月別アーカイブ: 2013年11月

東京港トンネルの怪

一昨日の木曜日、お昼ごろ

東戸塚から愛車スカイラインで印西に向かった。

カーナビのハードディスクに入っている

最近の眠気覚ましの決定版

「相川七瀬」の曲が流れている。

大昔のヒット曲「トラブルメーカー」が終わって少し

突然、ストップ

スピーカーからは「ビー」と言う雑音。

カーナビの画面もそのときの位置で固まった。

電源ボタンを押しても

タッチパネルに触っても

曲の早送りもだめ

なぜか音量だけは操作できる。

ボリュームを絞って

とりあえずそのまま。

画面は首都高速、湾岸線、東京港トンネルの入り口

横浜側で止まったまま。

1311toukyoukou

赤い矢印のところ

ホントの画面では矢印が

トンネル入り口を指して上を向いたまま。

幕張のパーキングにつくまで継続。

 

結局エンジンを切って

コンピューターがリセットされ

幕張のパーキングを出るときには

何事も無く動いている。

相川七瀬が1曲戻った以外は。

 

コンピュータのフリーズだから

たまにはあることなのだろうが

実は初めてではないのだ。

この夏ごろから始まり

これが3回目、もしかしたら4回目。

 

それがいつもここなのだ。

湾岸線、東行き、東京港トンネルの入り口。

一番右の追い越し車線。

同じ場所、帰りの西行き車線では大丈夫。

というより、他でフリーズしたことはナイ。

ここは千葉へ行くときにしょっちゅう通るところ

必ず毎回、フリーズするわけでもない。

大抵は大丈夫。

 

湾岸線、東行き、東京港トンネルの入り口

何かあるのだろうか?

どっかのスパイが電波を出しているとか

すぐとなりの火力発電所のテロ対策兵器とか

ここのデータにバグがあるとか

それとも、トンネル工事のときのたたりとか。

追い越し車線飛ばしすぎの警告? たたり?

 

「トラブルメーカー」で止まったが

これをかけていたのは今回が初めて。

決して、「相川七瀬」が悪いのではない。

 

東京港トンネルの怪、なのだ。

 

カテゴリー: くるま | 投稿者松原コーチ 21:03 | コメントは受け付けていません。

フォアの形で待つわけ

ラケット面を下向きにして

手首もフォアの形にして待つ。

CIMG5314b55

それはフォアのほうがバックに比べて

自由度が高く、デリケートだから。

そこまで厳密にやらないとトッチラカルからだ。

 

フォアハンドは腕をひねらないで引き、スウィングするから

a00002000333

テイクバックで面が後ろ向きになる。

nisi131101

それに対し、バックハンドは

面を垂直に保つ感覚を大切にする。

だからテイクバックは

cimg5334_3

むしろ少し面を上向きに引き

振り出してからは垂直面を保つのだ。

これは両手バックも同じ。

このフォアバックの違いがわからないと

どちらかが苦手になるから、要注意。

バックハンドには垂直面を感じるセンスがあるのだろう。

フォアハンドでは無理。

 

だから、構えの時はフォアハンドの形に集中する。

 

バックハンドはすぐにそのグリップで引き始められるような

グリップチェンジができるような

左手の位置が重要なのだ。

 

引いたとき

フォアハンドは面が下向き、高く上げれば後ろ向き。

バックハンドはやや上向き加減。

決して共通にしないこと。 テニス

 

 

 

 

 

カテゴリー: 技術全般 | 投稿者松原コーチ 19:38 | 1件のコメント

待っているときのグリップ

『テニプリ』 さんの質問の後半です。

カラオケ  松原さんは普段の構えのときに、
左手がラケットのどこを持っているのか、
教えていただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。  ?

 

 

水瓶座  私の答えです。

これが私がリターンなど

ストロークで待っている時のグリップと手や腕の形です。

1311fgtaiki

右手はフォアハンドのセミウェスタングリップ

手首の形もフォアハンドインパクトと同じ。。

左手はトップスピンバックハンドのテイクバック用の指位置。

そのテイクバック、引き終わりはこう。

1311bgtb

左手で少し上向きの、バックハンドのテイクバック面を作っています。

この左手の形を作るために

先ほどの構えで左手の指を不自然に添えていたのです。

バックに来た、と思った瞬間に

左手で面を作りながらテイクバック

同時に、右手はバックハンドセミウェスタンにチェンジしていきます。

もし相手ボールがフォアに来たら

1枚目の写真のまま、凹型の振り子で引いていきます。

フォアハンドはこのまま一切の変更なしで

テイクバック、そして一気にヒットです。

構えではフォアハンド優先、バックはかなり窮屈しているのです。

 

私は片手打ちなのでこうしましたが

両手打ちの奈良くるみさんだと

1311nara

左手が両手バックの左手位置になっています。

フォア優先なので左手はかなり窮屈。

フォアは私と同じ考え方です。

このまま一気に、リターンエースです。 テニス

 

フォア、バック、両方に意味のある解答があればいいのです。

 

 

カテゴリー: 技術全般 | 投稿者松原コーチ 18:35 | コメントは受け付けていません。

スパニッシュドリルとは

『momotaro』 さんから表題の質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

カラオケ 松原コーチ
いつも参考にさせていただいております。
ところで、スパニッシュドリルとはどのようなものなのでしょうか。

流れからいくと、フットワークのドリルと推察します。
還暦過ぎて、フットワークの衰えを感じております。
よろしくご教示下さい。

Momotaro

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

スパニッシュドリルとは

現在の強いスペインテニスを作ったといわれている練習法です。

ご推察とおり

フットワークのドリルでもあるのですが

身体の使い方、体重の移動も含めた打球練習法でもあり

スタミナ養成のハードトレーニングでもあるのです。

かなりきついです。

 

この、丸をつけた4ヶ所のどれかにコーチが球出しをします。

supD2

次に、他の3ヶ所へ球出し。

それを繰り返します。

1311djokmae

この4ヶ所間の動きができれば

そしてそこからどこへでも打てれば

すべてのショットをこなせる。

それを身につけさせるためのドリルなのです。

1311djokyokoback

低いレベルでは

フォアの前、フォアの後、バックの前、バックの後

これを2回り。

決まったパターンで出します。

1311djousiro

それなりにできるようになったら

パターンを変える。

1311djokovic

上級になれば、パターンを決めないで行う。

コーチが打球方向やフォアバックなどを

直前に指示しながら対応させたりする。

 

中級や上級のジュニアなら3人で交代しながら8本ずつ。

トップジュニアや体育会の大学生なら、2人で12本くらいでしょうか。

 

スペインの選手はこれを1人で5分も10分もやり続けるそうで

そうなると、人間を超えた体力。

彼らはフレンチオープンで負けかけていても

試合時間が4時間を越えたら

そこから、必ず逆転すると考えているようです。 テニス

 

 

カテゴリー: 練習法 | 投稿者松原コーチ 17:50 | 1件のコメント

月例の印西女ダブ

11月25日月曜

松原テニスクラブ印西、月例の女子ダブルス大会だ。

インドア3面を使用し

131125zennkei

今回は15ペアーが参加

女子テニス連盟のC級に昇格しようというクラスなので

試合運びはまだまだだが

みんな少しずつレベルアップし、熱戦が展開された。

131125fv

131125nessenn

5ペアーずつ、3組での予選リーグの後

全組での本トーナメント

毎回参加数により

試合をたくさんできるように

予選の数や本戦の形式も変化させている。

イイカゲンなのか、良い加減なのか?

とにかく上達やレベルアップのきっかけになればいいのだ。

131125ou

 

大激戦の結果

予選A組で3位だった

当クラブの、北さん、宮崎さんのペアーが大逆転の優勝。

予選A組で1位だった沢野さん、加藤さんのペアーが

惜しくも敗れて、準優勝となった。

131125hyousyou

 皆さんお疲れさまでした

そして、ご参加と熱戦をありがとうございます。

 

さて、次回は12月16日、月曜日

北さん、宮崎さんに続く

実戦上達を目指す皆さんの参加をお待ちしています。

1月以降、毎回月曜日

1月27日、2月24日、3月24日、4月21日、・・・

と決まっているので

エントリーは松原テニスクラブ印西までお電話ください。

早い者勝ちでお待ちしています。

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 20:40 | コメントは受け付けていません。

左手の使い方など

『テニプリ』 さんから左手の使い方について質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

カラオケ  いつも参考にさせていただいています。
ストロークのときの左手の使い方を教えてほしいです。
フォアハンドを打つときによく「左手でボールをつかみにいけ」とか、
片手打ちバックハンドを打つときに「左手を開いてを開け」と、
言われることがあります。
松原さんの理論だとあまり左手の話が出てこないのですが、
実際のところ左手はあまり関係ないですか?
あと、松原さんは普段の構えのときに、
左手がラケットのどこを持っているのか、
教えていただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。

 

テニプリ より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

 

歩くとき

右足が出れば、左手が出るし

左足が出れば、右手が出ます。

細い1本橋を渡るには両手を挙げてバランスをとります。

 

普通に歩いていて転ばない方なら

以上のことは無意識にこなせると思います。

 

フォアハンドのときに

左手でボールを指差す決まりになると

時間がないときに

体を前向きにするのが間に合わなくなります。

 

ゴルフのように

いつでも、しっかり横向きを作ることができるなら

そうゆう教え方も有効かもしれませんが

テニスはそうじゃないことが多いのです。

 

余裕のあるときはしっかり横向きに

しかも、いい姿勢で打て、と言えば

ケルバー

手はそれなりの形になるし。

 

飛びついて、上体の向きを回さないでボレーし

動きを継続し、転ばないようにするには

untitled

左手はこの辺に出るでしょうし。

 

フォアハンドでスウィング途中の垂直な上体を保つには

左手は自然に曲がってきます。

federer1311fr

これらの動きは自然にできるので

無理に教える必要はないと思っています。

よっぽどおかしな形であれば直しますが

下手に教えると、動いたときに難しくなったりするかもしれません。

 

そうそう、これはやめたほうがいいと思っている左手。

スマッシュの構えで、「左手でボールを指差す」 こと

ここまで横向きを作らすと

うまく打てない人が多い。

特に大人になってテニスを始めた方は

左手をどけて、もっと前を向いたほうがいい。

 

私はジュニアでも、左手をどけさすことのほうが多いですよ。

 

 

私の構えの左手は今度写真を撮っておきます。 テニス

 

 

 

カテゴリー: 技術全般 | 投稿者松原コーチ 18:08 | 1件のコメント

ダブルスの詰め具合

『オレンジ』 さんからダブルスの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  こんにちは、いつもブログを楽しみに拝見させていだだいております。

今回は、ダブルスのフォーメーションについて質問させてください。

一般にテニスのスクールやテニスの指導書では、並行陣はストレートサイドの人が少し前で、クロスサイドの人が少し下がるという風に前に出た二人が段差がつくように構えるスタイルを教えます。

ですが、プロの男子のダブルスを観ていると、ストローカーに対して前に出たネットプレーヤーがほぼ同じ距離で立っている場合がほとんどのように見えます。

プロの男子ほど前には詰めれないとは思いますが、二人が横に同じ距離で立つ並行陣は一般レベルではやらないほうがいいでしょうか?

ご返答よろしくお願いします。

オレンジ より

 

 

 

水瓶座   私の答えです。

本来、ネットポジションの考え方として

スマッシュがベースラインまでカバーできるような範囲で

ボレーのためにはなるべく前がいい。

ということだと思います。

 

したがって、プロのポジションはああなるわけです。

 

アマチュアも基本的には同じように考えるべくだと思います。

ストレート側のネットマンも

あまり前に詰めたらロブで抜かれ放題ですよね。

クロス側のネットマンはロブが心配ないなら

後ろにいるのはもったいないのです。

bry1311a

サーブやレシーブがらみで

2人の詰め具合に差が出ることがありますが

基本的に、スマッシュできる範囲で

場合によってはそれも無視して、なるべく前です。

 

昔はローボレーでつないでおけば

いつかはネット側が勝ったのですが

最近は凄腕ストローカーが増えてきて

ぬるいボレーを打つとぶちのめされてしまうようになりました。

できる限り前に詰めてボレーすべきだと思います。

 ATP Masters Series - Rome

ただ、相棒がスマッシュできない場所に詰めた時は

写真のようにわざと詰めないでおく場合もあります。

 

2人のポジションが同じ深さだと

真ん中が重なって、譲り合ったりする不都合が

という理屈もあるようですが

プロの場合はどうせ譲りません

全部、自分のだと思っているので問題ありません。

そんな性格の人だけがプロになっているからでしょうが

 

スマッシュ力もプロの場合はみな高いので同じように詰められます。

アマチュアの場合

2人のスマッシュ力に差があるなら

叩ける人が後にいたほうがいいでしょう。

これも平行陣の中のミニ雁行ですが

ボールに対し、クロスの人が下がるわけではありません。

スマッシュ力のある人が後なのです。

ミックスだとはっきりこうなる場合があります。

 

理屈で考えた平行陣よりも

そのペアーの技量、得意ショットなどで考えた陣形のほうが

実践的だし、面白いと思いますよ。  テニス

 

 

カテゴリー: ダブルス | 投稿者松原コーチ 18:11 | 1件のコメント

私のラケットは

私の使っているラケットについて

『継続は、力なり』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です。

カラオケ  ヨネックスのラケットで、VCORE98DとVCORE98Xiは、どちらが
おすすめですか?
硬さなど教えてください。ラケットを購入したいので、すぐに教えて下さい。

 

 

獅子座  私の答えです。

ほとんど同じです。

yy98d

この98DがマイナーチェンジでXi98になりました。

すでに1年以上経ちますね。

現在、私のラケットはXi98です。

vcx98

少し、振動吸収がよくなったそうです。

そう言われればそうかな、という程度の差です。

基本的に一緒です。

それより私にとっては色の違いのほうが大きい。

ちょっと黒が多くなり、地味になってしまったのです。

ザンネン、残念、ざんねん。

でも1日でなれちゃいました。

それだけです。

どちらも、かなりしっかりしているけど

97のようにゴチゴチじゃない

安定性に優れた

ボールを捕まえた感のある、とても使いやすいラケットですよ。

皆さんにとっての問題ですが

98Dがチェンジしたわけですから、すでに売っていない。

Xiをお奨めするしかありません。

もし古いモデルが安くあれば、それでもOKです。 テニス

 

カテゴリー: ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 21:05 | 1件のコメント

すごいPC

パソコンを買った

自宅で使っているPCが突然落ち始めたのだ。

2週間くらい前から

たまたま、私が使っているときだけ

突然、凍り付いてしまったり、画面まっ黒になったり

警告ブザーも鳴っている。

オクサンやオジョウサンのときやネコが通ってもこない。

何度か落ちても、それがタマなら

何かの間違いだったかもで、さりげなく済ますつもりだったが

頻繁に落ち始めるとそうもいかない。

会社の帳簿などもこれでやっているので

仕事にも影響し始めた。

 

色々と対策してみたが、何の進展もない

ここはあきらめて新品に、ということでネットでさがした。

 

見つけたのがHPのメーカー直販

以前、スタッフ用に1台買ったことがある、HPのタワー型。

スリム型だと、通気性が悪く熱がこもってそれで壊れたのかな

なんて考えていたからなのだ。

1311pczenmen

まだ、表面のフィルムをはがしてないので、ぼおっとした姿。

付属品の確認と思い空けたら

1311pcdengen

電源アダプター?

あれ、ノートパソコンだったか?

それとも、メーカーで間違って入れた?

本体を出してみると

確かに電源ユニットがナイ

えーっ、本格風タワー型だよ!!!

持ち上げたら、とてつもなく軽い。

開けてみた

1311pcgaragara

確かに空け空け

左側、一番上のDVDドライブの下には

黒いハードディスクが1台あるだけ。

あと、ハードディスクの5台くらいは追加ができそう。

しかし配線を見るとどこにも追加のための余分がない。

 

まあ、中に電源も無いから発熱も少ないし

風通しは完璧だし

これなら、30年くらいは持つかもしれない。

 

パソコンの進歩もここまで来たのだ。  水瓶座

 

カテゴリー: 日記 | 投稿者松原コーチ 20:04 | 1件のコメント

動いて打つ その2

先週から急に冷え込んできた

それまで、レッスン中はポロシャツ1枚だったのに

その日は、ポロシャツの上にトレーナーを着て冬物のウォームアップも。

風が強かったのでそれでも寒い。

そして、私のジュニア初級レッスンには他クラスからの振替受講の少年が二人。

二人とも、なんと半そで短パン。  雪

しかもまだ初級者。

 

今日は、細かいことは言わない

ひたすら動かして、発熱し続けなければ凍死してしまう。

ラリーとスパニッシュドリルをメインに、動く、動かす、走らす。

 

その場に正確に送っても当らないかもしれない子達だが

走って空振りを繰り返しても、そのほうが親切。

えいやあっと、スパニッシュドリルで前後に走らせる。

 

ところがこれが、成功。

けっこう当たって、ボールが返ってくるのだ。

特にバックの両手打ちはバッチリ。

走ってきたので身体が回しにくい

余計なことをせずに小さなスウィングで打たすことに成功。

「オー、やるな」

nishi1311finis

ちゃんとその場で打てるようになったら

少しづつ、動きを入れていくのが普通のやり方だろうが

テニスというのはボールが動いているのだ。

難しく考えないで

動かしてしまうほうが勝手にうまくする方法なのかもしれない。

 

とても、勉強になったレッスンだった。

もちろん一人も凍死者は出さなかった。

 

 

カテゴリー: 技術全般 | 投稿者松原コーチ 17:11 | 2件のコメント