今日は娘の通う中学校で体育祭があって午後の部からすこし観ることができました。
女子校なので可愛らしい女の子ばかりで、それはそれで良いのですが競技として楽しもうということになるとちょっとモノ足りない気がしました。
やはり男子の闘争本能を剥きだしにして必死で全力疾走する選抜リレーがないと、娘には申し訳ありませんが感情移入が出来ない所為か気持ちがいまひとつ奮いたちません。
しかし、いまの世の中は男女平等が叫ばれるようになってからあらゆる場面で女性の進出が盛んになりました。
スポーツの世界でもそれは顕著で、いまや男だけの種目というのがほとんど無くなっているのではないでしょうか。
格闘技においてさえも女性の選手がボクシングで殴り合いをしたりする時代ですから、ほんとに男だけがやる競技なんてもはやないのかも知れないですね。
テニスはおそらく最初から女性にも親しめるスポーツとして発展してきた競技ですから、あまり男女の差が大きくない種目のひとつではないかと思います。
しかし、そうなったのはある試合がきっかけでそれはいわゆるテニスの男女対決でした。
まだ女子選手の試合が賞金額でも男子より低く、興行的にもマイナーだった1973年頃にマーガレット・コート夫人とボビー・リッグスが試合してそれは男が勝ちましたが、その後におこなわれたビリー・ジーン・キング夫人との試合では何とボビー・リッグスは5セットマッチでストレート負けを喫してしまったのです。
それから女子選手のテニストーナメントが隆盛になっていき、今日のような男女のテニストーナメントがほぼ同格におこなわれていく流れとなったのでした。
だから女子校での体育祭も男子達の熱い戦いぶりに負けない凄いものにすることは可能だと思います。
まぁしかし、頑張りすぎて女軍団アマゾネスの体育祭みたいになられるのも正直いって困る、っていうか怖いですけど