雨音は恐怖の調べ

今日の昼前頃に降った雨の凄さは少なくても屋根付きコートでレッスンするようになってから最高レベルの豪雨だったと思います。

ビニール傘で雨粒を受けるとけっこう大きな音がするものですが、それと同じようにビニール製のテント地で出来た屋根に当たるゲリラ豪雨の襲撃音はちょっと恐怖を感じてしまうほどでした。

まさか屋根が破けてドサッと大量の雨水と共に落ちてきやしないだろうな?、このまま止まずにノアの箱船みたいになったりしないか?なんて半ば本気で心配しましたが、実際には雨水の漏れすらなく全く大丈夫でした。

しかし、その音の大きさは普段の倍くらいの声を張り上げても中学生の生徒たちに聞こえないほどでもう半ばヤケッパチで怒鳴りながらのボール出しです。

そしてそうでなくても僕の言うことを聞いていなくて全くいい加減に打っている生徒が一人いて、その子に対しては倍以上に声のトーンを上げる必要がありました。

でも雨の音がうるさ過ぎてなのか、元々その子の耳には入らないからなのか相変わらず一人だけ頓珍漢な行動でちょっとばかり僕はイラッとさせられたのでありったけの声を張り上げましたが無駄です。

もうどうせ聞こえないならと思って、それから少々ひどいことを叫んだりして申し訳ないけど憂さを晴らしてしまいました。

調子に乗って言いたいことを叫んで一人でニヤニヤしながらボール出ししていましたが、ふと視線を感じて横を見たら・・・

コート脇の少し高くなった所の駐車場から見ている併設のゴルフ練習場のお客さんらしき人が苦笑いしているのと目が合ってしまいました。

きっとその方は(言うことを聞かない子供相手にテニスコーチもストレスが溜まって爆発しているんだろうな?!)と思われたことでしょう。

いやいや、いつもはこんな皮肉や毒舌口調なんかでは全くないのに・・・ :36 冷や汗:

 

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倒れる前に自分で判断して行動しよう

中学生と言っても1年生くらいだと未だ子供だなと感じさせられることが多いですが、特に男子は女子に較べると精神年齢も低くそんなお子ちゃま度が強い傾向にあります。

しかし、それが身体のコンディションに関するようなことだと思わぬ事態になりかねず困ることになります。

見かけは大きくてもう半ば大人だなと判断してしまうと、自分の体調管理くらいはもうコントロールできるだろうと考えてしまいますが全く出来ない、というか最低限の健康維持の知識すら持ち合わせていない。

家ではまだ母親などから事細かに指示を受けてすべてのことは言われたことに従うだけという生活スタイルであることも容易に推測できます。

だから母親がうっかりして気がつかなかったり何かを言い忘れたり渡し損なうと自らの判断で物事をコーディネーションできません。

例えば、かなり暑くなってきたのに冬のアップスーツのままテニスしているけど誰もそれに気づかないで半袖短パンが用意されていなければ、相変わらずいつもの厚着のままでテニススクールにやって来る。

さらに飲み物を買うお金も渡されないと、喉が渇いても我慢してテニスし続ける。

コートに飲み物を持ってこられなかったら給水機の水を飲めば良いのにそれを自主的にやることが出来ない。

おまけに数日前から風邪をひいて寝込んでいたけどテニスが出来る状態かどうかの判断は自分で出来ず、それについての指示をする人が不在だと微熱があって怠くても真面目にテニススクールへ来てしまう。

これだけ条件が揃えば熱中症で倒れるのはほぼ間違いありません。

そして実際にもう少しでバッタリといく寸前で、さすがに自主性がようやく発揮されて何とか大事に至らずに済んだのでした。

それは最近のレッスンで僕が担当したクラスでの話だったのですが、まだこれから成長していくうちに自分のことは自分で何とかするというようになってくれると思いますが、誰かに言われなくても物事を自らの判断でおこなっていく訓練が相当に必要だなと感じます。

テニスの練習でもそれは必要なことで、言われるまで同じミスするとか出来るようにならないと言うのではあまり画期的な上達は望めないでしょう。

「体調が悪かったら安静にする、暑かったら涼しい衣服を着る、喉が渇いたらお金がなくても何とかして水分補給する手段を得る」こんなちょっと当たり前過ぎてどうかな?と思えることでも最近の中学生くらいまでの子供にはよく言って聞かせる必要があるのかも知れません :30 悩んじゃう:

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自分の目で見たことを信じよう

学生時代の勉強について思い出してみると何かについて学習するときに簡単なことを反復練習して学んでいき、少しずつ難しいレベルへと進みます。

そうするときちんと段階を踏んでいけば最後のレベルまでの理解が出来て問題が解けるようになる。

その問題もだいたいの場合は難易度がやさしいものから次第に高度へと上がっていくパターンが多くそれは学習時の順番と同一なので要領もそんな流れとして掴めていれば解答を得るのは難しくありません。

しかし、問題の難易度がアトランダムだったり簡単なものと難しいのとミックスされていたりするいわゆる応用問題になるとそれまでの要領では少し困難になったり、その既製概念が邪魔して理解できなくなったりします。

これはテニスでもまったく同じ事が起きてしまうと思います。

たとえばフォアハンドボレーを基本的なミドルボレーからスタートしてやや低めのローボレー、そしてしっかり打ち込むハイボレーに進んで練習して場合です。

それを同じ順番でボール出ししてテストのように打ってもらうと練習で一通り出来ていたならば比較的スムースにこなしてプレーが出来るのですが、順番を変えると途端にミスばかりになるわけです。

これは頭の中で(最初はやさしいミドルボレーだからこういう感じで構えていれば良い、次は低めのだから膝を曲げてボールの下側をしっかり捉える、そして最後はラケットを振り回し過ぎないように強めにぶつけるように踏み込んで打つ)と想定しながら動いている。

しかし、その想定が出来ないあらかじめいわば心と身体の準備が不可能な状況に追いやられると対処不能に陥るということでしょう。

実際のプレーでは相手が打ったボールを自分が打ち返すまでのあいだにすばやく判断して的確なアクションが出来なくてはいけないのに、次は何が来るとわかっているような練習だけではそういったすばやいリアクションをする能力が養われないわけです。

自分の頭の中で(次は何がどちらに来る)と勝手に決めつけて常にプレーしている方は、その自分の考えを優先して行動するのでボールが実際には自分のフォアサイドに飛んできているのに想定したことが(次はバック)と思っているからバックボレーしようと構えてしまいます。

相手が打った瞬間にそのボールがどこに飛ぶかの判断がすばやく出来なくてはいけません、実際の打たれたボールそのものを観てその事実だけに集中してプレーしましょう :01 スマイル:

 

 

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ダメな時には思い切り叱って!はお好きですか?

小学生くらいのジュニアの生徒でのレッスンでは必ず一人だけボール拾いをサボって遊んでいるような子がいるものです。

そしてそういう子に「ほら、他のみんなが一生懸命に拾っているのになんで一緒に集めないんだ?!」と一喝すると、「えっ、いま拾おうと思っていたのに・・・」と言い訳しながら渋々とやり始めます。

あれはほんとにやるつもりがあったのかそれとも完全に口から出任せなのか?

しかし、確かに自分が子供の頃によく親から「ほらまたテレビなんか観ている、早く宿題をしなさい!」と言われたときに「これ観たらやろうと思っていたんだからイチイチ言わないでよ!」と言い返した時にほんとにそう思っていたものです。

そんな風にやるつもりでいたことを半ば叱責されてしまうと、モチベーションがガタ落ちしてしまうのは何故なんでしょう?

これはテニスレッスンのアドバイスでも当てはまるのではないかなと思います。

自分で打ち方や矯正方法について模索しながら集中しているのに、コーチから「○○さん、もっと○○して○○に振り抜いて」なんて余計なアドバイスされるとせっかく自主的にやっていたことが邪魔されただけと感じて正直いって迷惑なこともあるわけです。

ただスクールでレッスンを受けたいと願う人の多くはその逆で自己改善ではなく、他者主導のアドバイスによるものを好むようです。

だから自主性を重んじるコーチのレッスンを受けると「あのコーチは何も言ってくれず、ただ良いところを誉めてくれるだけ・・・」なんてもの足りない思いをする。

上手く出来ていないときは黙っていて良いアクションが出来たときにのみ、それを強調して記憶にしっかりと刻み付けてもらうためいわばアンカリングのためにそうしているわけで別におべんちゃらでそうしているわけでは決してありません。

世の中にはいろいろな人がいて僕には理解できない「怒られ好き」な方がいらっしゃいます。

そういう方は適切なアドバイスというより、何かダメなところとか出来ないことをボロクソに徹底的に貶されると(あー、これだけメチャクチャ注意してくれると私はきっと悪いところが治ってもっと良くなれるんだわ!)と考えるそうです。

でもそれはどうなのでしょう、もしかしたらそうやって良くない所で怒鳴られているとその悪くて出来ないことが強く刻み込まれることになってしまわないでしょうか?

そうなると練習で「お前はほんとに○カか、なんでそんなところに打つんだよ!」なんて叱りつけられ、いざ試合に出るとまたしても「あれだけいつも言っているのに、ア○か!!」と罵声を浴びる。

そう言われると「コーチ、ほんとにスミマセン、この次は絶対に出来るようになります!」なんて泣きながら答えてもはやそこだけスポ根ワールド全開で瞳がキラキラしちゃったりして・・・ :09 カンタン:

まぁ、それも一つの楽しみ方なのかも知れないから良いのかも知れませんね、僕は絶対にやりませんけど、えっ、「コーチもそういう時があるじゃないか」って?

いや、ないですよ・・・たぶん :36 冷や汗:

 

 

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体重体組成計の使い道

トレーニング後にジムに備え付けの体重体組成計で計測するのが習慣になっていますが、その数値はそれまでの生活態度が如実にあらわれるので恐れ入ってしまいます。

たとえば週に二度も飲み会があって暴飲暴食した翌週か翌々週だと途端に体重も脂肪組成も数字が上がっています。

逆に先週はかなりハードに動き回ったわりに食事も控えめで脂肪抑制のメニューで通せたな、と言うときは相当その数字が下がっていて面白いです。

あれがどれほど正確なものなのかわかりせんが、そんなに著しく現実離れした数値が表示されることはないでしょう。

昨日も計りましたが概ね良いデータが出ていて満足なのですが、ただ一つ全身の骨格筋率というのが自分で考えているよりもやや低いのが気になりました。

これだけ鍛えて脂肪も抑え日々たゆまずテニスしているのにそのデータは「標準」となっていて、自分としてはせめて「やや高い」くらいはいくんではないのか?って思うのです。

でも部分的な計測データも見られてそのなかで脚部のものでは他の場所よりもはるかに高い骨格筋率で、やはりテニスって「足ニス」というくらい足の筋肉を使うスポーツなんだなと実感します。

まぁあまりそういった数字に一喜一憂するのは無意味ですが、それを目標とか励みにしてトレーニングのモチベーションを維持したり高められるならば良いことですね。

僕のこれからの目標は体脂肪率をマラソンランナー並みに落とすことと、皮下脂肪率を腹筋が板チョコみたいに割れて見えるまで下げることです!

いまの数値がいくつなのかは書きませんが、目標までそれぞれあと3%位のダウンが必要でちょうどこないだ不当にも引き上げられてしまった消費税のアップ率と同じ数字です。

だからその上がってしまった消費税分の食品購入額を控えるとちょうどそのくらいのダウンが出来るのではないだろうかと思います。

そしてもしもこのままホントに10%なんて消費税になったりしたら、抗議の意味も込めてもはや断食するしかありません。

 

 

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グリップの裏は未知の世界

もう梅雨は明けてしまったのか?と思っていたら台風発生だそうです。

梅雨明け宣言されぬまま台風がこのままどんどん押し寄せて来てしまうとうやむやになりそうですが、やはり梅雨明けはしっかりと確認させてもらえないと気持ちが悪いです。

しかし、今年はその梅雨が明けたからと言ってそのあとにカラッと気持ちよく晴天が果たして続くのかどうかはわかりませんね、冷夏になるという話がだいぶ前から言われています。

今までにも何度かそんな寒い夏があったのですがあまり記憶にありません。

ここ最近がものすごく暑い夏が続いていたからなのか、あまり良い記憶ではないことは忘れがちになるからなのかも知れないです。

ただそんな嫌な寒すぎる夏の思い出は確か20才少し前くらいにあったことだけはよく憶えています。

涼しすぎるだけでなく梅雨がずっと続いているような雨ばかりの夏で、今おもいだしてもウンザリしそうです。

そんなひどい夏休みだったのでテニスもまるで出来なくて、やっと出来そうだと喜んで山中湖に出かけたら着いた途端に雨が降り出してずっと宿でくすぶっていました。

男ばかり10名近くで3日間くらいそんな風に部屋にこもって雨の止むのを待ちわびたのですが、クレーコートなので止んでもすぐには使えず結局いちどもテニスせずに帰る羽目になり散々でした。

おまけにみんなの湿った衣類を詰め込んだバッグを僕の車に積んで帰ったら、しばらくカビ臭くなってしまって大変でした :12 やっちゃったぁ:

それまであまり僕はカビなんて気にすることもなかったのにその一件以来、ちょっと気にするようになりました。

ところでカビと言えばラケットのリプレースメントグリップ、つまり買ったときのままのあの基のグリップですがあれを交換するときに古いものを剥がすとその内部に青カビがびつしり付着していたりすることがあるんです :34 怖~い:

手に汗をかく人が使ったものだと常にグリップは湿っていて、外側はすぐに乾くしまた握りしめることでカビは生えにくいでしょうが裏側は大変なことになっているんです。

だからグリップ交換をご依頼の際に手に汗をたっぷりとおかきになるお客様は、出来ましたら古いグリップを剥がしてからお持ちいただくとありがたいのでどうぞよろしくお願いいたします :01 スマイル:

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 23:54 | コメントをどうぞ

やっていないことはすぐには出来ない・・・はず

いつもやっていることは状況が変わってもわりと普通にそのままいつも通りにおこなえるものですが、逆に普段はあまりやっていないことはすぐ簡単には出来ません。

それは人にもよるのでしょうが、テニスをやっていて試合に出ている方にはその意味がよくおわかりでしょう。

たとえばいつもよく打っているフォアハンドストロークは試合でもあまり苦労せずに打てるのに、あまり練習できていないボレーはダメなんてことです。

それはもっと練習が必要なレベルと言うことではなく、すでに一定レベルのほぼ完成された技術を持っている場合での話です。

だからもしも同じだけ時間をかけて常日頃からコンディションを整えていたら、むしろボレーの方が良いボールを打てるという場合であってもやり慣れていないとすぐには実力が出せないというわけです。

それでよくあるパターンですが、公式戦以外の仲間内や知り合いとの練習や試合では本気で打つと顰蹙をかうほど強いフォアハンドストロークは控えめにして常に優しく打っているが何故か思い切り打つと逆に喜ばれるサービスはガンガン打ちこめるなんて状況です。

そうするとトーナメントに出場したときにサービスは普段から本気モードでやっているから試合でもすぐに臨戦態勢で打っていける。

でもいちばん得意で武器になるはずのフォアハンドストロークをチャンスボールで使うタイミングが来ると・・・

なんか力加減や打つ要領がよくわからなくなっていて困惑してミスする :12 やっちゃったぁ:

使っていないことにプラスしてそれを思い切り打つと周りから白い目で見られるという心理的抑圧もかかっているから始末におえない。

これはテニスコーチでもレッスンばかりしていると陥りやすいケースで、まさかスクールレッスンのなかでコーチが鬼のようなマジショットでストロークを叩き込むなんてあり得ませんから、練習していなければそういう伝家の宝刀は封印されてしまいます。

でもサービスは先ほどみたいに何故か思い切り打った方が喜ばれるし、相手のいない場で一人で渾身の力で打って練習が出来るのですから大丈夫なんです。

こんな話をテニスの師匠である先輩コーチにしてみたら「それはまだ未熟だからで、ほんとに自分の得意ショットとして完成していたらほんの1~2球も打てばオッケーになるはず」とのことでした。

事実そのカリスマ師匠は正月休みあけとかお盆休みで2週間近くまったくテニスしていなかったのに、コートに出てほんの2~3球も打つと「オッケー、もう大丈夫だから初マッチ練習するぞ!」と言って、事実その後は(昨日まで山ごもりして特訓していたんじゃないのか?)と思わされるほど絶好調でした。

スロースターターとクイックスターターというのが存在することも確かにあるのですが、師匠は超クイックで僕は超スロータイプってことで納得するしかありませんでした :36 冷や汗:

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 12:47 | コメントをどうぞ

奇跡の芽

テニスでは錦織が芝の王者フェデラーにチャレンジするもストレート負けを喫することとなってしまいました。

しかし、試合の様子をまったく見ていないので推測ですが、第一セットで3ゲームだったのがセカンドではタイブレークに持ち込んでわずかなポイント差で惜しくも敗れるというスコアには大いに意味があります。

芝コートでは絶対的にフェデラーが経験も豊富でその攻略法にも精通しているのは明らかで、それが故に最近は2連勝していた錦織がストレートで退けられたのだと思います。

その圧倒的に芝で神がかりの強さを誇るフェデラーに対しセカンドでは互角の戦いの証しであるタイブレークに持ち込めたと言うことは、錦織が芝の戦い方を学びすばやく自己の戦略に採り入れフェデラーをもう少しで追いつめるところまでいけたわけです。

だからウィンブルドンに向けての調整はこれでバッチリ出来た上に、対芝の王者戦略をもマスター出来たと言うことで昨日も書いたようにそれはとても期待できる大きな収穫を得たと考えて良いのではないでしょうか?

さて、来週からいよいよスタートするテニスの聖地において、日本テニス界最高の奇跡の瞬間を目撃できる希望の種が芽吹いてくれた気がします!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 15:35 | コメントをどうぞ

テニスのワールドカップ前哨戦

錦織選手がまたしてもフェデラーとの対決へと躍進しています。

しかし、すでにこれが4度目の対戦となり何と錦織が二勝一敗と勝ち越しています。

これまでのサーフェースはクレーとハードだったのですが、今回は天然芝です。

芝と言えばフェデラーがもっとも得意とする独壇場だったコートですが、衰えを感じさせているように言われて久しい彼が前回の雪辱をここで果たしたいと執念を燃やしていることは確かです。

錦織がウィンブルドンでの活躍を磐石にするためには、このフェデラー戦で出来るだけ多くのことを学び掴みとろうという気持ちで挑むことでしょう。

芝の闘いにはいったい何がもっとも重要なのか?

その答えを錦織が今夜の試合で得ることが出来たら、たとえ今回の結果がどうあろうとも近代テニス発祥の聖地ウィンブルドンでの奇跡を我々はついに目撃するという期待が最高度に高まります!

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超ユニークな新星あらわる

今月末からいよいよ始まるウィンブルドンでの戦いに向けてトッププロは天然芝コートでのトーナメントで調整をスタートしています。

ドイツのハレーで今おこなわれているゲリー・ウェバー・オープンもその一環として名うてのトップ選手が多く出場しています。

錦織選手がそこでモンフィスに勝ったというニュースはとても嬉しいニュースで、こないだの怪我はほぼ治ったようでこのまま再発せずに全英に向けてまた大躍進をスタートさせて欲しいものです。

ところでその錦織が怪我のためにあと一歩でもしかしたら勝っていたかも知れない対戦者のナダルが、クレーから芝への調整がまだ十分ではなくあっさりと敗退してしまったそうです。

その相手と言うのがとてもユニークな選手でジャマイカ出身の今はドイツ国籍となっているダスティン・ブラウンといいます。

何がユニークかと言うとそのヘアスタイルがかなり長髪のドレッドヘアだということなのです :08 びっくり:

かつてアフリカン系フランス人選手のヤニック・ノアという選手がいて彼もドレッドヘアでしたが、フランス国籍だけあって雰囲気はそれほどワイルドではなくむしろ小綺麗で紳士的なプレーヤーでした。

しかし、このダスティン・ブラウンは昨年までジャマイカ国籍でおそらく生粋のレゲェ天国育ちということで、見た目も完全に「テニスするボブ・マーリー」そのものです。

ウェアの胸に何やらドクロマークがついたTシャツを着て、腰まで長く結われたドレッドスタイルの髪でコートを駆け回りあのナダルを倒してしまったのですから、なかなか今後が楽しみな注目選手の一人です。

ウィンブルドンでも活躍して錦織選手と対戦なんてことになると面白いと思います。

「孤高の侍VSレゲエ戦士」そんなシーンがぜひ実現してくれると素晴らしいですね :01 スマイル:

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