カテゴリー別アーカイブ: フォアハンド

フォアがガシャルのは

通りすがり』 さんから再度コメントをいただきました。

以下がその全文です。

 

カラオケ  松原様
早速、記事にて取り上げて頂き、誠にありがとうございました。
ラケットの先に当っている
姿勢がのけぞっている
顔(頭)が回っている

これらが「ガシャリ」の要因と理解致しました。
早速、次の試合(の大切な場面)で修正してみます。

良質な解説を日々楽しみにしております。
引き続き、宜しくお願い致します。

通りすがり

 

 

 

水瓶座  私の考えです。

ちょっと誤解があるかなと思いもう一度取り上げました。

「ガシャリ」の原因ですが

姿勢がのけぞっているのが主原因です。

その結果として

打点から方が遠くなり

ラケットの先端に当たる。 (ガシャリ)

頭が動くことで

位置がわからなくなりさらに外す原因に。

 

もちろん

のけぞることにより

スウィング方向がホームラン型になり

打球は山のあなたにというストーリーです。

 

それと

試合でしかも大切なポイントで修正されるとのことですが

本番で打ち方を考えている余裕はないかも。

出来れば事前に練習しておけばいいのですが

今回の話は基本中の基本

大切なポイント以外の

すべてのポイントで採用してほしい内容です。

 

もし練習が間に合わなければ

素振りでいいです。

ボールを想像し

のけぞらないように注意しながら

1406nisikorifor

ジャストミートで素振りしてみてください

そのあとで打てば

すぐに霊験あらたか

うまく打てると思います。

 

もしかしたら

今日、試合でした?  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:24 | 1件のコメント

フォアをなぜガシャル?

通りすがり』 さんからフォアハンドガシャリの質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  いつも楽しく拝見しております。
本日のコメント(大事なポイントでは「どうせ一本目は取れない」と、ある種開き直りを以ってフルスイング)にも、大いに共感致しました。

その延長で一点ご教示下さい。

(デュースコートからの)フォアのリターンで「(上記のような大事なポイントで)とにかく回転を掛けようと、思いきりスイングすると、「ガシャッて」しまい、右サイドのとんでもないところまでボールが飛んでいってしまいます。

この理由と対処法につき、ご教示頂けたら幸いです。
宜しくお願い致します。

通りすがり より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

先の方に当たり

ガシャッといいながら吹っ飛んでいくボール

がっくりきたプレーヤーの顔まで目に浮かぶようですね。

たぶんこんな姿勢になっていないでしょうか?

takeya1406hr

これはホームランで検索した写真。

それとも

golf1406

どちらも後ろにひっくりかえっています。

軸が後傾するので、ホームランになっちゃたり

300ヤード以上飛んじゃったりします。

でも、顔は上を向いていません。

こちらは三振で検索した写真

fukudome1406

顔が上がっています。

インパクトまでボールを見ていなくても

全然問題ないのですが

顔が激しく動くと

画像センサーやコントロールセンターの位置が激しく動き

ここはどこ? 私はダレ? 状態になるのです。

だからガシャ。

 

テニスの場合

リターンのチャンスボールならベースライン内に入り

飛距離20m以内に打ち込まないといけない。

だから軸を垂直に保ち、頭も垂直にしたまま

1406nisikorifor

上体の左わきにフィニッシュするのです。

140610nisikori finis

もちろんここまで

顔は上げず

腹筋は割れたまま。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:48 | 1件のコメント

フォア、スピンの必要量

フォアハンド、トップスピンの回転量

先日の研修会でも感じたのだが

コーチたちやジュニアたちのフォアハンド

スピンの量が足りないのではないだろうか。

 

テニスって何だ?

て考えたら

テニスとは試合のこと。

ラリーでもないし、レッスンでもない。

 

誰でもいいとこ取りをしたい

スピードがほしい

安全に打ちたい

楽に打ちたい

早くマスターしたい。

 

安全を考えなければ

スピードも、楽も、早くも

割合簡単に得られる。

 

スピードがほしければスピンを減らせばいい。

 

でも試合では苦労する。

心配しながらフラットを打つより

スピンをいっぱいかけて思いきりぶんなぐるほうが

スピードが出るかもしれない。

だから、プロはすごいスピンをかける。

 nadalff140609

もちろん試合を考えなければ何も問題はない。

でも、ジュニアは試合があることが前提なのでは。

コーチの方は試合には出ない人が結構多い。

試合に出ないのだからいいと思いがちだが

教える相手は試合に出る

試合の感覚のわからないコーチが

見本を見せたり

アドバイスをしたり

試合相手やラリーの相手だったり。

 

やはりコーチも、もっとスピンをかけるべきなのでは。

 あのジョコビッチでさえ

djok140609

フラット気味のエアーケイで有名なあの人も

 1406nisikoritsfr

松原さんは

コーチになる前のアマチュア時代

フォアハンドの怖さが骨までしみついていた。

だから

コーチになり

グリップを厚くしてトップスピンに変えたころ

とにかくすべてのパワーを回転につぎ込んだ。

ラケット面がボールに当たらなければ

スピンもかけられないわけだから

気分はすべてのパワーが回転でも

ボールはそれなりに前に飛ぶ。

その分は20%くらいかもしれないけど

理屈でいえば

ほかの人の5倍のパワーで打てばいいわけだ。

 

そこまでは無理に決まっているけれど、気分上はそんなもの。

 

そこまでやっても

試合で大切なポイントになるとビビる。

セットポイントやマッチポイントになると

自分にこう言い聞かせた

「どうせいつも1本目は取れないんだから

   思いっきり、振り切れたら、自分をほめてあげよう」

そう思ってやった時は

いつも1本目でウィナーになった。

 

それほどまでに本番の試合は怖い。

 

今はさっきのセリフを言わないでも

打てるようになったから

ものすごく上達したのか

勝ちたい、強くなりたいと思わなくなったからか

それとも年を取って人間ができてきたのか。  テニス

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 22:08 | 1件のコメント

フォアハンドの加速法

たまには勝ちたい』 さんからフォアハンドの質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  フォアハンドのラケットの加速方法について質問です。

テイクバックから、インパクトまでにラケットを加速する際に、引力を利用してラケットを加速させたほうが面は安定するのでしょうか?

プロの選手もテイクバックからインパクトにかけて引力を利用しているのでしょうか?

たまには勝ちたい より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

フォアハンドの基本的なスウィングは 「振り子」 ですから

引力に逆らわずに動かせば

安定して動かせます。

私が何事につけ言っている   「ユウックリ」 のスウィング

それはこのことを言っているのです。

 

腕とラケットで作る構造体は

引力に逆らわずに、振り子で動かせば

形を変形させるストレスを受けずに済みます。

つまり、引き始めた形のまま振り出せる。

最初の形があっているならば

もちろん最初の面があっているならば

腕をひねらないならばですが

振り子の動きに乗っかって打てば、エラーするわけがないのです。

 

ですが初級者レベルならこれでも結構なスピードで飛ぶのですが

このスピードでは、プロレベルで通用しない。

だからどっかでもう少し加速する必要がある。

それが、 「ユウックリ」 のスウィング。

最初引力に乗って振り出したスウィングを

徐々に加速させ

さらに後半、 「・・クリ」 で一気に振り切る。

特に薄いグリップでは絶対に必要なこと。

foa1406fd

一般にラケットヘッドが手首から立っているので

急加速するとラケット面が上向きになってしまうからです。

 

ところが厚いグリップであれば

ラケットが寝ていて

急加速しても面の向きは影響を受けない。

錦織のような小さめの急加速パンチショットもアリなのです。

Nishikori1406tb

もう一つ

急加速すると振り出しでラケットヘッドが遅れてスタート

勢いを増してインパクトにパンチが返ってくる

という効果も期待できるのです。

 nishikori1406ek

このグリップの厚さ

ボーダーラインは、セミウェスタンくらい。

しかし

グリップに添える手のひらの角度や

腕力、握力の強さにも関係するので

人によって違います。

 

私はセミウェスタンですが

あまりの急加速は難しいようです。

 

このグリップと急加速の話

面を感じる、感受性の話と並んで

私の話を聞いて、プロのまねをしているのに

なのに、なぜか

コントロールが悪い人の原因になっているようです。  テニス

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:20 | 1件のコメント

今日はトミーテニス塾

今日はトミーインドアでの

松原コーチのテニス塾

1、2時間目はフォアハンド

フォアハンドはやらなくてはいけないことが多いし

皆さんからの需要が多いのでこうしたのだ

3時間目のみバックハンドだった。

 

フォアハンドでは

ワイパースウィングを理解してもらうために

本当に振り子を用意した。

CIMG3166

ヒモの先につけたオモリを振り回すのに

どこに向かって力を入れるのか?

しっかり感じてもらったのだ。

具体的には

ラケットが上に向かって振りあがっていくところなのに

手の動きはすでに下向きになっているといった具合。

皆さんにもやってもらった。

CIMG3172

縄振りの後は皆さん劇的にスウィングが鋭くなり

ボールがよく落ちるようになった。

効果てきめん、すごかった。

 

3時間目のバックハンドでは

手首を後にそらせないとか

姿勢の矯正などをウォームアップでやった後

ラケットを手前に引っ張りこむようなスウィングで

ショートクロスにチャレンジ

ショートクロスができればどこへでも打てる。

次はショートクロスの応用、ジャックナイフ

そしてリターンへ。

CIMG3154b

私のバックに入るスピンサーブをリターンしてもらう。

CIMG3162

全員、手首を硬めることがしっかりできてきて

安定して強いリターンができていた。

上手く返球できたらそのままラリーだったので

またフォアハンドでも打ち合いを多くしたので

全員と対戦する私の打球の量がとても多く

私のほうも、また上手になってしまったかもしれない。 テニス

 

 

カテゴリー: イベント, バックハンド, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:19 | コメントは受け付けていません。

フォアの手首をそらせない

手首を柔らかく使うあまり

手が甲側に反り返ってしまうとエラーが多くなる。

 

わざわざ、手首を緩めなくても

人間の腕は、そんなに固くは無い

固定するつもりで充分柔らかいのだ。

1405nadal

ちゃんと面を下向きや後ろ向きにしているつもりなのに

ボールがすっぽ抜けてしまう人は

ラケット面が遅れないよう

手が後に反ってしまわないように気をつけてみるといい。

nadal1405a

  (さっきと手首の角度、シナリ、変わってないでしょう)

ぜんぜんしならせないつもりでちょうどいいくらいかもしれない。

一回ゴチゴチニして

それから、少し力を抜いてみればいいとおもう。

nadal1405b

  (さっきと手首の角度、シナリ、変わってないでしょう)

nadal1405c

  (さっきと手首の角度、シナリ、変わってないでしょう)

そうなんですよ。  テニス

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:09 | 1件のコメント

低く短いサーブのリターン

フランカー』 さんからリターンの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  リターンについて教えて下さい。
ここ最近、私の対戦相手は中高年の方が多くて、厚めのグリップから曲がりは小さいスライスサービスを多用してきます。
スピードはないけれど、跳ねない嫌らしいサービスです。
叩くと、ロングアウトしてしまいます。

これを上手くガツンと返すにはどういうスイングをすればいいか教えて下さい。
サイドスピンでナダル打ちが安全策でしょうか?

フランカーより

 

 

 

水瓶座  私の答えです

 

低くて短く入るサーブ

たいていの人には一番叩きにくいサーブでしょうね。

しかもサーブを打つほうはとても簡単。

私が以前、「フローターサーブ」といって、紹介したサーブですね。

 

強く打つためには

おっしゃるとおり

「サイドスピンでナダル打ち」 というのはひとつの回答です。

 

もう1つは、低い位置でのワイパースウィング。

フルスウィングしちゃいます。

これが一番強烈。

しっかり下向きのテイクバックから

アウトサイドインのスウィングで

手の位置低め

腰の高さくらいを中心とした低いワイパーで捉える

そして低目への強いフィニッシュ。

なかなか、いい絵がないのですが

これが一番近いイメージ

ナダル打ちじゃないナダルです。

365ネットの連続写真へのリンクを張っておきます。

ただし

上の二つの回答はヘビートップスピナーが大前提。

「フラットだとちょっと怖いので、スピンがかかるといいな」

なんて思っている人には無理。

「スピンの掛かりやすいラケットやストリングはどれかな」

なんていっている人にも無理。

ベースがトップスピンで打てる人が大前提。

どんなラケットでも、ストリングでもスピンはかかっちゃう。

男子プロは全てこうゆう人。

常にすごいトップスピンを打ち

余裕がある場合に回転を減らす。 減らさない人も多い。

 

そしてその人たちに短く打たすアドバイスが

アウトサイドイン

さらに、低い位置へのフィニッシュなのだ。

 

実は先日の印西、チーム戦春の陣で

優勝チームの男たち、3人にした体験プライベートレッスンもこれ。

彼ら3人とも基本的にトップスピンは打てている。

ソレをウルトラ短いところからでも

しかもフルスウィングで打つというレッスンだったのだ。

 

だから、彼ら3人には今後、フローターサーブは通じない、ハズ。

いや、一人、ナンバーワンのU村さん

彼はサウスポーだったので

スライス気味に、バックに滑らせてやれば少しは効くかも。

 

さて、じゃあそのバックはどうしたら?

ソレは次回にまた。

 

そうそう、フラット性のフォアがベースで

私が無理と言った人はどうする?

 

スライスライジングのアプローチが効果的。

足元に打ち込んで

  (相手のポジションによらず足元)

サーバーより先に前に

次を必殺のボレーでかたづける。

 

サーバーよりもパートナーよりも早く前に出たからといって

テニスではオフサイドにはならない。

これが大多数の人に対する、現実的な答えカモ。  テニス

 

カテゴリー: フォアハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 18:18 | 3件のコメント

フォアのグリップとフィニッシュ

『momotaro』 さんから質問をいただきました。

フォアのフィニッシュについてです

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチ、こんにちは。いつも参考になる記事ありがとうございます。一度、サーブとスマッシュのレッスンを受けてみたいものです。

昨日の記事での、エナンのフォアハンドのフィニッシュの位置で、ひっぱたく時は、ここまで持っていくとのことですが、これはグリップに関係なくでしょうか。
私は、イースタングリップなので、いわゆるワイパースイングができず、(手首をぐっと折れば可能なのでしょうが)、どうしても肩の辺りになってしまいます。

momotaro

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

 

ひっぱたく時に

エナンは上体の横に持ってくるという話ですね。

 henin1404fs

もしひっぱたくのだとすると

当然

インパクトのラケット面は垂直

下向き、または面が後ろ向きになるようにテイクバックして

フィニッシュは上体の左横ということになりますね。

これは基本的に

ウェスタングリップのエナンだけではなく

フルウェスタンの錦織でも

イースタングリップのフェデラーでも同じことです。

 

どんなグリップでも

アウトサイドインのスウィングで

つまりワイパースウィングで引っ張り込まなくては

力が入りませんし

肘や手首の角度をそのグリップなりに調整して

下向き、または面が後ろ向きになるようなテイクバックが必要です。

「イースタングリップなので、いわゆるワイパースイングができず」

ということですが

イースタンでワイパーができないなんてことはありません。

単に腕の向きの問題だけで

私はコンチネンタルでもワイパーで打てます。

もちろん厚いグリップほど

力任せに打つことがやりにくいということはありますが

単に今までの経験や感覚にないだけのことだと思います。

 

(手首をぐっと折れば可能なのでしょうが)  とありましたが

そうしてもいいんじゃないですか

フェデラーはそうしています。

ffederer140427

思い切ってワイパーをやって見たらいいと思います。

手首も折ってみればいいのです。

その感覚がないので他の方法でトライしている人が多いようですが

それでできるくらいなら

すでにプロの何人かがやっているはずです。

少なくとも私にはできません。

もし簡単にできるならテニスの技術史が変わるほどの出来事です。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 17:10 | コメントは受け付けていません。

飛び上がるための前提

フォアハンド、飛び上がって打てば

そして、その姿勢がまっすぐで

tennis080122

上体が前をしっかり向いて

ラケット面が決まっているなら

エラーするわけが無い。

 

しかし、あくまで、「ラケット面が決まっているなら」

飛び上がってフルスウィングをするのに

面を被せながら

ヨチヨチと調整しているひまは無い。

 

腕を調節しなくても言いようにしっかりとラケット面を下向き

daniel1404ftb

または、しっかり後ろ向きにテイクバックして

kurai1404ftb

そのまま振り出すだけで、インパクトに

垂直面が出てくるようにしておかなくてはいけない。

 

後は、必要な距離を正確にだすため

フィニッシュの位置を決めるだけ。

 

これで、エラーなんか、するわけがない。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:07 | コメントは受け付けていません。

ゆるいボールを叩く

『れねしす』 さんから、お嬢さんのテニスに対する質問です。

以下がそのコメント、2件の全文です。

 

カラオケ  今日の解説で合点が行きました。
R子さんと同じく、低めのボールの速いボールは打ち返すのが得意です。元々、スピンがすくなめの僕と打つ際、比較的強めに打っても、対等以上にいいボールを返してきます。これまだは、てっきり、ラケットの性能がいいので、当てればうまく返るからだと思っていました。
試合でも、速く低いボールを打つ相手には、きちんと打ちあって勝つし、スピンがよくけてくる相手でも、ライジングでたたいて勝てます。しかし、当てるだけのぽーんと返す相手には、とことん弱くミスを連発しよく負けます。
確かに、うちの娘、以前からボールに近づきすぎる癖があり、練習でも球出しを遅くすればするほど、ミスが増えます。ミスする時、近づきすぎて、ボールとの距離が変な感じで窮屈そうに変な打点が打っていることが多い気がします。

で、質問です。
試合では、当然緩いボールがきます。そんなボールに対して近づきすぎず、見込みで振るようにするには、どんな指導・練習をすればよろしいでしょうか?

れねしす より

 

追加
練習で、構える暇もないようにポンポン球出しをするような練習をすると、ミスは少ないです。よく見ている余裕がないからですかね。

れねしす より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

 

「ミスする時、近づきすぎて、ボールとの距離が変な感じで窮屈そうに変な打点」

というのは

自信がないからなのではないでしょうか

自信がないから、しっかりボールを見て

しかも、不安で近づきすぎちゃう。

腕が縮んでいるというのは結果ですが。

だから、自信が出てくれば自然に解消するでしょう。

 

相手ボールが速い方が簡単なのには

2つ理由が考えられます。

1つ目はボールが重いこと。

ボールがしっかりラケット面に食い込んでくれるので

打球方向が安定しやすい。

だからフラットに叩いても入りやすい。

ホントは、ゆるいボール、軽いボールであっても

面が狂わなければ大丈夫なはずなのですが

相手ボールに威力がないと

ソレもつい緩みがちになりやすい。

 

もう1つはしっかり押してしまうからエラーすること。

早く足が止まり、ひまがあると

  (コーチが押せと言ったからかもしれませんが)

身体で押すことで

姿勢が狂いがちになりやすく

押すこととスウィングの合成で

ラケットの動きが平面的になり

トップスピンの量も少なくなりがちになる。

 

この2つの悪い原因をなくすには

少し力み気味でもいいから、手首をしっかり固定する。

お体重移動で打つのではなく

前方向の動きをしっかりブロックして

身体は回転系で使い

いい姿勢を保つことです。

 

ソレと、決め手は3つ目のコツ。

 

「ダッ、ダ、ダ、ダ、ダ、ギュウ、バシッ」

 

これはフットワークのイメージ

前半の「ダッ、ダ、ダ、ダ、ダ、、」は細かい脚の動き

ボールとの距離位置を完璧に決めて

大股ステップの 「ギュウ、」 で踏み込み足を決めてふんばり

空中に飛び上がって

「バシッ」 でインパクトです。

 

「エアーケイ」 を知っていますよね。

1404aerokei

基本的にはアレ

ただ、あんなに高く飛び上がる必要は無く

踏ん張った勢いで、足が少し空中に浮く。

Brisbane International 2010 - Day 5

プロでも、特にクレーコートではみんな飛んでいる。

これが全身パワーを一番発揮する方法でもあるからです。

しかもコントロールにも一番いい。

ハードコートでは

飛び上がるほどのひまがなければ

位置決めして、踏ん張ってヒットです。

 

飛び上がるようにすると

最後の踏ん張り足の位置まで

最後の最後まで位置あわせができます。

しかも前に押さずに

回転系の身体の動きで

美しいいい姿勢のまま振り切れるのです。

henin1404fs

もちろんフィニッシュはココ。  

エナンもクライシュテルスも、もちろんケイも

完璧なボールとの距離、完璧な姿勢です。

練習法としては

ボールを想像し

そのボールを飛び上がって振り切る素振りです。

次に球出しで

そしてラリーで打てるようにする。

 

ラリーで、基本的に、この打ち方が普通の打ち方になれば、彼女はプロです。 テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:01 | 2件のコメント