動いて打つ その2

先週から急に冷え込んできた

それまで、レッスン中はポロシャツ1枚だったのに

その日は、ポロシャツの上にトレーナーを着て冬物のウォームアップも。

風が強かったのでそれでも寒い。

そして、私のジュニア初級レッスンには他クラスからの振替受講の少年が二人。

二人とも、なんと半そで短パン。  雪

しかもまだ初級者。

 

今日は、細かいことは言わない

ひたすら動かして、発熱し続けなければ凍死してしまう。

ラリーとスパニッシュドリルをメインに、動く、動かす、走らす。

 

その場に正確に送っても当らないかもしれない子達だが

走って空振りを繰り返しても、そのほうが親切。

えいやあっと、スパニッシュドリルで前後に走らせる。

 

ところがこれが、成功。

けっこう当たって、ボールが返ってくるのだ。

特にバックの両手打ちはバッチリ。

走ってきたので身体が回しにくい

余計なことをせずに小さなスウィングで打たすことに成功。

「オー、やるな」

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ちゃんとその場で打てるようになったら

少しづつ、動きを入れていくのが普通のやり方だろうが

テニスというのはボールが動いているのだ。

難しく考えないで

動かしてしまうほうが勝手にうまくする方法なのかもしれない。

 

とても、勉強になったレッスンだった。

もちろん一人も凍死者は出さなかった。

 

 


カテゴリー: 技術全般 | 投稿者松原コーチ 17:11 | 2件のコメント