テニスコーチという仕事をしていると一日中ずっとコートに立ち続け、人によってはその上ずっと走り回っているという下肢にとても負担がかかります。
その結果、ふくらはぎの辺りに血管が浮き出てくる静脈瘤という症状があらわれることが多いです。
僕も40年近いこの職業のためにそうした静脈瘤は避けられず、数年前から少しずつそうした血管のコブが浮き出ていました。
でも最近になって足を見てみると、どういうわけか静脈瘤が消えている?!
何かその治療みたいなことをしたのかと言うと、まったく何もしていません。
考えられるのは仕事を終えた後になるべく脚を挙げるように休んでいること。
これは静脈瘤を意識したわけではないのだけど、歳のせいかコートから戻ると脚が怠い感じがして挙げると楽になるのでそうしているわけです。
家に戻ってからも父の形見のとても座り心地の良いリクライニングチェアに腰掛けて、脚はオットマンと呼ばれる足置きに乗せてかなり長い時間そうして休むようにしています。
あとは夕食に必ず納豆を食べるようにし始めたこと。
以前から納豆は食べていましたが、毎日かならずではなく週に1~2回かまったく食べないこともあったのですが何となくこの1年弱前くらいから毎夕食で納豆は必須とするようになりました。
納豆には血液をサラサラにして血管の弾力性をサポートする成分が含有されているらしく、それが功を奏してくれているのかもしれません。
しかし、いちばんの理由として考えられるのは、膝が痛くてあまり走らなくなったことかも。
走れなくなったことで以前より脚への負担はおそらく3割か4割近く軽減されていると思われ、それが下肢の静脈瘤消失の最大の原因なのかもしれません。
それは正に「怪我の功名」と言うべきことかな。
下肢の静脈瘤に悩む方は、1.出来るだけ脚を挙げて休む、2.納豆を毎晩かならず食べる、3.脚の使いすぎ動かし過ぎを減らして労る、この三つを試してみましょう。