まだ梅雨が続きますとこないだラジオの天気予報で聴いていたので、昨日に関東甲信越地方は梅雨明けしましたと発表されてちょっと驚きました。
梅雨が完全に明けていないなら今日の休みにツーリングを計画してもダメになる可能性かず高いからと諦めていたのに、こんな良い天気で実に残念なことをしました。
しかし、先ほど少しベランダに出てみただけで差すような陽光の強さにたじろいだくらいですから、この暑さの中をヘルメットを被ってメチャクチャに高温になる大排気エンジンを跨いで乗るのはあまりにも厳しいかもと思い直しました。
オートバイに乗らない人は夏場でも風を受けて爽快で気持ちよく走れるように思いがちですが、まぁ郊外の渋滞しない高速とか高原の道は別として市街地の混雑した道路では信号待ちで下手すると熱中症になりかねません
その暑さと来たら真夏の35度を越えた日にテニスしているより、もっと暑いかも知れません。
そしてハーレーの排気量は約1600cc2気筒で空冷エンジンですから、停車中はほぼ冷却する手段としては吸いこまれたガソリンの冷たさのみです。
その頼みのガソリン、つまりエンジンシリンダーに入る燃料が日本仕様の場合は排ガス規制のために薄く設定されているので本来の冷却能力をかなり下回っているらしいのです。
だから日本に輸入されたハーレーは夏場の信号待ちで股間が燃えそうなほどに熱せられてしまうわけで、もしもカッコつけて革ジャンに革パンツなんて穿いていたら大変なことになりそうです。
いくら排ガス規制のためとはいえエンジンが高温になり少なからずダメージを与えてしまうのと、そうした乗っていられないほどの熱さを生むのでは何とかしなくてはなりません。
それで最近は燃料噴射装置をコントロールする部分を調整して本国アメリカ並みの、つまり本来のハーレーとしてのエンジン性能にするというインジェクションチューニングというのが必須になっています。
テニスのラケットも規制されているわけではありませんが、アメリカやヨーロッパでの仕様と日本国内向けでは変わっていることが多く、それは海外プレーヤーよりもやや非力で軽くて振りやすいモデルを好む日本人に合わせているからです。
だからラケットも欧米プレーヤー並みの豪腕や腕に憶えのあるプレーヤーも本国仕様に近づけるようにチューニングする必要があるというわけです。
ただし、そうするとハーレーの場合と逆に本国仕様に変更したラケットで真夏にフルスイングしてテニスすると国内仕様モデルでプレーするよりも、オーバーヒートする可能性は若干もしくはかなり高まるというリスクを抱えてしまうのは否定できません