土曜日
75のシングル2回戦は6番コートの二試合目NB10:30、何時に始まったか、終わったか今日もほとんど覚えていない。いつものことだが、今日はそんなには遅れなかった。
相手は顔見知りのNSHR氏、ファーストは51とリードして、ファーストは指呼の間と思っていた。その日は蒸しそして太陽は真上に来ており片方はサービスで苦労していた。コート上では期待した台風の風を感じないのだ。
アンパイヤーのいる高台では十分風を感じていたのに3面ある左端の6番コートにはL字に壁がある。十分注意してやっていたつもりだが、知らぬ間にボデーブローのように体力を奪われていた。
ぼくは普通にやっているつもり、そのうち1ゲーム取れるだろうとやっていると、取れそうな気配が失われていった。彼得意のフォアーを左サイドにビシビシと決まりだした。ぼくの足は動かず、ビシビシうたれるようなボールを返球していたかもしれない。
5ゲーム連取されて56、必死でキープして66タイブレークに何とか持ち込んだが、疲労困憊のピークを感じていた。タイブレークはぼくの若干リードで進み何とか持ちこたえて75くらいでものにして、ファーストを取ることができた。
ぼくの心は折れていた。セットを取ったが、全力を出し切り残されたエネルギーはなかった。トイレに行きセカンドに入ったものの足の衰えを感じていた。左足のふくらはぎに少しの違和感を、ファースト中盤からぐるぐる巻いてカヴァーしていたが、そこを巻きなおしてセカンドを続行しょうと試みたが、それでもなお痛みが発生しだしてあきらめることにした。セカンド11でリタイヤーを申し入れる。
情けない結果となったが、左足のふくらはぎをこれ以上悪くしたくなかった。ちんばを引く前にやめたかった。だだそれだけたった。