プライベートなレッスンで使うボールは2~3ヶ月で交換なので、ボールがまともに飛ぶ缶を開けてから二週間という期間をかなり過ぎた状態で使うことになります。
理想はその賞味期限?の二週間を超えたら交換していくのがベストなのでしょうが、それではボール代がものすごく嵩むし廃棄するボールが増えて環境にも悪影響ですからやむを得ません。
それで練習の1/4から1/5の期間はエアの抜けた飛びの弱くなったボールに、ラケットに張られたストリングもだいたい有効期限切れで使われていますから本来の勢いとはややかけ離れたショットとなるわけです。
それがたまにボールを交換したての時にストリングも張り替えたばかりという好条件が重なることがあります。
そう言うときにいつものつもりでラリーの相手をすると「オォッ!なんか勢いが凄い?!」と感じます。
その度合いを数値で表すとしたら、いつものエア抜けボールに劣化ストリングのショットに対して明らかに30~40%アップくらいのスピードや勢いがあると思います。
何でもかんでも新しいばかりが必ずしも良いとは限りませんが、ボールとストリングはどう考えても新しいのが良いのは間違いありませんね、とあらためてつくづく納得させられました