蘇我駅西口も降りるとバス停に続いている。
10時10分のバスに乗ろうたどり着くと、テニスバッグを持った人が不安げにしていたので、昨日バスを利用していたぼくは助け船を出した。75歳に出るというので名前を尋ねるとoosawaと名乗ったのでびっくり。
まさかのぼくの対戦相手だった。ぼくが対戦者だと知ると相手の予想と違ったらしく、口ごもって一瞬表情が変わったが、思わぬ奇遇に二人で苦笑いした。
三つ目の蘇我神社というバス停で下車、会場まで案内をしてから、次にあったのはネットを挟んでいた。
9〜12のシード選手、キャリアはある程度分かっていたがこの年齢での年齢差でいけるかもとコートにたったが、じゅわじゅわと真綿で首を絞められるように、しぶとさと強さを見せつけられていった。
スコアほど簡単ではなかったがファースト61。セカンドは球筋を微妙に変えてきたりして混戦になっていった。
1ゲームリードも44と追いつかれ45とリードを許していた。キープして55、キープされて56。
ぼくはがまん出来ずにここでトイレ休憩をコートサイドにいたローピングアンパイヤに申し入れたが、セットが終わるまでと拒否され、ベンチの相手には余裕がうががえた。
ファイナルを覚悟して勝負を急ぐと、1ポイントも許さず66タイブレークへと突入できた。30 31 32 42 43 44 54 55 65 66 76 86
ホアーの両手打ちクロス、相手のバックサイドへ打ったボールを相手はバックでストレートえ狙ってきたがサイド大きく割っていた。瞬間小さなガッツポォーズをして握手を求めに行った。
ファイルになったら自信はなかった、3時近くなっていたから2時間以上は戦っていたはすだ。
ケイタィより