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関東選手権降雨で順延 小田原城へ遊ぶ

水曜日 雨 曇り

昨日の朝、マレーとジョコビッチの決勝戦の録画を見る。マレーがストレートでウイナーとなった。マドリードの決勝戦でマレーはジョコビッチにファイナルで敗れはしたが握手するときのマレーの笑みに感じるものがあった。

「圭と昨日三時間も戦ったのだから・・・・」とマレーは表彰のセレモニーでジョコビッチをかばったが、マレーにとってきするものがあっての勝利に違いないのだ。

それからぼくは雨の中、小田原でおこなわれる関東選手権に出場するため、コロ付のバックを満杯にして空港に向かった。

今日がぼくの初戦、しかし朝から予定通りに本降りの雨、東北選手権で知り合いになった在住の仲間に携帯を入れると今から出かけるというので、ぼくも娘婿の通勤に便乗して愛甲石田駅まで乗せて行ってもらう。新松田駅まで行って様子を伺うも雨の勢い収まる気配はない。そこの待合室で9時まで待った。

9時試合開始、それまでにその日の予定を決定するはずなのだ。彼は9時試合開始、ぼくはNB10時。携帯したがつながらず迷っていると携帯が鳴った。自分たちは明日に順延になったが60歳は昼から行う予定だという。明日の組み合わせは変わる可能性があるとの忠告もあった。

時間は十二分にあるので、小田原城へ行くことにした。新松田からは会場のある蛍田までは4駅、その先の小田原までは6駅で急行ではノンストップで
小田原駅に着いた。

本降りとはいかないまでも雨は降り続いていた。駅舎から右手に小田原城の天守閣が近くに見えたのでそれに向かって歩を進めた。熊本城が一番だと決めていたので、ほかの城にはあまり興味はなかったが、熊本城が震災でやられ、大河ドラマ真田丸に出てくる北条が支配していた城を一見するのも悪くない。

裏口から入っていった。整備された見ごたえのある立派な城で、天守閣の展示品等も趣向を凝らしていた。いたるところに大型のテレビ画面があって、わかり易く興味をそそがれた。秀吉が全国から集めた武者たちに北条親子は四方八方囲まれて遂に開場したと初めて知った。秀吉の力を垣間見た気がした。

上に登って外に出てみるとすぐそこに相模湾が広がり素晴らしい展望が見られた。雨は知らぬ間に止んでいた。

1階に降りで来るとこちらを向いているくまモンに出会って驚いていると、そこには熊本城の募金箱が置かれており、有志は立ち止まり応じていたのには感銘を受けた。何百万円も集まったと表示されていた。

雨に濡れた玉砂利を踏みながら駅に向かっていると道端にのぼりが立てられていた。小田原城はリニューアルオープンとある。それも5月からだとあった。さもありなんと思った。かたや一段と磨きがかかった小田原城、一方では震災で朽ちた熊本城。

だけどぼくは城内で見ている、小田原城は明治初めに解体され、関東地震では壊滅的なな被害を受け、戦後は天守閣の跡地に観覧車が回っていたというのだ。それにもめげず立派な天守閣を再建している。悲観することはない、ぼくは小田原城に勇気をもらって後にした。

カテゴリー: 日記 | 投稿者ていちゃん 20:06 | コメントをどうぞ