さらにCX200チューニング顛末記

今月になって私の「相棒」となったDUNLOP CX200。素性はもともといい子ですが、2本そろえたりとか、細部にこだわった究極につかいやすいラケットにする目的もあってチューニングを施します。

一本目と、その1週間半後に届いた二本目。

一本目は、6日目にだいたいベストのセッティングが出た感じでした。

手のひらの中に重さがあって、ヘッドまでの長さがスムースにパワーを伝えてスイングが走って行くような感じになるところをつくりたい、という感じでイメージします。

たとえばトップ寄りにバランスがあり過ぎると、ヘッドだけ走っていっちゃって押さえが利かないとか、グリップ側に寄り過ぎるとフェースがどこを通っているのかわからなくなって真ん中にボールを当てにくいとか、そんな感じがちょっとでもあると「やりなおし」になります。

レッドテープをどこに入れるのか、という作業が主になるわけなので、貼ってはがして・・・を繰り返していくうちに納得のいくところがわかるようになる、みたいな感じです。

手で持った感じのスイングバランスの見方というか、目標を立てるイメージですが、今そのラケットのどこにアクセントのあるバランスをしているのか、という事がまずわかるように素の状態で軽くスイングしてみます。

イメージの話なのでラケットから離れますが、例えば一升瓶の中に水とか砂とかが「ある量で」入っているとします。

ビンが真っ黒で中身が見えないとしても、もって振ってみればなんとなくどの辺まで内容物があるのか、わかる感じがすると思います。

例えばそれが、中身が層になっていて、発泡スチロール・石、おがくず、砂という順番で入っていたとしたら、軽いところと重いところが振った感じで何となく何がどの辺にどのくらい、というのがわかる気がする、というようなものが、ラケットの中で感じられるかどうか、という事をみます。

 

一本目の個体は、グリップをレザーにして、エンドを高くするために幅を狭く切ったオーバーグリップを巻きつけた分だけ、元の状態よりもグリップ寄りに荷重が寄ります。

それだけでよくなっちゃうことも、一度試打して惚れたラケットならよくあるんですが、この子はどうも、スロートのあたりが軽くて、何となく振ったスイングにすこしだけヘッドが遅れるような感覚がありました。

そこでスロートにレッドテープで荷重。約2g?かもう少しくらい。

ヘッド部分にはもともとアクセントがあった・・・バンパーガードの重さがわかる程度・・・ので、ヘッドの重さに手首をしならせて遅れてこないくらいのイメージになったところで取りあえずのOKを出しました。

ストリングはG tour Ⅲ。42ポンドでした。以前のCX2.0にくらべてフェースセンターのパターンがやや密になっているせいか?回転がかかるところがトップ寄りになっているのと、真ん中だとややフラット気味に抜けていく感じがあります。このテンションは私にしては少しゆるめな感じで張り上げたのですが、もう3ポンドくらい硬くても良かったのかも?それは次回に試してみます。

カテゴリー: グッズオタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:05 | コメントをどうぞ

CX200 チューニング顛末記

もともとの素性のいい(私と相性のいい)ラケットと出会えたとしても、一本だけにならないように、チューニングを施します。

ひとつのよい個体を自分で納得のいく方法で仕上げておくと、どこをどういじれば自分の好みのラケットとして振り切れるようになるか、あるていど把握できるようになりますから、もう一本を手に入れた時にもカップリングをするときに目標点を定めて作ることができます。

そんなわけで、約2週間経って私のCX200 も2本目を手に入れることができました。お小遣い制なのでなかなか2本も新しいラケットをそろえるお金が…(笑)

商売道具なんですから、やっぱり1本てわけにもいかないですもんねー

さて最初の一本目になったCX200は、ややトップバランス?なのかも、という一応の自分の印象をアタマに入れて、グリップをレザーに変えて、これで約7gほど、元のシンセティックグリップよりもグリップ側の荷重が増えたことになります。

後でわかることなんですが、このレザーってのが厚みとか重さとか、けっこう商品によって違う。そういう知識は持っていましたが、どの銘柄がどんな感じ、とかそんなにわからないんです。昔はfairwayのレザーグリップこそ最高!とそこにこだわっていた時期もありますが、こないだ見たら4000円オーバー!いや無理無理!そんなの買えないって。。。

最近は、データを取らずに手で計ってもいけるくらいにセンサーが(自分の手のセンサー)仕事を覚えちゃった感があり、全体の重量が5gくらい違っていても、振った感じで「よし、同じ!」ってわかるとスイングウェイトがドンピシャか1くらいしか変わらないことが多いんです。私の場合、304~306kg/mという表示が出るくらいがいつも使えると感じる数値。今回は測定していません。

 

 

以前よりも私の好みは、若干トップのほうに重みを感じていたほうが良い傾向になるようになってきました。トップスピンを扱えるようになればなるほど、そういった傾向に好みが偏ってくるようになりました。

こだわりは、野球のバットのようにひゅっときれいにヘッドが回ることです。そのためにグリップエンドはかなり高くしてあって、手の中でうまくヘッドが回っていくのを感じることと、それが手のひらにきちんと密着した状態で芯をとらえれるようになることがラケットを自分のものにしていく過程で目指していることです。

 

一本目のほうは、昨日今日になってやっとセッティングに自信を持てるように仕上がってきました。ストロークの振りぬきやすさと、ボレーのようなショートスイングのときの安定感のでるところ、という求め方をすると、私の場合には本当に1ミリくらいの調整でバシッと決まったり外れたりします。

すごい右手がワガママになってるなぁと思います。

まえのCX2.0はその狭い許容範囲の中に3本のラケットを作ることができたので、かなり良かったわけですが、強いボールに対してボレーをするときに手のひらが、というか手のひらの中の骨が痛い。これはフレームを硬く感じているせい?か、衝撃を受け止めていい感じのボレーを打っていても手の骨が痛い。

CX200はそれが不思議と痛くない。これはフレームの素材感に感じますが、それもあるかも、とプラスして若干変更のあったストリングパターンのおかげのような気もします。

スロートの根本あたり(グリップ側)に3g程度の重りと、フェースに非対称になる感じですが1gずつフェースの位置や動きが分かるようにレッドテープを貼っています。

 

2本目のほうが、フレームそのものが重くて、ヘッドが重いのかもしれません。計測も比較もしていないでいきなりナチュラルとポリのハイブリッドでストリンギングをしてしまったために、ガットが重たいのかフレームのバランスがすごくずれているのかがわかりません。

 

元グリップをレザーに変えたのも、一本目はショップのオリジナルのノーブランド品で、何代か使いまわしているものを再利用したのに対して、2本目は「Gamma」のレザーを買って巻いたので、どこの個体差が出ているのかつかめないまま仕上がってしまいました。

おかげで前回のこのブログで書いたように重さだけで計ると9gも違う。

振った感じはそんなに変わらないように作ったとしても、この差はさすがにラケットの長さを考えると明確にわかってしまう。

なかに重りも少し入れているので、それらを外しつつ、ゆうべもう一度両者を使い比べながら調整しました。

重りを外したりしましたが、それでもガットの重さと、Gammaグリップがたぶん一本目のレザーよりも重たいのとの差があって、両者の打った時の感触は明確に違います。

 

時間が無くなっちゃったので、続きはまた帰ってきてから。

カテゴリー: グッズオタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:49 | コメントをどうぞ

Dunlop CX200にラケットチェンジ

11月のことでした。

某所でレッスンのために訪れたコートで、友人が手にしていたのは、発売前の「Dunlop CX200」。私が使っていた、「Srixon revo CX2.0」からの後継機種。

ニュースになっていたのは知っていましたが、私の2.0はチューニングもうまくいき、カップリングされた3本のラケットはどれもセッティングを変えており、使い分け方もわかってきていた、お気に入りのラケットでした。どれを持っても同じように使えて、ストリングスやテンションを変えてあるので、とても良い環境でテニスできていたと思っていました。

 

「永木コーチ、貸してあげましょうか?10分くらいならいいですよ」という声がその時にかからなかったら、そんな決断をしていなかったでしょう。

12月7日、発売日とともに私の手元にCX200が。そして昨日、2本目が届きました。

相当、気に入っています。

2.0の操作性に、フレームフレックスがすこし柔らかくなったせいか?素材の良さを感じさせるしっとりした打球感。それでいて兌換の重さをしっかりと伝えてくれる適度な薄さとしなり。

そしてストリングパターンの小変更もあったらしいのですが、おなじ16×19ながら、センター付近がやや密で、しなり方の変わったのに合わせて?球離れがすこし早くなっている感じがします。グッととらえつつスパーンとはじき出すような、気持ちのいい射出感。それが手に残った感触がだるくなくて最適に感じます。

試打したほんの数球目から、私の右手がヨロコビにわなわなと震えていました。

そんなラケットとの出会いって、たぶん20年ぶりくらい。

かつてそんな体験をさせてくれた名機とは、

Wilson Pro Staff 7.1

という、シュテフィ・グラフが使っていた黒いウイルソン。日本で未発売だと聞いて、ミーハー精神で打たせてもらったら一発で感動してしまってすぐに買ってしまったラケットでした。

ついこないだまで家にあったのに、オタク会議以来どっかにいっちゃいましたね。。。どこいったんだろ。

2.0に比べて、いまのところは一週間とちょっとですが、スピンが思ったようにしかかからない。思っていなくても自然に収まってくれた2.0の感触には、もうちょっとで到達します。

2本目にはナチュラルとポリのハイブリッドにして、すこし冬場のボールにも対応できるようにタッチを変えてみようと思って、持ち帰ってすぐに家で張り上げました。まだ打っていないんですが、テンションも1本目のセッティングよりかは上げてあって、むしろこれでいいだろうと思って張ったんですがどうでしょうか。

 

ちなみに1本目は G tour Ⅲを42ポンド。硬く張ると固く感じそうなイメージがあったので、ちょっと逃げたつもりでのセッティングですが、まあ初めて使うので、もうちょっと様子を見てからまた考えて張り替えます。

ポリは自宅に在庫もあるので、まだ何とかなりますが、2本目につかったハイブリッドはそこそこ高価なもので、もし気に入っちゃったとしてもその通り使い続けるわけにもいかない懐事情が。。。

気に入っちゃったらそれはそれでボールの入ってくる感触とか糸が動く感触とかが伝わってきたようにイメージしながらどうやって在庫でコントロールするかがオタクの腕の見せ所。

 

 

 

さいごに「コレやっちまったなぁ・・・」とおもっていることも。

2本目でストリングスの種類も太さも変えてしまったので、バランスの調整がうまくいっていません。

重量を計ったら、一本目は328g、二本目は337g。。。ナチュラルが重たいことは想定済みでしたが、5g程度の差で収まると思っていました。

 

おそらく、リプレイスメントグリップを巻き替えたところで、使っているレザーの銘柄を合わせなかったことも原因だと思います。

フレームの個体差もやっぱりあると思いますが、重量をそろえるよりも使用感をそろえることにこだわりたいですが、9gはでかい。

どっちがどっちだか、持ってもわからないくらいにしたいんです。

ま、こういう期間も楽しくて仕方ないんですけどね!もう元のラケットに戻れなくなっちゃったし!

カテゴリー: グッズオタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 08:59 | コメントをどうぞ

トップスピンもスライスも

テニスを教えるのは、けっこうむつかしいなとずっと感じながらやってきていまして、それが私がまじめに勉強を続けているたぶん最大の理由かと思います。

 

トップスピンを打てるようになりたい人もいるし、スライスを打てるようになりたい人もいます。ラケットをぎゅっと固定して後ろから前に振るだけのフラットでずっとテニスしている人も見かけますし、バックハンドはヘッドを下げて力を抜いて当てるだけをするとスライスと同じ回転でボールが飛んでいくので、それをスライスだと思っている人もいると思います。

 

トップスピンは、弾道の高さや、狙った深さに対してイメージを持ちやすく、ネットを越えてコートに落とすという、テニスをする人がコントロールの仕方を覚えていくにはすごく便利な安全球です。

試合に出ていくようになれば、かなり強く打ってもコートにボールを収めることができるショットが欲しくなります。それはトップスピンがあるほうが、武器を備えたような感じがするはず。

若いころはスライスしか打っていなかった私が言うんですから、そりゃあ欲しい人にはめちゃめちゃほしい技術じゃないかと思います。

 

スライスは、トップスピンのスイング軌道に合わないようなバウンドのボールが来たときに、相手のコートに甘くならないように返せる、便利なショットです。

深いバウンドに、タイミングの速い打点が来そうなとき、後ろへ下がって打点の位置を合わせられればいいですが、そういう時間をもらえていないようなときにサッと面を合わせて浮かさないように低く深く返すこともできるのがスライス。

 

または、バウンドの位置が遠くてかなり落ちてきていて、前の打点になるときにもトップスピンでは強く当てることも深く返すこともできないようなときにスライスは低めにゆっくりとか返すことができます。

ロビングやドロップショットもスライスをもとにする方が覚えやすいし、ボレーのタッチにも役立ちます。また、この感覚がしっかりある人ってサーブが上手な傾向が強いものです。

 

打点に幅や奥行きを持たせてくれる、ということがどれほど自分のテニスの対応幅になるか、わからない人にはわからないままだと思います。

 

トップスピンやスライスを教える側のコーチも、その効能や助けになるシーンでこうやって打てば、ということを含めてそのシーンの練習をすることで、応用の利くようにもなると思います。

 

手投げの球出しや、そこに止まってスイングの練習だけをすることが、頭を混乱させて技術を身に着けにくくすることもあると思います。もちろんゆっくり理解しながら覚えたい、ということもあると思いますが、実際に使うスピードでラケットを動かしてみることが、いちばん実践的ですぐに使えるイメージを持たせやすくなると思います。

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 11:01 | コメントをどうぞ

おかげさまで忙しめ

多忙、というほどではないですが、休みはおかげさまでしばらくありません。

スクールにお世話になっている4日間と、火曜金曜日曜はフリーで活動しておりますが、この間を空けて外でレッスンする、というのはまた気分が変わるもので、「ずっと休みなく会社に出ている」というような悲壮感のある毎日ではありません。

それに何より、フリーのレッスンの方はプライベートレッスンのオファーを頂き、お客様の方から私の指導が欲しい、というありがたい時間でもあります。

また、スポ人さんの企画で日曜日に月2回のイベントレッスンをさせて頂いていますが、満員であったりなかったりはあるものの、新しく来てくれるジュニア達も、リピートで何度も来てくれる子も、私にはいい刺激になるし、また次の機会までに勉強しておかなきゃ、という気持ちにさせてもらっています。

何よりもテニス業界には「おかげさまで」勉強するきっかけや刺激をいただいています。

もう30年前・・・18歳でアルバイトコーチからの生活ですが、私自身が何も持たずに業界に入ってしまったものですから、こんなに続けてこられてしかもいつまでも楽しめる仕事ってないな、と思います。

インドアのスクールでコーチをするのが長かったこともあり、週に200名様くらいの在籍者を担当させて頂いている事がコーチの仕事のスキルを上げるのに、いちばんの材料だったと思います。それだけ私も毎日一生懸命だったと今だから言うこともできると思いますし、逆に当時は不勉強な面もあったともいえます。

 

テニスの教え方?というかコーチとしての仕事の「正解」ってないんだろうな、と思います。

あるのは「最適解」かも知れませんし、「タイムリーさ」かも知れませんし、「楽しさ」かも知れません。

要するにそういうのは、お客様の方が求めているものをこちらで見て理解し、話を聴きながら一緒に出来そうなところから取り組み始める、という事なんだと思います。

一息にレベルアップするほどの上達ってできないですし、プレーヤーとしてのお客様の方だってある日突然一本もミスしないとか、試合でエースを量産できるようになったとかってことにはなりません。

取り組み始める、という事が「上達の光」がみえそう、という期待だと思うし、少しずつでも成果が出てくれる、という事こそ楽しみだと思います。それを仲間がいる中で披露したり、ゲームで目立つとか光れる時間を作れるようになるのも楽しみかと思います。

「押し付けるような教え方」が良いとは思いませんが、ある程度コーチの中に主幹となるビジョンがないと、お客様を行きたい方に導くような仕事ってできないと思います。

だからお客様の方でもコーチを選ぶと思うし、コーチは自信を持たないといけないだろうし、だから勉強はし続けないといけないんでしょう。

道に迷ったら、詳しい人に聞くのがいちばん早く到達できそうなものですものね。

 

もう年の瀬ですが、自分にもっと出来ることが増やせないか?出来そうなところから新しい扉を発見できないか?模索しています。

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 08:52 | コメントをどうぞ

合宿の資料

先週末に、友人でも仲間でもある吉田コーチとジュニアキャンプを行いました。

今までは吉田コーチの見ている子供たちが合宿に参加し、私がゲストコーチのような感じが強かったのですが、今回は私が読んだ子供達も参加してくれて、そこで仲良くなったり、闘争心を掻き立てたりする効果があって、また新しい発見もあり、良い合宿でした。

 

毎回、手作りの資料を作成して子供たちに持たせるようにしているんですが、いずれ自分でテニスの本を作りたいと思っているので、良い経験をさせてもらっています。

このジュニアキャンプに限らず、色々とこういう資料を作っては来たのですが、今回は初めて、打ち方だけでなく、テニスの経験者がコートで悩むであろうことや、ゲーム中に相手に対してどんな目標を持つべきかを書く方が良いな、という取り組みが出来ました。

 

そういう意図があったにしては出来はさほど良くなかったかもしれないのですが、子供たちはこれまで以上にその資料を読んでくれていて、その狙いがちゃんと受けたのかな、という嬉しい反応がありました。

 

テニスって、もともとこんな感じなんじゃないの?とか、試合って、相手もいるんだから・・・とか、ラリーをミスりやすい状況って・・・?など、もっと今回のものよりも分かりやすいものを作ってみたいと思います。

 

次回は早くても3月。それまでのライフワークとして、もっと人に見せられるようなものを目指したいと思います。

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 10:57 | コメントをどうぞ

バウンドへのアジャスト

錦織圭選手の、ATPツアーファイナルはラウンドロビンにて終了となりました。

これまで見たことがないほどボールをコントロールできないようなテニスで、本人もコメントで「ボールの感触がつかめないまま終わった。納得できない状態」と言っていましたね。

ボールはツアーの終盤には、このツアーファイナルに使われるボールである

HEAD ATP

を使っています。私も一時期だけこのボールを持っていてレッスン等で使っていたことがありましたが、HEADのボールってちょっと重たい。公認試合球(今でもそういう言い方するのかな)であるこのATP もそうですし、練習球の「PRO」もかるくノンプレ?って感じることがあるくらい重い。

メルトンや空気圧などの耐久性などはよくて、なんか「高級感」みたいなのがすごくする。とくにATP は4個入りの缶がゴールドで、そういうのも雰囲気出してます。

ハードコートで使うと、バウンドが高い感じがして、強いボールを打つ人の相手をする時は大変だったように思います。

プロの選手が打つボールって、バウンドがすごく強い。トッププロの打つボールはそんなに経験ないですが、元全日本4位の杉山プロ(記一プロ)のボールはなんか石ぶつけられてるみたいな打球感で打つとラケット持ってる手が痛かったし、インカレ経験者っていうだけでボールは凄く重たい。

勉強した結果ですけど、インパクトの腕の形が強い形ってあって、彼らはほとんどそれが理想的な形で出来るレベルの人たちってことなんでしょう。軽々とそういうボールを打つし、打ち返します。

 

私は現在インドアのオムニコートのスクールにお世話になっていますが、乾いた砂が寄っている所なんかはよく、イレギュラーバウンドがあります。上級クラスとかになれば、それなりにスピン量やスピードなどもあって、プロ選手並み、ってことはなかなかないかもしれませんが、バウンドが変化するのは厄介なものです。

ボールコントロールの感覚って、スイング中ラケットを握っている手の中に「ボールを捕まえた」ような感覚ってあるじゃないですか、スイングの軌道の中にボールが上手く入ってきてくれると、スイング自体が先に狙いのある形をしているので、「ボールがスイングの中に入ってくる」ように捕まえる感覚があると、それだけで狙い通りのボールが打てるものなんです。

バウンドの軌道が合わない時ってそうやって「うまくつかむ」はずのボールがちょっと違う入り口から入ってくる感じになる。そうすると「ちょっとズレた」から「まさかそんな方へ」までのミスヒットになる確率があがってくる。

で、ラケットにはたいがいの場合当たるんです。

当たるけど、スイング軌道と面の角度に、ボールの軌道があっていない、みたいな感じになるはずなんですね。

それを合わせるのに、グリップの位置と面の位置っていう角度の関係をいじることが私の場合は多いです。

テイクバックの時には、ボール軌道に合わせたインパクトの形を手と腕でなしているはずなんですが、それが威力があるとか、伸びてくるなと感じたら、ヘッドを立てるようにしてみたり、あるいはグリップの方が上がる形にして受け止めやすくするとかっていう工夫を事前にしておきます。

もともとが想像とちょっと違うな、というバウンドに合わせる事になるので、最初のうちは「試験的に」?こんなもんでどうかな、っていうことからやってみるんですね。

それが合ってるな、と感じられるようになったらもう安定し始めるだろうし、自分も安心できる。

昔はそういうのが出来なくて、スライスしか打てないからスイング軌道も変えられず、試合に行くとサーフェスとバウンドが気になって気になって仕方ありませんでした。

昔に比べれば、良くなった方かと思いますけど、そのころの記憶があるので、やっぱりバウンドが変わるコートって苦手です。

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:55 | コメントをどうぞ

ジュニアテニスとの関わり

私の育った(コーチとして育ててもらった)スクールは、ジュニアクラスももちろんあるけど、大会に出て入賞するような子たちのクラスがあるとか、全国や関東で有名な選手がいるとか、っていうようなことはまずありませんでした。

コーチ歴としては色々なスクールにお世話になりましたが、当時私がそういう言い方で分類していた、「選手育成」系のアカデミーには縁がなかったんです。

私のいるスクールに、そういういわゆる「強い子」(ジュニア選手らしいダイナミックな打球フォームで小さな体からでもビュンビュンすごい球を打ってくるような子)が入ってくると、「いったいどうやって”教育”できれば、あんなふうにジュニアを育てられるのか」というようなことが全く想像できませんでした。

もちろん、その子の資質もあったのでしょうが、私自身が普通の子供時代を過ごしていて、テニスに出会っていませんでしたから、もし自分がいまの運動神経で、きちんとジュニアテニス選手として育ててくれるところでテニスを始めたら、あんなふうに出来るようになったんだろうか、とかすごく興味がありました。

 

だけど、テニスコーチとして仕事をしながらでは、自分がかかわってきたジュニアクラスの子供たちをそんな風に出来るような気がしなかったものです。

 

一生テニスコーチでもうやって行こう、と決めてから、会社員でもなくフリーのコーチになり、そして現在のスクールにお世話になることをメインにしながら、ジュニア達との関わりは深くなってきました。

いまは、「スポ人」というサイトでほぼ毎週どこかで試合を企画している「すくすくのっぽ君大会」に出ているような子供たちに月に2回、クリニック的なレッスンイベントを開催するようになりました。

ずっと「テニスが上手になる為の方法」とか「上手な人の打ち方の研究」みたいなことをやって自分なりにやってきたわけですが、大人のスクールでそれをやるにはマニアックで、ジュニアにそれを語るには理屈っぽすぎて話が長くなるような「勉強」だったと思います。

プレーヤーの憧れの存在たる「プロ選手」

彼らのような威力や精度は出なくとも、基本ショットは全て打てたり、対処ができる「上級者」

自分なりにボールは打てて、得意も苦手もはっきりある「中級者」

技術やゲームに不慣れな感じがする「初級者」

みたいな感じで区分があるかもしれませんが、一般テニス愛好家とは、どこからどこまでのことをいうんでしょうか?

プロ選手以外のすべてですよねぇ

こうやって上級とか中級とかって呼び名的な区分けをしたとしても、明確なラインがあるわけじゃない。

とくに、ジュニア選手たちはそこで頑張って「選手」になる憧れはあると思いますし、それが大人のスクールをメインに考えていた私にはどう接していいのか分からないんだろうなという不安があったと思います。

いまのスクールや、そういうイベントで知り合うジュニア達とは関わりあうようになってやっぱりみんなテニスが好きでやってるんだ、という共通項?みたいなものを理解できるように?なったような気がするんです。

知り合いのコーチ達でジュニアを専門にやっている人もいれば、県の強化委員を担当されていたりする人もいて、彼らの様にジュニアの世界を俯瞰で見るようなことはできませんが、目の前にテニスを楽しそうにやってきたり、試合に勝つために目を輝かせてくる子たちってそういう私が考えていただけでビビっていた壁のようなものは感じませんでした。

いつの間にか、自分なりの立ち位置というか、彼らとの接し方が出来てきたような気がします。

これって彼らに私を育ててもらったんですよね。負けないように日々勉強していきますが、今よりももっと上手く私との関わりが何らかの役に立てるようになればいいと思っています。

 

分かりやすくてすぐに使えそうな、長い話(笑)。

 

 

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:27 | コメントをどうぞ

錦織vsティエム

土曜日の朝は早くて、6:00には家を出てスクールに出勤なのですが、金曜の夜に外せない用事が。

21:30からの予定で、錦織圭 vs ドミニク・ティエムの試合が放映される。という用事が。

室内でハードコートで錦織の方に分がある、とは思っていましたが、ティエムは地元オーストリアで晴れの第一シードで、国民の期待も背負っているし、是が非でも優勝した痛い会なんだと思います。

錦織がジャパンオープンには特別な思い入れが、と言っていたのもそうですし、自分が生まれ育った国で頑張るのは自然な事でしょう。

結果としては、夜更かしして観て良かった。早く終わりましたから、影響が少なかった。

6-3・6-1の圧勝に近いスコア。ブレイクポイントすら握られない、という内容だったら、完璧だったと表現すべきでしょうが、ピンチっぽいピンチはありました。

しかし1stセットを5-0リードまで一気にいって、そのあとワンブレイクされながらも6-3で取り切り、2ndセットも4-0リードから今度は一気に6-1でブレイクを3つ勝ち取っての堂々たる勝ちっぷり。

戦略的にも最初っからティエムのペースに付き合わないようにする、というようなプレーが随所に見られました。なにしろネットによく出て、効率よくポイントを取っていたし、長いラリーでもつねにティエムよりも速いテンポでプレッシャーをかけているように見えました。

ティエムはペースがつかめずに自分らしいショットを満足に打たせてもらえずに試合が終わっちゃったような感じでした。

錦織がすばらしい超特急ぶりを見せて、ティエムを乗せようとする観客席すら静かにさせるほど強かった。

1セット目の5-3リードの場面で、錦織のサービスゲームは0-40の大ピンチ・・・という感じでしたが、サーブをワイドに入れてスライスを打たせ、サーブ&ボレーで一発で仕留めるところから反撃し、40-40に戻して咆哮をあげます。そのままキープしてセットを奪うことに成功したのですが、動じていないというか、やることがわかっているというか、すごい綱渡り的なところもあったと思いますが、まるで自分の方がぜんぜん格上だとでも言わんばかりのラッシュでした。

2セットはティエムが連続してポイントするのすら希に感じるほど錦織が力押しをしていて効果があり、やはり1セット目の終盤のシーンがカギになった感じのゲームでした。

ティエム側といえば、最初のゲームをブレイクされてリズムに乗れなかったことが一番の理由なんじゃないかな、と思います。すぐにブレイクバックでもできれば落ち着いたのかもしれませんが、6ゲーム目を奪うまで、ラリーが出来ることを確認して自分のショットが出せるかどうか、自分で確かめながらじっくり耐えているような時間がありました。

どこかで自分らしいゲームが取れて、キープだけでもリズムに乗れるようになれば・・・という所を錦織がぜったいに渡さない、という強固な攻めで勝ち切ったという試合でした。

私としてはティエムって評価の高いいい選手だと思っているので、今回の錦織の強さは本当にビビりました。まさに天才。勝つことに対して先天的なものがあるとしか思えません。

準決勝はククシュキンとです。リターンの調子さえよければ、昨夜以上の試合も期待できますが、戦略は同じではいかないと思います。

また、たのしみですね!

 

カテゴリー: プロ選手オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:22 | コメントをどうぞ

年とって体力が

自慢じゃないけど・・・いや、けっこう自慢してきたことですけど、体力はある方だったんです。

中学に入ったくらいから毎日走り込みを自発的にやっていて、長距離ランナーでしたし、高校に入ってテニスには出会ったものの山登りがメインの趣味で、30キロとかのザックをしょって山に入っている事が、当時は自分をカッコいいとか思っていたと思います。

周りに部活で一緒に走ったり山に登ったりする仲間がいましたが、自分でも不思議なほどペースを維持する力があって、回りがばてたり疲れたと言ったりしている時でも自分はそんなに変わらずにいるので、体力があるんだなぁと思っていました。

冬山にも高校卒業くらいからチャレンジしていましたが、最初の10分くらいで体があったまってくると、マイナス20度とかでも汗ばんできます。そのくらいからペースが定まってきて、目標の時間をクリアしながらその日の目的地までいくし、その後の食事や設営などの作業もこなせるくらいの体力は常にありました。

 

テニスも大学に入ってコーチのアルバイトを始めたくらいから本格的に練習しているんですが、いちばん汗をかくのって、ラリーなんですよね。

 

ラリーも冬場で寒い寒いと言いながらでも、上手な先輩なんかと打ち合ってもらっている時には10分もやっていると背中の毛穴が開いてきてちょっとした痒みと共にそれを感じたりしていましたし、汗をかいて一枚、また一枚と脱いでいくっていうのも充実感と共に楽しみの中にあったと思います。

それが、ここ近年はラリーで汗をかきにくくなっていて、テニスの動作を毎日繰り返しているから体が慣れちゃったのか、加齢によって代謝が悪くなったのか?またはその両方とか?

インドアオムニのコートで、アルドールおゆみ野校にお世話になるようになった当初はイレギュラーバウンドなんかに全然対応できなかったのですが、すっかり慣れてしまっているのも、姿勢とかボールの待ち方を含めて「楽をするように」なった、という事なんでしょうか。

お客さんに汗をかいてもらいながら、自分は涼しい顔していられる、っていうのもまあ悪くはないんでしょうが、たぶんフットワークとかは半面だとかなりサボっているのかもしれませんね。スタンスや体をひねることを覚えて、近くのボールに細かく動かなくても併せ方が出来てきちゃった、みたいな便利な一面もあるけどシリアスにゲームする時にはあんまりよくないような要素を持っちゃっているのかもしれません。

 

更にあんまりよくない事なんですが、健康診断ってフリーになってから強制されないものでそんなに数年前に診てもらったときに「心臓がおおきくなってる」って言われたのが気になっています。

心肺機能は若いころに鍛えた影響でか、いわゆる「スポーツ心臓」だね、といわれて、心拍数も40過ぎくらいまでは37回とか、かなり少ない拍動だったらしいんです。

そういう人に見られる、という説明も受けたのでそんなに心配しないでいたんですが、ここのところ激しく動くようなシーンでは息切れが。。。

以前・・・若いころにはすぐに回復もしたし、むしろ追い込んだ身体はそういうヨロコビみたいなのを知っていて心地よかったりしたんですが、最近(ここ数年)は心拍数が上がり過ぎると苦しさを覚えます。

老眼といい、腰痛といい、こうやって年齢を感じるようになるんですね。。。

そんなんで最近は奥さんともよく言っているんですが、ちゃんと健康診断受けなきゃね。。。

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 10:27 | コメントをどうぞ