錦織選手、悔しい敗戦&マレーのモチベーション

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昨日行われた男子ツアー最終戦の準決勝の錦織圭選手とノヴァーク・ジョコビッチとの試合。途中から錦織選手の勝ちパターンだったのに、自らのミスから逃してしまいましたね。

第1セットでは、ここまで絶好調だったジョコビッチのプレーに圧倒されちゃって、もしや錦織選手もあっと言う間に負けちゃうのかって思ってしまいました。

でも第2セットでは、会場の応援も錦織選手に送られて徐々に試合の主導権を握り始めて、ジョコビッチもイライラを募らせる場面も見られましたね。

試合後の会見でもジョコビッチ自身も、会場の応援が錦織選手へのものばかりだった事に触れてました。

そして勝敗を決める第3セット。その第1ゲームがこの日の勝敗を分けたと言っても過言ではないのでは!!!

ジョコビッチのサーブで15ー40と握ったブレークポイントを、2本とも錦織選手のミスで取りきれず、結局ジョコビッチにキープを許してしまったのよね。スポーツに『たられば』はないけど、あれが取れていたら分からなかったんじゃないかしら。

でも、あそこで守りに入って勝てる相手じゃないし、攻めたポイントを取れなかったのは、この日の敗因だったと錦織選手も受け止めているんじゃない?

それでも今シーズンの錦織選手の成長ぶりは見事なもの。来年がより楽しみになりましたね!グランドスラムでの優勝も、もう夢の話ではなくなってますね。期待しちゃいましょう。

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そしてその錦織選手と同じ予選グループにいたアンディ・マレーだけど、今季最後の試合となったロジャー・フェデラー戦は、よもやダブルベーグルでの敗退直前まで行った不本意な負け方でした。

「あまり好ましいシーズンの終わり方とは言えない。それでもあの試合で、やらなければいけない事がたくさんあると分かった。あの試合まで、そこまで悪い状態ではなかった。この数週間で良い形での勝利も飾れて来ていたし、ラオニチとの試合だって良かったはず。だから今後もテニスコートでたくさん練習を積んで、自分のプレーにもより磨きをかける必要がある。もし、来シーズンを全豪オープンの優勝からスタートさせたいのなら、確実に多くの練習が必要さ。」

マレーは2013年の秋に腰の手術を受けてから現在まで、彼を除くビッグ4の他の3選手(フェデラー、ジョコビッチ、ラファエル・ナダル)から勝利を上げる事が出来ていないの。

「そんな事は忘れて努力もしないなんて事はない。自分に起きた事を考えてそれを利用するんだ。前向きに取らえないと言う訳ではない。どうにかしてそれを利用する必要があるんだ。それがオフシーズンのモチベーションに繋がってくれて、何らかの変化を与えてくれたらと思っている。それが何であれ、自分のテニスに多かれ少なかれ変化が必要なんだ。そして幸いな事に、次の大会までは6から7週間の時間がある。」

って、辛い敗戦も今後のモチベーションに変えようとしているわね。錦織選手も昨日のジョコビッチとの試合を、良い経験として来年に生かして欲しいわね!

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錦織選手、準決勝へ&接戦のない最終戦

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男子ツアー最終戦のグループBは、予選ラウンドロビン全ての試合が終了しました。ロジャー・フェデラーに加えて、何と錦織圭選手が準決勝トーナメントへ進出を決めましたね!他の初出場組が精彩を欠いている中、しっかり実力を発揮しての4強入りですね。

昨日の試合では、ミロス・ラオニチと対戦する予定だった錦織選手だけど、右大腿部の怪我でラオニチは直前に欠場を申し入れたため、代わりにダビド・フェレールが登場しました。

今回の最終戦は、これまでと違って接戦が少ないとファンや関係者はもとより、選手達もちょっと驚いているみたい。

その錦織選手とフェレールの試合が今大会初めてフルセットにもつれた試合だったけど、勝敗を決める第3セットも6ー1と錦織選手の一方的な物になりましたね。

それ以前の試合では、特にグループAでは一方的な試合が多く、最初の2試合はいずれも6ー1、6ー1だったり、第2試合も6ー3、6ー0や6ー3、6ー1と一方的な物ばかり。今朝行われたフェデラーとアンディ・マレーの試合に至っては6ー0、6ー1とあと2ポイントでフェデラーはダブルベーグルで勝利するところだったの。

全米オープンを制してグランドスラム初優勝を飾ったマリン・チリッチは、2試合終わってまだ6ゲームしか取れていないわ。

初戦のベルディヒとの試合を6ー1、6ー1の快勝で飾りながらも、続くノヴァーク・ジョコビッチには3ー6、0ー6で敗れたスタン・ワウリンカは、本人も驚いているんだって。

「説明なんて出来ない。誰に取っても大きな驚きさ。我々に取ってもね。大会前は接戦ばかりになると予想していたんだ。自分やチリッチのようにグランドスラム初優勝者や、錦織やラオニチなど今季ここまで世間を驚かせて来た選手ばかりだからね。だから余計に接戦が予想されたんだ。」

加えて「そんな風に予想するのは当然さ。だってここには今季活躍を続けた8選手、現実的には9選手しかいないんだからね。過去のこの大会を見ても、たくさんの接戦やフルセットの試合ばかりなんだ。」ってワウリンカは語っていました。

ジョコビッチも「自分にも分からない。他の皆がコートでどう感じているのかもね。自分はここまでとても良いプレーが出来ているから、今後もこれを続けたい。この大会は世界のトップ8が戦っている大会だから、ファンや詰め掛けた観客はもうちょっと興奮する試合を望んでいるはずさ。フルセットの試合もないけど、大会が進むに連れて状況は変わって行くと思う。」と気持ちを語ってました。

フェデラーはこんな見解を見せているわ。

「自分の考えとしたらとても単純な物さ。ここのコートがスローだからさ。サーブを武器としている選手は特にそのサーブがあまり有効ではないために、インパクトのあるプレーが出来なくなってしまっている。」

「よりインパクトを持たせるためには、サーブで主導権が握れないなら最高のショットを何度も打つ必要が出てくる。より一層の努力が必要になってしまうんだ。ノヴァークやスタンの初戦のプレーを見ると、他の選手にはとても厳しい状況だと思う。そう考えると俊敏なフットワークを持つ選手が勝ち上がるのではと思っている。」

そうね、チリッチやラオニチはサーブからリズムを作っている事が多いから、フェデラーの分析も当てはまるのかもね。

そして試合直前で棄権を申し入れたラオニチだけど、その怪我は火曜日に行われたマレーとの試合中に痛めたらしいわ。

「ここにいるドクター達にしっかり診てもらった結果、太股の内転筋に少しの断裂が見受けられた。腫れもあって、縦に5センチ、横に3センチ、深さ1センチの腫れがあり、内出血も確認出来た。」と怪我を説明してました。

そして今回の決断は決して間違っていなかったと感じているんだって。

「もしコートに立ったら、綱渡りするのうにしか歩けなかっただろうし、確実に100パーセントでは戦えなかった。そして悪化してしまったら、きっと6から8週間は治療とリハビリが必要になってしまっただろう。つまりそれは、またコートに立って試合をするのに12週間くらいは掛かってしまう。それは確実に避けたかったから、今回の決断の大きな要因になっている。受け入れたくはなかったけど、これが現実だし、チームのメンバーやATPの方々は最善の決断を下してくれたと信じている。」

来年を考えても、開幕まであと7週間。全豪オープンまでも9週間と考えると今は悪化させる事を避けたいと思うのは当然かも知れないわね。

何はともあれ、錦織選手が準決勝でも最高のプレーを見せてくれるのを期待しましょう。本人曰く、右手首もそれほど悪くはないって言うしね。まだ対戦相手は決まってないけど、恐らく絶好調と言えるジョコビッチになる可能性が高いわ。頑張れ、錦織選手!!!

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錦織選手、準決勝進出なるか?&シャラポワの代表復帰

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今夜行われる男子ツアー最終戦の予選ラウンドロビンの第3戦に登場する錦織圭選手は、ミロス・ラオニチとの対戦に準決勝進出を懸けて戦います。

勝っても負けてもその可能性は残るけど、もちろん勝った方がより可能性は高まります。

すでに予選ラウンドロビンで2敗してるラオニチは、錦織選手にストレート勝利するしか準決勝進出の望みは断たれてしまうの。1セットでも錦織選手に取られた時点で予選ラウンドロビンでの敗退が決定しちゃうのよね。

これまでの両者の対戦は錦織選手の4勝1敗で、今年だけでも3勝1敗と錦織選手がリードしてます。

唯一の敗戦はウィンブルドンだったけど、ラオニチの武器である強烈なサーブが有効な芝の大会での敗退だったけど、この最終戦のサーフェースは遅いハードコートらしく、それを考えても錦織選手が有利なのではって言われているわ。

でもちょっと心配なのは、錦織選手自身もあまりサーブの調子が良くないと言う事と、これまでの2試合でいずれもトレーナーを呼んで右手首を診てもらっていると言う点。サーブの不調ももしかしたら手首が影響してるのかも知れないわね。

当然ラオニチも準決勝進出の可能性を懸けて全力で挑んで来るはずだから、これまでの勝敗はあまりあてにはならないはず。

錦織選手はこの最終戦には初出場だけど準決勝進出を果たして欲しいわね。それには手首の状態次第かなって思ってしまうわ!

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女子世界ランク2位で今シーズンを終えたマリア・シャラポワが、来年行われる女子国別対抗戦のフェドカップにロシア代表として出場する意向を示したんだって。

2015年2月7日と8日に行われるワールド・グループの1回戦にポーランドと対戦するロシア。その試合にシャラポワが出場するらしいの。

シャラポワは2012年のフェドカップのワールド・グループ1回戦の対スペイン戦以来となる代表出場ね。

これは実は、国を代表して戦う2016年のリオデジャネイロ・オリンピックに出場するためには、2015年に祖国を代表してフェドカップに参加しなければならないルールがあるからなの。

リオデジャネイロ・オリンピックへの出場を希望しているシャラポワは、当然と言うか必ず来年はフェドカップに参加する事が必要になるって言うわけ。

対戦するポーランドは、エースのアグニエスカ・ラドワンスカもきっと出場してくるだろうから、厳しい試合が予想されるわね。

ラドワンスカは今年もフェドカップにポーランド代表として出場して、祖国ポーランドをワールド・グループ2からワールド・グループ入りを果たす立役者となる活躍を見せていたのよね。

そのロシア対ポーランドの一戦は、ポーランドのクラクフで行われるの。会場は1万5千人収容の新しいスタジアムで開催されるんだって。

来年のシャラポワは、ツアー・スケジュールが忙しくなりそうね。

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心配な錦織選手の右手首&ウォズニアキのトライアスロン

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昨日行われた男子ツアー最終戦の予選ラウンドロビン第2戦、錦織圭選手はロジャー・フェデラーにストレートで負けちゃいました。

今の錦織選手なら、ベストのプレーが出来たらこの最終戦に出場している選手全てに勝てるだけの実力があると思うんだけど、この日も初戦のアンディ・マレー戦の途中でトレーナーにテーピングをしてもらった右手首の治療のために、メディカル・タイムアウトを取ってました。

マレーとの試合の時より状態が悪くなってる感じでしたね。

そのせいなのか、ミスの目立つ内容でした。アンフォースト・エラー(イージーミス)もフェデラーの18本に対して錦織選手は30本。マレー戦でも8本のダブルフォルトを犯していたけど、この日も5本とちょっと多めでしたね。

シーズンも最後の最後だけに、体に故障が出てもおかしくはないけど、夢の舞台に立っているし、次のミロス・ラオニチに勝てば準決勝進出の可能性も残ってますからね。何とか頑張って欲しいわ。でも、悪化しちゃうのも心配だけどね!

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11月2日の日曜日に行われたニューヨーク・シティ・マラソンで3時間26分33秒の見事な完走を見せたカロリーン・ウォズニアキだけど、そのわずか1週間後にはバハマで開催されたトライアスロンに出場してたの!

と言っても、ウォズニアキは5キロのランに登場したんだけどね。

それは世界ランク1位で、オフコートでも親交の深いセリーナ・ウィリアムズと一緒に出場したもので、加えてレーシング・ドライバーのポール・リーズとの3人の共同作業だったんだって。

そのトライアスロンは、バハマの子供達への奨学金などへ向けて基金を募るチャリティでもある大会で、750mの水泳と20キロのバイク、そして5キロのランによるもので、リーズが水泳を、セリーナがバイクを、ウォズニアキがランを担当して完走したらしいわ。

オフシーズンを満喫しているセリーナとウォズニアキだけど、それにしてもウォズニアキはフルマラソンをやった翌週にこんな事をやってるなんてね!凄い体力の持ち主ね!

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部での活躍で~っす!!!

女子では、オーストラリアの5万ドルのサーキットでは小関みちか選手、予選を勝ち上がった美濃越舞選手、喜島瑞乃選手が1回戦で敗退でした。井上雅選手がベスト8でした。決勝戦は第1シードの穂積絵莉選手が第3シードの尾崎里紗選手を下して優勝しました。アメリカの5万ドルでは、予選を勝ち上がった日比万葉選手が1回戦敗退でした。

イタリアの1万ドルでは、藤岡希選手、主催者推薦で出場の緒方葉台子選手が1回戦敗退でした。ダブルスでは第3シードの藤岡&緒方ペアーがベスト4でした。

男子では、アメリカの5万ドルのチャレンジャー大会では、ダニエル太郎選手が2回戦敗退でした。オーストラリアの5万ドルでは、第4シードの守屋宏紀選手が1回戦で、第1シードの添田豪選手が2回戦敗退でした。

ノルウェーの1万5千ドルのフューチャーズでは、ラッキールーザーの中村錬選手が2回戦敗退でした。ギリシャの1万ドルでは、予選を勝ち上がった田沼諒太選手が2回戦敗退でした。アメリカの1万ドルでは、主催者推薦の福田創楽選手が2回戦敗退でした。中川直樹選手はベスト8でした。

国内では橋本総業全日本テニス選手権が行われて、女子シングルスの決勝戦では第1シードの江口実沙選手が第7シードの澤柳璃子選手を2-6, 6-1, 6-3の逆転で下し優勝しました。男子シングルスでは、ノーシードから勝ち上がった江原弘泰選手が第1シードの杉田祐一選手を7-6 (9-7), 6-4で下して優勝を飾りました。

女子ダブルスでは、二宮真琴&田中真梨組が6-4, 6-1で日比野菜緒&澤柳璃子組を下して優勝。男子ダブルスでは、仁木拓人&吉備雄也組が佐藤文平&片山翔組を7-5, 6-3で倒して優勝しました。ミックスダブルスでは、二宮真琴&綿貫裕介組が波形純理&片山翔組を4-6, 6-4, 13-11の逆転で退けて優勝を飾りました。

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錦織選手が克服した問題&ダベンポートがコーチに

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日本人選手としてはもちろん、アジア人男子として初めて男子ツアー最終戦へ出場中の錦織圭選手だけど、世界のトップ選手になるには、彼のように若くして祖国を離れなければなれないと言う事はないって、本人は感じているんだって。

「それが唯一の方法だとは思いません。でも自分に取ってはとても良い機会に恵まれました。IMGアカデミーにはたくさんのトップ選手がいるので、そんな選手達と練習する事が出来たからです。トミー・ハースやマックス・ミルニなどと打ち合っていたのです。だからゴールも見えて来ました。」って、最終戦の会場でメディアに語っていたんだって。

それでもアジアでは大きな大会へ出られる試金石となる小さな大会の開催数が少ないのは、ちょっとデメリットではあるとも感じているみたい。

「アジア人選手にとってはちょっと厳しい状況です。そんな小さな大会のほとんどがヨーロッパやアメリカであるからです。その大会に出るためだけに海外へ行ってまた帰国すると言うのは簡単な事ではありません。」

それから、アジア人が持つ歳上や目上の人に対する気持ちも、歳上のビッグネームと対戦する時には邪魔になる感情だって感じているんだって。

「それには苦労しました。ジュニア時代にはそれほど感じていませんでした。だから誰と対戦しても良いプレーが出来るものだと思っていました。でもプロになってから、他の先輩選手、特にトップ選手にはとても尊敬の気持ちを持っていたのです。」

「実際、初めてフェデラーと対戦した時は、彼の事を尊敬し過ぎて何も出来ませんてした。勝ちに行けなかったのです。単にジュニア時代からのアイドルと試合をしただけでした。それが問題の1つでした。」

それを克服するのは簡単じゃなかったんだけど、同じアジア人で世界の舞台で活躍していた選手達を見て、何とか克服出来たんだって。

「まず自分を信じる事が必要です。そしてリー・ナやパラドン・スリチャパンなどを見習っていました。その二人を尊敬していますし、多くのモチベーションも受けたと感じています。」

スリチャパンはアジア人男子として初めてトップ10入りを果たした選手だし、引退したばかりのリー・ナもアジアへ多大な影響を与えた選手として知られてますね。

錦織選手もそんな選手になっているはずよね。まだまだこれからも達成するべき事はたくさんあるはずだから、1つ1つ築き上げて欲しいわね!

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このところ元トップ選手が現役選手のコーチになって結果を出してるケースが目立ってるけど、元女子世界ランク1位のリンゼイ・ダベンポートも19歳のマジソン・キーズのコーチとして指導しているらしいわ。

すでにコーチとしてキーズの練習に参加しているらしいダベンポートだけど、テレビ・コメンテーターとしての仕事の契約の問題から、グランドスラムなどの大会にキーズに帯同する事が不可能なため、来年は別にフルタイム・コーチも探すつもりでいるとキーズは語ってるんだって。

来シーズンが始まるまではキーズに付いてコーチをする事を決めたダベンポートは、長身を生かした強力なサーブを武器として、フォアハンドからもバックハンドからも強烈なストロークを放って3度のグランドスラム優勝を飾ったの。

キーズもサーブには定評があって、プレースタイルもダベンポートと似ていると言われているけど、6月のイーストボーン大会でツアー初優勝を飾ってからは、どの大会でもベスト8の壁を越えられずにいるの。

ダベンポートもコーチとしての手腕を発揮できるかしらね?

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錦織選手、デビュー戦を勝利で飾る

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昨日初日を迎えた男子ツアー最終戦。そのシングルスでのオープニング・マッチに登場したのが錦織圭選手。これまでまだ勝ち星を上げたことのないアンディ・マレーとの対戦でした。

まだ勝った事はなったけど、両者の最後の対戦は去年の開幕戦と、約2年近く前の事。その時は錦織選手が途中棄権での敗退だったんだけど、その時の両者のランキングは、錦織選手が19位でマレーが3位だったわね。

でもそれからの錦織選手は、どんどんランキングを上げて、去年の夏には11位とトップ10目前まで行っていたのよね。そして今年は更なる飛躍の年になったのは、皆さんもご存知の通り。

マレーも去年の秋に受けた腰の手術から復帰して、今季序盤はなかなか思うようなプレーが出来なくて苦しんでいたけど、USオープン後はかつてのプレーを取り戻したように、次々に成績を残して、最終戦の出場権も獲得していたの。

そんなマレーに対して成長の証を見せられるかって注目していた一戦だったけど、結果は錦織選手が今の力を十分に見せてくれた試合でした。

ファーストサーブの入りも悪く、らしからぬ8本ものダブルフォルトを犯していたのを見て、やっぱり緊張してるんだな~って思ったけど、それでも結果はストレート勝利。調子が悪い中でも何とか勝てるようになったのもトップ選手としての証拠だと思います。

今大会の結果次第では、現在世界ランク4位のスタン・ワウリンカを抜いて4位でシーズンを終える可能性もある錦織選手。

そうなると、年初のグランドスラムである全豪オープンでは第4シードになる可能性も高くなって来るわね。つまりそれは、ベスト4に勝ち上がるまでは自分より上のランキングの選手との対戦がないって事だから、より上位へ勝ち上がりやすくなるって言うわけなのよね。

今年のUSオープンで何人もトップ10選手を下して決勝進出を果たした錦織選手だし、来年は念願のグランドスラムでのタイトル獲得をもちろん狙うだろうし、まわりもそれを期待しているのは間違いないわね。

その目標の達成のためにも、今週の最終戦ではそんなグランドスラムでの優勝を争う選手ばかりとの対戦だし、より実力を付けて自信を高めるためには最高の舞台なはず。

火曜日の予選ラウンドロビン第2戦のオーダー・オブ・プレーはまだ出ていないけど、過去の対戦を見ると勝者同士が次に対戦してるから、恐らく昨日のもう1試合でミロス・ラオニチを下したロジャー・フェデラーと対戦になるのでは?

錦織選手のいるグループBはグループAより厳しいって言われているけど、残る対戦となるフェデラーもラオニチも、これまで勝った経験がある選手。もう次からはそれほどの緊張もないだろうし、より安定したプレーで更に攻撃的なテニスを展開して、準決勝進出を果たして欲しいわね!

今の錦織選手の力なら、絶対可能なはずよ!!!

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ジョコビッチ、フェデラーからのアドバイス

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父親になったばかりのノヴァーク・ジョコビッチが、父親としての役割とプロテニス選手としての生活のバランスをどう取っているのか、父親としても先輩のロジャー・フェデラーにアドバイスをもらったんだって。

ジョコビッチの奥さんであるイェレーナさんは先月、ステファン君と言う第一子の男の子を出産したの。そして先週おこなわれたパリでのマスターズ1000大会でジョコビッチは、父親になって初めての大会に臨み見事優勝を飾りました。

「フェデラーとはパリで話をしました。彼は出産を祝ってくれは最初の選手の1人でもありました。もちろん彼は私が置かれている状況を分かってくれていました。まだまだ彼には及びませんが。それに彼は4人の子供がいながら未だにこのレベルでプレーしている事には驚かされます。」

「一人の子供に対してどれほどの努力がいるか分かって来ました。それが4人となると想像が付きません。ツアーを転戦する事などを含めパリでは具体的な事を彼と話しました。彼はアドバイスをくれたのでそれを参考にして実践してみようと思います。そうする事で彼と同じように今後の生活を上手く作り上げられたらと願っています、」

今夜開幕する男子ツアー最終戦で27歳のジョコビッチは、現地月曜日にマリン・チリッチと初戦を迎え、大会3連覇と自身3度目となる世界ランク1位でシーズンを終える事を目指してますね。そしてその後、スタン・ワウリンカ、トマス・ベルディヒと予選ラウンドロビンを行います。

「パリでは1セットも落とさず優勝出来ました。それならもっと子供を作るべきですね。」ってジョークを交えて語るジョコビッチ。「世界ランク1でシーズンを終える戦いにいますし、とても良いポジションにいます。これまでこの最終戦では2年連続で優勝しています。その事が今年もまた良いプレーが出来ると言う自信に繋がっています。」

家族との関係とプロテニス選手としてのニーズをどう対応しているかと聞かれたフェデラーは「それはまさに試合のスケジュールによるのです。どうする事が最善か妻のミルカが決断しています。特に毎日試合がある時は自分もそれに従うようにしています。とても忙しいですし、色々な事をやらなけるばならないので、出来る限りバランスを取るように努めています。」って答えていたんだって。

現在33歳のフェデラーだけど、また世界一でジーンズを終えるチャンスを握ってるわ。そして現地日曜日のナイトセッションではミロス・ラオニチとの初戦に登場します。

先週のパリ大会の準々決勝でラオニチから初めての敗戦を喫したフェデラーは「先週初めて負けました。でも彼は本当に良いプレーをしていたので、その敗戦を認めざるを得ません。実際問題として彼のプレーによると言うよりは自分のプレー次第だと思います。今はとても良い状態でいるので、こうしてまたラオニチと再戦できるチャンスに恵まれた事は嬉しく思っています。」って、リベンジに燃えてるみたいね。

その最終戦にアジア人男子として初出場を決めた錦織圭選手の初戦も、あと2時間後には始まります。まだ勝った事のないアンディ・マレーとの対戦。大きく成長した錦織選手、本来のプレーを取り戻し始めたマレーから初勝利を飾れるかしらね?

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フェデラー、マレーの最終戦直前のコメント

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日本時間の明日の夜から開幕する男子ツアー最終戦の『バークレイズATPワールドツアー・ファイナルズ』は、初日の日曜日はグループBの試合からスタートします。

シングルスのオープニング・マッチには第4シードの錦織圭選手が第5シードのアンディ・マレーと対戦します。そしてナイトマッチでは第2シードのロジャー・フェデラーが第7シードのミロス・ラオニチと対戦しますね。

優勝候補の1人であるフェデラーはラオニチにだけは6勝1敗と勝ち越してるけど、錦織選手には2勝2敗、マレーにも11勝11敗としてるの。それにラオニチに喫した唯一の敗戦も直前に行われたパリでのマスターズ大会での事で、優勝を狙うフェデラーは予選から厳しい試合が予想されてますね。

そんなフェデラーは今大会7度目の優勝へ向けてこんな風に語っていたんだって。

「序盤戦のマレーは本来の彼ではなかった。手術後の彼がまた万全な状態に戻るのにしばらくの時間がかかったのは疑いのないこと。だから、こうしてシーズンの終わりに来て、また良いプレーが出来るようになった事は嬉しく思っている。」

「この大会へ出場するために、彼は並々ならぬ努力をしてきた。そして今では更に上に上がる可能性だって秘めている。今大会だって優勝候補の一角にいるんだから、不思議なものさ。テニスの世界では、物事はすぐに変わるからね。」

この最終戦は、8人を4選手ずつの2グループに分けて予選ラウンドロビンを行い上位2選手ずつの4選手が決勝トーナメントへ進み、準決勝、決勝を行い優勝を争うの。

13年連続出場のフェデラーは「第1試合には必ず勝ちたいはずなんだ。そうじゃなかったら、その後の試合にプレッシャーが掛かるからね。そうなるともう自分の手には負えなくなってしまうんだ。自分の感覚では敗けたら終わりのような気分さ。もし負けても世界の終わりと言うわけじゃないけど、でもそんなような物なんだ。」って笑って語ってました。

そして「正直、負けてもまだ大会にいる事に良い気持ちを持ったことがないんだ。なんか不思議な気分なる。だっていつもの大会なら、敗けたらもう終わりだからね。予選は勝っても負けても3試合。でも自分的には最初の試合が大切で、そこから全てが始まるんだ。どんな大会だって初戦は難しいもの。その大会の状況やコンディションをまだ分かっていないからね。」って大会への思いも加えてました。

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初戦で錦織選手と対戦するマレーも最終戦へ向けてコメントしてました。マレーは去年の秋に受けた腰の手術のためにシーズン終盤はツアー離脱を余儀なくされて、今季もなかなか本来の調子を取り戻せずにいたの。

そんな彼はUSオープンでの準々決勝敗退後は、その約1ヶ月後から先週のパリでのマスターズ大会まで6週間連続で大会に出場。3大会で優勝を飾り危ぶまれていた最終戦への切符もそのパリでのマスターズ大会で獲得していたの。

「試合に勝つことが本来の調子を取り戻す一番の方法なんだ。シーズンのこの時期にはそれが必要なんだ。今週の練習はここまでは良い状態でできている。かなり厳しい練習ばかり。世界のトップ選手達との練習なんだ。厳しいに決まっているけど、とても有意義なものになっている。」

今年2008年以来となるトップ10落ちをしたマレーは、今のランキングである6位へ戻すまでにはその時の自分のランキングより上のランキングの選手を下す必要があったのは当然よね。そんな苦しい時期も振り返ってました。

「今年の序盤ではトップ15の選手に勝てない事に対して質問を受けていた。それがトップ12になり、トップ10になり、トップ8、トップ5と、そして今は明らかに最後のステップに来ていると感じている。きっとそれは大きなステップだけど、過去にはそんな選手達から勝利を上げているんだ。今年トップ選手達との対戦でより多くの時間をコートで費やせば、来年にはそれが自分に取って更に良い結果に繋がるなずさ。」

「今週、そのトップ選手から勝利を飾ったり、そうではなくて大会を去ることになったりしても、自分は最高のプレーをするまでさ。彼等に勝てると信じているし、それだけでも半分は勝ったも同然さ。」

地元イギリスでの大会となる最終戦。マレーはそのイギリスから地元のスコットランドの独立に対して、独立を応援する意思を自身のツイッターで呟いていたの。そして今回の最終戦がそれ以来初となるイギリスでの試合となるわ。

これまでもイギリス代表としてロンドン五輪でも金メダルを獲得し、全ての大会にもイギリス人として戦って来たマレーが、独立するとスコットランド人としてプレーする事に対してイギリスからは彼を批難する声も上がっていたのよね。

この最終戦がまたイギリス人からの応援を取り戻すチャンスでもあるのは確かよね!

「ここイギリスでの試合では、常に多くの応援をもらって来た。ウィンブルドンやロンドンでの大会では、これまでのテニス人生通してずっとね。だから今週もそうであって欲しい。もしそうじゃなくても、自分は自分の仕事をするまで。応援に関係なくベストを尽くすのみ。出来ればまたファンからの応援をこの大会で取り戻したいね。」

マレーは地元ながら、厳しい状況での試合を覚悟しているみたいね。錦織選手に取っては地元選手との対戦かと思っていたけど、少し状況は違うかも知れないわね!

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マレー、来年もモレスモと一緒に!

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今年のウィンブルドン直前に元世界ランク1位のアメリ・モレスモをコーチに付けたアンディ・マレーは、この関係を来年も続ける意向でいることを明らかにしましたね。

それまでマレーのコーチだったイヴァン・レンドルが、もっと家族との時間を持ちたいとする理由からマレーのコーチを降りたんだけど、レンドルは2012年のUSオープンでマレーをグランドスラムでの初優勝へ導くばかりか、2013年のウィンブルドンでは77年ぶりとなるイギリス人チャンピオンへとも導いていたのよね。

「新しいコーチとの関係をスタートさせると、そこから結果に繋がるまである程度の時間が必要なのです。1週間で結果が出るようなものではありません。来年の初めにはアメリとの練習の成果が見え始めてくるでしょう。」

「アメリとの関係は時間がいりますが、ここまでは良いスタートが切れています。女性のコーチが少ないのはこれから変わって行くかも知れませんし、男子選手にも女子選手にも女性のコーチがもっと増えるかも知れません。女子選手でさえ女性のコーチを付けている選手は少ないのが現状なのですから。」

って語るマレーは、子供の頃からお母さんのジュディさんがコーチをしていた事もあって、女性のコーチには特に違和感がなったみたいね。それに、コーチと言う職業が女性に向いていないわけじゃないだろうし、テニスを教える事だって男女で変わりはないはずだからね。

「自分は男性だろうと女性だろうと、テニスの話をしてお互いの間で良く理解し合えてたり、試合に対して似たような考えを持っていたりする関係が築き上げられる事が何よりも嬉しく思う事なのです。何に力を入れなければならないかなどの意見もとても大切なのです。その人とのコミュニケーションだけが、それを評価する唯一の方法なのです。」

って、自分の見解を語ってました。つまり、モレスモとは良く理解し合えているって言う事なんでしょうね。

今年は終盤に来て好調さを取り戻して、来週からのツアー最終戦への出場権もしっかりゲットしたし、この調子を維持できれば来年はまた活躍を見せてくれるに違いないわね!

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ナダルの退院&ウダンの手術

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今日のtennis365.netのニュースにもなってるけど、月曜日に虫垂炎の手術を受けたラファエル・ナダルが入院先の病院から退院したんだって。手術からわずか2日での退院と、順調に回復してるようね。

「全ては順調に行っています。手術はとてもシンプルで一般的なものでした。」ってナダルは、キロン・テクノン病院から一人で歩いて出てきた時に詰め掛けたレポーター達に語っていたんだって。

ナダルはしっかり回復してから練習とトレーニングを再開する予定だそうで、それから復帰への準備に入るようね。

ナダルが今回受けた手術は内視鏡を使ったものだったそうで、だから余計に回復が早く、すぐに退院も出来たみたい。

主治医の見解では、手術から約1ヶ月くらいで本格的なトレーニングを開始できるだろうとのこと。その通りに行けば、来シーズンの開幕までも約1ヶ月の期間が持てるはずね。そうなれば十分な準備が出来るんじゃないかしら?

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2009年のUSオープンで、若干17歳でマリア・シャラポワらを下しベスト8入りして脚光を浴びたメラニー・ウダンだけど、木曜日に心臓の手術を受けるんだって。そしてさらに、今月の終わりには目の手術もするらしいの。

「もうこれ以上最悪な事はないわ。早く2014年が終わってくれないかしら。今週は心臓、来週は目。次から次へと色んな事が起きるの。」と語る23歳のウダンは、異常な心臓の鼓動を感じたのはこの一年間だと言う。特に試合中や試合直後にどんどん鼓動が早くなるって感じていたそうよ。

「緊張から来ているんだって言い聞かせていたの。本当に悩まされていたわ。一体それがなんだか分からなかったから、そんな状態のまま試合を続けていたの。リラックスして深呼吸をして、しばらくゆっくりしていれば徐々に良くなっていったわ。不安から来る発作のような感じね。」

ウダンは昨年、横紋筋融解症と言う筋肉の病気だと診断されたの。でも、今回の心臓の異常とその筋肉の病気との関連性はないって医者には言われているみたい。

開胸手術ではないらしいんだけど、心臓の手術と聞いてちょっとビビっているウダン。その後には太陽の元に居すぎる事からなってしまった目の病気の治療のために手術を受けるんだって。

その手術の後の数週間は治療と休養が必要らしいんだけど、体が万全の状態になってから練習を再開させるってウダンは語ってました。もう病気は懲り懲りなんじゃない!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 20:39 | コメントをどうぞ
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