フォアハンドに入り込む

フォアハンドに限らないが

ちゃんといい形で打っているのに

ちょっと合わない

当たりそこなう

ちょっとエラーする

 

これはフォームよりも

動き方に問題があることが多い

 

こうゆう人は

走らされたショットはうまい

だけど

おいしい

動かないで打てるようなショットが怖い

 

大きなスウィングのフォアハンドは特に

インパクトに振り出したラケットのところに

間違いなく

ボールがあることが必要

 

ちがっていれば

当たりそこなうか

当てるためにスウィングの軌道修正をすれば

フォームが違ってくるか

 

どっちにしてもエラーになることが多いということ

 

それをなくすには最後の最後まで動くこと

だから動かされた時のボールは

大丈夫なのだ

 

じゃあ

あまりにもおいしいボールは?

 

必要なくても

最後まで動く

動いて勢いをつけて

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捕える

1604nisikorifor

具体的には

ダッ、ダダダダ、グウッ、バシッ

細かい合わせ足と

グウッ、と踏ん張る脚

だから

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勢い余ってついつい

空に飛びあがる

むしろこれがいちばんやさしいし

パワーも叩き込める方法なのだ。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 20:56 | コメントは受け付けていません。

フォアハンド引くタイミング

フォアハンドを教えていて

何度もぶつかる問題

1606ngtb

ついつい

凹型ではなく、凸型に引いちゃう

そうすると

面が上を向く引き方になっちゃう

当然

振り出す時に被せなければならず

不安定さから抜けられない

 

これを何度でも直すわけで

お金をもらっているプロのコーチとしては

何度も収入の道があるわけで

助かるのだが

何度も同じアドバイスで

お金をいただくのは申し訳ない気持ちにもなる

 

何度も言われる人の方も

分かっている

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なのに習慣にできない

 

脇を閉めようとして

なる場合もあるが

どうも

引き始めのタイミングがかなり影響しているようだ

 

結論を言うと

最初の引き始めが遅いから

 

ていねいに

1606ftb

黄色線のように引いていくのは

時間がかかる

忙しいときは

赤線にバイパスさせた方が間に合う

 

じゃあ

いつごろから引き始めるのかというと

通常のラリーなら

相手ボールをフォアで取ると決めたとき

ボール自体は相手のコート上

サービスラインを越えたかどうかという辺り

 

その時には

肩の線が横向きになりかけ

手の位置も

CIMG3257-0.7

フォアハンドに向かって

動き始めている

そして

さんざん時間がたって  (0.6秒後くらい)

ここへ来るのだ

CIMG3261-0.3

しかし

相手と長い距離のラリーばかりとは限らない

リターンなら

相手がサーブを打って

1秒以内にリターンのインパクトだし

相手ボレーを打ち返す場合もある

 

短時間にテイクバック

それを

正確に決めてしまう鍛錬も必要だ

 

方法は素振り

相手ボールを想像し

小さくてもいいから

凹型テイクバックを決めること

 

この時に、「のめりこむ」

イメージが完全にできていることが大切

 

引き終わった途端に

捕まえたと感じ

振り終わった途端に

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ガッツポーズするようなら、完璧と言える鴨。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 練習法 | 投稿者松原コーチ 17:52 | コメントは受け付けていません。

今日はトミーテニス塾

毎月、1回

水曜日に行われる、トミーインドアでの

松原コーチのテニス塾

今日は3時間とも

同じ4名の皆さんが参加された

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写真は相変わらず、サーブのシーンばかり

隣のコートでレッスンを終えた

金田コーチが撮ってくれるので

3時間目の後半

いつも同じようなタイミング

 

ホントは1時間目2時間目がフォアハンド

スマッシュとサーブが3時間目

フォアの時間が一番長い

 

今日面白かったのが

フォアハンドとサーブで同じ話になったこと

 

ゆったりと引いていき

身体の動きを止めて腕を振る

テンポは全く一緒

 

その時手首を固め

面をしっかり固定する

 

スウィング方向にしっかり向くこと

これもスマッシュ、サーブ、フォアハンド

みんなそう

 

とにかく早めにゆっくり引くことで

面もしっかり作れ

後半の腕の振りがしっかりできるようになるのだ

CIMG3830

今回は

全体的な概要を伝えることはもちろんだが

人数も少なかったので

個別に矯正することが多かった

 

しっかり前を向く

テイクバックを凹型でていねいに

身体を使わず、腕打ちでいい  (これが一番効果的だった鴨)

等々 。

 

さて次回は、2月8日(水) の開催

是非、ぜひ、ゼヒ

たくさんの皆さんに参加してもらいたい。 テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 18:30 | コメントは受け付けていません。

軸を感じる

『やすまろ』 さんから質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  いつもすばらしいヒントいただいています。さて、自分のフォームを動画で見たところ、フォアハンドのスイングで、頭が右から左へ大きく傾く(体の軸がぶれる)、ひどいフォームでした。これを直すには左側に壁を作るイメージなのか?手がかりを探していますが、もし松原コーチがこういう生徒を見かけたとき、どこを直すのかお教えいただけますか?これはというポイントがあればお伺いしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

やすまろ より

 

 

 

水瓶座   私の答えです

感じることが2つ

 

1つ目は

身体を使おうとし過ぎるのではないかということ

軸を中心に上体は回ればいいのですが

頑張るあまり引っ張る

腕を引っ張る分にはいいのですが

その腕を上体で引っ張れば

上体は左に傾いてしまう

 

だから

身体を使わずに腕だけで振るイメージを持ってほしい

kei1607jf

空中で身体、どうやって使うでしょうか

というのが1つ目

 

そうそう

エアーケイを練習するのも矯正法としてアリです

 

2つ目は、軸に意識を持つこと

軸というのはつまり背骨

 

背筋の垂直を保つ意識で振ってみる

djok1611frsisei

最初はボールなしで

でもボールを想像して

垂直背筋で素振り

 

次に実際に打つ

 

実は

私は意識しなくても

既に、癖になっているはずなのに

垂直をかなり感じながら打っています

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そして打ちながら

垂直な自分に満足し

何て、私ってうまいのかしら

と思っています

 

変な奴だと思われないよう

口には出さないようにしていますが ・・・  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 20:13 | 1件のコメント

バックは前後の角度をかためて」

『makotasu』 さんから質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ   松原コーチ

新年あけましておめでとうございます。
本年もご指導、よろしくお願いいたします。

さて、この記事にもありますように、両手バックハンドのリターン、あるいはストロークについて質問させてください。錦織選手のような両手バックハンドのダウンザラインを打ちたいのですがどうもうまく行きません。

球出し練習のようにあらかじめする準備があり、足を決める余裕がある時はできるのですが、いざ試合になると全く使いものになりません。あまり余裕のない時、プレッシャーがかかる時にでも両手バックハンドでストレートに打てるコツのようなものがあればご教授頂けないでしょうか?今回もなにとぞ、よろしくお願いいたします。

makotasu より

 

 

 

水瓶座   私の答えです

手首を柔らかくしならせる人に多い症状ですね

もしも

手首を固定しているのにそうなら

単に、構え遅れか

止まって打とうとしたあまり

打点が定まらないで

腕や手首の形が変わってしまうのかどちらかでしょう

 

さて

手首の固定というのは

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この前腕2本とラケットの角度

「Yの字」 を固定するのです

 

肘や肩関節は柔らかくていいのですが

Yの字、手首の角度を固定すると

テイクバックは

hiita1610

のようになり

ラケットの打球面が相手から見えます

djok1610

この形をキープすれば

左右方向のコントロールが定まります

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そして

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ところで

球出しでは打てるとのことですが

どんな玉出しでしょうか?

 

緩い球出しで打てる?

 

すごい球出し

実戦的な球出しやサーブを打ち返す

練習ならどうですか

手首を固定しなくてはならないように

追い込まれます。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 18:21 | 1件のコメント

上体を前に向ける難しさ

昨日も

フォアハンドで上体を前に向ける重要さに触れた

今年の課題はこれかな

 

このブログを見てくれるような人たちなら

みんな知っているようだが

それでもできないようだ

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しょうがないから発想を変えよう

前向きになるのではなく

横向きにならない

 

とにかく下半身は前向きのまま

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肩の線だけを

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徐々に後ろへ向けていく

CIMG3262-0.2

この

かかとが決まった時の足の向きを覚えておいてほしい

上体はちゃんと横向きだ

上体を前に向けていき

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完全に前向きでヒット

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ここまで右足の向きは、膝の向きは ・・・

 

当然打ち終わりは

CIMG3267+0.3

とにかく

スウィング中、下半身は常に前向き

右足、つま先の向きは、膝の向きも

ずうっと、前向きに近いまま

 

横向きにならないのは難しいが

前向きのままならできそうでしょう。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 15:26 | 1件のコメント

東戸塚オープンシングルス

東戸塚松原テニススクール

毎年恒例の

スクール生以外にも開放という意味の

オープンシングルス大会が開催された

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ジョコビッチもナダルも出ていない

12名の参加で

4名ずつ3グループでの予選リーグ

上位6名、下位6名づつの決勝トーナメント

すべてノーアド、6ゲーム先取というルール

たくさん応援ファンの中

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最低でも4試合

最高だと6試合というかなりハードな内容

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今回はストロークのレベルが高いのが特に目立つ

CIMG6524

フォアハンドも

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しぶといラリーも

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CIMG6541

決勝戦にコマを進めたのは昨年と同じ

宮部さんと

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遠藤さん

CIMG6530

最後は遠藤さんが

安定したテニスで、6-2で宮部さんを下し

3連覇となった

CIMG6561

この後

恒例の松原さんのレッスン

フォアハンドの

前向きで高いボールをクロスに叩き込むこと

(皆さん、しっかり前向きになることが苦手だったので採用)

ワイドに走らされた時の処理

ボレーの、特にフォアボレー、鋭角クロスの打ち方

サーブの打点とリズムなど

かなり盛りだくさんの内容をやってしまった

でも、やった分それだけ

今年の皆さんのレベルアップが楽しみな

仕上がりとなったようだ

 

表彰前に都合でお二人が帰り

お一人は両足ケイレンでベンチで

イメージトレーニングのみ参加となり

9人の皆さんがレッスンに参加してくれ

気合の入った中で

皆さんと、楽しいひと時が過ごせた

 

私も技術をイメージすることを強調しながら

左手でデモをしたりし

もしかしたら

教えている松原さんが一番上達してしまったかもしれない

だから、とっても楽しかった。  テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 17:16 | コメントは受け付けていません。

上級者にとっては易しいこと

先日書いた、前進しながらのバックなどは

もちろん初心者にとっては難しい技術だ

プロは易しいことをしている

というのは

最低限の技術を持った人には優しいということ

最低限とは

当たる当たらないで悩んでいないということ

まあ

一通りのボールが打てる

中級者以上ということだろう

 

さて

今日、例にとったのはスマッシュ

上級者にとっては

ジャンピングスマッシュがいちばんやさしい

soeda-sm1611

なぜなら

ボールに向かって跳び上がることにより

正確な打点に入れるから

それと

跳び上がることにより

余計なことをしないことになるから

 

ロブは予定通り上がれば

必ず深い

だから、スマッシュは

ネットから離れて打つのがふつう

そこからの問題は

ネットしないことと

ベースラインをオーバーしないこと

タテの安定度が一番の肝なのだ

だから

打点を後ろ気味にしっかり決められる

ジャンピングスマッシュが易しいということになる

iwabuchsm1512

逆に

地面に足をつけ、止まって打ったら

腕で距離感の調整が必要

そんな難しいことは ・・・

 

そうゆう理由なので

ネット際からなら

ジャンプしなくてもいいということ。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: スマッシュ | 投稿者松原コーチ 20:17 | コメントは受け付けていません。

プロは易しいことをしている

プロはこうしているから

あなたも、まねをしたらと言うと

そんな難しいことは

という答えが返ってくることが多い

 

例えばバックハンドのリターンダッシュ

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走りながらだったり

跳び上がって打ったり

とっても高級に見える

 

でもラケット面をしっかり作ることができる人だと

むしろこの方が簡単

面を作っておいて

相手のサーブボールに体当たりするだけ

速いファーストにはちょっとタイミングが難しいが

セカンドならコースも読みやすいし

上級者のサーブの方が

球質も、より安定している

ちゃんとそこへ来る

 

前に行ってみると

ポーチはされにくいし

打ち込む範囲が上下左右ともに

大きく世界が広がる

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まあ

だまされたと思って

やってみてほしい

 

トミーのテニス塾などで

バックハンドの姿勢の確認で

ジャックナイフを

やっているが

皆さん、半信半疑で始めるのだが

たいていの人が、すぐにできるようになっている

その後、使っているかどうかは不明だが

どんどんやってみてほしいと思っている

 

プロは易しいこと

言い換えると

単純な動作で打っている

しかも

それがプロの世界で通用しているのだ

 

今年はぜひ

松原コーチの言葉を真に受けて

だまされてほしい

自分はうまくないと信じずに

当然、うまくなれると信じてほしい

 

何度も言う

プロは易しいことをしている

あなたは難しいことをしているので ・・・  テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド, 年寄りのひとりごと, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 18:00 | 1件のコメント

謹賀新年

あけましておめでとうございます

2017年が始まりました

毎年、元旦はおやすみ

午前中はおせち料理を食べ

午後、落ち着いた頃

初詣に

オクサンと二人

家から10分ほどの、大神宮猿田彦神社へ

途中の道端にスイセンが

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この山の上が神社

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参道入り口の横には

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入り口の表札?  看板?

これは新しい感じ

ここから右上に、階段を上がる

途中には庚申塚

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これはふるーい感じ

左に曲がり

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最近、手入れがされたよう

階段上に鳥居が見えてくる

これは昭和62年寄進と銘があった

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本殿が

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誰もいないので

とても清々しい気分

 

古い看板があったので

失礼かなとは思いつつ

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家族4人と1匹分のお賽銭をあげ

今年1年の健勝を祈願して、2礼、2拍、1礼

今年の始まり、けじめがついた

しかし、この神社

今年はだれもいない

2,3年に1度、他の参拝客と一緒になるくらい

確か去年は道を教えた家族がいた

 

帰路、うちの裏山上の公園から、夕暮れの富士山が

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こちらにもいい1年をお願いして

無事、我が家に帰ってきた。

 

毎年同じ写真かと思うような構図だが

間違いなく今年、今日のものだ。  富士山

 

 

 

カテゴリー: 日記 | 投稿者松原コーチ 22:43 | コメントは受け付けていません。