こんにちは
木津です。
レッスンやブログで告知をしてきました
『車椅子テニスイベント』 が土日の二日間開催されました
ご参加くださった皆様、ありがとうございました
先日のブログに、
『あの凄さは文字では表せない。実際に見て感じるしか方法はない。』と書いてありましたが、
…まさにその通り
なので、写真ですが少しご紹介します
かなり厚めのグリップ、
同じラケット面(軟式のバックハンドの様な感じですね)
で、しっかりスピンをかけて打っていました。
それもそのはず
椅子に座った状態なので高い打点になりやすく、しかも左手は常に車椅子の操作をしているので、グリップチェンジには使えません。
ちなみにボレーは薄いグリップで打つので、右手だけで握り変えていました
斉田選手のサーブ
こちらも、椅子に座った状態なので、トスを後ろに上げてのスピンサーブです。
これだけ後ろに身体を反ってもバランスを保てるのは
後ろにある小さな車輪のおかげ
(昔はこれがなかったので、転倒が多かったそうです )
私も実際に車椅子に座り、サーブだけ打たせてもらいましたが…もういっぱいいっぱい(笑)
あの状態でコート中を動き回ってボールを打てるなんて…圧巻のチェアワークでした
参加された方々は、お二人と一緒にラリーをしたり、ダブルスのゲームをしたり、
貴重な経験をされました
この二日間お二人と共に過ごし、得たことがたくさんあります
それはコートの上だけでなく、一緒にご飯を食べたり、他愛のない話をしている時にも。
普段車椅子の方々とこんなに接することはなかなかありませんよね。
我々には想像し得ない苦労、経験をされてきています。
しかし、種目や身体の状態は違えど、同じテニス選手として、人として、“コア”の部分はみんな同じです
まさに『心のバリアフリー』な二日間でした
2020年東京パラリンピックに向け、これからも応援し続けていきます
三木選手、斉田選手、
二日間本当にありがとうございました