甲子園は今でも大日本帝国ヘアか

いま甲子園で高校野球をやっていますが、その出場校のほとんどが未だに坊主刈りであることに今年は異を唱えているメディアの主張が話題になっています。

ようやくそういう話が出てきたのか、という気がしますがスポーツ刈りとか坊主刈りが当たり前というこの日本の中高生野球界の古過ぎる体質とかしきたりが変わってくれればと願います。

どうして高校野球をはじめとして学生スポーツの世界で坊主刈りが重用されているのか?

いろいろと理由はあるでしょうが、その根本は個を捨てて集団への隷属と服従の精神を醸成するためというのが大きいのではないかと思います。

それはかつての軍国主義時代に兵士を絶対服従させるための象徴だったことに由来している、という話はとても説得力があるものでしょう。

そんな考えを基本に据えているので指導者からの虐待や暴力、恐喝、などという事態が未だに後を絶たないわけです。

ところでテニスではどうなんでしょうか?

未だにどこかの高校テニス部では坊主刈りが鉄則とか残っているのかな。

普段は坊主刈りは免れているけど試合にボロ負けすると坊主という暗黙のルールはどうなったのか?

「髪の毛を伸ばしていると試合に勝てない」なんてバカげたことを言う人は、テニス界の伝説「ビヨルン・ボルグ」のロングヘア、そのライバルであるマッケンローの天然パーマアフロ風ヘアを知らないのでしょうか?

いやテニスの名選手でスポーツ刈りとか坊主刈りなんかしている人を見つける方がずっと難しいです。

「アスリートは髪が短め」なんていう前時代の遺物みたいな考えからいい加減に脱却しないと、スポーツ界だけの話だけでなく「大日本帝国」的な風潮が復活しかねないのではないか?と言うのは言い過ぎでしょうか。

 

 


カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 14:33 | コメントをどうぞ

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