今朝のクラスはレギュラーと振り替えお二人が参加で全員が男性でしかも揃ってハードヒッターばかりというタフなレッスンでした。
そんな猛者?の皆さんにボール出ししてアップしてもらい、そのあとの打ち合いには僕も加わりました。
しかし、皆さんはボール出し練習してすでに出来上がっていますが僕は何も打ってはいませんでした。
そして今日は気温が低くてやや肌寒いほどでしたから、いきなり戦闘モードで打ってこられてもまだ全然こちらの筋肉は暖まっていません。
思い通りにラケットは振れないし足は動かないし、伊達にウォームアップがあるわけではないことをあらためて痛感しました。
しばらくそんな状態で文字通りの悪戦苦闘を繰り広げているうちに少し汗ばんでくると、なんか自分の身体にオイルがまんべんなく廻って潤滑オッケーって感じになりようやく普通に打てました。
そして二つ目のレッスンでは最初はそのまま身体がアップされていて打ち合いでも良好でしたが、そのうちにまた冷えてしまうと身体がとたんにギクシャクしてきました。
テニスのために常に筋肉が適性温度に保たれていないと、もはや筋繊維の弾力性が減少しつつある中高年は上手くパフォーマンスが出来ないというわけです。
昔よく祖父がそして父も少し言うようになっていたセリフを今は自分も呟きたくなりそうです。
「歳は取りたくないもんだなぁ!」
歳をとっていなくても現代より何かと不便で厄介なことが多かった昔には、ほんとにそれはしみじみと感じてしまうことだったのでしょう。
僕はテニスで自分より少し若い方達とハードに打ち合いでもしない限りはそんな風には思わないので、祖父や父ほど頻繁に嘆くわけではありません。
それに少しずつ衰えて動きが鈍くなる淋しさよりも、きっとどんなに高齢になったってその歳に応じてとても楽しめるテニスが出来ることにこんなことを言うのではないかと思います。
それは「長生きはするものだ!」ってことです