カテゴリー別アーカイブ: フォアハンド

インパクト後に最高速

フォアハンドのインパクト以降に

スウィング速度の最高値が来ることに対し

3人の方からコメントをいただきました。

その中で

『Kinamanghuran』 さんの説明が素晴らしく

その通りだと私も思うので紹介します。

以下がそのコメントの要点です。

 

カラオケ   ・・・

以前、野球かゴルフのコーチによる講演会で同じような話題が出たときに

1)打点で最高速度に達するというのは一見すると一番効率が良いように思うが、物理的に見ると打具とボールが接触したことにより打具に減速方向の加速度が生じていることをあらわしている
(打具がボールに弾き返されて「打ち負けている状態」って説明されたかもしれないです)

2)打具からボールにより強い力を伝えるためには、打球の瞬間には打具が(スイングの)順方向に加速しつづけている必要がある

3)よって、スイングの最高速度が生じている瞬間は打球時ではなく、打球より後のフォロースルー中にあるべき

なんて説明をされて妙に納得しちゃった覚えがあります。    ・・・

Kinamanghuran より

 

 

 

水瓶座  私の考えです。

 

まったくその通りだと思います。

インパクトで最高速と思うと

そこで加速が終わり、ボールに押し負けてしまう。

だから

インパクト後も加速を続ける。

物理的な説明として正しいのではないでしょうか。  テニス

 

その時

インパクト直後までの加速があればいいわけですが

私の感覚や

プロのスウィングを見ていると

直後ではなく

かなり後まで

手の動きで

インパクト後60cmくらいでしょうか

だからラケットヘッドは120cm位?

先で最高速を記録するつもりじゃないと

本当にパワーが乗らないような気がします。

 

それは上体の向きも関係していると思うのです。

djok1509frsisei

インパクトでしっかり前向きになる必要があるのですが

加速をインパクト直後までと思うと

上体の動きが前向きで止まっちゃう。

それでは振り切れないのです。

 

インパクト後、もうしばらく後まで振り抜くつもり

加速するつもりだと

インパクトで前向き

フィニッシュで左向きにまで行くのです。

1507djousiro

このインパクト後に、何cmというのはあくまでも感覚の話です

計測すれば違うデータが出てくるかもしれませんが

他の人に再現してもらう話

つまり

コーチが口に出す表現としては

感じ方の真実の方がより重要かもしれません。  水瓶座

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 17:56 | コメントは受け付けていません。

ボルグのフォア振り切り

もう30年以上前の話

セイコースーパーテニスという大会があって

たぶん? 東京体育館に観戦に行った。

 

目的は、ビヨン・ボルグのフォアを見ること。

borgfs1509

世界1のフォアハンドトップスピンは

どれくらいのスピードで飛ぶのか?

どれくらいのスピン量なのか?

どれくらいのスウィングスピードなのか?

 

当時、コーチになって

打ち方をトップスピンに変えた私としては

自分でやっている方角がはたしてあっているのか?

知る必要があったのだ。

 

実は

打ち方や、フォームは、ビデオや連続写真を見た方がわかりやすいし

試合運びも、生で見なくてもわかる。

 

だが

実際のスピード感や迫力というのは

生で見なければわかりようがないのだ。

 

正しい答えは現場にしかない。

 

まあ、そんなわけで

生で見た、ボルグのフォアハンド

一番感激したのはそのスピン量。

ものすごく落ちる。

 

そして、もっとびっくりしたのは

スウィング感、というか、スウィングのテンポというのだろうか。

 

インパクトまでは非常にゆったりと振っているのに

それ以降のスウィングが大きくて、ものすごく速い。

当たった後でスウィングをさらに加速しているのだ。

 

一見、無関係なところで頑張っている。

 

松原さんとしては

翌日、クラブへ帰って、さっそく、実験。

スウィングスピードと打球の速さにはそれまでも自信があったが

やってみると

明らかに威力が増し

スピンがさらにかかり

ボールが自在に落ちる。

 

物理現象で考えれば

打球後にいくら頑張ったって

スウィングが速くなるわけがない。

デモ、実際に威力がアップということは

(それも少しのアップじゃないのだ)

何か説明があるはず。

打点でのスウィングスピードが増していなければ

説明がつかないのだから。

 

つまり

この後半加速スウィング法で

インパクトでも増速したに違いないということ。

 

ヘビートップスピンで打つ場合

安定して打てるということを前提とすると

一見無駄な、この打法が

一番威力を出せる方法なのだ、とゆうふうに理解している。  テニス

 

さて、先週の大学の合宿

私のかわいい後輩たちの中に

このボルグスウィングを感じさせてくれた女子選手がいた。

 

1年目学生なので今回が初対面

(うちの大学、なぜか、何年生ではなく何年目という)

岡本 渚 さん

ボルグと並べて紹介するくらいだから

ただモノではない。

インパクト後のスウィングの加速

フィニッシュの引っぱり感がとても魅力的だ。

 

今回は

まだ、テイクバックが少し不安定で

上を向きやすいので

面を後ろ向きにするよう

少し手直しのアドバイスをした。

岡本さんにはここをしっかり身に着けてほしい。

前半が安定性に対する大前提なので、ぜひ。

 

そして、後半の振り抜きは魅力的。

女子で、ここまでスピン量が多いのは少数派だが

なかなかいいと思う。

いずれ、大エースになれると思うので

更に、さらに、サラニ、頑張ってほしい。

 

ヘビートップスピンでの大きなスウィングでの引っ張り

 

たまたま紹介したのが女子だったが

技術の本質は男子も同じ。

むしろスピードが出るだけに

女子以上に必要な項目ともいえる。

 

男女ともに、頑張って強烈フォアハンドを身に着けてほしい。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:02 | 3件のコメント

上腕二頭筋 遠心力との闘い

フォアハンドでこだわっていること

左下へのフィニッシュ。

具体的な力の入れ方について話そう。

 

この写真を見て腕の力について述べよ

という課題が出たらどう感じるだろう?

nadal1509c

フォアハンドのスウィングを上から見ると

forswing140619

手の動きはオレンジ矢印方向

いつも言うように、アウトサイドイン

そして

手を動かす方向以上に

力の方向としては

さらに左へ

いや、もう少し

いや、もっともっと

自分自身に対して向いているはず。

 

それは円運動をしている腕とラケットが

遠心力で腕を引っ張っていることに対し

腕は縮めようとして必死に引っ張っているからだ。

 

その腕を縮めようと頑張るのが

上腕二頭筋

nadal150927gats

昔は  (ほんの40年ほど前のこと)

私もボールは押す方向に力を入れると思っていたので

腕を伸ばす方の筋肉

上腕三頭筋を鍛えようとしていた。

もちろんこちらも重要なので

しっかり鍛えておくべきなのだが

問題は

昔からある

上腕二頭筋はそれほど重要じゃないという

テニス的な考え方。

 

フォアハンドに限らず

サーブも

takao-sr1411

もちろんバックハンドも

nisikoribkf1509

腕を引っ張る。

もちろん、ナダル打ちも

nadalff150927

肩を中心に腕を振る以上は

特にフォアハンドは

遠心力との戦いなのだ。

テニス=ラドワンスカらが4強、ウィンブルドン女子単

テニスマンなら

立派な上腕二頭筋にあこがれてほしい。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: サービス, バックハンド, フォアハンド, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 16:36 | コメントは受け付けていません。

フィニッシュは左下に

フォアハンドの飛距離調整のためには

フィニッシュの位置、高さを調整する必要がある。

そのためには

基本的なスウィングをワイパーにし

常に上体の左側に

フィニッシュを持っていく癖をつけなくてはならない。

nishikori1508fini

(昨日までの大学合宿で4日間言い続けた)

 

そして

ワイパーの大きさや

軌道の高さなどを調整して

飛び出すボールの高さや方向などを調節する。

nadal1508c

というと

なかなか複雑なようだが

ワイパースウィングさえ身に着けば

そんな加減は案外簡単にできる。

 

それよりもラケットを

下から上に、上に

左肩の上

首に巻き付けるようなイメージが

トップスピンに取りついていることが問題。

 

(これはうちだけじゃなく

日本中のジュニアや高校生に取りついている)

 

だから大学生も ・・・

 

でも

それでは

飛び出しの高さ調整ができず

下からこすりあげようとすればするほど

まとわりついて

打球も上に上がってしまう結果になる。

 

ワイパーを使えば

極端に言えば

水平よりも下に向かって

トップスピンを打ち出すことも可能なのだ。

1507djousiro

こうやってトッププロの写真を何人出しても

みんな、フィニッシュは左下。

 

昨日までの札幌での4日間

うちの大学の合宿でも

何とかその方向に持って行けたと思う。

頼むぜ後輩たち

何としても

フォアハンドのフィニッシュは左下

ワイパーで

鬼のようにスピンをかけて打ってくれ。

1507nisikori finis

この上体の向きを見てくれよ。

上体の回転でシャツまでが ・・・

 

スピンかけすぎでスピードが落ちるなら

筋トレでさらなる力を付け加えればいい。

それを

朝食3倍

昼飯を2倍にして補い

解決してくれ。

 

まあ、そんなこんなで

昨夜遅くの飛行機で横浜へ帰ってきた。 飛行機

また

通常のテニスクラブ、スクールの生活が始まった。 テニス

 

 

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと, 日記 | 投稿者松原コーチ 19:09 | コメントは受け付けていません。

フォアハンドリターン

いつも見ている

Tさんのブログ

面白い写真があったので

無断で拝借。

Tさん、そしてHさん、すいません。

hiratasan

たぶんフォアハンドのリターン

R社のエース級、Hコーチの大胆な1発のようだ。

そして

このリターンは、たぶん入っている。

素晴らしい対応で

腕の形と面を保っているからだ。

 

お尻が出て

軸が曲がっているように見えるが

ここだけ見るといい

hiratasan2

顔もまっすぐで、なかなか男前だし

ラケット面もばっちり決まっている。

 

飛びつきざまのリターンで

姿勢は前傾して、軸が傾いているが

左足を出すことで上体の回転を止めて

腕だけで打つことに成功している。

軸を垂直に保てないランニングショットでよくある形だ。

しかもお尻を突き出すことで

打球が上がってしまうのを防いでいる。

お尻のおかげで、上体の固め方もいい。

 

逆にお尻を突き出さないと上体が上がって

アウトしちゃうかもしれない。

 

Hさん、なかなかやる。

 

有名な選手でも

djok1509bk

こんな姿勢になったりする。

 

もちろん余裕のある時は

djok1509frsisei

姿勢も決めて

上体の回転も使う。

 

Jさんも、なかなかやる。

 

こんな風にかっこいいと

稼ぎも相当にいいのだろう。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 19:25 | コメントは受け付けていません。

視点を固定して集中

『まっつん』 さんからの3つ目の質問

以下がそのコメントの3番目部分です

 

カラオケ   ③視点の固定
ときおり、打ち方をわざと考えずにすっぽり忘れて、球の行き来だけ考えて打つようにしています。
そのときに、自分の位置からの打点の深さを一定にした位置(前ならえ!した位置・深さ)に、透明の壁を設定し、もぐらたたきの要領で打つ。

視点を固定することで、頭の忙しさが消える?
感覚があります。

ご教授お願いいたします。
m(__)m

まっつん より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

いいんじゃないですか。

集中状態がその時はできているのではないでしょうか。

forswing140221

この打点か

もう少し先 (前ならえ!した位置・深さ) に

防御ライン

または攻撃ラインを設定して

そこに集中する。

1509nadafltb

ボールの行き来だけをイメージしつつ

無意識に

攻撃パターンを実行していく。

 

気がついたら

ウィナーを取っている。

nadal1509c

頭の中は表向き

忙しさがある時は

集中できていない状態。

 

考えるのはこの時

1509nadarukanngaeru

プレー中に、うまくいくときは

表の意識では

何も考えていないのだが

完全に

ボールの位置やタイミング、コースをつかみ

自然にポイントを取っている。

でも、頭の中は

全て、バックグランドで

情報処理がすさまじい周波数で動いている。

 

のではないでしょうか。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 19:50 | 1件のコメント

むしろ構えで手首をしっかり

フォアハンドを打つときに

手首がしっかりしていないと

ショットが安定しないというお話を何度もしている。

 

先日レッスンをしていて気が付いたのだが

インパクトでしっかりしようと頑張っている子が

テイクバックから振り出す時にぐらついている。

 

すぐに

「むしろ構えでしっかり」 するようにアドバイスし

ぐっと安定度が増した。

 

これはジョコビッチ

1505djokftb

ラケットヘッドを腕より遅らせて振り出すことにより

勢いと

ラケットヘッドが下に落ちて

トップスピンがよりたくさんかかるようにしている。

djok1507frsisei

だが

大切なことは

それを安定して行うこと。

手首は確かに動かすのだが

際限なく緩めてしまっては

コントロール不能になってしまう。

 

むしろジョコビッチほどの猛烈スウィングであれば

手首がぐらつかない方に

手首の固さを振った方がいい。

 

手首はしっかり固めるが

ある程度

勢いに負けて、しなってしまう、という程度でいいのだ。

 

インパクトはもちろんだが

むしろ構えで手首をしっかり。   テニス

 

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:07 | コメントは受け付けていません。

フォアハンドの脚やスウィングや

『jumper』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  いつも参考になる記事、ありがとうございます。
フォアハンドについて2つ教えてください。

①フォアハンドの解説で登場する、フォアハンドの回転運動と方向を示したイメージ図ですが、インパクト時ではなく、インパクト前のイメージ図を描く とすると、ラケット面の中心は、円よりも外側に位置するんでしょうか?円の外側から円上に移ってきて、円上でインパクトするという理解でしょうか?

②雑誌等の解説で「ボールの真後ろに軸足を置く」という記事を見かけます。先ほどのイメージ図でも、軸足はボールの真後ろにありませんし、プロの映像を見ても、真後ろにはありません。松原コーチの解説からすると、この考えは間違っているということですか?それとも、真後ろに軸足を置くことで、どんな メリットあるんでしょうか?

以上、2点です。よろしくお願いします。

jumper より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

 

この絵ですね

forswing140221

ボールをフラットに近く打てば

当然こうしか振りようがないわけで

インパクト前後では

手もラケット面の位置も

打球方向に対して外から中に入ってきます。

 

そして

円上でボールと出会うことになります。

1504aerokei

ただし打球に意図的な回転を与える場合は

そうならないこともあります。

 

ボールの手前から外側に向かって

右利きでいえば

左斜め下に巻き込むように打つ場合など

nadal1505c

これはナダルがよくやりますね

テニスの王子様に登場する

海道 薫 くんの、ブーメランスネーク。

ただし

これは低い打点の時にのみできることです。

 

高い打点の場合は

外から中にしか振りようがない

だからワイパーで打つのです。

djok1502fhk

 

さて

二つ目の質問ですが

「ボールの真後ろに軸足を置く」

 

どうやってやるんでしょうね?

 

プロにもできないんでしょう

いや、やらないだけかな?

 

私には無理です

そんなところに足があったら

ラケットが入らない。

 

少し親切に解釈し

打球方向に左足を真っ直ぐ

踏み込めるような位置に右足を決める

という事にしましょう。

 

スクールならできます。

コーチが正確に球出しすれば。

 

現実的なプレーの世界ではありえないことです。

 

一番、基本的な打ち方をマスターするために

美しいスクエアースタンスで打つ。

誰かコーチが一所懸命に

しかし、机の上で考えたんでしょうね。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 16:25 | コメントは受け付けていません。

ラケット面を感じる

『鈴木』 さんから質問のコメントをいただきました。

質問の1つ目は、仕事(自動車)の話。

2つ目はテニス

ラケット面をどこで感じるのか? という話です。

かなり長いコメントなのでここへはコピーしません。

見たい方はこちらへ

 

とりあえず、今日はテニスのお話し

質問は

ラケット面をどこで感じるのか?

という内容です。

 

ズバリ答えます。

「ラケット面そのものです」

 

ラケット面をイメージし

それが、ボールを捕えて、こする、叩く、食い込む

その瞬間を

ついでに打球音までイメージしてください。

もちろんボールに向かって進んでいくラケット面もの方角も。

1507nisikorifor

トップスピンでたたくときは

これを想像すると腰の高さのボールが

自分より上に見えます。

もちろん、腰を落としたからではありません。

ラケット面に目がついているのです。

nadal1504fimp

そんな馬鹿なと思う人もいるかもしれませんが

この世界は?

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そう箸です。

どうですか

感じているのは手のひらのどこかや

指のあそこではないですよね

箸の先端

そこがどう動くのか

方角や位置、強さまで感じていませんか。

 

指で感じるのではなく

箸の先に神経が通り

その動きを感じていますよね。

 

次の食事時に試してみてください。

 

さてテニス

spin2

ラケット面を感じるなら

どんなグリップでもOKじゃないですか。

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ラケットをもって

感じながら軽く素振りしてみてください。

 

これができれば

グリップを薄く変えることも可能ですよ。

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フォアがあまりに厚いと

練習をみっちりして、温まっていると

ちょうどうまくしなって、垂直面ができる

冷えていたり、久しぶりだと

面が下を向いてしまったりしませんか?

 

面を感じまくって

薄めのグリップにした方がいいかもしれませんね。

 

私ならこれくらいは

cimg5877

 

楽々とこなします。   テニス

 

そういえば

クルマのステアリングでもブレーキでも

タイヤになって、路面を感じたり

R34のマニュアルミッションで

ギヤのかみ合うのを感じたり ・・・

 

新しいクルマほど

感じるのって

難しくなってきましたね。  車 (RV)

 

 

 

カテゴリー: くるま, フォアハンド, 技術全般, 練習法 | 投稿者松原コーチ 20:03 | コメントは受け付けていません。

インパクト直前では

『うそほんと』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ いつもお世話になっております。ストロークでの質問ですが、調子の悪い時ほどインパクト直前までボールを見てしまっている様に感じます。インパクト直前ではどこに意識を持っていくのが良いのでしょうか?または何も考えないのが良いのでしょうか?よろしくお願いいたします。

うそほんと より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

 

「調子の悪い時ほどインパクト直前までボールを見てしまっている」 のは

ある意味当然で

心配だから自然にそうなるわけです。

デモ

当たるまで見ていたら

当然、振り遅れたり

インパクト直前でスウィングを変化させたりで

ジャストミートしたがためのエラー

なんてことも出てきます。

 

見ないわけにもいかないし

見続けるわけにもいかない。

 

だから

調子の悪いときには

どこまで見るか決めておけばいいと思います。

例えばインパクト60cm前までしっかり見る

インパクト方向には顔を向けない

なんていうのはどうでしょう。

nisifh1506b

これを調子が狂った時だけ行う。

これさえやれば大丈夫と信じこむ。

djok1504fr

本来は緩いボールに対しては

インパクトのかなり直前まで見るでしょうし

速いボールに対しては

かなり早めに見切って

最後まで見るのはやめるべきですから

調子のいい時は

余計なことは考えない方がいいと思います。

1505nadafltb

私自身は

足が動いて

動きながらボールを打っているときは大丈夫

動いていさえすれば

ボールとの位置関係がしっかりとれるので

自信を持って打てる。

 

動きが止まった途端に直前調整が必要になり

ボールをよく見るようになります。

 

まあ、しっかり動き続けること

たまにはジャストミートしないこともあると

自分に言い聞かせておくというところでしょうか。  テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, フットワーク, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 19:52 | 1件のコメント