最高のラケット

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今まで打ったラケットの中でこれが一番凄いと断言できるけど、一体何者なのかよく分からない謎のラケット。

素人だからプロストックの事なんてさっぱり知らんけど。

EXO3グラファイトの同期のEXO3レベル、の、はずなのにグラファイト。

わざわざコード名にCBが入っているから源流ではなさそうだが、元は両方ともグラファイトとして売り出そうとしていたのか?

でも95インチ、18×20のストリングパターンははたしてグラファイトと呼んで良いのだろうか?

でもそれ言うと18×21のプレジッショングラファイトとか、95インチ、厚さ22mmのTTグラファイトとかも過去にはあるそうだけど。

じゃあグラファイトらしさとは一体何なのか・・・薄い、デカい、粗い、クロスバー?

オリジナル打った事無い僕には分からないや。

でもレベルとグラファイト、グラファイトの括りで一緒に出すには性格が違うような。

EXO3になるまでO3系ではボックスフレームは一切無かったのでモンフィスのプレステージからの乗り換えに合わせて作られたのかな?と勝手に思ってたけど、レベルが先かモンフィスが先かどっちなんだろ。

そもそもレベルはトリプルスレッド時代にあったそうなので、いきなり作られたのではなくて恐らくはEXO3で2代目?

TTレベルも95インチらしいからEXO3レベルはグラファイトではなくレベルの正当な後継機になるのかな?でも厚さは19mm?

それにしてもこのラケット、プロトタイプでありながら何故か自己主張の強い色をしている。

試作品って大体は黒じゃないの?と思っていたらこれの黒色バージョンもあるみたいで何故オレンジ色なのかますます謎い。

見た感じ、プリンスの試作だと同じくオレンジ一色のスピードポート版O3ツアーとか、まっ黄色の2012年版レベル95とかもあるそうなので一概に試作品=黒でも無いらしい。

SPなO3ツアーも2012レベルもその色で販売されたから、もしや黒色じゃないプロトタイプはの色で売り出す事が確定していたのかな?

黒色が第一段階、売り出す寸前まで行ったら予定の色とか?

そうなるとこのラケット、色まで決まってたのに世に出る前に廃版になったって事?

ググってみるとオレンジ色のこのラケットを使ってプレーしている選手の画像が、出てくる事には出てくるが・・・?

ただでさえプロ用にも関わらず10年近く一度も使ってもらえず一般人に流されちゃったのに、デビューするかと思いきやボツラケ・・・ますますかわいそうなラケットになっちゃうぜ・・・。

という訳で2本目を買ってしまいました。

もう全く使ってないラケットなのにどうして2本目を買ってしまったのか・・・。

これでグラファイトか、厚ラケのエスマか、18×20のレベルかで選択の幅が広がるぜ!って前向きな言い訳をしつつ、まずはこの2本を常識的なスペックにしなくては・・・。

少し前の俺は一体何を思って28インチのラケットを無改造で試合に臨もうにしたのだろうか。無理でしょ、いくら性能良くてもそれは。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 23:03 | 9,064件のコメント

ハイブリ

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ガットのセッティングを弄りたいと思って2週間ぐらい?昨日ようやく試す。

縦にツアーバイトを張ろうと思っていましたが手持ちに無かったのでデビルスピンで代用。

持ってたような気がしたんだけどな~。

デビルスピンでも結構同系色かなと思いましたが中粘度ポリエステルであるグレー部分が中々濃い。

透明っぽくも見える。

ポリジナモスは明るめの灰色だけどこれじゃあ黒のステンシルは映えないだろうな。

ポリジナモスが柔らか過ぎ、緩過ぎて上に吹っ飛ぶので縦に硬いの張って抑えたかった、で、デビルスピンは喰い付く撓みはあるけど硬い方だろうと思ってストリンギング。

そしたらやっぱり硬かった。硬過ぎの方の硬いだった。

前に縦ボルトパワーをした時はボルパが弾き過ぎて横のポリジナモスのエネルギーを使えなかった。

今回もまたデビルスピンの自己主張が強くてイマイチ。

ちょっとしたボールがデビルスピンで引っ掛かって山なりスピンになってしまう。そういうガットですけどさ。

昔はスピンが欲しくて多角形ガットばっかり張ったけど、もうスピンはいいかなぁ捨てちゃって・・・。

はちゃめちゃなパワーと打ち応えとコントロールのあるポリが欲しいなぁ。

それと最近自分がチョイスするハイブリッドは何だかどれも縦横の撓みが噛み合わなくて打球感がイマイチ、横糸がボールを掴めずすぐ弾いてしまう。

大学時代にやった組み合わせではどれもこんな噛み合わなさは感じなかったんだけどな。

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先輩に張ってるハイブリッドだとどれも違和感は無い。

うーん?俺の選択が悪過ぎるのか?

それとも真ん中に当てるのがヘタなだけなのか、敏感過ぎる我侭なのか。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 21:57 | 869件のコメント

ステンシル

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ステンシルは塗る派です。

ステンシル塗ってそれっぽい雰囲気を漂わせながら試合に臨んで相手をビビらせる戦法です :23 イシシ:

以前試合後に「コーチやってますか?」って相手に聞かれたので、これはかなり効果がある作戦だと思います。その試合負けたけど。

下にWマークを入れてみました。ウィニングショットのステンシルです。

今年からG.ロペス選手やゴンちゃんがWマーク塗ってますね。

僕も塗りたいなと思ったのですがステンシルシートはまだ売ってない・・・ので自力でやりました。

器用じゃないのでこういう綺麗さが求められる細かい作業はめっぽう苦手・・・ガット張りなんてもってのほか!(笑)

ラケットメーカーとストリングメーカーのダブルステンシルが入っているのはとっても好き。

最近はラケットメーカーのトアルソンマークしか入れてませんでしたが、1つだけだと何だか寂しいというか・・・そもそもトアルソン契約だったらラケットとストリング両方って選手が殆どなのでT単体は違和感ってやつか。

特に赤色ステンシルは目立って良いね。

手探りで作ったのでモノホンと差異がでちゃってるけどステンシルシートが正式に出るまではそれっぽくこれで誤魔化そう。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 20:45 | 9,098件のコメント

車いすテニス体験×データ活用

 

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また来ちゃったよ!慶應チャレンジャー!!

観戦以外の目的で二週連続で来るとは・・・。

内山プロと伊藤プロが優勝を争うこの日、自分が行ったのは赤い矢印のテント。

 

 

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今日は区役所や慶應の教員、テニス部によるスマートテニスプロジェクトに行ってきました。

車いすテニスの体験と、GPSによるヒートマップ、in bodyでの計測、スピードガンでのサーブ測定といった様々なデータを通して活用法や車いすテニスを学ぶというこの企画。

まあ性懲りもせずスピード測定大好きマンなのもありますが、見るからに難しそうだと思った車椅子テニスを体験できるチャンスだったので申し込み。

まずは男子決勝の後のエキビシションマッチを真横で観戦。

車いすテニスのジュニア選手と慶應の選手がペアを組んでタイブレーク。

 

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ボールを打ち返そうと移動するも全然届かない上杉海斗選手の図

車椅子で動いて打つのが車椅子テニス、なのですが慶應の選手達が全然移動できずボールを打てない。

微動だにせずボールを見送ったり空振りも連発で悲鳴を上げる大学テニス界の精鋭達。

それなのにジュニア選手達は軽快そうにタイヤを回して動き回る。

大学トップ層の選手の腕力で全然動けてないというか、そもそも前進すらままならない様子だったのにどういう事なのか。

そもそも練習の時点で上杉選手が悲鳴上げまくってたよ!?

本当にできるのこれ!?

 

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そんな衝撃のエキビシションの次はデータ測定。

1つ目はin bodyという機械を使った測定。

この機械一つで筋肉量や脂肪率、体の各部の割合とか色々分かるらしいトンデモマシン。

慶應でも最近測定し始めたらしい。

これが常備されていれば何のトレーニングが必要か毎度毎度確認して効率よく身体を鍛えれるって事ですね。

in bodyで分かるのはテニスのスキルから技術を差し引いた部分。(教員談)

そういう表現で聞くと全くフィジカル系のトレーニングをしていない事に結構危機感を抱きますね・・・。

 

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in bodyの測定の説明を受けたテント。

snow peakさんというキャンプ用品メーカーより今回貸し出されているとの事。

キャンプ全然行った事無いけどこういうの実際に入るとテンション上がるぞい!

下は結構大きい石が転がってますがシートが肉厚で座り辛さをあまり感じさせない。これがテントか。

いいなぁキャンプ。

 

 

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2番目に車いすテニスの体験と同時にGPSによるヒートマップ作成。

車椅子の操作の練習後、ジュニア選手達とラリー。

慶應の選手があれだけ苦戦したのだからそりゃ打ち難い。

思い返すと千葉のマスターズの時はどの選手も前進しながらリターンを打っていたが、そんなの無理。

ボールを打とうとする時に車椅子を移動させるなんて考えられない。

その場で打つ事しかできないからボールが打ち易い位置に向かって来てくれる事を祈るのみ。

そりゃボールが届かなくて思わず悲鳴上げちゃうわ。

 

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そもそもラケットを持ってタイヤを回さなきゃいけないってキツくないすか。

全然回せないし、グリップが接触してめっちゃ抵抗かかるし、それでグリップ捲れるし。

気をつけて動かないとフレームがカンカン車椅子に接触するし。

本当にこんな回し方でいいのか?

こんなに大変な事を乗り越えてテニスをするのか。

 

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車椅子の後ろにGPSを付けてヒートマップを作成する。

コート上をどう動いているか、これによって調べる事ができる。

主にサッカーやラグビーで使われているらしく、ヒートマップのデータの打ち出しも慶應のラグビー部の部員が行っていた。

ヒートマップはテニス部ではまだ使った事が無いらしい。

こういうのが毎回使えれば、試合でどう動くか、意識して変えて実際に変わっているかとか、そういうのが分かるのかな。

気づき難いですもんね、自分がちゃんと変われてるかって。

 

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最後はスピードガンでのサーブの測定。

通常のサーブと、車椅子に座った状態のサーブを計測。

通常時は150km/h・・・もっと出ていて欲しかったなぁ

基本的に3割ぐらいしか試合で入らないファーストサーブ、150km/hでこの確率だとJTAでイケイケで攻めるのはちょっと怪しいか・・・?

車椅子に座った状態だと90km/h。

座ってサーブを打つ練習は何度かした事はあったけど、いや、車椅子は揺れる。

見てて思ったしやっても思った、足元が不安定。

眞田選手や藤本選手はこれでバシバシ鋭いスイングでサーブ放ってたけど・・・これじゃラケット振れないぜ。

 

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こうして3つの測定を終えてプロジェクトは終わり。

男子の決勝は終わりましたが次からは女子の部の大会がまた始まる。

ホントに大仕事だテニス部。

今回のこのプロジェクトは車椅子テニスやデータ活用の面でメディアからの取材も受けていて、自分もカメラの前でインタビューを受けた・・・めっちゃ照れるし難しいね喋るのって・・・日陰者の俺には難易度高いよぉ。

2020年のオリンピック・パラリンピックのキャンプ地となる慶應が、データを使ってスポーツを研究している。

まだまだ使い始めの技術のようですが、高いレベルの部活が揃う大学が先頭を行く事で効果が実証されて、恩恵が広がっていく。

スポーツの楽しみ方、上達の仕方を変えうるこの技術が我々に行き届く日を心待ちにします。

 

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:19 | 127件のコメント

大会グッズ

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今年の慶應チャレンジャーの物販。

黒の長袖シャツを買いました。

 

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シンプルなワンポイントのシャツと見せかけて、袖にメッセージ付き。

年に一度の大きな大会、ありふれたデザインよりも来てくれた人の記憶に残って欲しいとの思いでデザインをしていると熱く語った部員さん。

シャツやパーカー、タオルのデザインまで部員がやっているとの事・・・本当に何でもかんでも学生パワーでやってるな。

物によっては既に売り切れているのもあるらしい。

学生主体の大会でありながらこれってめっちゃ凄いのでは。

同じチャレンジャーでも、去年見に行った京都チャレンジャーの予選ではこういう物販見なかったな。

豊田チャレンジャーもどうだったのだろうか。

 

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5000円以上買うと300円引きでしたので黄色い半袖のシャツも買っちゃて、午後のレッスンで早速着ました。

チャレンジャーロゴが目立ちますが男女共催なので下部にITF大会のロゴも。

またシャツが増えてしまった。けどまあ練習用はゲームシャツ程は持ってないからいいかぁ。

それにしても自分の写真はやたらバックハンド率が高い。フォアに回り込む気は無いのだろうか?

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:48 | コメントをどうぞ

ガット沼る

まったくね、ボールが飛んでくし飛んでかない。

ちょっと気抜いてるとすっぽ抜けてバックアウトして、守りたいときだとボールが全然飛ばなくて守備にならない。

何の為の厚ラケじゃー

飛びが欲しくて緩めで張ったんだけど、アウトする時はその緩さが仇になっちゃう。

縦に硬いガットを組ませたら上方向へ飛び出すボールを抑え込めそうだなと思う。

でもジナモスの緩さがちょっと不満だから前にボトルパワーと組ませたんだけどボルパが自己主張強過ぎてイマイチだったしなあ。

ジナモスさんは包み込んでから本番だから・・・硬いけど硬過ぎず、ボール引っ掻けるけどある程度撓みに同調してくれるのがいいな~って強欲か。

例によってメーカー統一ルールを課しているのでどうしても同じメーカーどうしのハイブリをしたいところだが、真っ先に思いついたボルパがイマイチだと、うーん・・・シリコンツアー?

いや、これからは日本ランキング獲得を目指す身・・・ククク・・・勝負に出るのだから自分ルールは撤廃して本気で(?)選ぶか?

ツアーバイトなら同じ灰色で潰せる硬さと飛んでくれる反発力が期待できそうではないか?これでも硬過ぎか?

それならロールが余ってるデビルスピンでもいい感じになりそうじゃないか?

こういうのは一度はまると抜け出せなくなるからダメだったらダメですぐ元のセッティングに戻せるよう候補は少なめで抑えよう。

それぐらいショックでしたね、昨日の練習で苦戦したのは。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:25 | 9,013件のコメント

慶應チャレンジャーのレッスンイベント

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慶應チャレンジャー。

で、よく見るメインコートの隣のインドアの隣のコート3面。

奥にもコートがあるのを初めて知った。

今日は一般向けのイベントレッスンに行ってきました。

各回2時間、午前午後両方に参加。

とりあえず両方に入れてしまったが、1レッスン3000円で定員は30人、大人数でどれだけの密度の練習になるのかと思うとちょっと勇み足だったかも?

と、心配していましたが内容は結構部活のノリの勢い。大分ハードに打った。

強豪だからって特殊な特訓か?って訳でもなく、でもあのレベル相手じゃシンプルに打つのってかなりキツい。

ひとまずボール繋げる事に徹しようとしても平然と手元で伸びてくるじゃない・・・処理できへん。

関口プロや権ちゃんと打って少しはコツ掴めてきたかなと思ってたけど、相変わらず難しい、上手い人のボールを当てるのって・・・。

 

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午前のレッスンが終了後、コートで選手がぞろぞろ入って練習。

そう言えばこんな真後ろでプロの球見れるのって滅多に無いかも。

こうして見るとプロのボールって縦長に変形してるよね。

しかも飛んでくるというよりボールが勝手に飛行してる気がする。怖い。

 

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午後のレッスンまで時間があるのでエネルギーを蓄えるべくフードコーナーへ。

前に行った時はコートのすぐ近くでご飯売ってた記憶がありますが、今回はコートから少し外れた場所に食事用の席と一緒にスペースが用意されていました。

毎年来る度に大会運営の仕方が変わってる、強化されていってるような気がします。

 

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ベンダーキッチンのチキンオーバーライス。スイートチリ味。

+学生が出しているコーヒー。

チキンオーバーライスの方ではレジ係を学生が担当していたのかな。

大会運営を始めとしてイベントレッスンやフードコーナー、グッズ販売に至るまで、どこを見渡しても学生達が駆け回って頑張っているのが印象的。

これだけフル回転で頑張っている一方で、選手へのホスピタリティ向上による大会の負担増とか、クラウドファンディングとか、資金的な問題が毎年出ているようなのがちょっと気になるところ。

同じチャレンジャーの名古屋のワールドチャレンジも終わってしまうし、日本で2番目に大きな大会である慶應チャレンジャーの存在は日本のテニスにとってとても重要だ。

来年、再来年も大丈夫だろうか。

 

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そりゃそうだろって話ですが試合も幾つか見ました。

今年プロ転向の清水悠太プロを初めてちゃんと見る。

最初に見たのは2015年、清水プロが15歳の時、全日本で結構離れたコートから見かけただけだった。

その時はかなりの勢いでバコってるように見えましたが、今日見た清水プロは全然違う選手。

迫力のあるショットではなく、ちょっと地味ながらも外に追い出して次で綺麗に決める。

身長は調べてみると163cmらしくちょっと心配になるが、西岡選手だって小さいと言われながらあれだけの成績を残したのだからどうなるか素人の僕には分からない。

西岡選手と同じく小柄なサウスポー、でも西岡選手ほど猛烈にスピンをかけているってようでもなさそう。

日本リーグの戦績を見ると出た試合は全勝だそうで現時点で日本ではかなり目立つ選手なのは間違いなさそう。

1年目はどうなるのか。

あとちらっと見てヤバそうだと思ったのが台湾のタン・リーウェ選手。

やたらデカい身長で動きがしなやか。ストロークがドスンとくる。

どっしりと打つ内山選手の動きが柔らかくなったような動き。

という風に自分には見えたものの、内山選手は今209位でタン・リーウェ選手はキャリアハイでも530位なのだから、実際に試合をしたらやはり大きな差が出てくるのだろう。

まるでどこからでも打ち込めるぞって言わんばかりのオーラをタン・リーウェ選手から感じましたが、19歳、今年のキャリアはどうなるのだろうか。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:32 | 2件のコメント

自転車

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折り畳み自転車を買ったんだぜ。

わーいコンパクト。

まだ一度も乗らず家の中、輪行袋に収納してます。

俺はこれを電車に乗っけて旅に出る・・・

輪行袋とライト買って細々と準備中。

自転車には全く詳しくないので何を買おうか迷いに迷って選んだのはヴァクセン BA-100。

テニスなら分かるけど他の物だとブランドとか値段の基準とかサッパリ。

最初はとにかく安いので考えたけど、折り畳み機構が付いているんだから安いのは・・・って情報を得て迷ったり。

この買ったやつ2万円台でもまだまだ安い部類らしいのだから全然分からない。

 

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旅行してる時によく困るのがリュック背負ってる時の汗。

なので自転車に荷台を付けようとこちらも用意。

特にBA-100専用でもない荷台に付いてきたネジがちゃんと自転車側とサイズが合う、こういうのって規格が決まってるのかな?

ただしネジが合っても荷台がちゃんとはフィットしない。

少し曲げるか、スペーサーでも挟んでみるか。

自分がよく知らない分野で悪戦苦闘してみる、土日ぐらいしかちゃんと触る時間無いけど中々面白い。

今週は土曜日に慶應のイベントレッスン受けに行くので、触るのは日曜になるのかな。部材も探さなきゃだから、旅に出れるのはまだ先か。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:19 | コメントをどうぞ

ぺヤング

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俺の名はぺヤングマン。

旨いとかじゃなくて無性にガッツリ食いたくなる、それがぺヤングだと思うのです。

特に激辛とのハーフが好きです。毎回辛さに涙流しながら食べてます。

ちょっと度が過ぎてるでしょあの辛さ。

近所で全然売ってないのも納得。

激辛が常に並んでいたらいいのに、最近はコンビニ行くと日に日に新作が出ては消えてるような気がします。

夜のぺヤングなるものが辛めアピールしていたのでついつい購入。

激辛みたいなのをイメージしていたものの、お味は・・・しっくり来なかった。昼に食べたからかな

色んな味出してるけどちょっと凝り過ぎていて、かえって普通のが良いよな~みたいな感じ。

 

この前、塩ガーリック味なるものが出ていてちょっと惹かれたので買ったはいいものの、いざ食べようってなるといつものじゃない味につい気が引けてしまうというか・・・結局食べたのは激辛の方でした。

こうやって敬遠していると次の機会もわざわざ外出て普通のぺヤング買ってきちゃうんだろうな。

塩ガーリック食べるのはいつになるのか。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:29 | コメントをどうぞ

初めてJTAの大会に出た話

学生の頃は自分こそがテニスガチ勢だと信じていました。

しかしガチ勢を自負したものの体育会には入っておらず、サークルに4年間所属し、テニスショップとテニススクールでバイトをしていました。

勿論、体育会だからガチ勢、サークルだからガチ勢じゃない、何てのは幻想で、実際はその人自身の行動に拠るものである。

最初は毎日のようにサークルの部室に顔を出し、コートで打ち、大学のトレーニングルームにも定期を買って通っていた。

バイト前には入る時間より前にテニスショップへ行って自分のラケットで色んなガットを張りまくった。

途中からスクールにも通うようになって1、2年生の頃はほぼ毎日テニスをしていたんじゃないか。

2年生の夏休みの8月には市民大会だかサークルの大会だかに備えて20日ぐらい連続でテニスしていた。

全ては高校時代の雪辱を果たす為。

そんな自称ガチ勢の自分が大学時代に残した戦績は市民大会4年連続予選負け。

大学生や高校生の弟が入賞していたにも関わらず、テニスを頑張っているはずだった自分は全て予選止まりだった。

大学に入る前は体育会に入ろうと思っていたのに、たった二回練習に出ただけで自分は入るのを止めてしまった。

体育会は通っている所とは違うキャンパスで活動していたから、参加するのは物理的に難しいのは受験する前から分かっていた。

でもそのぐらいテニスの為ならばどうとでもなるだろう、と考えていた。

なのに、もっと真剣にやりたい、強くなりたい、入学前はそう思っていたのにたった2回の練習だけであっさり入るのを止めてしまった。

キャンパスが離れていれば体のいい言い訳になるからこんなにもあっさりと逃げたのか?

でも結局弟は今、授業受けるキャンパスと体育会のキャンパスが別だけど両立している。

テニスを頑張りたいという気持ちがあるのなら他の部分を削り、テニスを中心にして行動できるだろう。

ショップのバイト時代、もっとテニスの時間を欲しがった自分はそう上司から言われてしまった。

そもそもサークルの大会でさえ1、2回戦が関の山だった。

最初に出た1年生の夏の大会、この時点でもはやキャンパスに自分ほどテニスをしている人間はいないと思い込んでいたが初戦負け。

体育会は真剣、サークルはお遊び、 そのイメージに囚われ、勝てない事を恐れて冬の大会はパスして2年目の夏、やはり入賞やオール入りには程遠い戦績に終わった。

次の冬の大会はちゃんと勝てるようになってから出る、そう理由を作って申し込み前に草大会にいくつか出た。

ちゃんと練習を積んで、勝ち上がるビジョンが見えてから挑みたい、そう言い訳をした自分は草大会で思うようなプレーをできなかった為に冬の大会はスキップした。

今も昔も変わらない、ちゃんと決められない、ボールをつなげられない、それまでの取り組み方がよく分かるような、土台の脆いテニス。

そのは後一切サークルの大会には出なくなった。

3年生になるとサークルより高校の方に顔を出すようになった。

これに関しては勝てないからサークルから逃げ出したとも言える、が、綾高生があまりにも魅力的過ぎたとも言える。

テニスコーチを始めて、コーチ同士の練習がハード過ぎて初めて練習を嫌になりました。

今まで真剣にやってきたつもりの自分が練習嫌いだったと知ってショックだった。

でも今までにない質の練習とコーチの肩書きを得て、今度こそは強くなったと信じたが、市民大会は相変わらず勝てなかった。

コーチだから強い、体育会だから強い、ジュニアだから強い、昔から肩書きに強さの理由を求めていた自分は、いざ自分がそのコーチになっても思うような結果に手が届かなかった。

小中でジュニアとして練習を積み、当時高校生だった弟は予選負けの自分を尻目に、すんなりと本戦に入り、すんなりと入賞をかっさらっていった。

元々以前から直接対決しても殆ど勝てなかったし差は目に見えていたが、高校で勝ち、市民大会で勝ち、JOPの大会にも出る弟に追い付くという一応の目標は遠退くばかり。

弟に勝つには、その前に追い付くには同じ土俵に立てなければ、だから弟も出ているJOPに自分も出なければ。

大学生の頃に掲げていた目標は、弟に勝つこと、市民大会で優勝・・・は夢見過ぎなのでまずはベスト4ぐらいで入賞すること、そしてJOPに出ることの3つだった。

市民大会は昔から高校生が何度も優勝したり入賞したりしているのだから、若い自分が勝たなくてどうするのか、そう思っていた。

最初に出た高校2年生の春は予選初戦負け、秋はBクラスに出場し、準決勝で7-3から逆転負けを喰らった。

大学時代は全部予選負け。

大学時代の誇れる戦績は2年生ぐらいの時にとった中級だか中上級だかオープンだかでの草大会での準優勝1回。

確か雨模様の天気の予選リーグ1勝1敗も棄権者続出で決勝進出、人生初の準Vを飾る。

そんな感じで、市民大会は本戦も夢のまた夢、自分がJOPに出るなんて論外としか思えず、大量の時間をテニスに殆ど費やした4年間は終わった。

もっと強くなってから、大学終わるまでには、立てた目標を幾度も方向修正し、とうとう最後までJOPに出る機会は来なかった。

目標のJOPに出る為にどのような準備をしてきたのだろうか。

いつまでにどれだけ腕を磨いて出るというビジョンをちゃんと考え、行動していたのだろうか。

普通に考えて、自分のテニスの全盛期は大学時代。

JOPに挑戦できる最大のチャンスが過ぎ去ってしまったではないか。

社会人になってからは脚も腿も何度も攣るようになった。

試合をやると体感大体3セットぐらいで1回は攣る。

2時間の練習ぐらいで体がキツい。

大学時代なら毎日のようにテニスして一応はトレーニングルームに通っていたし、能力が明らかに違う。

しかしそれでマトモに勝った記憶も無いのだから、色々、貴重な時間を無駄にし過ぎたのだろう。

試合で力を出せない、どうしても弱いボールになってしまう、そんな事を4年間丸々繰り返し、学習できず、克服できず、今になってもやらかす。

大学生になってから試合を投げる、諦めるのも増えた。

本気を出して負けるのを恐れて?とにかく弱いと思われるのが恐いのだと、気付いたのは残念ながら最近だ。

社会人になってから、自分の青春が終わったと自覚してから、テニスオフで手当たり次第試合を入れた。

次第に月最低一度は草大会へ参加するスタイルにシフトするようになった。

大学生の頃は試合に負けるのが怖くて草大会に出るのさえお金が無駄になるとか、都合の良い言い訳つけて躊躇していたが、試合の重みをちゃんと感じられるように出費を増やした。

学生の頃にお金が無いのは普通の事だと思うが、でも振り返ってみると4年間でグラファイト100S、EXO3ツアー、グラファイト100Tと新品を3本も買っている。

1本は折れたからとはいえ随分景気が良いものである。

ガット張替えに至っては4年間常に違う種類を月一ペースで張替えていた。

早いうちにスーパースマッシュとかヘキストリーム・ポリプラズマとかのロールにでも決めていれば大会に出る金ぐらい十分捻出できていたと思うが。

ロールは社会人になってから3つも買ってしまった。

毎日を自由気ままに過ごせた大学生の時より、土日しかテニスの時間が無い今の方がうんとテニスにお金を使っている。

よく分かる、終わった学生時代を後悔して今更必死になっている。手遅れだろ。

自分は真剣だと言いながら戦うことから逃げていた。

未だに自分の弱さは変わらない。

自分のやっている事は昔から一緒、怖いから吠える、怖いから勝負を避ける、目の前の事実から逃げ続けている。

強い相手を求めていると口では言っても、いざ目の前にすると何もできない。

必死に食い下がる気持ちさえ、歯が立たない事実から逃れようと消え失せてしまう。

それを繰り返し続けて今も1、2回戦負けが関の山なのだからどこからどう見ても弱いのがハッキリしているのだが、それを心の底から認めようとしていないのだ、これが。

自分の事を強いと勘違いして現実から目を逸らす。

沢山練習したはずなのに、ショップ、コーチ、多方面からも経験を積んできたはずなのに、いつまで経っても勝てない。

自分の力はこんなものじゃない、もっと勝てなくては目標に届かない。

ならばどうしてベストを尽くす事すらできなかったのか。

何度も何年も弱い自分に真剣に向き合う事から逃げ続け、情けない負け試合を重ねた。

真っ向勝負で敗れる事すらできない。

勝ち負けを受け入れられない、テニスをする以前の問題、テニスをする資格が無い。

何と言い訳しようと結果が自分のテニスを全て証明している。

自分こそがテニスガチ勢だと昔は信じていた。

でも市民大会や草大会で幾度も歳上の人達と戦ってきて、彼らは自分よりもテニスに真剣で、自分より辛抱強く、自分よりもうんと多くの時間を今までテニスに注ぎ込んできたんだと、気付くのに時間がかかった。

自分が彼らと同じ歳になったとして、彼らのように情熱を捧げられるのか、現時点で上辺だけの気持ちしかない自分はテニスをやる資格があるのだろうか。

テニスを受け入れられず、本気になれず、みっともない姿を晒し続けるようにしか思えない。

そうしてやってきて25歳、高校からテニスを始めてあと少しで10年になる。

今月、ようやく自分は目標の一つにしていたJOP大会の日程を調べ、土日に参加できる大会にエントリーした。

喜べよ、お前が望んでいたらしいガチの大会だぞ。

目標にした癖に一度たりとも選手登録すらしようともせず、社会人になってからは3年以内には・・・としていた大会、3年をちょっとオーバーしてようやく目標を遂行し始めた。

ここで手に入るポイントが上の大会へ、全日本選手権にだって繋がっている。

本気でテニスで生きている人達の大会だ。

これをガチと呼ばずに何と言うんだ?

お前がガチ勢を自称するならどうして今まで出るのを遠慮する必要があったんだ?

ずっと望んできたことなのに、まさか今更無理だなんて言うのか?

弟は高校生の時にJOPデビューを果たしたが、俺は何年逃げてきた?

そんなんだからとうとう綾高の後輩が俺より先にJOPデビューをしやがった。

綾高生が、だ。

お前が文句ばかり絶えずウダウダ言っていた高校時代を過ごしたあの母校から、JTA大会に挑める男が出てきたんだ。

高校生の時に俺とやって6-0,6-0、上手いことには上手いが上に行くには大事な何かが足りていない、俺と同じく本戦に一度も行けなかっただった彼が、だ。

昨年の夏に一緒に出た大会で、彼が成長しているどころか自分の知らない境地まで来ている事を知った。

卒業後もテニスを頑張っている後輩に激をかけようと後輩を誘ったが、度肝を抜かされた。

後輩が体育会相手に対等に渡り合うプレーは衝撃的だった。

ジュニアや体育会、そういった選手達は真剣なレベルでプレーしており、自分との間には明確に壁があると思っていた。

だから高校生の時、大学生の時、勝つにはその壁をなんとかして打ち破らなければならない、そうしなくては弟に勝つ日は来ないと思ってはいたが、いつまで経ってもその差を埋める事ができない。

普通にやっている場合と彼等の様にやっている場合では大きな壁があるのが普通だと思っていた。

練習相手の質、密度、戦っている場所、目標、何もかもが違うのだから、恵まれているとかそれ以前に前提条件が違う。

ジュニアと戦う事に文句を垂れてる場合では無い、同じスタートラインにすら立てていないのに。
自分がジュニアや体育会を相手にしたら歯が立たない、もう10年もテニスをしているのにそれをいつまでも振り払えない。

ジュニアの弟を間近で見ていた俺でそうなのだから、ジュニアを見慣れていない他の綾高生では彼らとマトモにテニスをする事すら困難な筈。

高校時代は俺が一番テニスを知っていて、ジュニア選手である弟のプレーを直に感じ取っていて、何ならスクールでの弟の練習を何度も見た。

ジュニアとの差を埋める為に深いストロークを打てなくてはダメだ、何球も何球も安定して打てなければダメだ、もっとハードに、真剣に取り組まなければダメだ。

だが、高校の面々はそれを知らない。

俺は昔から今までずっとそう思っていた。

しかし母校の後輩が、高校卒業から一年も立たずに自分にはできないレベルのテニスを身につけ、体育会と戦えていた。

彼はテニスの道を選び、厳しい環境になりふり構わず身を投げ入れた。

まさにその努力の結果である。

だが、まさか体育会を相手に戦えるなんて。

自分より上のレベルを見て、挑んでいく後輩が出てきてくれた。

いつの間にか母校の後輩達は毎年何十人も入部し、殆どが辞めず3年間頑張る、なので2面のコートが溢れんばかりの人で賑わうようになった。

一度無くなった女子部は1人が突然乗り込んできて、どこからともなく2人集まり、今では当たり前のように全学年に部員がいる。

男子も女子も何人も続いて本戦に出るようになり、団体戦も地区では入賞一歩手前まで迫るようになった。

俺は一度も本戦に辿り着けなかった。

団体戦なんてどれだけ勝ち上がれるか、上位目指してどう勝ち抜くかなんて考えていただろうか、エースがこの程度なのか。

だが、後輩は何人も本戦に行って、素晴らしい部活を創り、自分を見事上回っていった。

それなのに、未だに思う。

綾高のテニス部で誰よりも必死にやったのは自分だ。

人数、士気、練習の質、例えどれで劣っていたとしても気持ちだけは負けてないはずだ。

なんて、既に終わった過去の事をまだ引きずっている。

後輩達が誇らしくも妬ましくも思える。

自分の中で一番深い思い入れがあるのが高校で過ごした3年間。

人生の面でもテニスの面でもこれが今の自分の軸になっている。

その餓鬼臭い進歩の無い思いがありながら、グダグダやってきて予選負け、初戦負け、テニス以前の問題、勝ち負けを受け入れる事もできない。

しっかりやる事から悉く逃げてきた、その報いは受けなくてはならない。

自分の情けなさにはもううんざりだ。

今のまま何年、何十年やっても何も変わらないだろう。

いつまでもJOPに挑まず、成長の機会を逃し、自分自身からひたすら逃げ続ける。
こんな愚行はもう終わりにしなくてはならない。

だからようやく目標を叶える為に、JOPの大会に出る事にした。

大会のランクはJ2、自分は詳しく無いので後輩に確認したところ、これが一番下のカテゴリーになるらしい。

きっともうこれより上のレベルの大会に出る事は無い。

これが自分のテニス人生の中での大一番になる。

日本ランキングが付く大会、全日本へ繋がっていく大会。

その大会で、市民大会予選負けの自分なんかに何ができるのだろうか。

中学やサークル、コーチ時代に自分より強かった人達でさえ出ていないのに、自分が出ていいのだろうか。皆どこへ行ってしまったんだ。

対等に戦うには、テニスをする為には、全力を出し尽くさなくてはならない。

これで今までの努力相応の結果が出るのが大会というものだ。最終決戦だ。総力戦だ。総決算だ。

俺に待ち受けているのは0-8か?

大会に相応しくない無知で無様な姿か?

どんなに後悔する結果でも受け入れるしかない。

それがお前のやってきた事だ。

俺の最終決戦、初戦の相手は調べてみると日本ランキング900位台、しばらくJOPに出ていなかったようで最近復帰したらしい。

検索すると沢山試合に出ている、SNSを覗くとテニス色が華やかで眩しい。

テニスを続ける理由の1つとして、現役の壁になりたいという思いがある。と、綴っている。

俺がテニスをやる理由とは何だ?

こんな人と戦う、それ相応の資格が俺にはあるのだろうか。

相手のテニスに失礼のないプレーをできるのだろうか。

それは相手と戦うに相応しい理由なのだろうか。

さあどうする?経験もレベルも気持ちさえも届かなそうな相手に対してどう戦う?

何一つ歯が立たず負けていくのが最終決戦でいいのか?

絶対勝てないから出ない、負けるのが怖いから本気でぶつからない、勝つ為に踏ん張らず、端から勝負をしないのが母校のテニスのやり方か?それがエースのする事か?

まあ、自分が格上の立場で臨む事は今まで一度たりとも無かったがね。いつだって劣勢だぜ。

だったらやる事は今も昔も変わらない。

 

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会場はここ。

昔一度だけ来た事がある。

JTAの大会は意外と近所だった。

以前は原付で行ったけど、お外寒いしね、電車とバスでのんびり行きますとも。

室内のテニスコートって照明が眩しかったり暗さが気になったりしてあまり得意じゃない。

そういう言い出すと海沿いのコートは風強くて嫌、オムニコートはバウンドが滑る感じでやり難い、クレーコートは汚れるから遠慮したい・・・というかこのレベルで自分に有利になるコートって無いよね、やるしかないね。

今回、ラケットは本当はグラファイトを使いたくて2本ショート化して準備していたのだが、残念ながらエスマからの移行が間に合わなかった。

エスマで勝ってる印象があんまり無いけど、これでも勝つ事を考えて選んだラケット、そこまで悪い選択ではないと思いたい。

まあきっかけはオークションで安かったのと物珍しさからだけどね。すまんねエスマッハ。

今回もこうして試合前にガット張り立てで臨むが、テンション維持の悪いポリって特に張り立てとそれ以外では感覚が相当変わる。

普段の練習は緩んだ物を使って本番にいきなり張り立てって、よくよく考えたら大丈夫なのだろうか。

いくらプロでも毎回の練習が常に張り立てってのも無いんじゃないの。

アルパワー使ってる人なんか打球感の変化が顕著なはずだけど一体どうしてるんだろう。

一回でも勝っちゃったらびっくりって次元だと分かってるのに意気込んで張っちゃって、どうなんだろうね。

ま、ほぼ確実に負けるからってぼけっとしてるだけじゃ奇跡も起きないがね。

今朝は久々に良い感じで張れた。全盛期ばりのスピードかな?

ちなみに普段はステンシルを塗ってるけど、いくらなんでもここで契約選手ごっこをする勇気は無かった。

ほれ見ろ、自分より前の試合、どのコートも皆打ち方がごっつい。

試合前のラリーの練習とかさ、皆平然としっかり打ってる。

そもそも自分は練習で意識してやっても全然ボールが続いた試しが無いのに、まず試合前の練習が鬼門。

無理矢理参加してしまったけどこの中に紛れ込むのはやっぱ無理があるね。

もう練習だけで緊張と体力がヤバい。

ちゃんと打とうとするには精神力と体力がとてもいる。

一番苦手なボレーの練習なんてもっての他、ヘタクソが即バレちゃうじゃない。

コートに入った時はかなり後悔した。

試合待ってる選手沢山いるし、すっげー恐い。

自分がこの大会に分不相応な自覚があるからテニスをするだけで怒られそうな、とにかく色んな不安が今更出てくる。すっげー今更。

試合は相手のサーブから。

ウィニング・アグリー読者の自分はリターンを取ろうとしたのでちょっとラッキーでしたが、そもそもリターンが苦手で一発目からのミスが非常に多い。

当てて吹っ飛んだり、振ってボテボテのネットとか、リターンを返せないからすぐ終わってしまう。

あっさりキープされて迎えた自分のサービスゲーム、サーブも確率がファースト3割、セカンド6割で非常に悪い。

ファーストはリスクあるから多少(!?)入らなくてもしょうがないと最近まで思っていたのですが、冷静に振り返ってみるとどの相手もファーストの確率が高くてうんざりした記憶が・・・あれ?もしかして3割って確率低過ぎ・・・?もっとヤバいのセカンド6割か。

このJTAの大会でさえ最初のサービスゲームからいきなりダブルフォルトを3回も出して自分でドン引き。

ただ、どうも相手がリターンをミスしてくれる。

どうやらカーペットコートのおかげで球足が速くなってくれているらしい。

普段ろくに回転かからないセカンドも今日は割と曲がったり落ちたりしているように見える。

今日張り立てのポリジナモスのおかげか。

この恩恵に預かってデュースを繰り返しながらもサービスゲームをキープして3-4まで行く。

しかし4回目のサービスゲームでとうとうブレイクされてしまう。

相手が慣れてボールが返ってくるようになると、ラリーが苦手な自分がUEの嵐。

そもそもラリーが繋がらないと相手のプレースタイルもよく見えてこない。

こういうレベル、ヤバいレベルが相手だとどうしても先に攻めようとしてしまう・・・あ、いや、どんなレベルが相手でも攻めしかしてないわ。

今まで散々自滅を繰り返してきたのに、攻めなきゃこの相手には勝てないと直感が体を動かす。

ミスったらどうしようとかそういう警戒心が浮かばない脳筋状態で、足を動かさず腕だけが先走って打ち込みをネット、ネット、ネット。

相手はやや守りに入っている、自分が打ち返せないスピードの球はあまり出てこない、けど先手を打たれたらおしまいだと思うあまりに攻める。

途中でプレーを変えてボールを繋ぐ事を意識しようかと考えたものの、ボールをもっと厚く捉えて回転増やすぐらいで留めてアタック。

相手がバックハンド中心に攻めてきたので、フォアより安定して面に当てられるバックにきてくれて良かった。

まあバックは3球以内に高い確率でミスるんでフォアの方がラリー繋がるんですけど。

攻めるなら攻めるでもっとボールを呼び込んでから振るか、そもそも自分から動いて打ちに行くかしないと。

もっと試合の状況を見る事ができたら、このレベルのプレーに慣れていれば、もっとゲーム数取れていたかもしれない・・・一番デカいのはサービスか。

試合結果は3-8で一回戦負け。

3-4までは接戦だと思ったのに数字を見ると大差の負け。

よくもまあ3つキープできたものである、あんな綱渡り状態で・・・。

ビビってるのか、でもその癖ミス連発なのに不安があまり無いという、脳筋ここに極まれり。

舞い上がっていたのだろうか。

これが、俺が今まで避けてきた目標。

恐がっていた割には夢中で攻めた。

最後の最後まで選手でいる事ができた。

それにしても後輩は凄い。

こんなレベルで、まともに戦えるかも怪しい場所で俺よりも先に挑戦してしまった。

一人で頑張る、一人で戦うって緊張するし恐いし不安になる。

JTAに挑んだ綾高テニス部OBなんて彼一人じゃないのか、少なくとも今戦ってるのは彼一人だろう、先輩として申し訳ない。

遅れた分、せめて1勝でももぎ取らなければまだ終われない。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:47 | コメントをどうぞ