ダニエルのサーブを

デビスカップ、チェコ戦、残念だった。

錦織が出ていれば ・・・

なんて思うけれど

それも含めてすべてが日本の実力

選手たちはほんとによく頑張ったと思う。

 

今回、錦織が出ていれば ・・・

の代わりに

ダニエル太郎の試合を始めてみることができた。

なかなか、しぶといテニスで

スペインで練習しているのがよくわかる。

 

これでサーブがすごければ

日本国内レベルでいえばそんなに悪くはないが

世界のトップに行くには

当たり前に、200㎞/hは越えてほしい。

まして190cmの身長

筋力をつければ

下半身なんか使わずに、腕力で打つだけでも行けるだろう。

まあ、腕だけというのももったいないので

下半身も使うとして

ちょっと気になったのが

足と腕を使うタイミングのちょっとしたこと。

 

下半身、特にひざの使い方については

こうゆうこと

強力なサーバーはすべてと言ってもいいと思うが

ar1404sr

ラケットヘッドが垂れ下がりきる前に

ひざはすでに伸びている。

この後、上体がもう少し立っていき

ラケットヘッドがさらに垂れ下がる。

 

ヒザー  (伸び終わって)

ウデー  (を振り上げ始める) のが大切なのだ。

 

そしてインパクト少し前まで

上体の動きに遅れていた

ラケットヘッドが

インパクト直前に体や腕を追い越していく。

だからこうなる。

sampuras1403

意識すべきポイントは

ひざを曲げすぎないこと

ひざをゆっくり伸ばしていくこと。

15cmジャンプして

肘を上に残すようにして

腕力で一気にフィニッシュ。

なのだ。

 

彼はすでにこんなフィニッシュの写真があるくらいなので

dt1404srfin

練習していくにつれて、腕力が付くにつれて

勝手に

実現しちゃうと思うが

(プロになる人、100位以内に入る人はそんなもの)

同じような欠点を持つプレーヤーたち

違った知識を持つコーチも多いので

ちょうどいいサンプルと思い使わせてもらった。

 

デ杯チームの他のメンバーはすべて

200km/hをクリアーしている

ダニエル太郎には

ぜひ、200km/hを当たり前にしてほしい。

そしたら来年か再来年の

デ杯決勝を ・・・           テニス

 

 


カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 20:00 | コメントは受け付けていません。