ウィンブルドンを前にまたまたベテラン選手が優勝しました。
ドイツで行われたゲリーウェバーオープンでドイツのメイヤーが同じドイツの期待の若手ズベレフを破り優勝しました。
ズベレフは準決勝でフェデラーを破っての決勝進出です。
メイヤーは32歳、対するズベレフは19歳。
ここは若い勢いのあるズベレフに分があるなあと思っていました。
メイヤーは芝生の得意な選手。
決してスピードのあるプレイはしませんがドロップショットを多用しかなりトリッキーなプレイをします。
以前どの試合だか忘れましたがインドアの速いコートでナダルにストレート勝ちした試合を見た事があります。
ナダルがとてもやりにくそうにしていたのを覚えています。
1セットを取り2セット目も5-4でマッチポイントを握りこのまま勝ち切るのかと思いましたがズベレフの思い切りのよいプレイに押され2セットを逆転で落としてしまいました。
さすがにこの時はもう疲れ切った表情をしており勝利は難しいように思えました。
ところが何が起こったのかわからないのですがズベレフがミスを連発…
ハードヒットをせずしつこく返すストローク、浅く滑るスライス、そして意表をつくドロップショットを多用したメイヤーが勝ってしまいました。
本当にテニスはわからないですね!
メイヤーは怪我で今大会はプロテクトランキングを使っての出場。
そんな選手が優勝してしまうのですからテニスは面白いですね。
ベテランの味を魅せてくれました。
本来ならば錦織圭に2回戦で敗退していたかもしれないメイヤー…
得意のウィンブルドンが楽しみですね!