軟式テニスのバックハンドストローク

お盆休み中とあって今日もテニススクールの参加者は少なめで、二限目のジュニアクラスは振り替えの男子が一人だけしかいなくてこの子が来てくれなかったら開店休業となるところでした。

それでお盆休みの中をわざわざ振り替えに来てくれたことに敬意を表してみっちりと練習させてあげようかと思っていたら、「コーチ、右足がオスグッドなので走れないんですけどよろしくお願いします」と言われてしまいました。

走れなかったらテニスの練習なんか出来ないじゃないかと思いつつ、幸いに一人だけなので手出しで動きを抑えてやることにしました。

まず正確にラケット面を作って狙い通りにボールをコントロールする練習からだったのですが、これが中々うまく出来ずに結局は動けないこともありその地味な練習で終始してしまいました。

10回連続してほんとに短い距離をネットを越えて幅5メートルくらいのターゲットコーンの間をストロークで狙うという内容でしたが、なかなか出来ませんでした。

フォアハンドではどうにかこうにかクリアできたのですが、バックハンドになると普段は軟式テニスを部活でやっているというので打ち方が軟式テニスになっていました。

フォアハンドは今や軟式の打ち方が硬式のそれとかなり共通になっていますが、バックハンドは未だ軟式独特のスタイルでフォア厚い握りのまま打球面も同じにして打つスタイルのようです。

そしてそのフォームで軟式と同じくらい思い切りボールを引っぱたいて打とうとするので、ボールはとんでもない方向にすっ飛んでしまうことがしばしばです。

強いボールをまず打てるようにしてそれに制球力をつけていくというやり方がジュニアには良いと言われていますが、この軟式のクセそのままを放置して果たして良いものだろうか?と思って少しグリップの持ち方や振り抜き方をアドバイスしました。

たった一人でその硬式スタイルのバックハンドを黙々と1時間近く練習したので、最後はかなりそれなりの形に近づけたかなと思います。

だけど学校の軟式テニス部の練習に復帰したらまたあの逆手打ちバックハンドに戻ってしまうでしょう。

フォアハンドは硬式が軟式のスタイルに近づいていったのですから、バックハンドは逆に軟式が硬式の方法に変わってくれると良いのですが軽くて飛ばないボールをかっ飛ばすにはあのフォームで打つしかないのでしょうね :04 ビミョー:

 


カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 15:04 | コメントをどうぞ

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