深さの打ち分けは

『このくらい』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  あけましておめでとうございます。
毎回毎回、楽しみにアップを拝見させてもらっています。

いつぞや松原コーチが「面を感じて打つこと」が大事を書かれていましたが、最近になってそのことを痛感しています。

私は「面を感じて打つことができる」と言っていましたね。

回転をかけて安定させることは重要だと思いますが、なんとかコートに収めようと、無理に回転を掛けようとしたりしていましたが、結局は面の作りで入るか入らないかが決まるんだな…と。

で、質問です。
コースを狙うことは面を向ける方向で決まりますが、深さ(長い・短い)はどのように調節すればいいのか、どこにポイントがあるのか、ご教授願います。

このくらい より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

たぶん、フォアハンドの質問だと思うので

そのつもりの答えです。

 

面の向きで調節したら

すごく不安定になると思います。

だから面は垂直で固定する。

そして、スウィングで調整です。

下に向けて振れば下に行くし

上に向けて振れば上です。

 

実際のプレーでは

スウィングの軌道の高さとフィニッシュで調整です。

このことに関しては

バックでも、薄いグリップのフラットでも

基本的な考え方は一緒です。

 

さて、フォアハンド

ワイパースウィングのトップスピンですが

nadalsf1501c

緑色のように振れば少し上気味に飛び出して

深く入ります。

黄色のように少し下向きの軌道を取れば

低い弾道で飛び出し

浅く、短めに入ります。

黒色と水色の線は手の位置の動きです。

 

その時、手にかける力の方向は

赤色の矢印

かなり下向きですで

この下向きが強ければ強いほど

下に、短く打てます。

ワイパーで遠心力がかかるので

ラケットの重みを中心に引っ張り込みながら打つわけです。

 

さっきの軌道の話を腕の動きに置き換えますと

肩を中心に大きな円を描けば深く

肘を中心に小さな円を描くと浅く打てます。

 

どちらにしてもフィニッシュは上体の左横です。  テニス

 

 

 


カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 15:30 | 4件のコメント