月別アーカイブ: 2018年7月

各ショットに完全対応なラケットは可能か

昨年末に肘や肩の痛みがなかなか治らないのでラケットを軽く、フェースサイズを大きく、そしてグリップサイズまで3から2へ変えました。

激変と言ってもよい変更なので、肘や肩には確かに優しくなって回復には貢献してくれているのは間違いないですが、なかなか自分のプレーにアジャスト出来ていません。

それでこないだも重りを付けてもう少しウェートアップしてみようかと考えていることを書きましたが、そう思った途端に昨日などは(あれ、なんかフォアハンドが調子良いな!やっと慣れてきたのか?!)という印象を受けました。

でもそれは考えてみると人工芝のオムニコートでのことで、週に1度だけの水曜日夜のハードコートで打つとどうやら悩みが出やすくなると気がつきました。

ハードコートでのバウンド後の勢いと速さに対してはもう少し重い方が抑えが利くからということなのかな?

そうなるとプロ選手たちもサーフェースによってラケットのセッティングを変えたりしているのかな?って疑問がわいてきます。

ハードの全豪と全米、クレーの全仏、そして天然芝の全英、それらグランドスラム大会の前哨戦ではサーフェースも使用される公認球も違うわけなのでそれに適したラケットのセッティングが必要なのではと考えられるのだけどどうでしょうか。

たいぶ前に世界のトーナメントでオフィシャルストリンガーの方に話しを聞いた時は、それは選手によるということだったと記憶しています。

ある選手は例えばハードではテンションを高め、ウェイトもやや重くするけど芝コートでは逆にテンションを落としウェイトも軽くしてボレーでのプレーをしやすくするセッティングに変えるとか。

でもどのコートでも全く同一テンションで重さの調整もしない選手もいて、そういうタイプの方が多いとか。

最近はウィンブルドンでの戦い方もかつてのようなサービス&ボレーが主流というのから様変わりしていますからね、フレンチオープンではストローク主体のオールラウンドプレーだけど全英ではネットプレーをメインにして戦う、なんて戦略スタイルをわけることが以前に比べると減っているのかな。

そんなサーフェースの違いによってだけでなく、ラケットのテンションとかウェイト調整をすべてのショットで最善にすることは難しいです。

フラットサービスで最高のパフォーマンスを実現するテンションとウェイトが必ずしもフォアハンドストロークで同じく機能するとは限らないわけです。

何をもっとも重視してラケットのセッティングをするのか?

サービス、ストローク、ボレー、そしてそれぞれにまたフラット、スピン、スライスとあるのでどれにいちばんフィットした仕上げにすれば良いのかを考えなくてはならない。

フェデラーがメインストリングをナチュラル、クロスにポリエステルのスピン系ストリングというハイブリッドにしているのはそうした各ショットでの最大公約数的な最良パフォーマンスを実現するためなのでしょう。

テニスはゴルフみたいに状況に応じてクラブを使い分けるみたいなことは出来ないので、1本のラケットでそんなあらゆるシチュエーションに対応できるようなセッティングが可能ならばそうすべきでしょう。

そういえば今度のプリンスが開発したラケットは、フォアハンドとバックハンドで打つ際にそれぞれに専用設計してしなりとか捻れが最善となるように作られているそうです。

これからのテニスはそういう各ショットに応じて対応可能なものに変わっていくのかも知れないですね。

サービスゲームの時に使うラケットとリターンゲームでのそれが違うものになるとか、ちょっと面倒な気もしますけど確かにそれもありなのかなと思います。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 16:41 | コメントをどうぞ

起きあがれない朝の思い

毎週、水曜日はまもなく還暦を迎える私にとってはけっこうハードな一日です。

朝9時から2レッスン、その後に30分のプライベートレッスン、それから約30分くらいシングルスのマッチ練習を同僚コーチとやります。

同僚と言っても相手は15歳くらい若い現役プレーヤーなので、なんとか彼の練習相手になってあげられるようにと老身にむち打ってコートを走り廻されています。

このたった30分の練習がとても貴重で大切なのですが、この夏場にやるとエアコン付きのインドアでプレーしても体中から「汗ってこれほどまでに流れ出るものだったのか?!」と思うほどのヒートアップ。

その後にしばらく休んでから夕方からジュニアクラス、中高生クラスのレッスン、そして最後に屋上ハードコートでの2時間プログラムレッスン。

この120分の最終レッスンは、通常のコーチがボール出ししてアドバイスというものとは違っていて、いわばコーチ参加型のハード練習会みたいなものです。

そして参加者が少なめなので休憩なんてごくわずかで、ほぼ120分間をずっとポイント形式でラリーの打ち合いとかボレー対ストローク、サービス対レシーブをやるわけです。

それをこの暑さのなかでやるとどうなるかというと、バレーボールの試合などでエンドチェンジする際に床に流れ落ちた汗をモップで拭き取る作業をしていますが、テニスではあまり見かけないそんな作業がこのレッスン中には必要かなという感じです。

サービスしようとしてボールをコートに突くときにコートサッフェースを見ると、「あれっ、雨が降ってきたのか?」と一瞬おもってしまうほどの無数で大量の水滴が落ちていてそれが練習者の汗なのです。

昨晩は比較的にやや気温が前日までより低下してはいましたが、動き回ると水をたつぷり含んだスポンジを絞った時のごとく汗が噴出します。

まぁこれだけ汗を流すとなんというか、体の内部をしっかり水洗いしてすすぎまくっているような爽快感があって素晴らしいと言えなくもないですが。

今朝は8時頃にいちど起きようとしてベッドで半身を起こしたまま1時間近くもそのまままた寝たり起きたりの夢遊状態でなかなか完全に起きあがれませんでした。

ちょっとあまりにもひどい疲労感に(やはりもうあまり長い時間のレッスンと練習は無理なんだろうか?)と云う気持ちを抱きつつ、まだこんなに疲れるほどテニスが出来るのは元気な証拠だと思っています。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 13:47 | コメントをどうぞ

肘が治ってきたら軽さが気になる

右肘が未だ完全には痛みがなくなっていません。

しかし、ドイツで医療用のテニスエルボー治療器具として認定されているドクターエルボーを付け始めてからかなり良くなっています。

ボールを打った後に痛みがやや悪化するのを覚悟すれば、ほぼすべてのショットを普通に打てるようにはなっている状態です。

とはいうもののフォアハンドストロークを打つと痛みよりも、なんだかワケのわからない凡ミスを時々します。

これが未だ完治していないテニスエルボーの所為なのか、それとも自分の打ち方がしばらくきちんと打っていなかったから不調に陥っているのか、はたまたラケットに未だ馴染めていないのか?

今日は三番目のラケットの所為なんじゃないか?って気がすごくしました。

肘や肩が痛くてまともに打てなかったのでラケットの重さを約40グラムも一気に軽くしていま使っているビースト100は280グラムです。

どうも今日のフォアでのミスはその軽さが影響して自分のスイングにマッチしていないんじゃないかと疑念が生じてしまいました。

もしも軽すぎてタイミングが合わせづらいのならば重りを付けてみたら改善できるかな。

ちょっと試してみる価値はあるかなと思います。

でもその重りを付けた結果でラケット重量が300グラムくらいになるとしたら、やはり40グラムも落とさないでビースト100の300グラムにしておけば良かったってことになりかねない。

まぁ今更そんなこと言ったって始まりませんけどね。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 22:42 | コメントをどうぞ

避暑地へ亡命

これだけ暑い日が続くと日本中でエアコンを使用するので、以前にさんざん言われていた電気需要に供給が追いつかないという話はどうなったのかなと思います。

確か原発停止によって電気供給量が減ったので、出来るだけ電力消費を節減せよと政府から通達がなされていましたよね。

エアコンの設定温度は28度くらいにしろとか、できるだけ使用も最低限に控えて電気の無駄をなくすべきなどと執拗に広報されていたはず。

それが今年のこんな状態ではあまりそういう話は聞かない気がしますけど、僕があまりテレビや新聞を読まないからなのでしょうか?

それとも原発再稼働のために電気が足りないと偽って国民に暑い思いをさせて、こんな辛いならば原発も仕方ないか?と考え直させようという陰謀だったのか。

この夏の異常高温現象を乗り切れたならば、あれはやはり原発再稼働のための騙しキャンペーンだったんだということになるのかな?

だとしたら、もっと夏が涼しくて春に花粉も飛ばない誠実な政府が運営する国家へ亡命したくなります。

フェデラーの故郷、スイスならばそんな理想的な国なんじゃないか?!って彼のテニス同様に強く惹かれます。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 13:30 | コメントをどうぞ

今までに例のない暑さ?レッスンも最大限の注意をしましょう。

このところの異常な暑さにテニス好きな方も日中昼間のプレーは控え気味という状況でしょうか。

僕は金曜日以外は屋根付きコートやインドアコート、そして夕刻過ぎからのテニスなのであまり影響はありません。

とはいえ今年のこの猛暑は日差しを避けられても気温がかなり高いので、屋根付きやインドア、そして夜間といえども熱中症の危険リスクは低くありません。

自分自身はかつての炎天下でモロに日差しを浴びていた頃に較べたら全く苦にならない暑さですが、その自分の暑さへの耐性を基準にしてレッスンすると大変なことになります。

今までにレッスン中に熱中症患者を出してしまったことはあるのかというと、一度だけですね。

15~6人もいるサークルの練習をコーチングしていた時に、ほとんどのメンバーは元気で全く問題なかったので油断して一人のビギナー女性が具合が悪いことに気がつきませんでした。

その女性も熱中症なんて経験もなく少し我慢してしまったので、休憩に入ったら「コーチ、すみません頭が痛くて気持ち悪いのでもう帰ります」と突然に告げられてそれを言い終わらないうちに意識が朦朧として倒れてしまいました。

すぐにアシスタントコーチと二人で抱きかかえてクラブハウスまで運んでいったのですが、途中でそのアシスタントが「スミマセン、僕ももうダメです」とまさかの熱中症ダウン!?

そこから一人で僕と同じかもしかしたら僕よりややヘビーなその女性を抱きかかえてクラブまで、河原から土手に上がる階段を登っていきました。

重くて大変なことよりその女性にもしものことがあったらという不安が、火事場の馬鹿力的に作用して驚異的なパワーでクラブハウスまで無事に連れていきました。

クラブハウスの休憩室のエアコンを全開にして氷水で頭と首と脇の下を冷やして数十分、ようやく意識を取り戻して普通に会話できるほどに回復してくれたときは本当に安心しました。

あの経験があるので熱中症には細心の注意を払うようになり、それ以降はそういったことはありません。

今年はこれまでにない暑さと言われているのでよりいっそうの注意と警戒を怠りなくする必要があると肝に銘じています。

皆様もどうぞくれぐれもお気をつけて楽しくテニスされますようにと願っております。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 13:57 | コメントをどうぞ