全米テニス 錦織圭B16での宿敵

日曜日曇り 晴れ

全米オープンテニス、錦織圭はランキング11位の貫録を見せつけ3回戦でメイヤーにもストレートで勝利してベスト16におどりでた。順調にランキング6位のラオニチまでたどり着いた。6年前の全米、若干18歳の錦織は4シードのフェレールを5セットの激戦を制して世界にその存在をしらしめた。期待されたベスト8をかけた試合で同世代のデルポトロにストレートで敗退。あの時のショックは今でもある。

大事なだいじなラオニッチとの対戦となる。ウインではベスト8をかけて戦った。ファーストを取るも、得意のサービスがさく裂しだして63166736で敗退した。得意とするハードコート、ジャパンオープンではラオニチを倒して優勝している。トップテンを今ではラオニチに先行を許している。ATPワールドツアーファイナルを出場枠ベスト8に残るためにはこの一戦負けるわけにはいかない。錦織圭にとって大事なだいじな戦いとなるが、やってくれそうなきがしている。
ジャパンオープンのように。

・錦織はテニス界の錦だ(2008年08月31日のブログアーカイブ)

今日も朝8時から昼過ぎまで全米テニスに釘づけ。wowow視聴者のテニス愛好者はテレビの前で一喜一憂どんなにか素晴らしいショーよりも見ごたえのあるハラドキのドラマを堪能したに相違ない。もちろん錦織と4シードのフェレールの試合だ。3時間33分。
ナダルの時のような善戦は期待しても勝ちきるとは思わなかった。しかし2セット連取し、その内容からすればいけると思ったが、頭の中には先日のロデイックと19歳のグルビス(ラトビア)の対戦が頭によぎっていた。
長身でかっこよく、成長著しい若手の一人だという彼は、ファーストセットはロデイックに劣らぬサービスをがんがん入れ格好良くものにした。この勢いで行けばグルビスの勝利かと思ったのだが、セカンドタイブレークを落として1-1となってから流れががらりと変わり、ロデイックペースとなりそのままセットカウント1-3で敗れた試合なのだ。

3セット目、錦織のショットが少しずつ狂い始めボールの威力も落ちたのかフェレールに主導権を取られて3-6で落とした。
ファイブセットを錦織はフルに戦ったことがあるのだろうか、体力は持つのかと心配のタネは尽きなかった。
4セットになってフェレールは一段とギアを上げたのか動きもショットの良くなり錦織を圧倒して6-2取る。3セット目と同じような展開だ。セットカウント2-2と振り出しに戻ったのだ。

ロデイックとグルビス似たような展開に危ういものを感じ始めた。フェレールは後のない緊迫したゲームを続けているしロデイックの試合とは異なってはいたが。

錦織は5セット目にメディカルタイムをとり足腰のケアーをしてもらい、心配させたのだが結果的にはこれが良かったかもしれない。
これを見たフェレールはチャンスだと思い気負ったかもしれないのだ。錦織はケアーのおかげか、動きもショットもベスト近くに戻りファイナルセットは5-2リードしたのだが、勝ちを意識しだしたの肝心なところでミスが出て、逆にフェレールは第4シードの意地を見せて奮起して5-5となってしまったのだ。

緊迫の5-5、錦織はサービスを容易にキープして6-5となってフェレールのサービス、後のない彼に焦りのようすが伺え、錦織は粘りと果敢な攻めでごのゲームをブレークして、勝ったのだ。
その瞬間、彼はコートに寝そべり喜びをあらわにし、そしてコートサイドのコーチ陣に駆け寄り、喜びを分かち合い母親と抱擁した。

(試合後のコメント)
「・・・トップ選手とするのを楽しみにしていた。4位の選手なので勝てるとは思わなかったが、その分今はうれしい・・・」

・勝ちを意識し攻めを逸す(2008年09月02日のブログ)
早朝からテレビに釘づけ。
USオープンテニス大会第8日目、男子シングルス4回戦が行われ、日本男子として71年振りに4回戦に臨んでいた錦織は第17シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に3-6, 4-6, 3-6のストレートで敗た。

錦織もファーストセット出だし3-0とリードして、これはいけると思ったに違いない。

デル=ポトロの実力はこんなものか、これならいけると思ったが、その考えは甘かった。ゲームが進むにつれてデル=ポトロはギアチェンジをして襲いかかって来たのだ。
197センチの身の丈からくりだすサービスは、大事なところでは決めだし、ながいリーチと足でコート狭しと走り回り今までは一発で決っていたウイニングショットも、一発で仕留められない。

第4シードフェレールの時のように挑戦者で負けもとという気持ちで戦っていたら、もう少し違った展開になっていたかも知れない。相手は同世代だし負けたくないという気持ちが先行したのだろう。

ギアチェンジしてうなり声を発しながら繰り出すショットに錦織は返球が精いっぱいというケースが多くデル=ポトロがコート支配する。苦し紛れにネットに出ても、足元に沈められ、何とか返してもそれまで。
建て直しを図ろうと繰り出す攻撃ショットもミスが目立ちはじめワンサイドとなった。

近々の大会で4連勝しているというデル=ポトロは仁王のように立ちふさがっていたのだ。

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カテゴリー: 日記 | 投稿者ていちゃん 23:08 | コメントをどうぞ

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