カテゴリー別アーカイブ: フォアハンド

トミーテニス塾

昨日、3月7日水曜日は毎月恒例

トミ―インドアスクールで松原コーチのテニス塾

いつもは松原さんの理屈に共鳴してくれる男の人たちばかり

なのに

今回はどうしたんでしょう

ご夫婦での参加の男性お一人を除き

5人が女性だった

CIMG6348

これはバックハンドでの面をキープする練習風景

手首の反省点が多いようだ

後で出てくるのと同じドリル

 

さて

1時間目はフォアハンド

凹型、振り子の構え方、引き方、その時の面の作りかた

この面作り、引き方作りがほとんどの話

これでしっかりと安定感が出てきた

それとラケットヘッドが手首を追い越さないこと

これでさらに安定感が

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次にバックハンド

手首の角度

片手の男性はくの字の角度

fedbk1608sitani

両手の女性たちは

Yの字の角度を

joko1608

どんな体勢になっても守り向く

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ということを強調した

その確認にオープンスタンスでジャンプして打ったが

ジョコビッチと同じとはいかないが

皆さん自然に対応していた

そうそう

面のキープは手首の角度保持が最重要だが

そのための面感覚

フォローで打球方向に向いていることの確認が

上と次の写真

CIMG6346

ボールかごでの水撒き、ボールまき

かごの開口部が打球方向に向かないと

ボールが後ろに戻ってくる

あの位置の私に降り注いだ場面もあった

 

最後はスライスとボレー

CIMG6350

アウトサイドインで切る

つまりテニスボールをスライスする

この種目も手首は固定で腕全体のスウィング

CIMG6355

ワンバウンドに対しては上から振れても

ノーバウンドだと心配で

という人が多かったが

徐々にスライスボレーになっていった

 

3時間の間、何度、「手首の固定」 と言ったろう

 

さて、次回のトミーテニス塾は、4月11日(水)の開催

たくさんの皆さんに生の松原コーチを体験してほしい。 テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント, バックハンド, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:32 | コメントは受け付けていません。

フォアの左右打ち分け

『キャプ』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  松原コーチ、こんばんは。
フォアハンドのアウトサイドインとインサイドアウトの時でどんなスイングイメージを持っているのか教えていただけないでしょうか?

逆クロスは特に問題なく打て、インサイドアウトというのもわかる気がします。
クロスが不得手で、アウトサイドインで打つということを意識して練習していますが、良いのかイマイチわかりません。

私としては、①「テイクバック完了したところから引っ張り込んでアウトサイドイン」よりも、②「テイクバック完了したところから一度アウトに出してインに引っ張る」ほうがクロスへ打つ感触が良かったです。ですが②の方は言うならば「イン→アウト→イン」でシンプルなスイングではない気が…

お時間ある時にでも、よろしくおねがいいたします。

キャプ より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

クロスでも逆クロスでも

それだけを練習すればどんな打ち方でも打てます

その方向を向いて打てばいいだけだから

 

重要なのは両方に打てること

 

逆クロを打って、短くなったのをクロスに決める、とか

続けて、使うのだから

2つの打法につながりがあること

 

そのためには

まずクロスに打てるようにすること

ラケットヘッドを遅らせないように

手首の角度を浅くする

そして

アウトサイドインでクロス方向にぶんなぐる

nisifstaore1708

逆クロスに打つには

クロスと同じテイクバックから

振り出しでラケットヘッドを遅らせ

1604nisifshippari

「手首の角度を深くする」

「上体の開きも大きく」  すると

ラケット面が逆クロスを向くので

その面でぶんなぐる

1709gcnisikori

野球なら流し打ち

だけど

上から見た形はこんなはず

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腕は円を描いて振るが

スウィングも手の動きも

ご覧のようにアウトサイドインしかありえない

手の位置をクロスに打てるよう

右、遠目にセットし

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この人は左、遠目だけど

腕を引っ張り込むのです

その時に先ほどの変化を織り込んで

クロス逆クロスを打ち分けるのです

 

スウィングはシンプルが一番

 

もちろん

強くアウトサイドインを感じたり

振り出しで

手の動きがインサイドアウトに感じたりはあるでしょうね。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:52 | 1件のコメント

大きなスウィング

これはフォアハンドの話

昨日の下川井テニスクラブでの練習会での出来事

やや薄いグリップで

滑かなフォアハンドを打つ、女性のIさん

時々、強打しようとするとふかす

薄めのグリップで

腕の動きを激しくすると

ラケットヘッドが遅れ

振り出しで

薄いグリップだと面が上向きになるからだ

 

薄めのグリップでの急加速はいけない

 

振り子に逆らわないで

常に滑かなスウィングを

意識して打ちましょう、とアドバイス

hurikofor1409

その時いただいた質問が

もっと小さなテイクバックにした方がいいのか?

というもの

「いやいや大きくて滑らかなスウィングの方が向いていますよ」

というのが私の答え

 

実はここで、とんでもない誤解が、我々2人を襲った

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大きなテイクバックを

Iさんは

赤い線のように

身体の前から上げるサーキュラースウィングと

思っていたらしい

 

当然面が上を向き、打てなくなってしまった

だから再度アドバイス

「あくまで振り子を守って大きく、なめらかに」

黄色い線のように引くことが大切なので

上体の後ろでループスウィングになってもいいし

ホントに振り子の往復運動でもいいのだ

それならどんなに大きくてもいいし

むしろ大きい方がより滑らかになりやすい

かくして

Iさんのフォアハンドは滑らかに安定した

 

大きいテイクバックはこうだと誤解している人

1411ngtb2

 

ご注意を願います

頭の突込みもそうだけれど

語句の定義というもの、なかなかに難しいものだ。  テニス

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:15 | 1件のコメント

クロス、逆クロス

『まーちゃん』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ   こんにちは。
いつも即効性のあるアドバイスをありがとうございます。

今回はフォアハンドをクロスにぶん殴るコツを教え下さい。

回り込んで逆クロスをややリバース気味に叩くのは割と得意なのですが、クロスになると頑張って打っている割に迫力がありません。
直線的に浅く行ったり、深く打とうとすると回転過多だったりします。

よろしくお願いします。

まーちゃん より

 

 

 

水瓶座   私の答えです

まず、クロスに打てるようにしておいて

それよりも

「上体を開き」

「ラケットヘッドを遅らせて」

「手首の角度をつけて」 、 逆クロス、というストーリーです

1709gcnisikori

まずは、クロスに打てないんだから

話しが逆じゃないかと思うかもしれませんが

ヒントは書いたつもり

 

「上体をあまり開かず」

といっても、打つ方に向くくらいは必要

「ラケットヘッドを遅らせず」

そうすれば、「手首に角度もできず」

面がクロス方向に向いて

クロスに打てます

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簡単に言えば

ラケットヘッドを引かないこと

 

ラケットを目いっぱい引いて

手首に角度をつけて

面を逆クロス方向に向けっぱなし

クロスに行かないのは当然でしょう

 

もう一つ大切なことがあります

「クロス方向に振る」 ということ

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アウトサイドイン

右遠くから、左に向かって振ることです

当然フィニッシュは上のように

身体の左側へ一気にシバク。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:18 | 2件のコメント

トミーテニス塾

今日はトミーインドアでの

松原コーチのテニス塾

塾生は女性1名のみ

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寸前まで、お二人だったが

ペアーの方はお子さんがインフルエンザのため

急きょリタイア

 

一人だけなのでほぼすべての技術をプライベートレッスン

次々にうまくした (と思う)

写真タイムは一瞬なので

ボレーのものしかない

CIMG6104

だけど

特にフォアハンドが印象深かったので

その話

 

いつものように

高い打点で、右から左にスウィングするワイパー

これでアウトサイドインを感じてから

だんだんと打点を下げていき

最後は膝の高さでも

ワイパーフルスウィングトップスピン

ものすごくうまくなっている

その後

バックやボレー、スマッシュにサーブ

最後に復習のフォアハンド

アウトサイドインはしっかり抜けている

 

再度

高いボールをワイパーで3本くらい打ってもらい

アウトサイドインのトップスピンをイメージしてもらい

ものすごいフォアハンドが復活

このアドバイスを覚えておいてくださいね

ということで終了した

 

そうそうボレーのスライス

CIMG6103

大きくゆっくり

インパクトでブレーキ

これもかなりうまくなってきた。 テニス

 

次回は、3月7日(水)

あっという間にうまく打てるようにしますので

たくさんの皆様

生の松原コーチに会いに来てください。テニス

 

 

カテゴリー: イベント, フォアハンド, ボレー | 投稿者松原コーチ 18:36 | 1件のコメント

スウィングも追いつく

『治りかけのテニスエルボー』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ   松原コーチ、いつも愛読しています。

女子ダブルスで、自分が後衛。
相手が浅い弾まない球を打ってきたときに、いつも右手を前に出しながら慌てて走り、ラケット面を上に向けて、バレーボールのように拾いに行き、アウトします。
体の向きは正面向いてます。
「あ、浅い」とネットを超えてから気づき、間に合わないため手を最初から伸ばし、身体が正面に向いていることがいけないのかなとは思ってますが。。。
『低く浅い球はサイドスピン』などのコーチのブログを読んで、球出し練習ではできますが、実戦だとできません。
対処法を教えていただけたら幸いです。お願いします。

治りかけのテニスエルボー より

 

 

 

水瓶座   私の答えです

「右手を前に出しながら慌てて走り・・・」

目に浮かぶようですね

 

答えを最初に言うと

右手を前に出しながら が×

〇は、「右手を引きながら、慌てて走ればいい」 のです

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そして

足が間に合うのと

ラケットが間に合うのを同時にする

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トップスピンでもスライスでも

フォアでもバックでも

ボレーでも

全てそうです

そうすればギリギリ追いつけば必ず返球できます

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フォアのサイドスピンは

球出しでできるのだが、試合では ・・・

ですが

もうひと手順踏みましょう

玉出しでできたら

次はラリーで

相手ボレーとの打ち合いが一番いかもしれません

相手にボレーで意地悪をしてもらいながら対処する

次に試合でできるようにすればいいのです。 水瓶座

 

そうそう

追いついた時に前向きのままとのことですが

ラケットを引きながら追いつけば

当然

腕以外の部分も必要な形をとりますよね。 ペンギン

 

 

カテゴリー: フォアハンド, フットワーク | 投稿者松原コーチ 20:09 | 1件のコメント

パスで抜かれない

『まーちゃん』 さんからの質問です

以下はその肝心部分

すべて読みたい人はこちらをクリック

 

カラオケ  松原コーチこんにちは。
シングルスでのネットプレーで質問があります。

相手の球が浅くなってアプローチを打つ場面で、バウンドが低く叩けない球を一度持ち上げて低いフィニッシュを心掛けているのですが…自分の打った球が弾んでしまいパスの餌食になってしまいます。

・・・・・

アドバイスをよろしくお願いします。

まーちゃん より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

コメントにはいろいろと書いてありましたが

ポイントは一つ

「ネットへ出たらパスで抜かれた」 ということ

じゃあ

パスをしっかり打たれないことしか対策はありません

パスをしっかり打てないボールでネットへ出る

 

適当に弾んだボールで

落ち着いてパスを打たせたら

最近の気の利いたトップスピナーには

全て抜かれます

それでも出るなら

ロジャー・フェデラーにならなければ無理

248557

じゃあどうするのか

高い打点から決め球を打って出る

決まらなかったときに念のためにボレーする

1709gcnisikori

もう一つ

打点がどうしても低いなら

腰を落としたりせず

フォアハンドのサイドスピンで出る

低い打点の時にサイドスピン気味に打てば

低い打点をこなせると同時に

向こう側のバウンドも低くなる

それでも相手に余裕をもたせたら抜かれるので

強烈に打つ必要があるのです

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とにかく

パスとボレーで勝負なんて考えていたら

必ず抜かれます

届かないボールを上手にボレーする方法を

松原さんも知らないのです。  テニス

 

そうそう

高速スライスという手もありますね

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でも

センターセオリーなんてダメ

とにかく

オープンコートへ走らせて

しっかりパスさせないことです。 テニス

 

 

 

カテゴリー: シングルス, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:59 | コメントは受け付けていません。

トップスピン量の誤解

一流プロのフォアハンド

すごい回転量なのだそうだ

3000rpm にも達するそうで

ナダルのピークだと、4500rpmという話も

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トップクラスの選手ほど数値が高いから

真似すべきという話もある

ホント ?

 

確かにプロの試合はスピンをかけた打ち合いが多いのだが

フェデラーやジョコビッチ、錦織が

スピン過多のすごいこすり上げをやっているようには見えない

1604nisifshippari

ここでちょっと解説

rpm という単位  回転数/分 の頭文字

1分間に何回転するのかという単位なのだ

つまり

同じ角度で振り上げて、こすれば

誰がやってもスウィングに対して同じくらい回転がかかるはず

なのに

じゃあ何が違う?

他の要素は

スウィングスピード

プロと一般プレーヤーでは

スウィングスピード

つまりボールのスピードが違う

 

このスピードに対しての回転量と考えると

答えが見えてくる鴨  ひよこ

 

プロの時速、120kmボールは

ベースライン間を、0.7秒でとびぬける

 

あなたの高速フォアハンドは時速80kmなので

1秒以上かかる

 

プロの回転数は3000rpmなので、35回転/0.7秒

あなたの2000rpmフォアハンドは、35回転/1.05秒

 

どちらも

同じようなスウィング角度で

同じような弾道

24mを35回転してぶっ飛んでいくのだ

 

結論

プロのスウィングはすごく速いということ

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そうそう

もちろんスピンをかけることの安心感で

だから

究極のスウィングスピードを実戦で出せるということもある

 

ますますスウィングスピードは速くなり

rpm もますます増えていく。 テニス

 

追伸

もしも 3000rpm という数値のみをまねすると

すごい高速トップスピンロブが ・・・  飛行機

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:48 | 2件のコメント

自然にトップスピンが

『光太朗』 さんからの質問

以下がコメントの質問部分です

 

カラオケ   ・・・

フォアハンドについて質問です。

野球歴が長くヘッドが下がりません。

どうしても上からもしくは水平に叩くクセがぬけません。

バックは開き直ってスライス もしくはパチンと合わせるフラットを多用しています。

フォアが不安定です。

打点も引き付けすぎで後ろになりがちです。

いっそのことコンチのグリップで引きつけてフラットとスライスで誤魔化す?
やっぱりダメですねぇ。

安定したフォアの為にはスピンが最適なんでしょう。

打点を前にとってしっかりと下からスピンをかける為のアドバイスをお願いします。

お忙しい中とは存じますが宜しくお願い申し上げます。

光太朗 より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

野球のクセだそうですが

新しいことをやるには新しいクセをつけるしかないわけで

あのクセがあるからどうとか考える必要はないと思います

自分で決めつけているだけです

ヘッドを下げて素振りしてみればいい

ここまではあっという間にできるでしょう

割り切って、思い切ってやるだけだと思います

そうすればそれがクセになります

1、2か月くらい割り切って集中すれば何とかなるもんです

 

さてフォアハンドのスウィングですが

いつもながら、またまた、またかの 「振り子」 です

hurikofor1411

肩を中心に凹型に弧を描いて振ります

ダウンスウィングから最下点を通り

前気味の打点でとらえれば

アッパースウィング状態でのヒット

自然にトップスピンが打てちゃいます

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水平じゃなく弧を描いて振るためには

しっかりイメージしながら素振りです

せめて10回くらいは振りましょう

しっかりイメージしながら

まずは形を確認しながらゆっくりと

数を多くしないことがコツです

次に

ボールを想像しながら

打点を前にするには

それも

タイミングも含め

しっかりイメージしながらの素振りです

1507nisikorifor

素振りで

前気味のトップスピンこすりあげの感じがつかんで

次に

球出しボールで打ってみればいい

その前に自分でワンバウンドさせて打ってもいいですね

 

それともう一つコツですが

ウルトラヘビー、猛烈多量トップスピンを練習しましょう

ちょっとトップスピン気味になんて考えると

トップスピンになりにくい

スピンのついでに前にも飛ぶくらいのイメージを持つといいです

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安心して打てるようになったらスピンを減らせばいいし

そのまま気に入ったらヘビートップスピンでナダルすればいい。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 17:46 | 2件のコメント

アガシのフォア

世界1のフォアハンド

それはアンドレ・アガシだと思う

アメリカの試合をテレビで見ていたら出てきた

金髪をなびかせて

agassi

その時に感じたのが

「ラケットヘッドを引かないな」 ということ

写真がないなあと思っていたら

365ネットの連続写真にあった

引かないでしょう

だから先日も言った通り

ラケットヘッドが走るし

面も安定する

そしてリターンがうまい

こっちも見てください

世界1のフォアだけど

世界1のリターンでもあるのです

金髪の少年

少し変わったけど

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世界1のフォアハンドはますますすごく

生涯グランドスラムを達成して引退

そうそう

サーブがものをいう一番の大会

ウィンブルドンもフォアハンドで制しているのです。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 14:07 | コメントは受け付けていません。