バックの構え位置

『まっつん』 さんからバックハンドの質問

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  松原コーチいつもお世話になっております。

バックハンドについてご教授ください。

手首をしっかりして、角度をキープ。
手首を体から離した遠い位置にセット。
右足の踏み込み。
左足ふくらはぎにこするくらいの気持ちで上下動スイング。
軽く腰の動きを合わせる。(使いすぎない)
手首をこねずにしっかり角度を維持してインパクト。

このときに、振りずらいことがあり、ちょっと考えたのですが、
ふくらはぎに落としていく際に、いつのまにか左手が邪魔していて、手首の角度が崩れていたのかも。

なので、打球方向に対して頭の(体の)真後ろを通るようなイメージで手首の角度を保ち振り出すのは、的を得ていますでしょうか。

少し振り易くなりタイミングが合わせやすくなるのと、ヘッドスピードが稼げるので、回転もかかり安定したかなと、思ったところで練習時間が終了し、1カ月ほど忙しくなりまともな練習ができなくなるため、この感覚が正しいものかいまいち自信がありません。

ご質問のたびに的外れのようで勇気がいりますが、
よろしくお願いいたします。

まっつん より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

「ふくらはぎに落としていく際に、いつのまにか左手が邪魔していて・・」

というのは

ちょっと左手を離すのが遅いのかもしれませんね

私の場合だと

一番高いところから降ろしていく

最初のところで左手は離れちゃいます

 

でも

「打球方向に対して頭の(体の)真後ろを通るようなイメージで

手首の角度を保ち振り出す」

というのでうまく打てるのなら

それでいいのではないでしょうか

もう少し低い気もしますが

エナンはそんな感じでしょうか

HeninBStb1410

ただ

あまり後ろに持っていきすぎると

振り遅れる可能性も増えるので

気を付けましょう

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うーん

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フェデラーでも

単に、上下動の振り子なだけではなく

頭の後ろ方向に手をもっていってると思うので

後ろに回す、「その回す量、その程度の感覚」

それを自分がどう感じているのか

それの人による違いだけなのかもしれません

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どっちにしても

うまくできたのであれば、その感覚は正しいのです。 テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 20:34 | 1件のコメント

スマッシュは手を顔から離す

『キャプ』 さんから質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  松原コーチ、こんばんは。

スマッシュについて教えていただきたいです。

スマッシュを待つときはグリップを顔の近くに構えると良い、などのアドバイスをよく聞きますがどうなんでしょうか?
先日松原コーチのサーブに対する記事で、肘を体の遠くに構えるのが強力サーブのコツだとありましたが、スマッシュはどうなんだろうと思った次第です。
グリップが顔の近くにあると押し出すスイングになりやすそうだなと…

またスマッシュのオススメの練習ってないでしょうか?
よくアップなどで軽くスマッシュはやりますが、あれだけでは不足だなと痛感しています。
球出しとか壁打ちとかできれば良いのですが、そういう練習環境がないのです。
アップでやる時に打ちにくい深めに出してもらうなどしか思いつきません。。。

お時間がある時にご回答いただけると幸いです。

キャプ より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

「肘を顔の遠くに構えるのが強力サーブのコツ」

じゃなくて

「手をを顔の遠くに構えるのが強力サーブのコツ」

じゃないですかね

もちろん肘も遠いのですが

tssr3c

というのは

そうすることにより肘の角度を90度にするためです

90度が内旋を一番しっかり使える角度だからです

もう一つは

深さのコントロールをよくするため

肘を顔の遠くに構えることにより

打点を上体の軸より後ろにし

usirodaten1609

パワーも最大

コントロールも最高の打点にするのです

 

「グリップが顔の近くにあると押し出すスイング」 になります

そのとおり パンチ

 

これらはすべてスマッシュでも同じこと

 

ついでに

vol01_02

深くに上がった厳しいロブを捕えるためにも

重要な要素なのです

 

ボールを打たない練習法ですが

私は18才のころ

ロブだと思ったとたんに後ろへスタートする

フットワークの練習をコート脇でやっていました

ベースラインまで一気に動けるようになります

 

ついでに

構えの手を顔から離し

打点を後ろにすれば

ベースライン近くから平然と決められるようになる鴨。  ひよこ

 

カテゴリー: サービス, スマッシュ | 投稿者松原コーチ 20:21 | 1件のコメント

トミーテニス塾

5月17日(水)は毎月恒例

トミーインドアスクールで、「松原コーチのテニス塾」

今回は1,2時間目がフォアハンド

3時間目がスマッシュとサーブだった

CIMG4217

参加者は男女3人づつで、計6人

半分女性というのは初めて鴨  ひよこ

フォアハンドは何といっても構え方

ほとんどの人が

インパクトの形より

構えた形の方が、ラケットヘッドが上がっている

つまり、手首の形が違うわけ

それと薄めのグリップの人は特に手首を固め

滑かな振り出しが必要

さらに、今回特に強調したのが

力の入れる方向と振り切り先

 

2時間目はワイパースウィングの習得から

これ自体が力の方向の話なので

うんとこだわった

 

皆さんかなり安定してきたようだ

 

3時間目はスマッシュのテンポ感

「ゆうっくりスウィング」 から始まり

ジャンピングスマッシュへ

身体を使いすぎないよう

いや、一切使わないつもりで振ってもらい

女性の皆さんんも鋭い当たりになった

 

そのスウィングをサーブへ

CIMG4217

そして後半はスピンのかけ方を

回転がないと

セカンドサーブの質がなかなかよくならないからだ

 

まずまず

皆さんの満足度、高めにいただけたと思う

 

さて次回のテニス塾は、6月14日(水)

6月29日(木) のコーチ研修会

ぜひ、是非、ゼヒ

生の松原コーチを見て聞いて

プロの打ち方、易しい打ち方を感じてもらいたい。  テニス

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 21:02 | 2件のコメント

下川井TCワンデイ

今日は

私も日曜日のレッスンを担当している

下川井テニスクラブで開催される

ワンデイ女子ダブルス大会の観戦

CIMG4206

参加者が8ペアーだったので

4ペアーづつ、2組に分かれての予選リーグ

各組、上位2ペアーづつの決勝リーグ

3,4位ペアーの順位リーという構成

予選で6ゲーム先取の試合を3試合

決勝でさらに全員が3試合づつのけっこうハードなスケジュール

4面のコートで進めるので常に全員がコートにいる

CIMG4203

しかし

これだけやると試合をしながら

すこしづつ、試合運びがうまっくなっていくのがわかる

運営は当社社員で、下川井TCのスクール支配人

御子柴コーチが担当

CIMG4208

もちろん

1ラウンド終了ごとに

少しづつ休憩を入れながらの進行なので

無事に終了

優勝は全試合に勝った

ティップネス鴨居の 森さん と東戸塚松原TSの 石原さんのペアー

CIMG4205

二人のストローク力と

森さんのボレー決定力が光っていた

 

この下川井TC ワンデイイベント

次回は5月29日(月)

さらに6月5日(月) にも予定されている

29日は印西の月例女子ダブルスの日なので松原さんは不在だが

6月5日(月) には、もう一度行こうと思っている

お話ししたり

おせっかいなアドバイスもしたりで

仲良くなった人たちもいる

ちょっとしたことや試合でのトライから

どんどんうまくなっていくのを見るのは

テニスコーチとしてとても楽しいものだ

プレーの邪魔はしないので

見かけたら声をかけてください

質問ももちろんOK

 

そうそう、下川井TCのワンデイ女子ダブルス

ぜひぜひ、エントリーしてくださいね。  テニス

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 19:35 | コメントは受け付けていません。

右下から右上へ振る

スピンサーブは

ラケットヘッドが垂れさがり

身体の後ろの右下側から

内旋と回内によって

spin1

肘を中心に、前腕が外向きに回転し

手首を固定したまま

斜め下向きの面でヒットする

spin2

だから、こちらにフィニッシュ

spin3

左下から右上に向かって振り上げる、と考えていると

キックするような鋭いスピンサーブにはならない

肘を中心に内旋、回内なのだ

 

全体の動きは

すでに引退した、ティム・ヘンマン先生に習ってほしい

これは、365ネットの学習ページにある動画と連続写真

連続写真だと肝心のコマがちょっと不足しているので

動画の方が抜けがなく、分かりやすいかもしれない

 

これに限らず

私の説明が分かりにくかったら

ここを覗いて

一流プロの技を見てみるといい

それからもう一度説明を読んでみると

わかりやすい鴨  ひよこ

 

それでもわからなかった人は

6月29日(木)の、2017夏季神奈川県テニスコーチ研修会 か

5月14日(水)、6月14日(水)の、トミーインドア 松原コーチのテニス塾 へ

生の松原さんを直かに、見に来てほしい。    テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 19:40 | 2件のコメント

手を顔から離す

スピンサーブで

安定して強烈に打ちたければ

ボールの右斜め上を叩く

spindaten

ここを叩くため

そして

腕の力が一番入るのが

肘の角度が90度の時

tssr4b

内旋を強力に使い

その形で振っていくためには

tssr3c

ここで手の位置を顔から離しておき

90度肘を作る

意識的に離さないとついつい

肘がもっと曲がってしまい

内旋ではなく

肘の屈曲で打つことになってしまう

それでは砲丸投げ?

押し出すしかなくなってしまう

 

だから手を顔から離し気味にし

spin1

打点の後ろの方から打っていくつもりだと

tssr5b

ボールの右斜め上をヒットできる

それができていれば

tssr8

こうゆうフィニッシュになるはず

腕を伸ばす方向に頑張らず

手を、顔から離れた後ろの方から

遠心力に逆らって

引っ張り込むイメージなのだ。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 19:50 | コメントは受け付けていません。

だからスピンサーブの向きは

スライスサーバーはアドコートが苦手

スピンサーバーはジュースコートが苦手だ

それは体の向きが不自然だから

先日、うちのクラブ

松原テニスクラブ印西

会員のSさんに、内緒で教えた話

アドコートの写真

(モデルは東戸塚校田村コーチ、Sさんではない

CIMG6351

Sさんにはここで

手と顔の間を空け

ボールを上から立たけるように

というのが、最初の話だったのだが

そうそう上の写真

これはアドコートではとても自然な景色

ラインに対ししっかり横向きに構えると思っているから

(実際はもう少しクローズドに構え)

アドコートに対し自然に体が回り

だからしっかり打球方向に向く

CIMG6356

結果

ほとんどのスピンサーバーはアドコート好き

 

同じことが

ジュースコートで行われれば

こう構えて

CIMG6353

こうなるはず

CIMG6354

ジュースコートも好きになるはずだが

なぜか

構えはベースラインに対し

アドコートと同角度で構える人が大半

CIMG6352

打球方向から見ると

明後日を向いている

これでは

同じ振り方をすれば

打球方向を向けず

ジュースコートにいるネットマンか

ネット右にいるボールボーイに直撃する

 

または

無理して小手先でジュースコートへ飛ばし

情けない当たりか

スライス回転気味になるか

そんなわけで

ジュースコート嫌いのスピンサーバーになる

 

これを直すには

インパクトからフィニッシュで

前向き、打球方向を向けるような

CIMG6353

もっと、前向き加減な構えにするといい

打球方向から見れば

どっちサイドも同じでいいはず

そうすれば

ジュースコートも好きなスピンサーバーになれる鴨  ひよこ

Sさんも、もちろん

しっかりしたスピンサーブが打てるようになった。  テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 17:50 | コメントは受け付けていません。

スピンサーブは前向きで

スピンサーブは斜め上に向かってに回転する

supinhoukou

それを作るためには

肘をまげて内旋していき

spin1

面が少し下向きでインパクト

spin2

ボールの右斜め上

ここに面をぶち当てる

spindaten

打球はほぼ、この正面に向かって飛んでいく

そして

フィニッシュが

spin3

上体の右側に来る

だから

 

スウィング方向は上体の右前方向になるが

ボール自体は切れて

ほぼ、上体の正面に向かって飛んでいく

身体の開きは、ほぼこの向きで止まる

だからフィニッシュの身体の向きは

錦織

打球方向と覚えておくといい

「スピンサーブは前向きで」

 

だから   ・・・     ひよこ

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 17:50 | コメントは受け付けていません。

スライスサーブのヒント

先日、下川井テニスクラブ、日曜日のレッスン

もちろん松原コーチ担当のクラス

体験レッスンに来られた方へ

スライスサーブのアドバイスをした

その方はアドコートからのサーブに勢いがない

身体が窮屈そうで、腕だけで押し込んでいる

何とかしてあげよう

 

スライスサーブというのは

スウィング方向よりも軌道が左にそれる

だから

ジュースコートでは

こんなふうに構え

CIMG5002

相手側のアドコートへ向かって振れば

左にそれて

ジュースコートに向かって飛んでいく

 

どちらのサイドにも同じように打てばいいのだからと

アドコートに移動し

ベースラインに対し同じ角度で構える人が多い

CIMG5005

その体験者の方も全くその通り

 

これでは

正面に向かって振りやすいわけで

相手コートのジュースコートに向かって振り

相手コートのアレーに向かって飛んでいく

 

それでは困るから

頑張ってもっと右側に向かって振る

または、フラット気味に

何とかアドコート側に飛んでは行くが

最初から前を向きすぎなので

身体の回転も使えないし

スピードも出にくいし

振りにくいのだから

コントロールもいまいち

セカンドは回転が少なく、恐々

 

ホントは

ジュースコートと同じ角度

それは打球方向に対して、というのが正解

同じ形にするには

CIMG5006

もちろん

打球方向に対して

トスを上げる腕の向きも

同様にしなければいけない

ということも付け加えておく。

 

たったこれだけのことで

伸び伸びとスウィングでき

威力が一気にアップ

 

コーチをしている人は

これだけで名コーチになれるから

覚えておいてほしいテクニックだ。  テニス

 

無料体験レッスン

冷やかしでも、お試しでも構いません

生の松原コーチに会いたいだけでも構わない

2時間目中上級クラスには現在

2名分の空きができたので

是非お電話をください。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:34 | コメントは受け付けていません。

いつもいい形になる

いつもいい形に

なるためには

djok1611frsisei

ここにボールがなくてはならない

ボールを念力で動かすわけにはいかないし

飛んでくるのを待ってもらうわけにもいかない

だから自分でそのタイミングに

その場所へ行くしかない

つまり

CIMG8825

たまたまじゃなく

いつものように、こんな写真になる子は

ちゃんと足を動かして

タイミングも取っているということ

 

どんな動かし方かというと

「 ダッ、ダ、ダ、ダッ、グウッ、バシッ 」

細かく足を「 ダッ、ダ、ダ、ダッ、  」 と動かし

大きく 「 グウッ、 」 と踏み込み

CIMG3261-0.3

踏ん張って

「 バシッ 」 とハードヒットするのです

CIMG3264+0

動きの中で

一瞬の静止

止まるのは振り出す直前の1回だけ

「 グウッ 」 っと、ためたところのみ

そうすれば

いい写真が撮れるし

安定したボールも打てるというわけ。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 14:30 | コメントは受け付けていません。