『レフティスタイル』 さんからボレーの質問です。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、おはようございます。
今回はボレーについてお考えをお聞きしたく思います。
我がサークルに私より少し年配で、ボレーのすごく上手い方がいます。
その方いわく、ボレーは一旦面でつかまえて、その後抜く(ドロップ)か、押す(通常ボレー)かする。そうするとミスが少ないとのことで、実際見ていると、そのようにボレーされているように見えます。
私はもっと単純に、ボレーは、スライスのストロークの前後(テイクバックとフォロースルー)を短くしたもの、そのスイングの中にボールがあるだけ、ってイメージなのですが、考え方は間違っているでしょうか?
その方はそのボレーの方が難しいと言われます。
前に松原コーチが解説された、「未来予想線をスイングする」というのを、最近よく意識していますが、インパクトのポイントが遅れるのもかなり改善され、心なしか球が伸びているようにも感じているのですが。
レフティスタイル より
私の答えです。
「スライスのストロークの前後(テイクバックとフォロースルー)を短くしたもの
そのスイングの中にボールがあるだけ、ってイメージ」
「未来予想線をスイングする」
というのは私の技術論、考え方ですね。
そして
その前提がアンダースピン
つまり、スライスボレーであるということです。
そして
話し方が、技術っぽい、理屈っぽい。
(素人でも再現できるように、玄人からいちゃもんをつけられないように)
出来事に対し
客観的なとらえ方をしようとしているのです。
それに対し
「ボレーは一旦面でつかまえて
その後抜く(ドロップ)か、押す(通常ボレー)かする。」
というのは
フラット気味のボレーが前提
そして言い方が、フィーリング的ですね。
物理的に考えれば
当たってからボールが離れるまでは
1000分の5秒くらいの世界
当たった後でどうするというのは考えようがないのですが
感覚という部分では
そうゆうこともありうるのです。
(実際には当たる前に動作は始まっているはずですが)
だから
その感覚を持てる天才肌の人には
それでいいんじゃないでしょうか。
ただ
我々凡人には
スライスのスウィングボレーの方が易しいような気がします。
そして
プロのボールを受けなくてはならない
プロ達もそうしているようです。
ところで
そんな人もフォアボレーはともかく
バックボレーではスウィングで打っていませんか?
スライスボレーだと
当然斜め上から切るわけで
スウィングですよね。
そして
その判りやすい理由で
上級者にバックボレーの苦手な人は少ない
逆に
フォアボレーはフラット気味に
当ててからどうにかしようとする人が多く
上級者でも、フォアボレーの苦手な人が多いのです。
それと
当ててからどうするでは
ダブルスでのパンチボレーなどは難しいでしょうね。