真の世界NO1

全仏、錦織の大活躍は今さら私が言うまでもありませんね。

特に準々決勝でのあの驚異的な「粘り」は、テニスプレーヤーのみならず多くの方に勇気と感動を与えたと思います。

私も夜中の3時まで釘づけでした。

普段は全くテニスをしない中学時代の同級生から

「寝れえせんがや(笑)」

「どうなる?勝てる?」

とメールが試合中に送られて来たりして関心度の深さに改めて驚かされました。

 

「日本人(東洋人)がテニス界で通用する」という事実を証明し続ける彼。

結果を出し続ける大変さは計り知れないと思います。

とんでもないプレッシャーや不安も大きいと思います。

 

でも「第2セットの第6ゲーム」

あまりにも苦しいゲーム展開でためらいながらも思わずラケットを投げてしまった…

 

「あれはいかん…」

 

どんな理由があろうとも…

 

私にとっては、負けた事より悲しい出来事…

 

それを許さないフランスのファン達からは、その行為に対して厳しいブーイングもあったが、錦織の素晴らしいプレーにも分け隔てなく大拍手が送られ、改めてテニスの素晴らしさを感じることができました。

 

錦織には真の世界NO1になって欲しいと思っているだけについ…

(錦織ファンの方、スミマセン)

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 16:08 | コメントをどうぞ

最高の経験

何年かぶりにインターハイ予選の団体戦を観に行きました。

テニスは基本、個人スポーツですが、団体戦もあります。

日頃の個人戦はどこか淡々としていますが、団体戦は一種独特な空気が流れ、会場の盛り上がりは半端ないですね。

テニスは、個人戦では応援やアドバイスには制限がありますが、団体戦は基本ありません(もちろん野次はいけません)

ベンチコーチやスタンドから選手に向けて必死の応援が飛び交います。

残念ながらコートに立てなかった部員は、スタンドから声の限り声援を送ります。

まさに「青春」といった感じです。

 

勝っても「涙」

負けても「涙」

 

この大会で優勝し、夏の全国へ行く学校以外の3年生は、殆どがこの大会を機に引退をするようです。

各学校が終了後に、引退セレモニーの様な事をやっていました。

 

世界のトップクラスのテニスも魅力的ですが、こういった「青春まっただ中!」っていうのもまた一味違って私は大好き、いや、むしろこっちの方が感動を覚えますね。

 

勝っても負けても、出れても出られなくても、頂点を目指した全員が、最高の経験をしたのだと思います。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 17:01 | コメントをどうぞ

どえりゃあこっちゃ!

高校野球を見ているとついつい地元を応援したくなります。

愛知県だけでなく東海4県の勝ち負けが気になり、みんな負けちゃうと観る気がしなくなったりして。

 

 

さて、今年の「全仏」はすごいことになっていますね。

なんと男女合わせて7人が本戦出場。

錦織、添田、伊藤、西岡、ダニエル太郎、と男子が5人。

 

さらに驚きは5人中3人が東海地区出身ってとこ。

伊藤、西岡が三重県出身、ダニエル太郎が愛知県出身です。

どえりゃあこっちゃあ!。

 

今日から始まる全仏、目が離せません。

眠れない日が続きそうです。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 13:23 | コメントをどうぞ

捨てる勇気

「アドバイス」を受ける。

どこのテニスコートでもよく見かける光景です。

上達をするにはとても有効的な方法ですよね。

 

アドバイスをされる→取り入れる→上達をする

 

この方程式が理想なんですが、実際にはそう簡単にはいきません。

むしろ

アドバイスをされる→取り入れる→一旦もっと下手になる・・・

この方が多かったりするんです。

 

長い間その打ち方でやって来たので、それを変えれば当然打ちにくい、打てないとなるわけです。

 

この「一旦下手になる」の方程式には続きがあって

 

アドバイスをされる→取り入れる→一旦もっと下手になる→我慢して続ける→上達に繋がる

 

この我慢をしてやり続ける事がたいへんなんですね。

一番の邪魔者は今までの打ち方への未練。

球出しではガンガンチャレンジするけど、ラリーや試合になると昔の打ち方(笑)

 

 

少し前にゴルフの石川選手がTHE OPEN開催中のインタビューで

「実は今フォームを改良中、苦労してます」

のコメントにインタビュアーが

「この大事な試合中にですか?」

と問いかけると

「ええ、この試合を決して捨ててるのではありませんが、10年後の進化の為の選択です」

と答えていました。

さすがですね。

 

いっそのこと今の打ち方が全くだめならあきらめもつくんですが、

それなりに打てるからやっかいなんですね(笑)

 

「捨てる勇気」

 

欲しいですね。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 15:58 | コメントをどうぞ

ゴールデンウィーク

終わっちゃいましたね。

茨木テニスも「交流デイ」を初め、「男子シングルス」「ミックスダブルス」といろんなイベントがありました。

ご参加いただいた方、ありがとうございました。

また、全会員、全スクール生の方々には、イベント開催へのご理解、ご協力本当にありがとうございました。

 

 

「交流デイ」

初めての試みで不安でしたが、多くの方にご参加頂き、楽しく過ごすことが出来ました。

 

「男子シングルス」

雨天の為、ベスト8までとなってしまい残念な結果となりました。

 

「ミックスダブルス」

募集開始30分ほどで定員になる大人気大会です。

お天気にも恵まれ、ミックスならではのほのぼのとした良い大会となりました。

 

「テニスをしたい」

「テニスを習いたい」

「テニスが上達したい」

「テニスで体を動かしたい」

「テニスで仲間を増やしたい」

「テニスで充実した時間を過ごしたい」

などなど、皆さんのご希望にもっともっと答えれるようなクラブにしていきたいと思っています。

これからもよろしくお願い致します。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 14:43 | コメントをどうぞ

ジャッジ

誰もが本気で戦っているだけに

ジャッジでもめることがよくあります。

 

私はいわゆる「セコジャッジ」は存在しないと思っています。

 

「テニスをする者の中にセコジャッジをする人はいない」

そう信じています。

 

きれいごとではなく、私なりにちゃんとした根拠があります。

 

テニスは「セルフジャッジ」が公式戦でも採用される極めて珍しいスポーツです。

 

もし不正をする選手が少数でもいるという前提ならば、この「セルフジャッジ」自体がそもそも採用されていないはずだと思います。

 

しかし、現実は度々トラブルが起こっています。

「お前の言う事は理想論で、やっぱり理想と現実は違うのでは?」

そういわれる方も少なくはありません。

 

しかし、私はそう思いません。

インをアウトにしてしまうのは、不正ではなく「錯覚」による見間違えだと思っています。

人は思い込みが強ければ強いほど自分に都合のいい風に見えたり、聞こえたりすることがあるように思います。

 

真剣に勝負をしていてどうしても勝ちたいという思いが強いとそのゾーンに入り込むことがあるのではないでしょうか?

 

極度の興奮状態でも、冷静に状況判断する心を持ち合わせないと試合には勝てません。

ジャッジが怪しい選手にはそのことも含めて指導するように心がけています。

 

「分からない場合は相手に有利に」

これはセルフジャッジの最も大切なマナーの一つです。

しかし、真剣に勝負をしている選手が度々アウトをインにプレーしていることもあります。

一見するとマナーが良いように見えますが、

自分の大切な試合をしっかりジャッジが出来ていない「あまさ」という意味で言えば、

NOだと伝えます。

 

相手のジャッジが怪しくて負ける事も現実にはあります。

しかし、敗因はジャッジによる失点ではなく、不信、怒り、対抗できない弱さなどから集中力を欠いたところに真の敗因があるのでは?と問いかけます。

 

残念ながら、もし万が一、故意にジャッジをしている人がいるとしたら、

「あなたは信頼されてゲームが成立しているのだ、それがテニスだ」という事を十分に理解してもらう事が大切だと思います。

 

テニスは監督、コーチ、応援から一切遮断され、全てを自分一人でマネージメントしなければなりません。

心技体全てのバランスが取れていないと出来ないスポーツだと思います。

 

そこに加えてセルフジャッジ

でも、これが成立する素晴らしいスポーツなんだと私は思っています。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 14:09 | コメントをどうぞ

恩師

「恩師の謝恩会」

すでに学校はご勇退されています。

しかし、その後もテニス界には長きに渡って御尽力を続けられました。

この度、その役職も後任に譲られる事になり、

 

そこで、教え子たちの中で現在テニス界で活躍しているメンバーで先生を囲みました。

 

 

 

4.12-2

 

昭和48年に顧問に就任されて42年間、テニス部一筋。

 

苦楽を共にした学生の数は数えきれません。

そこには、多くの苦難、感動、挫折、トラブル、そしてドラマがあったと思います。

 

 

全国制覇を何度も達成し、部は中学、高校ともトップクラスに成長しました。(我々の頃は・・・でした)

強豪校の仲間入りを果たしましたが、決してそこだけにこだわらず、初心者も全て受け入れ、レギュラー、Aチーム、Bチーム、Cチームとレベルにあったチーム編成で、「本来の学校運動部のあるべき姿」と「文武両道」を確立されました。

また、教え子たちの中には、プロテニスプレーヤー、プロテニスコーチ、指導者、監督、顧問などテニス界で活躍しているものも多くいます。

素晴らしいチームに育てられたと思います。

 

みんな先生への感謝の気持ちはもちろんの事、母校に対する 愛校心やテニス部員としての誇りを酔っぱらって連呼していましたね(笑)

旨い酒でした。

 

 

実はこの日、なんとか先生を泣かせてやろうと思っていたのですが、終始笑顔。

「思い残す事無く、全てをやり切った者とはこうなんだ」とまたひとつ教えられた気がしました。

先生、お疲れ様でした、これからもご指導お願いします。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 14:30 | コメントをどうぞ

テニスクラブ

1976年4月

茨木テニスクラブが誕生しました。

今年が2015年ですから、満39才。

 

私の記憶では’76年以前には、名古屋市内には東名テニスクラブさん(千種区)しかありませんでした。

その後、名古屋 第2号、第3号として茨木テニスクラブとオークランドテニスクラブさん(守山区)がほぼ同時にオープンしたと思います。(間違っていたらごめんなさい)

今はそのどちらもありませんので、茨木テニスクラブが名古屋で最も歴史のあるクラブだと言えますね。

 

その後、テニスブームが到来、全盛期には愛知県下に60くらいのテニスクラブがありました。

しかし、時代の流れと共に、クラブからスクールに形を変えたり、閉鎖したりして

現在名古屋市内には、会員制のテニスクラブは6つ程度となってしまいました。

 

 

 

 

茨木テニスの正式名称は

「茨木テニスクラブ&スクール」です。

 

 

コンセプトは「テニスの素晴らしさを多くの方に知って頂きたい。テニスを生活の一部に加えて頂き、更に豊かにして頂きたい。」で、今も変わっていません。

 

 

初期の頃は、今と比べてテニス経験者も少なく、いきなりテニスクラブに入る前にまずはスクールで腕を上げてから入会する方が多かったと思います。

 

「スクールから会員メンバーへ」これが我々の理想の流れです。

現メンバーの多くの方も、以前はスクールに在籍をしていました。

 

今回、「交流デイ」を企画しました。

 

スクール生の方に、会員制としての茨木テニスクラブの魅力を是非体感して頂き、

現メンバーの方との交流も深めて頂きたいと思っています。

 

 

自称「老舗」としましては、今後も名古屋のテニスクラブ存続発展に、微力ながら貢献できればと思っています。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 13:35 | コメントをどうぞ

練習日和

すっかり暖かくなってテニスに最高の季節となりましたね。

まさしく

 

「テニス日和」の毎日

 

お天気に恵まれ、気の合った仲間とのテニス、最高ですね!

 

 

プレーをするだけでも十分に楽しいんですが、トーナメントとなると

これまた、一味違った醍醐味が

 

緊張、興奮、達成感などなど

 

 

よく「どうしたら試合で勝てる?」って相談をされることがあります。

 

「なんで負けたの?」

「ビビった」「粘られた」「やり難い相手だった」「ロブばっか」「調子が悪かった」

と理由はさまざま

 

当然、負けた後は本人もかなり反省…

 

もし勝ちたいのならやっぱり練習をしないとね!

 

 

 

「自分より強い人とプレーできる時」

「調子がいい時」

「コンディションが良い時」

 

練習していてもどんどん調子が上がって

「今日は最高だ!よしよし上手くなったぞ!!」

って実感もわきますよね!

でも、実は負けた理由とは程遠い所で練習しているんです …

 

 

「苦手な相手」

「コンディションの悪い中」

「調子が悪い時」

「気分が乗らないとき」

 

こんな時はすっごく下手になった気がしませんか(笑)?

ところが、

「苦手な相手」「コンディションの悪い中」「調子が悪い時」「気分が乗らないとき」の方が本当は練習に最適な条件がそろっているんです。

「負けた要因」がいっぱい詰まった時こそ本当は「練習日和」なんです。

 

でもこんな日にテンションアゲアゲでプレーをするのは相当難しい事ですね。

「あ~あ、なんか今日はやる気がしないなあ…」

「超苦手、ああゆうタイプ大嫌い!!」

「調子悪っ!なにやっても入んない(怒)」

って日に

 

 

「いやいや 今日みたいな日こそチャンス!絶好の練習日和じゃんか!!」

なんてそこから気持ちを入れ替えて、練習できたら

 

何か大きな発見が出来るかも?

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 21:39 | コメントをどうぞ

昭和のあるある

「マイアミオープン、錦織はベスト8止まり…」

って報道、

ベスト8でも十分素晴らしいと思うんですけど…

 

大人もこどもも、錦織の活躍でテニスを始める人も多くなったみたいですね。

 

たぶん、新学期が始まり、テニス部への入部希望も増えるんではないでしょうか?

私が入部したころはまだ名古屋市内にテニスクラブは一つもなく

「テニスをしたい」=「テニス部に入る」以外の選択肢はありませんでした。

 

だからかどうかは分かりませんが、当時の運動部は「理不尽」のかたまりでしたね。

水を飲めないのは当たり前

先輩、後輩の縦社会バリバリでキツかった

でも、だからこそ、身につけれた事も多く、

それはそれで良い時代だったのかも?

 

そこで、昭和のテニス部の幾つかのあるある

 

 

1 「今年の1年は生意気だ」と毎年言われる

2 何かやらかすと必ず「坊主かランニング」

3 トイレから帰ると「口開けろ!」と水を飲んでないかチェックされる

4 雨の中の練習は全員やたら燃える

5 極寒の中、風邪をひきたくて半袖、短パンで練習に参加するもののどんどん丈夫になる

6 「明日、法事で休みます」と何人も殺すヤツ

7 ダッシュのトレーニングは、全員勝ち抜けの時だけやたら速い

8 振り回しの時、素振りでチェックして時間稼ぎする

9 負けそうになると足がつるヤツ

10 2、3日前から咳をして計画的に休む

11 テニス部員のやる野球では、右利きが左バッターで打つと、みんな最後に左手が離れる

12 トンボの持ち方や水の巻き方にはみんなこだわりを持っている

13 粘らずにちょっとでも攻めると「十年早い!」と怒られる

14 すぐ「集合!」をかける先輩

15 サボるとバツラン、その繰り返しで一球も打つことなくやめっていったテニス部員

16 コートを覗く人はOBかも?と取りあえず大声で挨拶しとく

17 ネットの高さは、ラケット一本半

18 「ザ ベスト オブ 1セットマッチ 〇〇サービング プレイ」は必ず言う

19 敗者ボールは部に持ち帰る

20 フレームショットとは言わず「ガッシャ」と言う

21 プレス機をはめて素振り

22 ガットが切れると一部修理をする

23 「テンション」なんてなくただ、「カチカチでお願いします」と言う

24 「休み」はなく「フリー」があるだけで結局自主練となる

25 オーバーグリップがまだなく、包帯を巻いて滑り止め

26 ベンチは座るものでなく荷物置き場

27 テニスはキャップじゃなくハット

28 試合の時、ガムテープでロゴ隠す

29 ボール拾いは手はうしろ

30 試合の時だけは水が飲めた

 

今はこのどれも存在しないと思いますよ(笑)

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 13:02 | コメントをどうぞ