月別アーカイブ: 2014年4月

幻の秘技、復活計画

今日の昼休みに独りでツイストサービスの練習をしてみました。

やはりスライス気味になって右へ曲がらずやや左に曲がってしまうことが多かったですが、何球も練習しているうちにだんだんまっすぐに跳ねるようになりついにはほんの少し左斜め方向へと曲がるのがわかりました。

そしてどんな感じで打っているのかスマフォで撮影して見てみましたが、若い頃に「海老反りキング」と言われるほどの反りは出来ていませんでした。

まぁそれが出来るようならばきっと昔と同じように大きく右方向へ跳ね上がっていくのが見えるのでしょうが、今の状態はその頃の1/3くらいの動きでしょうか?

だから跳ね方もそんなものでよく注意して見ないとこちらから曲がっていくのが全くわかりません。

でも、試しにレッスン中の打ち合いで打ってみたら、けっこうリアクションが大きくて(おっ、これはなかなか良い感じで曲がっているみたいだな)と思いました。

しばらくやり続けるともしかしたら幻の斜め横30度キックの秘技ウルトラ海老反りアメリカンツイストサービス!の復活も夢ではないかも知れません!

でも今すこし腰が痛い :34 怖~い: 、気をつけてやらないと大変なことになる :36 冷や汗:

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7時から1時へのツイスト

昨日はスピンやスライスを強めにかけて打つとそれを受けた相手が驚く様が面白い、なんてことについて書きました。

そして跳ねる、消える?!なんて言うのはやったから曲がるというのはどうか?と言う話しでしたが、この曲がるはずっと以前にやっていたことを思い出しました。

どんな風に曲がるボールか?

それはアメリカンツイストサービスと呼ばれるスピンサービスを応用したものでした。

普通のスピンサービスは下から上にタテ方向に回転を与えて打つものですが、アメリカンツイストは右利きプレーヤーならばボールの左下から右斜め上、つまり時計の文字盤で現すと7時か8時辺りから1時もしくは2時の方向への斜めにこすり上げて回転をかけるものです。

したがってボールはやや斜めのカーブを描くように飛んでいき、相手のサービスエリアの右端に落ちてバウンドするとサーバーから見て右斜めへ跳ね上がっていくというものなんです。

だから慣れていない人が受けてその外に逃げていくように曲がって跳ねる様子に思わず「ウワー、なんだこれ?!」というリアクション必至で、申し訳ないけど見ていて楽しくて笑ってしまう秘技でした。

でもこのアメリカンツイストサービスは相手がダブルのバックハンドで高い打点が打てると次第に曲がることに慣れてしまい、リターンを叩き込むように返されてしまうようになるのであまり使わなくなりました。

そしてほとんど打たなくなって数年を経過したら、歳をとってツイストを打つための身体の反りなんて使えなくなったこともあり今は出来なくなってしまいました。

時々、サービスの練習中にチャレンジしてみるのですが右斜めに大きく跳ね上がるようなものはもはや全く打てない・・・かと諦めていたところ、何と今つかっているファィヤーストームというスピン加工ストリングを使って打つと少し曲がるのです!

これはもう少し練習を重ねればもしかしたら往年の「右斜めへの跳ね上がり」を再現できるかも知れません。

それが実現できたらまた「いつもより多めに曲げておりま~す!」って言えるかも :24 ワハハ:

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日夜、秘技の開発に取り組むコーチ

いま使っているストリングはポリエステル系のスピン加工処理がほどこされたものです。

スピン加工されているのでストリングに凹凸がついていてこれがボールによく引っかかることで回転をより強力にしてくれるものです。

最近はそういうスピン加工されたストリングが増えてきており、その形状にもバリエーションが出てそれぞれ特徴があります。

なかでもポリスターのターボというものは凹凸加工が歯車の形状をしているので、これのスピン性能は群を抜いていると思います。

ちょっと強めにこすり上げて打つと自分からそのバウンドを観ていても「オー、すごい跳ねているなぁ!」とわかるほどで、受けた人は今まで見たこともない跳ね上がり方に驚いて打てずに立ちすくむなんて光景があるくらいです。

それが仲の良い気心の知れた相手だと思わず「いつもより多めに廻しておりま~す」なんておどけてみたりして :24 ワハハ:

僕はフォアハンドストロークでは以前ほどスピンを多くかけて打ったりしないのですが、こんなにものすごく回転がかかるとついついグリグリトップスピンをかけたくなってしまいます。

それで最近はかつては「ウワー!?」なんて言いながら驚いてくれていた方々も、頻繁にスピンボールを受けているうちにすっかり慣れてしまいます。

そうなるとこちらがけっこう頑張って放った超トップスピンショットを、何事もなかったように軽く返してくるようになるわけで、それはそれで進歩したというですから良いことなのですがちょっとガッカリしたりもします。

そこでフォアのトップスピンがダメならばバックハンドのスライスはどうだ!?って、ことで思い切り回転量を多めに低く抑えたスライスを打ってみるのです。

これは今のところ未だ慣れてしまったという方はいないので、「ウワー、ボールが滑ってくる!?」と驚いて頂けてこちらも満足しています。

なかには強めのスライスの利いた低いバウンドのボールがまったくの未知の領域という方もいて、そういう方だとまるで予測と違うバウンドに目が付いていかず「あれっ、ボールが消えた!?」というリアクションをされることもあります。

それがやはり懇意にしている方ならば「これが秘技のテニス版消える魔球ですよ!」なんて僕は冗談を言って喜んでいますが、そのうちにこの「消える魔球」も全然どうということもなく軽々と返球されてしまうようになるんでしょう。

それまでにまた何か新たな「秘技」を生み出しておかないと!

「跳ねる、消える」ときたら次は?やはり「曲がる」でしょうね :23 イシシ:

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ラケットセンス

中高生クラスの生徒たちのレッスンで、どうもラケットの真ん中にボールが当たっていないことが多いので少しそのことに注意させようと思いました。

そこでペアを作らせて片方が目を瞑ってラケットを打点の形で構え、もう一人がボールを手でラケット面のいろんな所に当てそれを目を瞑っている方に感じ取らせるということをさせてみました。

そのやり方を示すためにアシスタントの大学体育会テニス部の若いコーチに目を瞑らせてラケットを構えさせました。

そして僕が手でボールをラケットのスローとに近い根本に当てて「どこに当たっている?」と訊ねました。

生徒達にいわばお手本を見せているその場面で何と彼はいきなり「先端ですね!」と自信たっぷりに答えたので、呆れてしまいました :10 あれー?:

根本と先端ではまるっきり逆だからで、コーチがこれじゃ話しになりません :36 冷や汗:

「おいおい、まるで反対だぞ!」と諭すと慌てていましたが、彼の名誉のためにもう一度やり直してみると今度はちゃんと当ててくれたのでホッとしました。

その後に生徒達にやらせてみると、やはりちゃんと真ん中に当てることが出来てわりと上手く打てる子たちは正答率がほぼ100%でしたが、イマイチな当たりで時には空振りすることもある子になるとそれが30%程度に落ちてしまい中にはまるでわからないと言う子もいました。

ラケットのセンターでボールを捉えると言うのは基本中の基本ですから、ちゃんと当てられなかった子にはもっと毎日きちんとラケットでボールを軽く突いたり打ち上げたりして真ん中に当たった時の感触とオフセンターの違いくらいはわかるようになってもらいたいものです。

 

 

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日差しが心地よい季節だけど

東京オープンのベテラン大会が開催中ですが、残念ながら僕は未だ皮膚疾患の不安があるので参加できませんでした。

そんな鼻の頭に異常が見つかったのはちょうど2年前の東京オープン出場直後でした。

テニスで日焼けする方も多いと思うので、少しそれについて書いておこうかなと思います。

まず皮膚ガンというのは日本人には比較的に稀なもので、普通の方はよほどひどい日焼けを数十年以上にわたって続けなければそう簡単にはならないものらしいです。

でも遺伝的に皮膚が紫外線に弱いタイプ、そういう人は先祖が北方民族だった場合が多く太陽の日差しが少ない所では紫外線を跳ね除けるよりビタミンDの体内生成のために取り込む必要があったから紫外線をより吸収する皮膚構造になっているようです。

だから皮膚が紫外線に長時間も晒されると赤くただれたり、メラニン色素で少し黒くなったように見えてもその日焼け防止効果はとても弱い肌だったりするそうです。

それで皮膚が受けるダメージが大きくて何度も繰り返しているとガン細胞化してしまうというのです。

気をつけないといけないタイプの方はそういう肌が色白であまり濃い色に日焼けしない人、それと眼の虹彩の色が薄茶色とか青みがかっているような方は要注意です!

あと寒い所では気管支を冷たい空気で痛めないように鼻腔が狭められて、体温で呼気を温めてから肺に取り組むために鼻孔が縦長になるためそういう形の鼻の穴を有する人も日焼けのリスクが高いようです。

もしもそういうタイプに該当するテニスプレーヤーはぜひ顔だけでも日紫外線対策は万全にしておきましょう。

一年のうちでこれから5月にかけてが最も紫外線が強くなると言われていますから、帽子かサンバイザー、日焼け止めクリーム、そしてサングラスをお忘れなく!

眼に紫外線を浴びるとメラニンが反応してしまうのと、虹彩が薄いような人は眼そのもののダメージが大きくて眼球に大量の紫外線を浴び続けていると翼状片と呼ばれる症状がおこります。

それは手術してメスで眼球を覆ってしまった毛細血管の塊みたいなものを取り除くという、文字通りに恐ろしい目に遭うものですから絶対に避けたいです。

どうぞ自分が紫外線に弱いタイプかどうかよく確かめて、もしもそうであったら万全の措置を講じてからテニスを楽しむようにしましょう!

太陽が燦々と輝くアウトドアで思い切りテニスするのは実に爽やかで楽しいですが・・・

「紫外線を舐めたらあかんぜよ!」と鬼龍院花子風に言っておきましょう :24 ワハハ:

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思いこみは怪我の元

テニスしていると未だにそれほど衰えを気にする事は少ないのですが、今日は思わぬ所で「俺も年取ってしまったなぁ」と感じさせられることがありました。

それは自転車に乗っていていつもと違う交差点に差し掛かった時のことです。

電動式ながら僕の自転車はロードタイプなのでペダルをしっかりと踏み込むためにサドルが高くしてあり、そのために止まるときに面倒な動作で腰をサドルから外さないと足が地面に届きません。

だから信号待ちするときなどはガードレールとか、歩行者保護のためのポールの上に足を乗せるようにすると面倒な降りる動作をしなくて済むわけです。

それでその交差点に近づいた際に信号が赤になったのですぐ脇にあった見慣れないオレンジ色の歩行者の保護ポールへ足を乗せようとしました。

ところがそのポールは何か柔らかい素材で作られたもので根本から柔軟に屈曲するように出来ているものだったのです。

てっきり硬いものとばかり思っていつものように足をかけたらいきなりグニャリと予期せぬポールのリアクション?に勢い余ってバランスを崩した僕は転倒してしまいました。

おかげで少し古く劣化していたペダルの一部分が欠けてしまいましたが、幸い身体までは転ばされずに済んで無事でした。

それで思ったのが歳の所為で視力が落ちてポールの素材についての洞察が足りなかったこと、いくら不意をつかれた出来事でも反射神経があれば避けられるはずなのに出来なかったのはやはり加齢による衰えなんだろうなと言うことです。

しかし、近くにいてその顛末を目撃した若い女性から「大丈夫ですか?」とやさしく声をかけられなかったのは(そんな年寄り扱いするようには見えなかったから)と良い方に解釈しつつ、一方で(新垣結衣みたいな可愛い顔しているのに少し冷たいんじゃないか?)とも考えてしまいましたが転けた直後に脱兎のごとく走り去ったので、もしかしたらちょつとは心配してくれたかも :31 照れちゃう:

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 22:30 | コメントをどうぞ

テニスコート使い放題が懐かしい

一年前の話ですがテニス人口の推移は長期的な減少傾向にあるとテニス協会から発表されたデータにはあり、その数は10年間で423万人から373万人と50万人も減ってしまったということでした。

そしてテニスコートの数はピーク時から較べると約2/3となってしまったというデータもありました。

コートの激減に比してテニス人口の減り方が少ない理由はそれだけテニススクールなどの会員数は幸いにも減少せず、クラブ制のコートやレンタル専用コートという所が無くなっている現状を現しているようです。

実際に私はもう30年近くテニススクールに従事していますが、その間にスクール会員がかなり減ってしまつたと感じたことはほとんどありません。

むしろ最初にコーチを始めた頃から考えるとテニススクールもその会員数もけっこう増加しているように感じます。

コーチ稼業のスタート時点にいたスクールは小田急成城テニスガーデンという大きなテニスクラブに併設されていた所でした。

生徒数はよく憶えていませんが500~600名くらいだったのではないかと思います。

スクール用のコートは2面とオートテニス用の小さいコートが3つくらいでしたが、それ以外のクラブコートは確か20面近くあったと思います。

その頃に我々が私的な練習をするときには、土日でなければコートが空いていないことなどありませんでしたがそれはクラブコートがたくさんあったおかげだけではありません。

スクールのたった2面のコートでも平日は空き時間がたくさん有ったので、レッスンする以外の時間は練習し放題で「テニスコーチの楽園」みたいな所だったのです。

その当時から較べると今のテニススクールではどこもレッスン枠数が大幅に増えて、あまりコートが空いていることはなくなりました。

それだけ昔より営業のためのコート使用が促進されているということですのでテニススクールの経営も効率安定化して、産業として成り立つようになってきたということです。

以前は楽しいテニスが仕事で出来るという幸せを感じつつも内心で(テニススクールってこれから大丈夫なのかな?)と漠然とした不安もあったのは事実です。

それが今やそう簡単にどうにかなるような不安定な運営ではなくなり安心できます。

まぁその半面でかつての「テニスコーチの楽園」みたいに朝から晩までテニスやり放題という豪快な楽しみは少なくなってしまったのですが、考えてみれば今そんなコート使い放題になったとしても自分の身体はとても使い放題というわけにはいきませんでした :36 冷や汗:

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 14:18 | コメントをどうぞ

日本のエースは扱い注意でお願いしたい

デビスカップの対チェコ戦は残念ながら日本チームの完全敗退となってしまいました。

エース錦織もそして添田までも出場できなくなるというピンチを前に若手選手たち、特にダニエル太郎はいきなりの国を代表するテニスチームの一員に抜擢されてさぞや大変な思いをしたことでしょう。

しかし、そのデ杯初デビューの試合で強豪チェコの世界ランキング40位の上位選手を相手に2セットを奪い善戦したのですから今回の日本敗退は誠に惜しいですがダニエルのこれからがとても楽しみだと感じる一戦でした。

ところでエース錦織は昨晩にテレビのバラエティ番組で7人を相手に一人で戦うという変則マッチゲームで、相手側のコーチ松岡修造による珍妙な作戦フォーメーションの数々に手を焼いてついに負けるという役割を演じさせられていました。

それは良い方向に捉えれば彼らがテニスという観るスポーツとしてテレビ的にはいささか不人気の種目をアピールするために努力してくれたと考えられますが、昨日はデ杯のことがあったのでエースが欠場してこんなオチャラケたテニスをする姿を放映して良いのか?という気がしたのは否めません。

番組をすべて観ていないのでわかりませんが、僕が観ていた限りではデビスカップについては何も触れられておらずせめてこういう機会にテニスの国別世界対抗戦であるデ杯を宣伝して関心を持ってもらえるようにして欲しかったです。

テニストーナメントの報道にはあまり積極的でも好意的でもない日本のテレビ局による、今や世界トップ10入り目前のテニス界の宝である錦織選手の扱い方も甚だ失礼きわまりないというか舐めているとしか思えず、強い憤りに近いものすら感じてしまったのは僕だけでしょうか?

 

 

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コーチの定年はいくつか?

この春には長いこと続いていたテレビ番組がどういうわけか申し合わせたように終了となり、新しい企画がスタートしています。

そんな数十年にもわたり馴染んだテレビ番組が終わるというだけでも、何か一抹の淋しさを感じるというのに30数年間も勤めた職場を定年退職される方の感慨はどれほどだろうかと思います。

でも何かが終われば別の何かがスタートするのは必然で、その新しいことに向けて前向きに取り組んでいけば第二の人生を大いに楽しめるものだということは、少し年上の先輩方の処し方を拝見してわかりました。

僕は定年退職制度が適用されるような雇用をされていませんから、いくつになったら定年ということはありません。

だから自分でもうそろそろ潮時だろうか?と判定して身を引くまでは現役です。

最近の定年退職する年齢は60歳から65歳くらいでしょうから、早ければあと5年ですが頑張ればあと10年はあります。

希望としては100歳まで現役テニスコーチとしてコートに立ちたいと考えていますから、元気でいる間は完全にこの仕事から退くことはしたくないとも考えています。

だけど自分では「生涯現役コーチ」なんてカッコいいこと言っているのに、「あのコーチはもう動けないし打てないのにいつまで続けるつもりなんだ?」などと言われる老害現役コーチとならないように今から鍛錬を怠らないようにしていきます! :24 ワハハ:

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