月別アーカイブ: 2014年4月

印西チーム戦 春の陣

429日、昭和の日

松原テニスクラブ印西ではチーム戦とBBQ

東戸塚松原テニススクールでは

1日テニスクラブとBBQが行われた。

どこでもドアーを購入していなかったので

参加できるのは1か所のみ

今回、私が出没したのは、松原テニスクラブ印西のほう。

ダブルス2本、シングルス1本の団体戦。

4グループに分かれた予選を行い

その成績により、上位決勝グループとコンソレに分かれる。

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2yosen2

上位に入れないと

昼のBBQが遅くなって、おなかが減るというハンディーを負う。

 

その時間帯、試合の無いグループは

ハードコート2面のアトラクション会場へ。

9枚のパネル抜き

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壁ボレー

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下に向かってローボレーを打つのはなかなか難しい。

 

ホールインワン

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サーブ

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各グループ、3人の精鋭が代表としてポイントを競う。

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壁ボレーを鉄壁の技でリードした

『金ちゃんクラブ』 が栄冠を獲得した。

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その間アウトドアコートでも予選の熱戦が続き

7okugaimo

コート間の芝生ではBBQの用意も始まっている。

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そして、合間を縫って

松原コーチに任されたベストドレッサー賞の選考が

栄冠は、『ハラブラックス』 

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全員、中に黒いシャツを着て、めくると腹黒いのだ。

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芝生中央の軒下では

いつもの焼きそば屋の親父、金田コーチが

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決勝トーナメント緒戦で惜しくも敗れた、『ラブフォーティ』 は

すでに、ややほろ酔いでBBQモード。

dlabufort

コートでは準決勝、決勝、3位戦と、激戦が続いている。

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優勝したのは、『アッパー村とその仲間たち』 の実力者軍団。

gapper

準優勝が、『松竹bye-bye!』 さん

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3位は、先ほどのアトラクションも制した、『金ちゃんクラブ』 となった。

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応援の子供たちもたくさんいて

私もこの後、子供たちとボールころがしで遊んでしまった。

 

子供たちとキッズレッスンごっこの後

優勝チームの男性たちと懇談

フォアハンドの話になり、このブログも見てくれているとのこと。

ならばと

30分ほどの無料体験プライベートレッスンがあったのは秘密だ。  晴れ

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 17:45 | 1件のコメント

ラケットの重さと素材

『momotaro』 さんからもう1つの質問です。

以下がコメントのその部分。

 

カラオケ  もう一つ、ラケットについての質問です。
重量についてですが、”ためブロ”さんはHEAD GRAPHENE SPEED REVがお気に入りで、強い球にも打ち負けないとの感想でした。私のイメージとしては、やはり軽いと重い球には撃ち負けるんじゃないの?と思うのです。ためブロさんはいつもスイートスポットで打てるから、そういう感想になったのでしょうか。それとも、新素材故なのでしょうか。
ラケットの重量についてのご意見をお聞かせ下さい。

よろしくお願いします。

momotaro

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

 

最近のラケットはほとんど全てが

炭素繊維でできています。

カーボンとかグラファイトとか呼ばれています。

 

炭素繊維のすごいのは軽いのに強いこと。

だから必要な強度を持ったラケットを軽量に作れる。

軽量に作れるということは

重量が少し増えてもいいなら

どんな形、どんな重量配分でも作れるということ。

だから、理論的に考えうる最適のラケットが作れる

ということだと思います。

 

そんなわけで、昔より軽く作っても

少し重いボールに打ち負けなくなったということだと思います。

でも当然、軽くできる限界があると思います。

極端なことを言うとボールより軽いラケットだと

ボールに弾き飛ばされるでしょう。

まあ、冗談はさておき

現実には、飛んでくるボールは相手が打つわけですから

その相手により、ボールの重さが違う。

一般プレーヤーなら

フレームが270gくらいあれば充分はじき返せるでしょうし

プロなら、330gくらいは必要なんじゃないでしょうか。

ちなみに松原さんのはちょうど中間くらい

305gです。

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質問にあった、HEADのラケットのことはよく知りませんが

ためブロさん』 の場合

他のラケットだと

いつも真ん中をはずしている、というわけではないと思いますので

たまたま、今回だけ

「スイートスポットで打ったから」、ではないと思います。

 

ラケットはプレーヤーにより

必要な要件が違います。

私ならフォアハンドで全て判断しますが

コーチたちの中にも

ボレーの打ち心地やコントロール感で判断する人もいます。

 

だから、最適な面の大きさやバランス点

重量配分も違っていますので

最適化されたラケットはいくとおりも考えられます。

 

最終的には、自分で打って判断するしかないですね。  テニス

 

 

カテゴリー: ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 15:05 | コメントは受け付けていません。

フォアのグリップとフィニッシュ

『momotaro』 さんから質問をいただきました。

フォアのフィニッシュについてです

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチ、こんにちは。いつも参考になる記事ありがとうございます。一度、サーブとスマッシュのレッスンを受けてみたいものです。

昨日の記事での、エナンのフォアハンドのフィニッシュの位置で、ひっぱたく時は、ここまで持っていくとのことですが、これはグリップに関係なくでしょうか。
私は、イースタングリップなので、いわゆるワイパースイングができず、(手首をぐっと折れば可能なのでしょうが)、どうしても肩の辺りになってしまいます。

momotaro

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

 

ひっぱたく時に

エナンは上体の横に持ってくるという話ですね。

 henin1404fs

もしひっぱたくのだとすると

当然

インパクトのラケット面は垂直

下向き、または面が後ろ向きになるようにテイクバックして

フィニッシュは上体の左横ということになりますね。

これは基本的に

ウェスタングリップのエナンだけではなく

フルウェスタンの錦織でも

イースタングリップのフェデラーでも同じことです。

 

どんなグリップでも

アウトサイドインのスウィングで

つまりワイパースウィングで引っ張り込まなくては

力が入りませんし

肘や手首の角度をそのグリップなりに調整して

下向き、または面が後ろ向きになるようなテイクバックが必要です。

「イースタングリップなので、いわゆるワイパースイングができず」

ということですが

イースタンでワイパーができないなんてことはありません。

単に腕の向きの問題だけで

私はコンチネンタルでもワイパーで打てます。

もちろん厚いグリップほど

力任せに打つことがやりにくいということはありますが

単に今までの経験や感覚にないだけのことだと思います。

 

(手首をぐっと折れば可能なのでしょうが)  とありましたが

そうしてもいいんじゃないですか

フェデラーはそうしています。

ffederer140427

思い切ってワイパーをやって見たらいいと思います。

手首も折ってみればいいのです。

その感覚がないので他の方法でトライしている人が多いようですが

それでできるくらいなら

すでにプロの何人かがやっているはずです。

少なくとも私にはできません。

もし簡単にできるならテニスの技術史が変わるほどの出来事です。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 17:10 | コメントは受け付けていません。

GO-YA事始め

春になって日差しが強くなってきた。

今はちょうどいい気候だが

東戸塚校の冬寒く夏暑い、私のスクール校長室でもあり

当社、社長室、私の悟りを開くための庵でもある事務所。

もろに西日を受けるロケーションなので

これからが厳しくなってくるところなのだ。

3年前の大震災以来

西側の壁と窓の前は

夏場の省エネのためゴーヤの緑のカーテンを使っている。

食欲の部分もついでとはいえもちろん ・・・

 

さて、今年もいよいよ活動開始

どうしようかなと思っていたら

うちのオクサンがやってくれるとのことなので

  (彼女は当社の重役でもあるのだ)

プランターへの植え込みをやってもらった。

CIMG3017

大き目の野菜用プランター3個に

2本ずつのゴーヤ

CIMG3020

今回はちょっと食欲を加え

2つのプランターには

1本ずつ、ミニトマトの苗も。

CIMG3018

これで昼食の野菜を増やして

ますます、体調を万全にするのだ。

ツルを這わすネットはまだ張っていないが

すでに用意してある。

梅雨明けのころには

緑のカーテンと

ゴーヤチャンプルーと

食後のミニトマトが楽しみ。

 

「火もまた涼しい」 ような悟りも大切だが、まずは食欲なのだ。  晴れ

 

 

カテゴリー: 日記 | 投稿者松原コーチ 19:30 | 1件のコメント

飛び上がるための前提

フォアハンド、飛び上がって打てば

そして、その姿勢がまっすぐで

tennis080122

上体が前をしっかり向いて

ラケット面が決まっているなら

エラーするわけが無い。

 

しかし、あくまで、「ラケット面が決まっているなら」

飛び上がってフルスウィングをするのに

面を被せながら

ヨチヨチと調整しているひまは無い。

 

腕を調節しなくても言いようにしっかりとラケット面を下向き

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または、しっかり後ろ向きにテイクバックして

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そのまま振り出すだけで、インパクトに

垂直面が出てくるようにしておかなくてはいけない。

 

後は、必要な距離を正確にだすため

フィニッシュの位置を決めるだけ。

 

これで、エラーなんか、するわけがない。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:07 | コメントは受け付けていません。

印西の女子ダブルス

毎月恒例の松原テニスクラブ印西

女子ダブルス大会が21日の月曜日に開催された。

D級レベルの方がC級になるための経験をつむ大会

今月も熱戦が展開された。

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今回の参加数は11ペアー

予選は3グループに分かれてリーグ戦

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その成績を参考にトーナメントを行う。

予選全敗でも決勝トーナメントに参加できるので

そこからの優勝もアリ。

予選終了後に参加賞を配り

まだ全員そろっている間にパチリ

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決勝トーナメントも熱戦が繰り広げられ

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決勝戦では

土本さん、菅原さんのペアーが

畑中さん、松重さんのペアーを破って優勝した。

1404hyosyo

右側、大きいのを持っているほうが優勝ペアー。

 

今回も予選中に

なんとなくストレートに打ってしまう人が多かったので

クロスが原則とのアドバイスを多くさせてもらった。

ボレーのアドバイスをさせてもらった方

サーブの質問をいただいた方もいたが

試合中に新しい技術にトライするわけにも行かないので

どうしても

リズム感とか

打ったらすぐ動くとか

後のパートナーを見て位置を確認とか

そんな話が多かったのが今回。

そんな話の内容はまた、ブログで触れてみよう。

 

さて、次回は5月26日の月曜日

要項はこちら

ぜひ、松原テニスクラブ印西までお越しください。   テニス

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 20:32 | 2件のコメント

ゆるいボールを叩く

『れねしす』 さんから、お嬢さんのテニスに対する質問です。

以下がそのコメント、2件の全文です。

 

カラオケ  今日の解説で合点が行きました。
R子さんと同じく、低めのボールの速いボールは打ち返すのが得意です。元々、スピンがすくなめの僕と打つ際、比較的強めに打っても、対等以上にいいボールを返してきます。これまだは、てっきり、ラケットの性能がいいので、当てればうまく返るからだと思っていました。
試合でも、速く低いボールを打つ相手には、きちんと打ちあって勝つし、スピンがよくけてくる相手でも、ライジングでたたいて勝てます。しかし、当てるだけのぽーんと返す相手には、とことん弱くミスを連発しよく負けます。
確かに、うちの娘、以前からボールに近づきすぎる癖があり、練習でも球出しを遅くすればするほど、ミスが増えます。ミスする時、近づきすぎて、ボールとの距離が変な感じで窮屈そうに変な打点が打っていることが多い気がします。

で、質問です。
試合では、当然緩いボールがきます。そんなボールに対して近づきすぎず、見込みで振るようにするには、どんな指導・練習をすればよろしいでしょうか?

れねしす より

 

追加
練習で、構える暇もないようにポンポン球出しをするような練習をすると、ミスは少ないです。よく見ている余裕がないからですかね。

れねしす より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

 

「ミスする時、近づきすぎて、ボールとの距離が変な感じで窮屈そうに変な打点」

というのは

自信がないからなのではないでしょうか

自信がないから、しっかりボールを見て

しかも、不安で近づきすぎちゃう。

腕が縮んでいるというのは結果ですが。

だから、自信が出てくれば自然に解消するでしょう。

 

相手ボールが速い方が簡単なのには

2つ理由が考えられます。

1つ目はボールが重いこと。

ボールがしっかりラケット面に食い込んでくれるので

打球方向が安定しやすい。

だからフラットに叩いても入りやすい。

ホントは、ゆるいボール、軽いボールであっても

面が狂わなければ大丈夫なはずなのですが

相手ボールに威力がないと

ソレもつい緩みがちになりやすい。

 

もう1つはしっかり押してしまうからエラーすること。

早く足が止まり、ひまがあると

  (コーチが押せと言ったからかもしれませんが)

身体で押すことで

姿勢が狂いがちになりやすく

押すこととスウィングの合成で

ラケットの動きが平面的になり

トップスピンの量も少なくなりがちになる。

 

この2つの悪い原因をなくすには

少し力み気味でもいいから、手首をしっかり固定する。

お体重移動で打つのではなく

前方向の動きをしっかりブロックして

身体は回転系で使い

いい姿勢を保つことです。

 

ソレと、決め手は3つ目のコツ。

 

「ダッ、ダ、ダ、ダ、ダ、ギュウ、バシッ」

 

これはフットワークのイメージ

前半の「ダッ、ダ、ダ、ダ、ダ、、」は細かい脚の動き

ボールとの距離位置を完璧に決めて

大股ステップの 「ギュウ、」 で踏み込み足を決めてふんばり

空中に飛び上がって

「バシッ」 でインパクトです。

 

「エアーケイ」 を知っていますよね。

1404aerokei

基本的にはアレ

ただ、あんなに高く飛び上がる必要は無く

踏ん張った勢いで、足が少し空中に浮く。

Brisbane International 2010 - Day 5

プロでも、特にクレーコートではみんな飛んでいる。

これが全身パワーを一番発揮する方法でもあるからです。

しかもコントロールにも一番いい。

ハードコートでは

飛び上がるほどのひまがなければ

位置決めして、踏ん張ってヒットです。

 

飛び上がるようにすると

最後の踏ん張り足の位置まで

最後の最後まで位置あわせができます。

しかも前に押さずに

回転系の身体の動きで

美しいいい姿勢のまま振り切れるのです。

henin1404fs

もちろんフィニッシュはココ。  

エナンもクライシュテルスも、もちろんケイも

完璧なボールとの距離、完璧な姿勢です。

練習法としては

ボールを想像し

そのボールを飛び上がって振り切る素振りです。

次に球出しで

そしてラリーで打てるようにする。

 

ラリーで、基本的に、この打ち方が普通の打ち方になれば、彼女はプロです。 テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:01 | 2件のコメント

そこそこ速いほうが

日曜日、下川井テニスクラブのレッスンは松原さんの担当

昨日の2時間目のこと

ここには、まだ初級者のR子さんがいる。

彼女のフォアハンドがまだ安定しない。

特に慎重になると

打点に近づき過ぎて、面の手前に当ててしまう。

しかし、私はしばらく前から

彼女が速いボールにはタイミングを合わすのが上手いことに

気付いていた。

基本的に運動神経はいいのだ。

 

だから、昨日のレッスンでラリーしたときに

意識的に、低めの速いフラットボールを送った。

これが成功

とても美しいラリーが続いて

あちらも満足

私も満足だった。

 

実は、低めの速いボールというのは

打点が低くなるので

打点が近くになりやすい人でも打ちやすい。

 

そしてもう1つ重要な問題が隠されているのだ

ソレは、見込みで打つこと。

 

ゆるいボールだと打点のかなり近くまで

じっくりと見ることができる。

しかしじっくり見て

そこへあわせようとすれば

少しではあるが、やはり振り遅れる。

そして失敗解消のため、よく見ようとするあまり

さらに近づき、面の手前に当てる。

失敗するとさらに近づき、もっとドツボにはまる。

悪循環にはまるのだ。

 

実はこれは私のフォアハンド、動画から切り取った物

相手は、球出しのコーチで

私に恥をかかせぬように、しかも弾むように

ゆるーい球出しなのだ。

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今まさに振り出すところ、でもボールは画面に入っていない。

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2m前方のボールにたいし、ラケットはもう振り出し始めている。

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半分振り終わったくらい。

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インパクト。

ゆるい球出しにフルスウィングの速いラケットだし。

なのに、こんなに早めに振り始めているのだ。

打点まで見きわめていて、スウィングが間に合うわけが無い。

これがテニスの現実なのだ。

 

じゃあ、R子さんの場面に戻る。

速いボールだと?

ちゃんと見て、当てることをあきらめる。

打点まで見ても間に合わないので

仕方無しに

見込みで、あてずっぽうで打つ。

これが見事に当たる。

元々、人間にはこのくらいの能力はある。

ちょっと、ヒントを与え

ボールを想像して

素振りの1つもしておけば

まして、若くて、普通以上の運動神経を持つ女性。

上手くやるだろうとは思っていたが

まさに思う壺。

上手く打てて、にっこりしてくれれば

こちらも名コーチになった気分に浸れるのだ。

 

さて、冗談はともかく

なるべくゆるく送ってあげるのがコーチの常識。

そのほうが易しいはずなのだが

実はソレ

サービスライン内のショートラリーくらいが限界

深くなれば、それなりのスピードが無ければ

ボール自体がそこまで届かない。

元々うんとゆるくはできないのだ

そうなると惜しくも

じっくり見ているひまはナイのだ。

スポンジボールやソフトテニスのボールなら

バウンド後にスピードが落ちていくのでいいのだが

テニスのボールはバウンド後も

それほどスピードが落ちない。

むしろ近くに来ると、よく見えるので

加速してくるように見えてしまうのだ。

 

テニスのボールはどっちみち

見込みでなくては打てない。

 

だったら割り切って

そこそこに速いボールを送ってあげよう、というお話。  テニス

 

カテゴリー: フォアハンド, 技術全般, 練習法 | 投稿者松原コーチ 18:39 | 2件のコメント

トミーのテニス塾

水曜日はトミーインドアスクールでの

松原コーチのテニス塾だった。

1時間目はフォアハンド

2時間目はバックハンド

3時間目はボレーとスマッシュ

 

実はフォアハンドのリクエストが多いし

そのうえ3時間とも同じメンバーだったので

フォアを10分延長して行った。

その分バックはおされて5分ほど縮くなった。

 

フォアハンドは

最近、このブログでも話題にしている

短く、自在な深さに打つための

ワイパースウィングを強調

球出しでいくつかのドリルで練習

みなさん、だいぶ浅く打てるようになった。

tennis080122

残念ながら、この人は今回は参加していない。

 

バックは全員両手だったので

腕をしならせないよう

上体を回転させすぎないよう

いくつかの球出しドリルを行い

特徴を生かした

ジャックナイフ・リターンドリルで仕上げ

写真を撮る手がないが見せたかった。

最後は私とのバックの殴り合いでしめた。

 

ボレーは実践的な小さなスウィングでの

スライスボレーと

ゆったりスウィングのスマッシュ

そのスマッシュからの応用で

サーブも行い

最後はサーブアンドボレー

CIMG2914

早く止まり、動きながらボレーだ。

 

みなさん、やったね感で、無事終了した。

 

さて次回は、4月日、水曜日の開催

こちらが要項

 

フォアハンドの要望が強いので

1時間目、フォアハンド基礎

2時間目、フォアハンド応用と

みっちりフォア。

ぜひ参加して

生の松原さんを味わって

うまくなって、いや強くなってほしい。  テニス

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 19:50 | コメントは受け付けていません。

試合ではいつも1球目

4月15日のブログ、「深いボールとは」

お2人から、即座にコメントをいただいた。

以下がそのコメントのコピーだ。

 

カラオケ  いつも楽しみに拝見しています。
深いボールの話しは目から鱗です。

浅い打球は「ミス」扱いされていましたが
これでプレッシャーから解放された気分で
プレーできそうです。

ヤッさん より

 

カラオケ  いつも楽しみにしてます♪

練習のときはスピードフラットで打てるものが試合では打てないことが多く疑問でした。

今回例えサービスライン内でもいいからトップスピンをかけた方が良いということがわかりました。

他ではない、深い教えを毎回掲載いただき感謝してます♪

トップスピンで次の大会では優勝がはっきり見えました〜^ ^

これからも楽しみにしてます♪

たかちゃん より

 

 

水瓶座  ということで

とってもお役に立てたようで何よりです。

特に、『たかちゃん』 さんは優勝が見えたとのことで

おめでとうございます。

ぜひぜひ

テニスを単純にして、優勝してください。

 

さて、おせっかいついでにテニス論を続けますと

私の理論

「すべてが1球目」 というのにつながります。

 

この1球目が練習と試合の一番

そして根本的に違う点だからです。

練習では同じショット

たとえばフォアハンドのラリーで

続けて、何球でも打ち続けます。

ですから、途中の修正が可能で

1球目がアウトすれば2球目は短く打つ。

右に切れたら少し左へ、とやるわけです。

もちろん少しくらいのエラーなら、ラリーは続きます。

 

ところが試合では

ミスをしたトタンに、全てが終わり

再びサーブからポイントが始まります。

フォアもバックもボレーもスマッシュも

全て1本目に入れなくては、次はないのです。

だからアマチュアの場合、1本目は、そおっと入れる。

調子が出てきたら徐々に強く、深くやる。

 

しかしプロだと

そんな、様子見のボールを打ったら

次をぶん殴られる。

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ぶん殴られたくなかったら

先にぶん殴ることができなければならないのです。

 

つまり未経験なのに1本目からハードヒットできること

これが、一流になりたい人の

クリアーすべき条件なのです。

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だから

そう簡単に、「深く打て」 なんて言えないのです。  テニス

 

 

カテゴリー: 技術全般 | 投稿者松原コーチ 19:57 | 1件のコメント