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ラケットの重さと素材

『momotaro』 さんからもう1つの質問です。

以下がコメントのその部分。

 

カラオケ  もう一つ、ラケットについての質問です。
重量についてですが、”ためブロ”さんはHEAD GRAPHENE SPEED REVがお気に入りで、強い球にも打ち負けないとの感想でした。私のイメージとしては、やはり軽いと重い球には撃ち負けるんじゃないの?と思うのです。ためブロさんはいつもスイートスポットで打てるから、そういう感想になったのでしょうか。それとも、新素材故なのでしょうか。
ラケットの重量についてのご意見をお聞かせ下さい。

よろしくお願いします。

momotaro

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

 

最近のラケットはほとんど全てが

炭素繊維でできています。

カーボンとかグラファイトとか呼ばれています。

 

炭素繊維のすごいのは軽いのに強いこと。

だから必要な強度を持ったラケットを軽量に作れる。

軽量に作れるということは

重量が少し増えてもいいなら

どんな形、どんな重量配分でも作れるということ。

だから、理論的に考えうる最適のラケットが作れる

ということだと思います。

 

そんなわけで、昔より軽く作っても

少し重いボールに打ち負けなくなったということだと思います。

でも当然、軽くできる限界があると思います。

極端なことを言うとボールより軽いラケットだと

ボールに弾き飛ばされるでしょう。

まあ、冗談はさておき

現実には、飛んでくるボールは相手が打つわけですから

その相手により、ボールの重さが違う。

一般プレーヤーなら

フレームが270gくらいあれば充分はじき返せるでしょうし

プロなら、330gくらいは必要なんじゃないでしょうか。

ちなみに松原さんのはちょうど中間くらい

305gです。

vcx98-146x300

質問にあった、HEADのラケットのことはよく知りませんが

ためブロさん』 の場合

他のラケットだと

いつも真ん中をはずしている、というわけではないと思いますので

たまたま、今回だけ

「スイートスポットで打ったから」、ではないと思います。

 

ラケットはプレーヤーにより

必要な要件が違います。

私ならフォアハンドで全て判断しますが

コーチたちの中にも

ボレーの打ち心地やコントロール感で判断する人もいます。

 

だから、最適な面の大きさやバランス点

重量配分も違っていますので

最適化されたラケットはいくとおりも考えられます。

 

最終的には、自分で打って判断するしかないですね。  テニス

 

 

カテゴリー: ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 15:05 | コメントは受け付けていません。