『なんちゃってマッケンロー』 さんからサーブの質問をいただきました
以下がそのコメントの全文です。
サーブについてお願いします。
テニス歴は30数年になり、週末にテニスを楽しみ、時々シニアの大会に出てリフレッシュしています。
俗に言うリンゴの皮むき系のスライスサーブで、それはそれでいいと割り切っているのですが、なかなか安定しません。
テニス365のコラムの「サーブにおける内部意識 下巻」のボールを包みこむ感覚のイラストを見て、間違っているのでは…と気がつきました。
私はインパクト時にラケットと地面は垂直の関係だと思っていたのですが、ほんのわずか被せる感覚が必要ということでしょうか。
大きくフォルトしたり、それを補おうと結果的に被せ気味でネット。ラケットと地面の関係を間違ってやってきたため、飛び出し(距離)が安定してない気がしますが、ご教授願います。
なんちゃってマッケンロー より
私の答えです
「リンゴの皮むき系のスライスサーブ」
これは肘を痛めやすいので
やりすぎないように気を付けた方がいいと思います。
さて
包み込むような感覚のイラストはこれでしょうか
大昔にテニスジャーナルの解説をしていたころの
イラストですね。
ちなみに
私の担当記事で
モデルも私です。
この打点を後ろ気味にして
包み込むような感じは
打球の距離感に対し重要な部分です。
この
インパクト辺りで (ちょっと前かな)
肘が止まっていき
ラケットヘッドが手を追い越すことで
包み込むような形になります。
こんな風に
上体の軸よりも打点が後ろなのです。
打点をもっと前にした方がスピードが出ると思われがちですが
それは全く逆
腕の内旋をうまく使って打った方がスピードも出るし
腕にも優しい
そうすると打点は
自然にこの辺になるのです。
そうすると距離感も大幅にアップ
ジャンピングスマッシュでも
ぶんなぐってなおかつベースライン内に収める
プロのスマッシュもみんなこんな風です。
スピンやフラットは回内を強く利かすので
スライスはそこまでしないので
このまま腕を下に引っ張り込む感じですね。
そうそう
打点の時の面の向きはほぼ垂直でOKです
少し上向きかもしれないし
少し下向き鴨
ほぼ垂直と思っていいと思います。
あっ、見えないかな?
包み込むとはこの面の向きの話ではなく
打点の位置と身体から腕の形の問題です。