日本の四季の移ろいは昔はもう少し緩やかに流れていくようだったように思えるのですが、最近は季節の変化もデジタル化したとでも言うのか寒い冬が終わったらその中間の時期がほとんどなくてすぐに暑い夏になる感じがします。
まだ確か5月の中旬に差し掛かったばかりのはずですが夏日ってどういうこと?
気温が急に高くなると身体への負担も大きくて汗のなかに必要な成分が流れ出してしまうので要注意です。
その結果、身体の表面は汗でビッショリだけど内部は乾燥気味で必須栄養素も欠乏気味という最悪の状態というわけです。
それなのに天気が爽やかに晴れて気持ちよく動きたくなりついつい頑張って走りまくると・・・
筋断裂や捻挫、ひどい場合にはアキレス腱を切ってしまったりすることもこの時期は多くなりますから要注意です!
予防のためにはもちろん事前によくストレッチと筋肉内部をウォームアップしてプレー中はこまめに水分補給することですが、普段の生活がデスクワークで運動行為ゼロという方はテニスする以外にもジョギングとかせめて軽く縄跳びして発汗機能を正常化しておきましょう。
日常的に汗をかいていれば必要な体成分の流出を抑えられるように身体機能が調節してくれるようになりますから、そうなれば週末に大汗をかいて何セットも戦ったとしても疲労は少ないし怪我や障害のおこる確率もずっと少なくなるはずです。
知り合いの管理職の方は一日中ずっと完全オフィスワークだそうですが、週末にテニスで思い切り動いても何故か大丈夫だと言うのです。
理由は朝の出勤時に駅までジョギングシューズにわざわざ履き替えて走り、階段も一段飛ばしで駆け上がり汗ビッショリになりながらオフイスにいくからだそうです。
そして会社に着いたらシャワー室があってそこで汗を流してさっぱりとして仕事に取りかかるということで、まぁそんな設備がある良い会社に勤めて誰にも文句を言われない地位にいるからこそなんでしょうが良い習慣だと思います。
工夫すれば一日に一度くらい汗をかくという人間的な暮らしは可能ではないかと思うので、ぜひ週末だけのテニスプレーヤーの方はそんなことをやってみてください!