バックは姿勢が少しぶれても何とかなる
フォアハンドに比べれば
厳密に垂直姿勢じゃなくても何とかなるのだ。
ソレは上体の回転量がフォアに比べて少ないこと
ラケット面の使い方にしても
腕を捻らないように使うのではなく
むしろ、肩関節について言えば
徐々に面を被せていくように使うから。
その感覚は、面を垂直に保つということ。
だから、少しくらいなら
上体が傾いても
頭が垂直を保って
自分の世界をしっかり認識できているなら
ダニエル太郎のように面を垂直に保って
何とかコントロールできるのだ。
もちろん
少しくらい傾いていても何とかなるという話なのであって
傾かないほうが
より安定度が高まる方向であることに間違いはない。
そして、リターンや厳しいボールに飛びついたときなどは
上体が打点方向に傾くのはしょうがないが
そのときはフォアハンドのランニングショットと同じように
上体の回転をなるべくしないようにするのが
緊急時の心構えだ。
バックは上級者になってもできないと言う人は少ない
フォアは上級者になっても苦手な人が多い
この辺の、姿勢のことと
フォアハンドの持つ多様な打ち方が
フォアハンドを難しくしているのは間違いないようだ。