日本が敗退しあまり話題になっていなかったデビスカップの2回戦、準々決勝が各地で行われました。
オーストラリア 3-2 アメリカ
オーストラリアのキリオスがどのようなプレイをするか、そしてブライアン兄弟がデビスカップから引退しアメリカのダブルスはどうなるのかに注目していましたが、意外なところで試合は決まりました。
今シーズン好調のアメリカのソックは第1試合に登場。
対するオーストラリアのトンプソンには勝つだろうと思っていましたがなんとトンプソンが勝利。
キリオスはイズナーとクェリーにいかにもキリオスらしいスコアで競り勝ちました。
ダブルスはソックとクェリーでピアースとグラスに競り勝ちました。
最終日のシングルスではソックに変わりクェリーを投入してキリオスに勝利を目論んだアメリカ。
残念でした。
シングルスとダブルスをしっかり分業させて勝利を重ねたオーストラリアの勝利ですね。
なんとなくキリオスがヒューイッット監督の下だとしっかりとテニスをしている感じがありました。
やはり今シーズンのキリオスは勢いがありますね!
でも第1試合のトンプソンの勝利が大きかったですね。
やはり地元で戦ったことが大きかったのでしょう。
ベルギー 3-2 イタリア
ゴファン対フォニーニのエース対決が決め手と思っていましたがフォニーニは怪我で欠場。
何故かデビスカップでは頑張るベテラン、ダルシスの活躍もありベルギーの勝利でした。
ベルギーはダルシス、ゴファンのシングルス。
この2人はダブルスには出ずにしっかりと分業してました。
こちらも地元ベルギーというのが強みですね。
フランス 4-1 イギリス
マレーが出ない時点でフランスの勝利は硬いと思っていましたが…
1回戦の日本戦に出たガスクェとシモンは出場せず、プイユとシャーディを出しました。
えっ、どうしてシャーディなのとも思いましたがしっかりと勝利。
これまた怪我で欠場のエルベールからベネトゥーにパートナーを変えたマウがマレー兄、イングロットに競り勝ちました。
フランスは毎回選手選びに苦労してますがさすがに層が厚いですね!
セルビア 4-1 スペイン
今シーズン不調のジョコビッチがどうなるか?
ナダルはいなかったものの層の厚いスペインがどう立ち向かうかに注目してました。
第1試合のジョコビッチとラモス-ビノラスの試合が鍵と思いましたがしっかりとジョコビッチが勝利。
その波に乗りトロイッキもカレーノ-ブスタに勝利。
その流れでダブルスも勝利しました。
う〜ん、カレーノ-ブスタはデビスカップではあまりいいプレイが出来てないですね…
プレッシャーに弱いのかな?
ということで今回の試合はすべてがホームの勝利でした。
来シーズンから試合方法などに変更の噂があるデビスカップ。
今回もナダル、マレーらのトップ選手の参加がなかったのが残念です…
世界一を決める大会。
私自身もゾーンは違いますがプレイしたことのある思い入れのある大会です。
これからも大会の盛り上がりを期待します!