3日連休で皆さんどこかにお出かけなのか、テニススクールもお休みの方が多いようです。
それで中高生クラスではたった一人しか参加者がいなくてマンツーマンレッスンとなりました。
お母さんは日本人だけどお父さんがイギリスの方といういわゆるハーフの女の子でインターナショナルスクールに通っているそうですが、もちろん日本語は普通に話せます。
それで今日はそんなミニシャラポワみたいな女の子の練習をしっかりサポートさせてもらいました。
普段は学校でバレーボールをやっているそうでスマッシュやサービスがなかなか良くて、ストロークも練習を積んでいくとほんとに伸びる良い素質を持っている日本の学校ならば高校2年生の女子です。
一人のレッスンだとたっぷりボールを打てるのは良いですが、それを拾い集めるのも一人しかいないので僕が手伝ってもかなり時間がかかります。
それでボール拾いしている間に話しをしていると、僕はその英語ネィティブスピーカーである彼女にちょっと疑問に思っている英会話のことについて訊ねてみました。
日本人が苦手、というかよくわからない冠詞の付け方についてのことでしたが、聞いてみたら「あぁなるほどね!」と理解できちゃって助かりました。
それは「あなたはボールを投げられますか?」だとDo you throw a ball?「あなたはそのボールを打ちますか?」ではDo you hit the ball?となるのですが、では「あなたはボールが好きですか?」はどうなるのか?
その場合はDo you like balls?とボールは複数になって冠詞がつかない、つまり一つか複数かあやふやで抽象概念としての漠然とした一般的な存在としてのボールという意味になるとそうなるのだということです。
「学生時代にそんなことちゃんと習っただろ」と思っていらっしゃる方もいるでしょうが、ちゃんと勉強しなかった僕にとっては「眼から鱗が・・・」って感じのことでした。
彼女も今日はマンツーマンでたっぷり練習して満足、コーチも英語の貴重な知識を仕入れることが出来てやはり満足と正に持ちつ持たれつのひじょうに有意義なレッスンタイムでした!
そしてテニスも英語も一対一でみっちりと習うのがやはりベストなんだなぁとつくづく思いました。