時間が空いてしまいましたがせっかく写真も沢山撮ったのでGWの旅行の続きを書かずにはいられない!そんなマイペース日記。
初日は疲労でボロボロでしたが翌日の目覚めはスッキリ。
二日目は広島・尾道から愛媛・今治へとしまなみ海道をレンタサイクルで走ろうと考えていました。
しかしGWという事もあり心配なのは自転車を借りられるかどうか。
レンタサイクルと言えばこの前も千葉で借りれなかったので凄く心配・・・。
借りれなかった場合に待っているのは愛媛の宿に辿り着く為に70km炎のウォークラリーです。
とにかく真っ先にレンタサイクルに並ぼう!と思い早起きしたら日の出前だったので、とりあえず並びに行く前に千光寺登って夕日と朝日の両方見ちゃいました。
レンタサイクル心配している割には暢気、そして昨日の疲れが嘘の様に元気!
しまなみ海道突破に向けて出だしは快調でした。
朝焼けを楽しみつつ受付1時間前のレンタサイクル屋に到着。
1時間前はやり過ぎかと思ったら既に先客がいて一番乗りにはなれなかった・・・。
うーむ、中々手強い
無事に自転車を借りて、しまなみ海道最初の島、向島へフェリーで出発。
本格的なロードバイクに乗る方が多い中、見ての通り自分が借りたのはママチャリ。
レンタサイクルにもロードバイクっぽいのがあって勧められたのですが、荷物が多いので最初から僕の眼中にはママチャリしかなかった。
それにしてもロードバイクが多くて何だか相棒(ママチャリ)が浮いてるけど、自分の他にだってママチャリ借りてる人がいるのだから恐れる事など無い・・・
ドーンと軽く70km走破してやろうと意気込んでました。最初の方は。
数々のロードバイクに追い越されながらのんびりと走り、次の島である因島へと渡る橋を見た時にちょっと唖然としました。
見ての通り、橋の位置が高い・・・。
もうちょっと軽い橋かなと思ったら高い、デカい、長い。
それも自転車用道路はくねくねした上り坂でひたすら長い。
周りの人が何故か押して歩かず漕いで上っていくのでなんとなく降りれない・・・(降りろよ)
3段階のギヤを持つママチャリの力で何とか漕いで上り切って橋を渡りましたが、まさかしまなみ海道の橋は全部高所なのではないかと思いちょっと不安が過ぎりました・・・。
二日目も造船所の景色を新鮮に感じながら島々を渡っていく。
しかし思ったより道のりは遠く・・・というか橋渡る時の坂道に体力を奪われ、よく眠れたとは言え昨日結構歩いているので、午前中なのに二島目の時点でちょっと疲れ始めていました。
そこでこのザムスト、ふくらはぎ用タイツのLC-1!
どうせバテるだろうと思って持ってきていました。
疲れた脚力を強化してでも、一日で完走しなければ宿は今治より先の西条市。
本当は愛媛に着き次第すぐ近くに宿をとりたかったのですが空きが見当たらず、隣の市・・・。
しまなみ海道は一日で走り切れるとは聞いていたものの、ちょっと頑張らないといけないんじゃないかと焦りが出てきました。
疲れた脚へのザムストブーストに感動していたのが12時頃で、お昼ご飯を食べたのは4つ目の大三島の道の駅で14時。
四国の今治まで後、6つの島の内の3つ、大三島、伯方島、大島を残していて14時・・・。
この時にはもう景色を堪能するより確実に今治へ辿り着く事を考え始めていましたね。
またもや体がボロボロです。
残り3島だったものの最短ルートを走ればそこそこ短い。
伯方島まで来て道の駅で休憩しつつ、しまなみ海道最後の島、ラスボス大島を見据える。
あとやっぱり橋は全部高所にありました。
ここまで来る頃には思ったより自転車の数が少なくなっていたので、周りの目を気にせず橋への坂は押していくようになりました。
そしてまだ春なのに日焼けが強烈でした・・・
最後の大島は海沿いか内陸の選択肢の中、距離が短そうな内陸を選択・・・したら坂道の続く修羅の道でした。
二日連続ぼろぼろの体に試練を与えてしまった格好ですが・・・いや、距離の長い海沿いも危なかったろうなと思うし、この選択は決して悪くなかったはず・・・!
そしてなんとか最後の橋まで辿り着きましたが・・・めっちゃ長い。
そりゃ少しは調べていたし海渡ってるしだけど・・・超長い。
陽が沈む前に今治には行けそうだけどまだまだ体力が必要そうじゃないですか・・・もうね、三島でやり切った感に浸っちゃってましたが、こいつこそが真のラスボスでしたね。
そんなこんなで無事に今治市に辿り着いて西条市に泊まる事ができましたが、宿に着くなりまたもや疲労ですぐ寝ちゃいました。
なんだか今からしてみると、ここで培ってしまったタフさがこの前の市民戦で活きてしまったような気がしなくもない・・・でも疲れ果てる旅はもうしばらくはこりごりだと思いました