打ち方、とは打点が元

どうやってボールを打っていますか?

・・・という質問をすると、すごく広い意味がありそうですね。人によって「ボールをよく見て打っています」とか、「インパクトの面を大事に考えています」とか「腰の回転で打つことを心掛けています」とかいろんなことが出てくるはず。細かく考えている人なんかだと「まず、ボールが飛んでくるのが見えたらショルダーターンをして・・・」なんて手順を一から説明しだす人もいるかもしれません。

そもそも、スイングなんて一瞬の出来事ですから、だいたいのひとが、霊に挙げたように一言で言えるような感じになっている方が経験者っぽいのかもしれません。要するにあれもこれも盛り込んだうえでショットを作るなんて、レベルが上がるほど出来なくなってくる訳です。

で、結論を言えば、「打点」よりも大事な事ってない。

ボールをコントロールしているのは、実際にはボールとラケットが当たった瞬間。それまで作ってきた面の角度やスイング方向などがコントロールに混ぜ込めるべき要素です。

とはいえ、何でもかんでもできるわけじゃないですよね。それで、ある程度の範囲内で自由が利く様に(個人差を許容できるように、という意味でもあり個人の中でも応用力がだせるようにという意味でも)していけるものを技術として持っていたい、という事です。

そして、「打ち方」とは自分の中で整理しておいて、その「打点」(=インパクト)の瞬間に出来ることと、そこで得られる感覚とを元にスイングが形作られるものなんだという事。

ラケットとボールの間には、力学的な法則が存在します。無視するわけにもいかないでしょう。

それと、身体の関節をつかってその力学的な動きをなぞって行く、というのも身体操作上には必要な要素。

そこに、個人差として生まれるリズム感なんて言うのもその人の打ち方を決定づける要素として大きくなります。

さらにそのリズム感の元って何かっていうと、ボールをどうやって見ているかというこれも個人差があって、他人と共有できない可能性の高いもの。共有できた感じがあっても証明できない類のもの、といったほうが良いでしょうか?

そういうのを使ってゲームするってことなんですから、テニスっていうスポーツもちゃんと勉強すると途方もないことになってきますが、人間の脳みそっていうのはものすごく優秀なコンピュータ・・・というか、面倒な演算は性能のいいCPUが、じゃなくって「どんぶり勘定」みたいにしてちゃんと時間に間に合わせてくれるような機能があるわけです。

要するに面倒な計算は「しない」っていう大胆なことをやる割には帳尻を合わせてくれるようになってるとか、あらかじめ組み込まれたものによって計算を端折るようなことをしてくれるのが脳みその凄い性能。(あらかじめ組み込まれた、っていうのは「訓練されたことによって」短絡的にそのうごきがだせるようになったということ)

 

 

さて、一般プレーヤーでもその「コツ」(今回のいい方だと計算を端折ってもうまくいく方法)を覚えればレベルアップを望める、という事だと思うんです。

それって打点に入るラケットのあれこれを覚えてしまえばいい。

打点に入る形がスライスっぽい人は、トップスピンに適さない関節の動き方を打点に合わせて来ています。それは脳内にあるイメージや意志とは関係ない場合すらある。

打点でボールを落とす癖のある人は、さきにヘッドを体から遠い位置に落とす癖のせいでボールとのリズムが決定してしまっています。

簡単な例を挙げれば、もうそういう事なんです。

訓練して変えるとすれば、望みのショットを手に入れるばかりか、「打ち返す」動作としても可能な「対応力」をも手に入れることになるかもしれません。

 

打点でどんな当たり方をするか、というのは打点そのものが制止したイメージの物ではなくその付近のちいさな動きの要素を持つことです。こうやって当たると、こんな風に出ていく、という一連の動きのイメージはスイング全体の力の中でではなくて、インパクト付近のタッチの感覚がある方が断然有利。

実際にボールタッチして、その結果をフィードバックして、そのまま使えるのか、イメージと違っているならイメージごと修正するとかしながら練習していきます。

そうすることで、自分の見ているボールの正体と自分の持っているラケットの正体(ラケットの動きの正体)がみえてきます。

そこが練習のしどころ。

YouTubeのほうも、今後はサーブ研究会からはなれて、いよいよ次章突入します。こういうことを具体的に映像で紹介したいと思います。

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:12 | コメントをどうぞ

第一シード

ここ数ヶ月。。。いや、1~2年?ブログの更新ペースは上がっていませんで、そしたらここの所YouTubeの投稿を始めまして、初心者なせいか?四苦八苦しながら作っている事もあり、よけいにブログはペースダウンしている傾向にあります。

YouTubeのほうは、おかげさまで想定外の好評をいただいているようで、これがまた嬉しいのなんの。ただ、撮りだめできるほど撮影の機会がないもので、この辺もこれから考えて行かないとですね。

さて、自分のことにかまけていたら、全豪は楽しみにしてよく見ていましたが、錦織選手はその間にロッテルダムでベスト4にあがり、ワウリンカと久々の好ゲーム。1セット目がぜんぜんだったので、どうしちゃったかと思いましたが、2セット目を取ってセットオールにし、応援にも身が入りました。

深い位置から重いボールを打ってくるワウリンカに対して、積極的にネットを取るという戦法はとても良いなと思いましたが、パスが抜けすぎましたね。。。ワウリンカがプレッシャーに感じていないんじゃないかくらいの抜きまくりショーみたいな感じ。とくにダイジェストで見ていた私には余計にそう見えた。

でも前に出る積極的な戦術はこれから錦織選手の戦法としてもっと磨かれてくると思います。全豪で初戦に当たった「錦織戦術のコピー」にずいぶんやられましたから、そこからさらにレベルを上げたいという事なんでしょう。

それにしたって、錦織だって去年の今頃はまだチャレンジャーに出て、そのあとニューヨークで優勝するまでランキングは100位くらいまで落ちていたところの、今週6位ですから、本当に世界トップレベルのテニスをいつでも戻せる準備をしていたんだなぁと改めて驚きます。

いままで日本人の男子選手で、そのレベルに達した人を見たことがないものですから、世界のトップレベルのせめぎ合いをポンと調子に乗ったらもうひとケタに乗せてくるあたり、役者が違うと言わざるを得ないですね。

そして、これから始まるドバイではフェデラーよりも上のランカーとして第一シードになるとか。

第一シードだからって優勝できるでしょうっていうくらい甘ければいいんですが、そうもいかないものだとも思います。しかし逆に言えばそこまでの成績が出場選手の中で最も高い選手が第一シードなわけですから、主催者も観客もそして選手たちの中からも「アイツが一番強い」と目されているという事でもありますよね。

大坂なおみちゃんも、もうナンバーワンプレーヤーですから、このランキングでいる以上はでる大会には第一にシードされるわけです。

残っていればですが、ウインブルドンの第一シードとかになるかもしれないんですよね。鳥肌っていうか、ぎゃくに脂汗が出る思いです。そんな日が来るんですね。。。

大坂選手もコーチと決別したことがマスコミで騒がれていますが、そう決定するのって昨日今日決めたこと、ってわけじゃないからそこは袂を分かつことにしたんでしょう。我々が詮索したって戻るわけでもないし、一緒にいるからってじつはバインコーチじゃなければならないってわけでもないのかもしれません。

コートの中ではやはり一人で戦うのがテニス。。。いやシングルスだからですけど、ショットを打つ前にアドバイスが間に合うわけもないですし、選手本人が全ての決定権を持つようでなければ成功もしないはず。

本人も言っているコメントですし、周りの選手たちも共感しているコメントを出していますが、急激に世界が変わって「ランキングが下の方が気楽に挑戦を楽しめた」と言っていますね。それもなんかわかる気がします。

神様じゃないんだから、生まれつきチャンピオンってこともないんですよね。そうなる運命をもって生まれてきたにしたって、驚くと思います。ひたむきに頑張っている時に結果が出ることを夢見るわけでしょうが、現実になった時に左右を見回して不思議な感覚になる事ってあると思うんです。私には経験ないですけど、なんか自分だったら「こええー」って逃げたくなっちゃうと思います。

とくに、彼女のような選手ってことしの全豪がそんな感じに見えましたが、グランドスラムに出ている、っていうだけでテンションが上がっている感じに見えました。

出る大会のすべてに勝って行く、なんていま男子のBIG4がそうでしたけど、それまでのチャンピオンは、アガシにしたってサンプラスにしたって、マスターズ大会の全部に優勝していたってわけじゃないんですよね。なんならフェデラーだって全大会に優勝歴があるわけじゃない。ジョコビッチが初めてらしいですから、勝ち続けるってそうとう難しいと思います。

 

 

とはいえ、男女両方ともそういう大きな大会(ドバイは500)で第一シードが付くわけですから、こちらとしては期待をもって応援したいと思います!

 

 

 

カテゴリー: プロ選手オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:22 | コメントをどうぞ

雪でヒマになったので

昔からある「テニスの教え方」に疑問をもつようになって、さらに勉強がすすむようになった…ということがあって現在の私があるわけなんですが、私が最初にテニスって「勉強すれば分かるようになるんだ!」って気づかせてもらったのはJPTA(日本プロテニス協会)のインストラクターの試験を受けるあたりから。

私に教えをくださったのは、当時の上司でもあった先輩コーチ。いまでも感謝しています。

30歳になるころにいちどテニスコーチから離れ、また復帰した時に、その教則であったこともそうだし、あるいはプロ協の勉強すらしてこなかったであろう『テニスの上手な人』が教えるテニスに、ある一方では勉強させてもらいつつ、その背中では疑問が沸き上がっていました。

若いころの私はそういった先輩方のたくさんの例を参考にさせてもらいながら、テニスコーチの技術を盗んでいこうと思っていたので、真似事とかをするわけです。私自身には戦績もコーチとしての実績もろくにないので、そういったところで「背伸び」させてもらうような感じでした。自分も立派なテニスコーチと同じことを教えてますよ、みたいな。

先輩方にはテニスが魅力的な人も、教え方がしっかりしている人も、たくさんいましたから、自分のテニスにも参考にさせてもらったり、またその成功体験をレッスンのコートでお客さんを相手にこんどは教える立場で使わせてもらったりしていました。

だけどね、生徒さんを上達させられていないような、自分がコーチをしていていいんだろうか、とかやはり人様の真似事って、本人さんのほうが力があるんだろうなとか痛切に感じていた時期もあります。

それでちゃんと勉強できないかな、テニスがうまいわけでもないから、何とかして「教え方のうまいコーチ」みたいになれないかな、ってすごく思ってました。

勉強は、結局はすごく長くかかりましたね。。。だっていまだにやってるもん。

40代に入ってから、気が付いたのは

けっこうテニス教える人って、その人のなにがダメなのかをみてるっていう場合が多いんですよね。他人事のように言いますけど、私も確かにそうでした。

なんでかっていうのも、わかるようになってきました。コーチ自身とか、あるいはこうやって勉強してきた中に、「正しいフォーム」みたいな基準をイメージしてあって、それと比べるような見方をしてしまうわけです。

自分が上達するときに、そういう目線でいるってことでもあると思います。

自分だったらこの球をこうやって…っていうイメージで目の前の上手な先輩に置き換えてみると、明らかに上手な人ってやってることが違う。やっぱり引くのがすごく早かったりとか、ボール見てる感じがするなあっていう、言われてきたアドバイスを守っているな、っていう程度のことをみている。

んで、自分はそういうことを参考にさせてもらいながら練習の時に意識して直したらうまくいくわけですね。そういうことを生徒さんにもやらせよう、っていうのがアドバイスになっている。

そのうち、商売なんだから、言い方をちゃんとしよう、っていうことからアドバイスに使う言葉を自分の頭の中のマニュアルに書き込んでおくってことを、生徒さんの打ち方を見ながらタイミングが遅いとか、身体がちょっと開いた、という評価でみて、そのまま伝えている。

 

自分がうまくなった方法だから、それでそういう目線を生徒さんのほうにも作って上げられればやっぱり生徒さんもうまくなる人がいます。

 

だけど、私が欲しかったのはそういうことじゃない。

 

なんでそうやるといいのか、その理由ってどこにもとめればいいの?物理現象なの?それともメンタル?筋肉の動かし方?骨格の使い方?

どれも正解で、どれも不正解でした。当てはまってできるようになる人も、まったく理解できずに不発に終わる人も、同じくらいの数だけいました。

自分に言い訳することになりますよね、数人だけ成果があったら、できないことはできない人のせいでもあるって。

 

確かにそういう面があって、できない人は何を言っても「言葉」では上達してくれない。できるようになる人が持っている要素を、その人が持っていないなら、与えられるようにならないかが挑戦でした。

そして、時間がかかることなんだということをはっきり認識しました。

 

若いころの恩師と思わせていただいている先輩コーチから、私の打ち方をちらっと見て、「ここをこんな風にするんだよ」ってひとこと教えをいただくと、それを意識したらできるようになったんです。

神様かと思いました(笑)。私もあんな風にスパッと見切れてひとことで生徒さんをうまくするようなコーチになりたいって。

二十歳になる前のことですから、テニスのことに興味を持ち始めてすぐだったと思います。生来言葉を使って何かをするのが好きだったこともあって、テニスコーチの「話す」仕事がすごく好きだったと思います。

 

まあ、いまだに話すのが好きなだけで、無駄なことばっかり言葉にしてしまいますが。。。ブログ長いし。

それがとうとう最近では、私の中に力学的な基本と、身体の関節や筋肉のもつ働き方、それとその可動域や動かせる形ってその人の運動経験や日常生活のスタイルによってみんな違うってことが分かりました。

骨格や筋肉の付き方は似ていると思いますが、やはり使う人が使うなりに発達していったり、感覚が芽生えたりするものなんです。そういうなかで、またその人がテニスに対するイメージをどう持っているのかっていうのも関係してきます。

要するにボールをみると、ラケットを振って当てようとする人もいれば、ラケットを当てて飛ばそうとする人もいる。それが同じじゃない。

いま私の目の前でスイングをしてくれて、その力を何に使う力として認識しているのか、そういうところから差があります。

それを見るのがすごく楽しくなっています。見抜こうとして見抜けるものじゃないように思いますが、二人羽織のように一緒にグリップを握ってボールを出してもらい、「こうやって当ててるけど、こんな風にはできない?」ってその差を感じてもらうとやり方が変わる人も、その形でなら再現できたけどボールをどうやって見ているかから説明するのと、これもまた人によって違います。

 

そういうのを、自分の持っている知識の中からどうやって持ってきて紹介して上げるべきか、っていうのをすごく楽しく感じているんです。

ショウルームの接客をしている人って、きっと私のそういうところを分かってくれるんじゃないかと思います。お客様が来場して、ご要望を聞きながら、提案するべき素材をアタマの中で選び、飲食店のメニューのようにお客様の目の前に並べてあげる。それでも自分としては一番にお勧めしたい商品が候補としてあって、狙い通りにそれを選んでくれないかワクワクしている、そんな気分があると思います。

私がテニスコーチをしていて唯一こだわっていることがあるとすれば、「自分のこだわりを持たないこと」です。

んー?いや、それじゃよくわからないな。どこにも「偏らない」ように気を付けるっていうことです。

つまり、テニスってこうするものだ、っていう、テニスの上手なコーチ、あるいは試合で活躍した有名なコーチって「スタイル」みたいなのがあるじゃないですか。「フルスイングする」とか「骨盤の使い方ですべて治る」みたいな。

ああいうのもちゃんと根拠があってそうしているので、素晴らしいと思いますし、私も何か自分なりのものを発見できないかな、って模索していました。

だけど今になってみれば、「ラケット面にボールが当たってちゃんと相手のコートに入る」っていうことにこだわってみれば、もうちょっとだけ広い範囲を自分が見ていられるような気がしてきて、「そういうの(こだわりのメソッド)を追いかけなくてもいい」って思えるようになってきたんです。

その代わり、すべてのことに説明ができるようになりたくて、今でも常に勉強をしていると思います。

 

だから、自信があるのは「お前は間違っている!」なぜなら・・・っていうことを私には誰も言えないだろうってこと。論破する自信があります。どれか一つの打点にとってはより素晴らしいように聞こえることも、別のシーン…例えば全速力で走ってそれができなければ「腰で打つ」なんて説明を「それが一番重要」なんて言えなくなってくると思いますし、打点が高くなったらとたんに力が入らなくなってしまうようなら、相手に「そこには打たないでちょうだい」ってお願いしなきゃならなくなるでしょう。

低い打点ではこう、高い打点にはこう、遠いボールが来たらこうやって打ち返す、ていうことを一つひとつ研究してきて、握り方が薄い人の体の使い方ってこうだけど、厚く握った人ならこうやって動くはず、ていうことも分かるようになってきたときに、それらの共通する項目もあり、握り方やボールへの入り方のスタイルで打てるショットは限られてくることもすぐにわかるようになりました。

そうすると、相手がどんなショットをどこへ打ったか見た瞬間にそれを発動させなければならないんですが、私自身は無意識に近く、無段階に対応が利くところを、はたして「そのボールが打点が高いかどうか」っていう評価ができないときにどうしているのかっていう疑問が出てきます。

空中に、ここから先は打点が高い打ち方で、とかこの基準を越えたら打点が遠いってこと、みたいな基準って作れないですよね。

だから、「対応の利く打ち方」っていうのを見つけられるようにするのがテニスを教えさせてもらう中ではすごく重要なんだなと思いました。

高い打点とか低い打点の説明をそんなにしない代わりに、個々のやり方を覚えて使えるようになっておけば、あとはたいがい応用が利きます、という打ち方を教えられるようになりたい。

もちろん握り方はどんなんでもトップスピンでバシッと決められるようなショットが打てるわけでもないですし、トップスピンはむつかしいけどちゃんとラケットは届く、ていう打点もあるわけです。

テニスって「相手のショットを打ち返す」スポーツですから、打ち返し続けられる人が最強。「狙い通りの良いショットを打つ」喜びを教えられるようになったら、相手がそうしてきたボールを自分の打ち方で見事に打ち返せる喜びも教えられるようになりたいものです。

 

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:49 | コメントをどうぞ

YouTubeで【サーブ研究会】その1

YouTubeに、swingbuilderとして初めて動画を投稿させて頂きました。
まだまだ知り合いが見てくれる程度のものだと思いますが、いままで自分もちゃんと表現者?みたいなものになりたいと思っていたんですけど、勉強していくうちに勉強した物だけが溜まっていく一方で、ぜんぜんアウトプットしていない事に自分でイヤになっちゃったんです。

「そのうちやるから」みたいな数年を過ごしていくうちに、けっこうもう「ウソツキ」の領域に入ってきちゃってるかも。。。って焦ったので、もう勢いで撮影したものを投稿する事に。

世間にたくさんいらっしゃるユーチューバーさん達みたいなのって、編集ソフトとか使いこなせれば出来るようになるのかも…なんて思っていたんですが、そもそもセンスもない。
しかも、それを考えて妄想にふけっているから時間が足りない事に気づいていながらも進める事をしない。

悪循環でした。

だからなるべくオンコートでちゃんとしゃべって、そのままろくに編集しなくても良いようなものを流れで投稿する方が良かろうと思います。

自分なりに、どこかに偏ることなく、その技術がどういうもので、どんなふうに成り立っていて、どんな感覚になれば使えるようになるのかを勉強してきたつもりです。

なので、順番に並べることも挑戦しましたが無駄だと知り、むしろ人によってニーズがあって引っ掛かって観られていくものだと思うので、あんまり自分で悩むよりも、どんどん出して行った方が良いだろうってことをやっと気づいたんです。

日常のレッスンの時間をどうやって切り盛りしていくかとか、全然考えないで一本目を投稿しちゃったんですが、なんとか週に2本くらいできるようにならないかなって考えています。

最初っからそんなにちゃんとは出来ないかもしれませんが、もうブログも12年くらい?やっているので、こんな風に続けられるようなものになればいいなと思います。

よろしければ視聴してみてください!

 

もし上手くこのページに貼られていなければ、「サーブ研究会」で検索してみてください!

なお、コメント受付中です!

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 08:56 | コメントをどうぞ

ラリーを続ける

テニスコートでネットを挟んだ相手とボールをやり取りする事を、ラリーする(Rally)といいますね。

車のレースにも、ラリーって言葉があります。これも、Rally。

その意味は、「生還する」という意味があるそうです。

車で過酷な状況に飛び込んで行って、「生きて帰ってくる」ということと、テニスコートで、自分の打ったボールが「生きて(?)帰ってくる」という事は同じなんだなぁと思ったので、ちゃんと辞書はひいていません(笑)。

 

まあなんにせよ、ラリーは続ける練習が必要です。

試合になったら、ラリーは早めに終わらせる努力をした方が良いものです。

なので、試合でない練習の場合でも、常にラリーを早めに終わらせる努力をしたものかどうか?というのはどうなんでしょうか。

ちゃんと決められるようなシーンを演出できたとしたら、ちゃんと決め球をコートにいれて終わらせるべきでしょう。

しかし、いつでもどこでもウィナーをとれる、と言うほど甘くもないのがテニスの試合だと思います。

ボールを打つ時に、ミスをしやすくなる条件として「リズムを失う」ということがかなり大きな要因としてあげられることがあるようです。

相手は、試合の時ほどあなたのことをリズムにのせないように、自分のショットが決まるように打ってくるはずです。

そういうショットを、あなたがまるで自分のショットを思ったように打つリズムを狂わせずに追いつけたとしたら?そう簡単にはミスをしないですむはずです。

要するにプレーヤーとは、自分のラリーのリズムを自分で知っておくべきだし、そのリズムってボールが飛んでくる時間だったり、バウンドの後のリズムだったりすることがほとんど。だから、ボールが動くのにある程度あっていなければ、プレーヤーの独自性っていうのは現れないと思います。ボールと打ち方のリズムとが合っていなければ、その人の方が先にミスをするってことになる確率が高いですし、そういう練習しかしていないとなったら、試合で自分のリズムに乗って何本でもショットを入れ続けられる相手よりも自分の方が弱い感じがするはずですから。

 

ラリーは続くように練習する、と言うよりも

「簡単に終わらせないように努力する」ことがもっとも試合の状況に近いものだと思います。相手のショットに翻弄されずに自分のコントロールを失わない練習。

自分だけが、相手の打ちやすい所にコントロールする、でもいいわけだし、双方が打ちやすい様にでもいいんです。そして、双方が勝つことを目的にラリーをしてもいいんです。

その目標が、「お互いに簡単に終わらせない」ということなら、コートの広さを十分に使え、構えも必要だし反応や判断も良くなければならないことが分かると思います。

 

先日、私のレッスンでどう見ても打つのは下手じゃないけどラリーになると思い通りに打てない人がいて、見ていると打った後の時間を上手く使えていない。要するに相手のショットに対してほとんどすべての項目が遅い。反応そのものも、ラケットを引いて準備するのも、打点に移動するのも、なんなら走ることさえも遅い。

そう書くと、その人がすっごいテニスが下手な人のようですよね。でも、実際はそんなでもないんです。サーブだってちゃんと入るし、何ならよく試合にも出ています。

だけどですね。まあ下手じゃないんですよ。だけどぜんぜん上手くない。ってこと。

それが、ボール打ったらほとんど自分のボールを見つめていて動きが止まっちゃうってことなんです。

それが良くない。

だから、ボール打つのはちゃんとできるんだから、相手が返してくるのに対応すればいいんですよ、っていう指導はもちろんします。最初にします。

その他にもいました。

回転のしっかりかかったボールを打ってくる。女性ながら、ボールに重さもあるし、教えた甲斐があるなぁ・・・と思っても、まだ半面のラリーまで。それよりも広い範囲には中々足が届かない。

多分この方は、相手が打ったのを見てからの反応は良いんだと思います。だけどやっぱり調子を崩すと、ボールがバラバラになってくる。

片方の方には、

「打つ時にバランス崩しやすいから、打った後に3歩、『ケンケンパ』ってやってみて!」というアドバイスを。ケンケンパの最後の「パ」はスプリットステップに相当するはず。

もう片方の人には、

「ラリー中の呼吸、どうしてますか?打つ前にスーって吸って、インパクトに合わせてフーって吐いてみては?」というアドバイス。

これ、まあそういう風に見えたから思いついたんですが、ドンピシャ。

いままで必死に一本一本のショットを追っているようなラリーだったんですが、まるで往復するボールの片側に居るだけで、ずっと往復が終わらないようなラリーになりました。

終わってから聞いてみると、

「なんかいつものラリーよりも、物凄い楽に感じました」と言ってくれました。

そうなんですよ。私も皆さんとラリーするとき、結構楽にやっているんです。

でもそれって、すごくうまそうに見えるんですよね。実際、そこそこのレベルのボールを打っている実感もあるでしょうし、しかもそれが中々終わらないんですから、やっぱりよそから見ても上手そうに見えます。

試合の時にも、「相手のショットを上手く返せる自分」をイメージするといいんでしょうね。

ただ、相手がどこに打ってくるのかを知りたいんだけどそこは諦めてる、という態度になれないと難しい。自分が打点に入るのであって、ボールが自分の方に来ることはそんなにないですから。

練習ではラリーは「終わらせない」

試合では「勝つように」ボールを打つべきでしょうが、その練習によって自分のボールは「常に入る」ことを自信もってできるでしょうし、相手が返してくることには「慣れている」から、決まったはずのショット!ではなくて、「もし返球されてもこちらが優位」なことは変わらないように打てばいいんです。

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 13:51 | コメントをどうぞ

フォアハンドストロークの違和感

ラケットを替えて、バランスいじくるのに夢中になってたら?ちょっとフォアハンドストロークのタッチがおかしくなりました(汗)

重くしていた時期がわるかったかな。。。

以前よりもテイクバックでヘッドを下げて打点のエリアを特定していた方が腕に響かないような気がしていたのですが、オムニコートの砂があるところない所でバウンドが変わっても良いように懐を広めに意識するのが常なのですが、体が開きやすくなってきたかも。

なんつーか、腕の重さをボールにぶつけられれば体力はいらない事を覚えて、相手が結構強打できても、インパクトで「重さ負け」しなければだいじょうぶ、という感じでゆったり構えていられるようになっていたのが、ちょっと開くようになってきただけで面を持っていかれる感じに。

なので、ショットの高さ方向のズレが出てくるのと、グリップテープの親指部分が負けて剥がれてくるのが両方とも、プレーしていてちょっとカチンときます(笑)。

強引にスピン方向にスイングを作るようにしてボールを収めることは出来ますが、そうすると腕の芯でボールを捉える様な心地よい打球感が出来ない。

結果、逃げる様なショットになります。

質が悪いのは、自分では普段のように真っ向勝負のつもりで打点に入っても、ショットを作る腕が「入れに行く」ようなタッチでしかボールを打たないような、そんなジレンマ。

弱気なプレーみたいなショットが増えてきました。

うすうす感じてはいたけど、自分のショットは入っているし、打つ前に合わせたはずのコーディネーションがズレただけだから次のショットで挽回できる、なんていうかんじでそんなに気に留めていなかったんです。

しかしですね。

自分が自分ぽいショットを打てていないことが一番わかっているはずなのに、誤差の範囲で片付けて良いのか?ということで考え直してみたら、体が開くっていうか脇が開く(似たようなもんか)

それで、ボールにラケットをぶつけに行く時に脇の下を意識してもボールとアジャストするわけでもないので、手の中でヘッドを走らせる感覚を作るのに、グリップをいつもよりぐっと前に突き出すようにしてみました。

グリップの角度は、ボールの入力方向からの力にきちんと対抗できる角度、というのが分かるようになっていれば、私と同じ感覚で打っている人もいるんではないでしょうか。

打点が前なんだか後ろなんだか、で調整しようとしていましたが、これでボールに重さをぶつける基準がグリップの当たりというか、前腕とか手首の部分に出来るようになりました。

もうちょっとシビアにハイペースで連続して打っていかないと自分のショットとして思い出せないかもしれませんが、もうちょいしたら何とかなりそうです。

何となく出来ていたことって、何となく出来なくなっていくもの。

こういうときに、自分の中の「良い感覚」ってどこのどんな感じを頼りにするといいのか、再発見できるから良いですよね。

それにしても、深刻な問題にならずに良かったです。。。

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 15:41 | コメントをどうぞ

最近の全豪って!

グランドスラムの中でもサイコーに楽しみな大会じゃないですか?

たぶん、ワウリンカが初優勝した2014年あたりから、全豪って見るのがすごく楽しみな大会になってきています。もちろん私基準でですが(笑)。

あのころ、ワウリンカとジョコビッチがスーパー名勝負を繰り広げていて、前年はフルセットの末ジョコビッチが勝ち(たしかファイナルセット10-8とか)、翌年にワウリンカが勝つ(これもファイナルセット7-5)っていう記憶に残る名勝負がありました。

その他にも錦織とナダルの惜しい試合(負けた錦織はロッカールームで号泣したと言っていました)とか、寒い北半球の向こうの夏を迎えたオーストラリアでは気候だけでなく文字通り熱戦をくりひろげていて、時差もそれほどないこちらでは毎日が楽しみで仕方ない状態でした。

フェデラーが復活優勝を遂げた17年の決勝は泣きながら喜んだし、その準決勝のナダル対ディミトロフもものすごい勝負でした。

何年だったか忘れましたが、モンフィス対ラオニッチの準決勝もあったっけ。

 

なにしろ名勝負の列挙にいとまがないくらい、最近の全豪はアツイです!

 

 

そして今年も!

 

錦織圭や大坂なおみの活躍で国内もフィーバー(死語)しましたが、それだけじゃない名勝負は今年も。アンダーソンとティエムの早期敗退にも驚きましたし、オーストラリア人の若い選手の台頭が本当に楽しみな将来を見せてくれました。女子のバーティを筆頭に、ポプリンとかボルトっていう男子選手も出てきましたね!全く知らなかったけど面白い選手です!

 

オーストラリアの選手って、タッチが異常にうまい人が多いですね。デミノーはまたストロークとフットワークの鬼で、ヒューイットへのリスペクトが強い印象を受けますけど、キリオスとかのように才能というか、身体能力をみて息をのむような選手が多くいるような気がします。こないだプイユに勝ちかけた、ポプリンという若い男子のテニスは素晴らしかった。度胸も良さそうでしたし、これからがすごく楽しみ。名前もかわいい。

 

男子も女子も、フルセットにもつれる、勝負の行方が気になる試合も多かったのですが、それを見ている時に勝負の「あや」っていうんですか?ベルダスコのマッチポイントを迎えてからのダブルフォルトから一気に形勢逆転劇とか、そのコートの選手の心理を考えるとたまらないものがあったり。

やっぱり生で見るといいですねー。現地で生で見るのが一番でしょうが、ライブで見られるだけでもかなり面白い。

最近はどうしても短時間でyoutubeのダイジェスト動画に見入ってしまいますが、ポイントのやり取りとかポイント間の選手の状態なんかを見られると、また試合への感情移入の仕方ってちがいますよね。

さあ、今日は女子決勝です!

大坂なおみちゃんの「グランドスラムって大好き」パワーが今日も炸裂するんでしょうか?

彼女が「我慢のテニスをおぼえた」っていうのは確かにそうなんでしょうけど、原動力は「グランドスラムこそ自分が最も輝ける場所」と信じられるようになった、「楽しもう」「出来るだけ長くこのコートにいてプレーを続けよう」がそうさせているんだと思います。

そしてそれがそうなんだとしたら、やっぱり勝機は十分にあるんではないかな、と思っています!

ただし勝負はあいてがいることですからね!クビトワのほうだってもちろんそういう気分はあると思いますから、ほんとにいい勝負になると思います!楽しみですね!

カテゴリー: プロ選手オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:19 | コメントをどうぞ

改造・改悪・改善

我が愛機・Dunlop CX200についての後日譚です。

ラケットは2本目を購入して、1本目に遅れる事約十日。同じ機種を買ってもバランスなどは微妙に違うのは当たり前のことだし、一本目は買ってすぐに元グリップをレザーにしたところからすでに調整を終えた状態で2本目の購入を決定しました。

その、バランスの違いが「微妙に」だったら許せたんですけど、これがまた極端に違う(笑)。

私のラケットの好みは、トップライト。だからボックスフレームの個体を選びやすいし、そういう市場にもなっているような感じでもあるしで打球感のよいラケットを見つけては自分の物にしています。マンティスの頃もそうだったし、ひょんなことから先代のRevo cx2.0を手にしたのも、そういうことがきっかけでした。

これがまた、ほんとにあるあるなんですけど、最初の一本目は私好みのトップライト。

んでグリップ側に荷重して、調整してフェース側にも微量のレッドテープを貼ります。それで、あとから来た個体が多少トップヘビー気味でも調整は出来るはず。というのが私の常套作戦でした。

それが、後から来た子がずいぶん重い。重いっていうのは「持った感じで重い」です。いわゆる「持ち重り」これってイコールトップが重いってこと。

想像の範囲内だったら、いつも通りグリップをレザーに変えるだけで重さが10~15gくらい重くなるので、トップライトバランスに変わります。一本目がすごくトップライトだったとしても、その作業後にさらにフェースに荷重することで自分用に調整するので、305gの個体ですが、張り上げると(ストリングスの重量が16gだとして)330g前後が私の狙いのピックアップウェート。325以上330以下?くらいに全体重量がいてくれるのがベストなんです。これはもう何年も色んな事やってきて出た結論みたいなもの。

若いころはプロスタッフミッド(セントビンセント)を使っていまして、こいつは張り上げで350gピッタリでした。バンパーのプラスチックをカットするとかしてヘッドを軽くしていました。

けど、今のラケットはフェースも98あるし、350gじゃもう重すぎて振れません。特に肩を痛めてからは重いラケットのサーブがすごくつらい。

そんなわけで、ベストウェートが決まったわけなんですが、今回のCX200は、2本目が重たくて、レザー巻いて調節したら341gになっちゃいました。これが後からやっぱり問題になった。

軽い方の一本目をそいつに合わせちゃったんですね。もうレッドテープの嵐。自分史上かつてないほどの量をフレームの各所にはって調整。

バランスは良くなるところで折り合いをつけたのですが、それでレッスンやら打ち合いやらをすると、ちょっと前腕が妙な疲労感に。

2週間くらいはお正月明けてから我慢…ていうか様子見?をしていましたが、アタマの中で何かがキレました。

わざわざ使いにくい(トップヘビー)の方に合わせるからこんなにオーバーウェートするんじゃん!

一本目の子がせっかくいい子に出来るのに、わざわざ重たい方に合わせたらこれって改造して悪くしてるんじゃん!

ということでキレまして、2本目の子はちょっとおいといて、ちゃんと狙い通りにセッティングに出来る、トップが軽い方の個体をちゃんと自分なりに作ってみようと思いました。

昨日のフェデラー対フリッツの試合をみながら、いちど鉛(レッドテープ)を全部はがします。元グリップの中にも仕込んであったので、丸裸にするような感じで(笑)。

 

 

じつは、お正月にガットも切って元グリップもはがして、フレームだけの状態にして両方の個体のデータを取ったんです。

そしたら、重量は1gだけの差で、バランスが4㎜ほどトップに寄っている事が分かりました。4㎜!!そりゃあすげえな。ガット張ったらまたそこに荷重されるわけですから、グリップ側に荷重したとしても調整することになるとしたら相当量になります。

なるほどねー。というのはその時に思ったことでしたが、チューニングについてはだいぶ出来るようになってきたので、意地でも2本合わせてやろうと燃えちゃったんですね。

けど今になってはそれが間違いだった。

自分のベストウェートが330g前後だって知っておきながら341gの方に近づけるんだから、腕に負担を強いることになるってことを、先に分かっていなければならなかった。

それで、軽い方の個体にレザーをまいて、「ガスケグリップ加工」(エンドを太くする)をして、そのまま振ってみました。レッドテープなしです。

重量は328g。うん。グリップもガスケグリップは自分で形をすこしいじれるようになってきたので、手のひらにすっぽり収まってくれるように調整しました。

先代2.0のころに、最後の頃は形がベストに調整できるようになって、それまでは強いボールの打ち合いをすると面がぶれたときの影響か親指が当たる部分のオーバーグリップがすぐに摩耗して破けてしまっていたのがなくせるようになっていたんです。そりゃあ打球感は最高でした。きちんと芯で打てる感じっていうか、腕とラケットの一体感たるや!

その2.0は欲しいという方に売れて手元になかったので、また自力で調整しながら頑張ってみました。

バランスといい、重すぎなくなったことといい、後はもう一度ストリンギングを見直して、この季節のボールに最適のテンションで張り上げられれば、もう言うことないと思います。

改悪して、改善に至った、というお話しでした。

カテゴリー: グッズオタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:12 | コメントをどうぞ

腱板損傷やや深刻化

肩の痛みが出たのは、2年前の3月末でした。忘れられない。

以前にシングルスで対戦させてもらった他校のコーチが遊びに来てくれて、夜のレッスンが終わった後に「ちょっと打とうよ」っていってコートで打ち合っていた時に、肩の高さ位のバックハンドを振りぬいたときに、激痛が走りました。

ちょっとその後右腕に力が全く入らないくらいで、ぶらーんとしてしまったので、「ごめん今日はもう帰るわ。。。」って言い残して帰ったんです。

忘れられないので、あの時のバックハンドを「メモリアルバックハンド」って呼んでいます。

。。。なんて、笑い話にしていられたのも、それほど悪くなかったから。

整形外科さんで受信したら「腱板損傷だね」っていわれて、耳慣れない言葉だったので「?それってどういう…」と聞き返したら、「肩のネンザみたいなものです」っていう説明。

簡潔には分かりやすくてその時に納得したのですが、良く帰ってから調べてみると、「肩」という間接がかなり複雑な機構になっているところで、「ネンザみたいなもの」といえば「みたいなもの」ですが、足首などの物とはちょっと違うようでした。

特筆すべきは、「放っといて治るものではない」ということ。

私の場合、足首はグキってひねっても、よほど腫れでもしない限りはお医者さんにも行きません。(自慢する事じゃないけど)山登りをしていた時に、けっこう腫れるくらいのネンザをしたことがあったのですが、当然医者などに係れるようなところもなく、その後合宿はあと一週間続く、という状況でして、気合で何とかしないといけない状況でした。

そしたら幸いにも登山靴っていうのが足首をがっちりサポートしてくれて、さらに翌日ののぼりが結構きつくて、靴を蹴り込むようにしながら登っていたら、なんとその日の終わりには腫れも引いて痛みもなくなるっていう。。。それで自信をつけたっていう。。。

ただし、今回の肩は、部分的に断裂している腱は再生しない、という事を教わりました。

それでサーブのフォームを見直したら、かなり合理的な体の使い方っていうのがあるっていうことに気づいて、それで自分のサーブの調子もよくなり、もちろん48歳にして人生最高威力のサーブをコントロールされた状態で手に入れることに成功したんです。

 

。。。と思ったらそれから2週間で肩の痛みが倍増し、サーブはお蔵入りになりました。一日10本程度までは無理すれば打てますが、それ以上になると翌々日くらいまで痛みを引きずる事に。

こりゃあ手術するしか再建の道がない。。。と背中に汗をかき始めたんですが、良く調べてみると、まあ今すぐは無理。

お金もかかるし、なにしろ半年くらい復帰できない。そうするとその間の収入って。。。ということになって今はだましだまし使っている肩です。

 

何かいい治療方法はないか。。。あれば飛びついちゃうかもしれません。

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:29 | コメントをどうぞ

アンディ・マレー今季限りで引退

Andy Murray announces his retirement

youtubeのトップページを開いたら、こんな文字が目に飛び込んできて、その目玉がとびでました。

マレーは今季限りで引退。可能性としてはこの全豪が出場できる最後の大会になることもあり得るそうです。

会見の会場に上がり、着席しても落ち着かない様子のマレー。しきりに顔を伏せようとしたり、帽子のつばを何度も触ったりして涙をこらえている様子でした。

こらえきれずに席を離れ、バックヤードに一瞬姿を消しますが、ほどなく出てきて

「sorry」と告げた後に、衝撃の発言が。

英語は聞き取れないので何言っているのか理解はできませんでしたが、20か月間もツアーから、テニスの試合から離れて長い間ずっと考えていた、というようなことを言っていたかと思います。

マレーの現在のランキングは230位。予選カットラインぎりぎりのランキングですが、おそらくワイルドカードでの出場でしょう。初戦は22シードに入っているバウティスタ=アグとの対戦になります。(…と思って発表になっているドローを見たら、ワイルドカードではないようです)

数年前には背中のけがで欠場したこともあったと思います。2016年の最終ランキングで一位に躍り出てからほどなく、彼は腰のけががもとでツアーを離れました。

その年の年末に、ニューヨークでエキシビションに出場したマレーは、フェデラーとの試合を観客の前で披露しましたが、かつてのプレーは見る影もないものでした。

昨年末にはツアーに復帰し、初戦を勝って2回戦で負ける、というようなニュースになりそうでならないところを見たりして、頑張っているんだろうけどマレーはもがいているなぁ、と思いながら聞いていました。

昨年の前半、肘のけがから復帰したジョコビッチがそうやって這い上がってきて、終えてみればウインブルドンと全米のダブルクラウンを獲得するカムバックぶり。

マレーにもそのチャンスというか、セカンドサクセスのストーリーが待っているのかと思っていました。

BIG4のなかでは、最も日本に来てくれているのがマレーでした。

有明で見た本物のマレーは、練習コートからカートに乗って戻るところだったりというシーンもありますが、衝撃のダッシュが忘れられません。

相手はカルロビッチ。

サーブ&ボレーを軸に有明の速いコートで、初戦となる二回戦で、カルロビッチからの強烈なアプローチに、バックサイド後方へ猛然と拾いに行き、スライスで返球したと思ったら、カルロビッチのボレーを見ている間にもうセンターに戻っていました。

いつ走っていたのかわからないくらい速い。私の記憶回路の中では、瞬間移動したようにしか感じられないあっという間のダッシュでして、忘れることのできない衝撃のシーンでした。

それまで、生で見たなかで速かったのはフェレールだったかな。。。その対戦相手は錦織圭。錦織も驚くくらい速いですが、同じようなシーンで、打ち方の違いのせいか、打点に入るのにフェレールのほうが1歩余計に使えるような気がしました。

だけどマレーはそういう感じじゃなかった。そんな遠いところまでボール追えるの?っていうくらい有明のセンターコートの端っこまで走る男でした。

もう、あのレベルを取り戻すことができない。。。そういう判断だったのでしょう。

あの涙。本人が一番悔しく、期待していたところが大きかっただろうな、と思わせる映像でした。

 

 

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 12:01 | コメントをどうぞ