錦織圭のこれ以上にない1セットの立ち上がりにとても感動しました。
フィジカルもメンタルもとてもよい!
しかしこれがずっと続くわけはない…
相手はマレー、そしてこれはグランドスラム、ローランギャロス…
マレーはいつどんな時でもブツブツと独り言を言っています。
とにかくブツブツブツブツ…
マレーはそうやることで自分を鼓舞するのでしょう。
2セットの第3ゲームでマレーがタイムバイオレーションを取られました。
正直それは、えっと思うタイミングでしたが、それがマレーに火をつけたように思います。
マレー自身がいつかはいれなければいけないスイッチを、周りがつけるように持っていってくれました。
ある意味闘志をむき出しにしたプレイは迫力もありました。
テニス自体は錦織圭のほうがいいように思えるのですがこの時点でメンタルは数倍もマレーが上回っているように思えました。
3セットはタイブレイクまでいきましたがここでも錦織圭は波に乗れない…
やはりマレーのほうが数段上でした。
錦織圭の心配していたフィジカルは問題なかったように思います。
終盤はやや脚にきていたように思えましたが…
でも大会の3回戦、4回戦の様子を見れば心配だった事も事実。
やはりフィジカルの基準値が上がってくればメンタルももっともっと上がってくるのではないでしょうか?
今さらながらの話ではありますがメンタルトレーナーをつけるなりして(もちろん今もメンタルトレーニングはしているはずです)堂々とした態度で常に試合に臨める状態にして欲しいと思います。
もう少しなのですがそのもう少しが時々果てしなく遠くに見えます。
でも近くに見える時もあるのです。
ウィンブルドンは万全の状態で臨んで欲しいと思います!
錦織圭のグランドスラム優勝を信じます!