月別アーカイブ: 2013年11月

力が入るとは?

こんにちは。

杉澤です。

よく力を入れろ、力が入る、力むな!って言いますが、そもそも力ってなんでしょうか?
ご自身で考えてみて下さい。

一般的には握りこぶしのイメージですね。外面の筋肉に力が入ります。屈筋が作用しているという事ですね。

屈筋とは??

屈筋(くっきん、英語:flexor muscle)とは、伸筋が主に腕や脚などを伸ばす時に使用される筋肉であるのに対し、主に腕や脚などを曲げる時に使用される筋肉の総称。
腕や脚を伸ばす時に使用される伸筋と違い、鍛えると筋繊維が肥大化するとされる。 普通に脚を伸ばして伸筋を使って立つ姿勢を保持する場合と脚を曲げて屈筋を使って立つ場合とで疲労感を比べると明らかなように屈筋の持久力は伸筋より低い。wikipediaより)

グリップのブログにも書きましたが、握りしめる筋肉はラケットの動きを殺します。力が伝わっていかないという事です。
つまり

力が入るというのは良くないという事にはなります。
そんな事はわかってるよという声が聞こえます。

先端には力を入れず体幹に力を入れるという事ですね。
先端に力が入るとパワーが流れにくくなります。先端とは腕ですね。体幹をゆっくり動かすと先端が速く動きます。テニス学会の研究でも明らかにされています。

腕の力を入れないようにしてファームグリップにすればラケットに力が伝わるという事になります。

体幹に力が入らないとボールは飛ばないという事になります。

 

動きとして見るとしたら以下の「スワィショウ」の動きがいいと思います。

フォアハンドであればこれだけでも向上される方もいます。
私も言葉では伝わりにくい部分はこの動きでわかって頂いています。

 

是非意識して練習してみて下さい。

よろしくお願い致します。

 

カテゴリー: テニスに適した体作りシリーズ | 投稿者sinsuke 10:31 | コメントをどうぞ

近距離で行う事で感覚を掴む

近距離で行う事で感覚を掴む 距離があると自然と力んでしまう事を知る

 

いつもレッスンを行っていて気をつけている事があります。

「近距離でラリーをする事で感覚を掴む」

そして

「距離があると自然と力んでしまう」

 

という事です。

 

よっぽど制限がない限り人間は距離が遠いと飛ばそうとして力みが生じて来ます。
成人男性等肩や腕っ節に力がある場合はラケットを無理に動かそうとしてコントロールミスとなります。

 

 
よって新しいショットや難しいショットを練習する時には近距離で行います。
そこでしっかりインパクトの形、打点を掴む事が距離を伸ばしていける前提となります。
ちなみに近距離とは実際の練習ではミニラリーそしてボレー対ボレー等となります。
以下はミニラリーから少し深めまでのラリーを丁寧に行っています。

そこから少しずつ距離を出していくわけですが、

 

 
・ネットとサービスラインの間

・サービスライン

・サービスラインから1メートルくらい後ろ(デッドゾーン)

・ベースライン上

・ベースラインの1メートルくらい後ろ

 

と細かく段階に分けていき、下がってラリーをして力んだり、フォームが崩れたりして上手くいかなくなったら
また距離を短くするという作業を繰り返して行うとショットを安定させる事が出来ると思います。
これはサーブにも応用出来ます。

 

錦織選手もファーストサーブの感覚を高める為にサービスラインで練習していたそうです。

 

インパクトの形だけで飛ばす事が出来る事を体がわかる

 

  • 自然とグリップの保持力が抜ける
  • 距離を出す時でも力まなくて済む事を体が理解していく
  • 楽に打てるようになる

という流れになります。
力みを取るのに「リラックスして!」では力は抜けません。
特に力んでいる方には。

 
そこまでにいくプロセスが重要なのです。

 

 
インパクトの形だけで飛ばす事はとても重要なので。
もしご自分で練習する事があれば試してみて下さい。

 
是非練習に取り入れてみて下さい。

 
よろしくお願い致します。

 

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿者sinsuke 20:57 | コメントをどうぞ