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苦節うんじゅう年

日曜日、晴れ
師走になって小春日和多し。それもあってコートにはできるだけチャリで行く。2台のチャリをそれなりに使い分けて。
昨夜A氏からメールあり、明日9時からの誘い、互いにほろ苦い思い出をつくった先月中旬の県シングルス以来のお手合わせ、待ってましたで返信した。「運動公園ではO氏をやっつけてほしかった。明朝OKです。・・・」
ホームコートでは強いA氏への激励もこめていた。

今日はすぐにコートがいっぱいになり、シングルスのやりにくい環境の中、早朝のエンジンがかかりにくいぼくは14と一方的にリードされていた。早く終わりたい、仲間の二人も待っているしと、よからぬことを考えていると24、はやくやっつけてくれとやっていると、ずるずると長引きだし、44 54とリードしてしまった。
早くコートを空けたいという気持ちはなくなり必至でやっていた。55で9時半過ぎた頃にスタッフの女性から声が掛った。65になったところで中止する。

しばらく休んでいるとスタッフの女性が来てコートが空きましたからと言うので、二人でもいいですかというと30分なら良いという、そこでA氏に声をかけて2セット目をやり始めた。
出だしは相変わらずダメで02とリードされて03となるところを12にして、ほっとした。長いラリー、厳しい場面も随所にあったが、今日はぼくの日だった。63と勝たせてもらった。
近々リベンジのメールが届くに違いない。

今日がその日だとみんなが思っていた宮里優作。だがひやひやして見ていた。17のロングホールで前の組の選手がバーデイ取れば並ばれる。並ばれが宮里優作にプレッシャーがかかるはず。何度も優勝のチャンスを逃している。だが、その選手はバーデイパットにひつように時間をかけていた。外してパーで1打差は保たれた。
その17番ホールで優作はバーデイで2打差。相手は最終18番パースリーでボギーを打ち3打差。
ひとホールを残しての3打差、優勝は間違いないと誰もが思うが、10年余り優勝から見放された男には、言い知れぬプレッシャーあったに違いない。

200ヤード余のパースリー、優作の放ったボールは急傾斜のグリーン奥のラフの境目に止まった。簡単そうで簡単には見えなかった。急傾斜のグリーンは何かが起こりそうな気がした。そこから放ったボールは勢い余ってグリーンを駆け抜けてラフまで転がり落ちた。そこから3打で優勝、だからほぼ優勝間違いないと考えたが、ゲタを履くまで勝負事はわからない。ボギーを狙わない方がと優勝させたい解説者は言っている。
ちょっと大きいと思えた3打目のショットはなんとチップインパーとした。優作は両手をあげて歓喜の雄叫び、グリーンの土手に背を曲げて顔を覆った。キャデーが抱き着き喜びを分かち合い、涙にむせんでいた。その瞬間のグレーン周りにも歓喜と涙があふれていた。愛妻と子供たち、妹の宮里あい、そして両親、そこにはただただ涙にあふれたシーンが繰り広げられていた。

カテゴリー: 日記 | 投稿者ていちゃん 21:45 | コメントをどうぞ