木曜日
サンmurata氏から再戦の申し入れが沖縄へ行く前にあっていた。ぜひカナダの試合に来てくださいと前回何度も言われた。簡単におっしゃっていたがいろんな面でいろいろ大変です、行きたいのはやまやまだけど。
こんど沖縄には行きますと「沖縄国際ベテランテニス選手権大会」のことをるる説明した。第一シードですがほとんど知らない選手ですけどと言うと、そういう時には伏兵が入るからねとの一言が、チックと胸に刺さったがランキングを見るにつけ、ぼくの優位は間違いあるまいとたかをくっていた、高慢していた。
だが直前になっておっしゃった通りの伏兵がいることが判明した。全日本ベテラン直近で2回優勝している選手がいて、初戦で対戦の可能性があることが分かった時は、気持ちが動転していた。優勝を狙っていたのに初戦敗退の憂き目が現実味をおびていた。
だが、その人は一年間のブランクがあり病み上がりであったらしく、心配をよそに勝たせてもらい、優勝が目の前にちらつきはじめた。しかし、次のベスト4の試合でふがいなくも敗退していた。ショックは大きかった。ランキングはかなりの差があったので勝てるとのぞんでいたので、この敗退を認めるのはつらかった。
沖縄の報告を済ませて試合を始めた。今日もまた彼の強烈なフォアーにタジタジしていた。ぼくたちの年齢でこんなショットを打つ人はほとんど見かけない。気持よくカナダに帰ってもらうには配慮しくちゃいけないかなと思ったりもしたが、「それは相手に失礼ですよ」とあーちゃんがのたまった。
配慮なんてとんでもない話で、強烈なショットを必死に走って拾い捲り何とかついて行っていた。ぼくのあたりそこねショット、ラッキーなどがあったりして、最後には体力勝負で際どく勝たせてもらったが、これでよかったのかなとよぎっていた。
(Ken-G&サン村田 @Piano Bar Green LIVE 2012.2.24 )
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