

山の登り下りはそれなりに動けてはいたのですがもうすでに何も食べれず…
まさに暑さにやられてしまいました。
だましだまし進んだのですが22キロの第1関門の浅間峠にてリタイアでした。

終わってからは悔しくて悔しくてという感じではなくしょうがないという感じ…
ただ少し時間が経ち仲間達の奮闘をFacebookやTwitterで見るとじわじわと悔しさが湧いてきました。

やはり気持ちなのでしょうか?
いや、体調が悪くなったのはしょうがない…
でもなんとか出来たのではないか、そんな気持ちが交差して今このブログを書いています。

プロでもなくトレランはあくまでも趣味。
プロテニスコーチという体を使う仕事が第一。
ここで体に支障を起こすわけにはいきません。
だからリタイア、DNFは素直に受け止めようと思っています。

でもやっぱり悔しい…
やれたんじゃないかと…

ゴールと同時に楽天オープン決勝の錦織圭の敗退を知りました。
メドベデフ相手ならば絶対に勝つだろうと思っていたのにまさかのストレート負け。
その錦織圭の悔しさに比べれば大したことないと自分に言い聞かせています。

動画でその決勝を見ました。
メドベデフがバカ当たり。
錦織圭が硬くなっていたようですね。
勝負の世界は勝ちか負け。
こんな事もあります。
次週の上海は気持ちももっと上がると思いますから頑張って欲しいです。

またまた話は変わりますが、シカゴマラソンにて大迫傑が日本新記録を出しましたね。
今年の東京マラソンでは設楽が日本新記録を出しました。
その時に悔しい気持ちがあったからこそこの記録が出たのだと思います。

自分自身もこの悔しい気持ちを来年に繋げたいと思います。
ハセツネと錦織圭、大迫傑をくらべるのもなんだかおこがましいような気もしますが、スポーツは精神力、気持ちが大切であるという事を自分自身で体験出来ました。

自分の生徒さん達にもこの気持ちを伝えていきたいと思います。


カテゴリー: 未分類 | 投稿者佐藤哲哉 05:12 | コメントは受け付けていません。