月別アーカイブ: 2016年5月

コーチ研修会のご案内

私が講師をする

神奈川県テニス事業協会主催の

2016夏季神奈川県テニスコーチ研修会のご案内です。

期日は、6月30日の木曜日 9時30分から16時まで

昼食をはさんでみっちり

場所は、相模原インドアテニススクールのインドアカーペットコート

横浜線や京王線の橋本駅から歩ける範囲だし

駐車場も無料で完備

要項はこちら

CIMG0012

 

(写真は一昨年冬の講習会)

 

参加者は毎回

職業テニスコーチが半数

一般のテニス愛好者が半数といったところ。

初心者は難しいが

ある程度打てる人ならだれでも歓迎。

講習会の構成だが

最初に1時間ほど

私のテニス論を講義

CIMG0007

その後はすべて実技

私が打球法などを説明し

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皆さんにもやってもらって

それを私が矯正

というやり方で進める。

今回は特にこの矯正を

しっかり、皆さんに見てもらいたいと思っている。

どこに目をつけ、どう直すのか?

結果は?

CIMG0032

今回、技術の項目は

ちょっと欲張って

フォアハンド、サービスを中心にすべての基本技術。

お申し込みはメールで構わないので

生の松原さんを見に

どしどし参加してほしい。  テニス

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 16:32 | コメントは受け付けていません。

ワイパースウィングの高さ

『ホッシー』 さんからフォアハンドの質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  初めまして。ホッシーと申します。いつもありがたく拝見しています。
早速ですがフォアハンドについての質問です。
ワイパースイングで高いボールを打つ場合、テイクバック、スイングとも低いボールを打つ場合と同じ軌道にして、打点と体の向きだけ変える(手首を時計の 中心とすると低いボールはラケットヘッドが3時の位置、高いボールは12時の位置で打つ、高いボールは低いボールよりスイングの後の方で打つので体の向き も低いボールより前向き(左向き)になる)のでしょうか?
それともテイクバック、スイングともボールの高さに合わせて軌道全体を高くするのでしょうか?
後者にすると振り子スイングになりにくいので、スピンをかける場合は前者、フラット気味に叩きたい場合は後者なのかな?という気もします。
お手数ですがアドバイス頂ければと思います。

ホッシー より

 

 

 

水瓶座   私の答えです。

どんな球質で打つにしろ

高い打点なら高く構えますし

低い打点なら低く引くということになります。

 

これを見て

1604for

高い打点で振るような感じはないと思いますし

逆にこれなら

nadal1504fimp

低い打点はないような気がしませんか?

 

高い打点の時は

より上体は開き気味になり

インパクト後のアウトサイドイン

特に下に向かって

力強く引っ張りおろします。

 

 

それに比べ

低い打点ならもちろん上体は前向きですが

ちゃんと前を向いていればいいという程度

アウトサイドインの度合いも

低くなります。

 

球質によってどうか?

という部分ですが

打点の高さによらず

フラットなら

打点より極端に下から打つことはあり得ませんし

(うんと低いのにフラットは考えにくいですが)

トップスピンなら必ず下から捕えますね。

もちろん

高い打点の方がよりサイドスピン気味になるわけですから

下から度合いは低くなります。

 

まとめると

低い打点は

下からうんと振り上げて捕え

(3時より下に来ることはしょっちゅうありますよ)

1603djokfimp

肘を支点に

インパクト後

しっかり下にフィニッシュする。

 

高い打点だと

高いところから

少し振り上げながら

横に振って行って

1409serena

(なかなか高い写真が見つからない)

一番上で1時くらいでしょうか?

アウトサイドインでとらえ

下に向かってフィニッシュです。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:31 | 1件のコメント

ランクルFJ60

先日

ためにならないブログを見ていたら

ランドクルーザーの60(ロクマル)というのが登場した

懐かしがっていたら

5月5日はランクルの日だったようで

うちの、東戸塚松原テニススクールにも、60が来場

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この日はジュニアの試合イベント

参加者のお父さんの愛車だ。

 

実はこの丸目のランクルはFJ60といって

私が20年ほど前に乗っていたのとほぼ同じ仕様

ガソリン、4000CCのマニュアルミッション車

犬1匹、猫2匹を含む家族とともに

荷物を積んで、よくキャンプに行っていたころの愛車だ。

 

うちのオクサンは

ランクル1杯の幸せといっていた。

 

写真は撮っていないが

バックドアは観音開き

1ナンバーの普通貨物車

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20年前の、うちの大古車に比べて格段にキレイ

大切にされているようだ。

もう、ただ、タダ、懐かしい

大きな室内に必要最低限の装備

逆になんでも好きなようにいじれる

最高のおもちゃ

 

もっとも

小学生のお子さんは

窓を開けるのに

手をクルクルするのが大変と言っていたが ・・・

 

そうそう

うちの場合は

この前の黄色いスカイラインも

手をクルクルする、窓仕様

車というものはこうゆうものだと思っていた時代だったが

 

こうゆう

シンプルなクルマが

またまた、マタ、ほしくなってしまった。  車 (RV)

 

 

 

カテゴリー: くるま, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 19:14 | コメントは受け付けていません。

ワイパーにするには

フォアハンドでは

深さを自在にコントロールするために

トップスピンで

ワイパーショットを使うこと

特に

低くてもワイパーということをお話しした。

 

ワイパーショットというのは

こんなフィニッシュになる

1603nisikori finis

打球方向に右肩が向くくらいなのだ。

 

だって

インパクトでこれくらい

1603nisikorifor

打球方向に上体が真っ直ぐ向く

じゃなければ

上体の前でワイパーできない

インパクトが前向きならば

フィニッシュは当然

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どうも

無意識に

フィニッシュで前向き

と思っている人が多いようなので

見かけるたび

心がムズムズする。

 

今日は、当たり前のことと思いつつ

当たり前の話を語ってみた。

1601djokfimp

インパクトで前向きですよ。

念のためにもう一度チェックしてみてほしい。    テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:21 | 2件のコメント

サーブ打点の形

『なんちゃってマッケンロー』 さんからサーブの質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ   サーブについてお願いします。
テニス歴は30数年になり、週末にテニスを楽しみ、時々シニアの大会に出てリフレッシュしています。

俗に言うリンゴの皮むき系のスライスサーブで、それはそれでいいと割り切っているのですが、なかなか安定しません。

テニス365のコラムの「サーブにおける内部意識 下巻」のボールを包みこむ感覚のイラストを見て、間違っているのでは…と気がつきました。

私はインパクト時にラケットと地面は垂直の関係だと思っていたのですが、ほんのわずか被せる感覚が必要ということでしょうか。

大きくフォルトしたり、それを補おうと結果的に被せ気味でネット。ラケットと地面の関係を間違ってやってきたため、飛び出し(距離)が安定してない気がしますが、ご教授願います。

なんちゃってマッケンロー より

 

 

 

水瓶座   私の答えです

「リンゴの皮むき系のスライスサーブ」

これは肘を痛めやすいので

やりすぎないように気を付けた方がいいと思います。

 

さて

包み込むような感覚のイラストはこれでしょうか

vol03_05

大昔にテニスジャーナルの解説をしていたころの

イラストですね。

ちなみに

私の担当記事で

モデルも私です。

 

この打点を後ろ気味にして

包み込むような感じは

打球の距離感に対し重要な部分です。

 

この

インパクト辺りで (ちょっと前かな)

肘が止まっていき

ラケットヘッドが手を追い越すことで

包み込むような形になります。

TOMLJANOVI1412sr

こんな風に

上体の軸よりも打点が後ろなのです。

 

打点をもっと前にした方がスピードが出ると思われがちですが

それは全く逆

腕の内旋をうまく使って打った方がスピードも出るし

腕にも優しい

そうすると打点は

自然にこの辺になるのです。

 

そうすると距離感も大幅にアップ

sma1308

ジャンピングスマッシュでも

ぶんなぐってなおかつベースライン内に収める

プロのスマッシュもみんなこんな風です。

 

スピンやフラットは回内を強く利かすので

fini1412

スライスはそこまでしないので

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このまま腕を下に引っ張り込む感じですね。

 

そうそう

打点の時の面の向きはほぼ垂直でOKです

少し上向きかもしれないし

少し下向き鴨

ほぼ垂直と思っていいと思います。

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あっ、見えないかな?

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包み込むとはこの面の向きの話ではなく

打点の位置と身体から腕の形の問題です。  テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス, スマッシュ | 投稿者松原コーチ 20:04 | コメントは受け付けていません。

印西チーム戦春の陣

ゴールデンウィークを迎え

松原テニスクラブ印西では

恒例の 「チーム戦春の陣」 が開催された

クラブの会員やスクール生

鎌ケ谷市のトミーインドアのスクール生や

お友達も含め

おかげさまで大盛況

1チーム、約6名づつ、24チームが参加してくれた。

さっそく、3チームづつに分かれて予選リーグ

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外のコートと条件をそろえるため

インドアも屋根をオープン

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対戦の無いチームはハードコートのアトラクションへ

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サーブのストラックアウト

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今年から始まった、スピードガンコンテスト

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球出しでのストラックアウト

他にも壁ボレーなど

さてコートでは応援団も入って熱戦が ・・・

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応援の子供たちは通路と芝生で遊びまくる

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予選リーグが終わりおなかもすき始めたころ

芝生ではバーベキューが

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ハードコート横も人工芝コート側も

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松原さんはもちろん

みなさんがおなかを壊さぬよう

あちらこちらの焼け具合をチェック

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皆さん笑顔で迎えてくれる

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本当は

「また食べに来たの」、と思って ・・・

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さて

私の毎年の担当、ベストドレッサー賞の選考

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今年は鎌ケ谷方面から攻めてきた

かわいい、ネコさんたちのチームが獲得

アピール度が3チームほど伯仲の中

耳だけでなく

シッポまでこったところを評価した。

 

さて、本番の方

優勝したのは力強い男性陣で固めた

「チームJ松」 チーム

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実力派女性陣を主力にした

「ゆうとん」 チームに競り勝った。

 

この日は風が強い中

テニスには

皆さん苦労していたが

楽しく1日が過ぎてゆき

いいイベントができ

おなかもいっぱいで、私にも楽しい1日だった。

 

そうそう

風の強い中

緊迫した実戦の中

「チームJ松」 チームのように

脚を動かし

動きの中でネットプレーしていた人たちの安定感が光っていた。  テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 22:14 | コメントは受け付けていません。

一流になりきると

一流になりきると

素晴らしいフォーム

素晴らしい勢いで

相手コートに叩き込める。

 

一流の条件だが

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この時、すでにジャストミート

打ち終わりのガッツポーズまで

決まっているということ。

1604nisikorifor

ここからボールをよく見て、再調整することはない。

既に決定済みなのだ。

 

決定済みということは

相手ボールの軌道が完全に把握され

インパクトのタイミングまでが

自分の頭の中で

完全にプログラミングされているということ。

 

そして自分のスウィングだが

打つ場所 (浅いのか深いのか?)

打点の高さ

打つコースにより

毎回、スウィングの方向もフィニッシュの場所も違う。

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いつも同じフォームを保つのではない。

 

だから

その変化に対応できるよう

フォアハンドでは

ワイパースウィングが使われるのだ。

 

一流になりきるとは

相手ボールの軌道が完璧にイメージされていて

自分の完璧なフォームも

イメージできているということ。

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イメージできるなら

できるのだ。   テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:56 | コメントは受け付けていません。

むかしむかし北国では

若いころ

といっても石器時代ほどではない

ラケットはすでに木の時代になっていた。

その頃

遠い蝦夷地に住んでいた私には

一流選手のプレーを見るチャンスがめったになかった。

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このころ楽しみにしていたのは

国体への出場

 

高校生で参加しても

一般の試合を見ることができる。

当時の北海道は

弱い地域だったので

高校生の自分の試合は

早めに終わってしまう。

 

その後は他の試合の観戦になる。

国体には、関東や関西の県から

日本のトップクラスがたくさん出場している。

もちろんジュニアではなく

一般のトップクラス

これを

残りの日程中、見つめ続ける。

 

この後、地元に帰るのだが

帰ってからのプレーが素晴らしい。

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なんせ

なりきっている

自分が一流なのだ。

 

残念ながら

当時、国体は秋の終わりごろ

この後

蝦夷地は雪に覆われる。  雪

 

春の雪解け後

半年前に、一流になりきっていた私は

どこかに行ってしまったようだ。  スキー

 

 

さて

昔話はともかく

この、なりきることはとても重要

特にボールの飛んでくる感じとか

打球する臨場感とか

そして

身のこなし。

 

テレビでは難しい

有明コロシアムでも

A席、B席ではちょっと心もとない。

なるべく

選手のすぐそばで

選手と同じ方向を見て

すぐ後ろで感じ取りたいのだ。

 

そして

イメージが薄れないうちに

しっかり練習するしかない。  テニス

 

 

 

カテゴリー: ジュニア, 年寄りのひとりごと, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 19:00 | コメントは受け付けていません。