怒れる王者はやがて滅びる

いまこのテニス365のトップページにワウリンカが試合中に叩き壊してしまったラケットを観客に投げている写真があり、最初はそれをラケットをコートに叩きつけて破壊しただけで足りずに観客席に投げつけてしまったのかと勘違いして驚きました。

観客にラケットをぶつけて怪我させたりしたら、もはや選手生命を断たれる前代未聞の大失態ですがどうやら試合が終わってから記念品として渡してあげたということのようでした。

そのメチャクチャに折れ曲がってしまつたラケットを観るとたとえその怒りの矛先がハードコートのサーフェースであったとしても、あんな行為が許されていて良いのかと疑問に思います。

本来はコートにラケットを叩きつけることはルール上で禁止されていて、3回以上それをやると失格ともなる厳格な規定があるはずです。

一回目は警告されることになっていますが最近は実際にこうした行為でバイオレーションを取られることが少なくなっています。

もうああいうラケットに八つ当たりして怒りを発散するというのが当たり前になってしまい、だいたいが大目に見られてしまうからだと思います。

しかし、テニス選手というのは腹が立ったらラケットをコートに壊れるほど叩きつけて発散するものだ、などという全く不名誉で愚かしい行為をする者として認知されてしまうのは極めて心外です。

身体能力とテクニックは世界最高レベルなのに精神構造が怒りをコントロール出来ない幼児並みの未熟者であるなんて可笑しいというか、テニスを天職としている身には甚だ恥ずかしいことです。

今後はぜひとも相手がたとえモノを言わぬコートサーフェースであっても、テニスプレーヤーの魂であるラケットでそれを傷つける愚行蛮行を犯す者には厳しい処罰をくだして正していくべきだと強く思います。

考えてみると本当にトップに登り詰めてその座に君臨できるような偉大な選手は、かつてはそんな傍若無人なラケット叩きつけ事件を犯していても、やがてそんなことを絶対にしないいつも沈着冷静で平常心を失わない安定した人だけが成れるものです。

そう考えると我らが錦織選手はその境地にとても近いプレーヤーですから、やはりこの先に真のトッププレーヤーの座に君臨する日が必ずやって来るのではないでしょうか!

我々の上に立つテニス界の頂点を極める人には、怒りをコントロール出来ずにラケットを叩きつけるようなテニスプレーヤーとしても人間としても全く未熟で精神未発達な者には絶対になって欲しくありません!

 

 

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夏の思いでは忘れて秋の空に期待しよう

全米オープンは錦織選手が早々と敗退してしまったのでとても残念ですが、覚悟していた寝不足の日々からは逃れられました。

なんか錦織選手が出ないのかと思うとイマイチ今年のUSオープンは観る気が起きないという状態になつてしまって、まったく観ていないわけではありませんが深夜おそくまで眠いのを堪えて見続けるモチベーションを失ってしまいました。

まぁこれからラウンドが進んでいくととてつもない好カードが登場してくるので、その時には夢中で観ると思いますがそんな時にもふと(あぁ、ここに錦織圭が出ていたらどんなに素晴らしかっただろうか・・・)なんて考えても仕方ないことを思ってしまいそうです。

今年の日本の夏は中途半端な淋しい終わり方でしたが、それに加えて我々テニスファンにとっては全米オープンでの「錦織ロス」という痛手も負ってしまいました。

秋には天候も爽やかな日本晴れに成り、その青空の下で錦織選手にはジャパンオープンで今回の鬱屈を存分に晴らしてもらいたいものです!

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夏の終わりが無いところに住みたい

昨日はまた夏が戻ってきたと少し嬉しくなったのですが、今日も引き続き蒸し暑さだけは残暑という感じですが空模様がまたまた冴えないことこの上ない。

多摩川の河川敷をランニングしてみても7月末頃の猛暑から較べたらもはや秋の気配そのもので、橋の下にさしかかる度にその日陰のありがたさに身を委ねていたのが嘘のようです。

たったの一月ばかりのあいだにこれほど変化してしまうなんて改めて日本の気候風土の移り変わりの大きさに驚きます。

もしかしたらこんなに一年のあいだに寒かったり暑かったり、そして涼しくて気持ちよいと感じるときと暖かくて幸せだと思う季節が目まぐるしく移ろう国に暮らしている状況と、日本人は他国の人々から見るといつも忙しくして落ち着きがない民族と思われてしまうことは関係しているかも知れませんね。

確かにあまり一年のあいだの気温変化や天候が変わりなければ衣服の用意も少なくて済むし、寒さに備える準備行動や暑さ対策を講じる作業などの諸々の雑用もこなす必要がないのでノンビリと暮らしていけるわけです。

たとえばハワイみたいに一年中ずっと暖かくアロハシャツと短パンがあれば衣服は事足りるし、厚い布団も暖房器具もいっさい不要ということを考えるとその余裕のある時間に波乗りして遊んでいても大丈夫だということです。

でも一年中ずっと暖かい所はそんな夢の楽園ですが、逆に年間ほとんど寒いエリアとなるとどうなのか!

雪かきしないといけないとか暖かくするためにしなくてはならないことは、やはり南国のお気楽さに比したらちょつと大変なのではないかと想像できますね。

そうなるとやはり面倒の少ない南の島で暮らすのが、少なくともノンビリ派には向いているということです。

日本がもっと熱帯化して一年中ずっとハワイみたいになってくれないものでしょうか? :24 ワハハ:

 

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夏休みの課題図書

いよいよ学生の皆さんは今日で夏休みが最後の日となりましたが、宿題は済んでいるでしょうか?

うちの娘は4~5日前から部屋にこもって宿題に追われています。

そしてそのなかで僕が毎年のように手伝わされるのは読書感想文で、まず課題図書の入手から担当しています。

アマゾンでネット購入かブックオフに行って探すこともありますが、たいていの場合は図書館で借りるということになります。

今年の課題図書を図書館の資料検索で調べると何とほぼすべてが貸し出し中で、おそらくこの時期に同じ目的で借りている学生がほとんどでしょう。

ようやく一つだけ川崎市の図書館にあるのを見つけて出かけて行って借りてきました。

課題図書はどれも第二次世界大戦などの戦争を扱った作品で、この時勢を反映したものが選ばれたことは明白です。

そして借りた本のタイトルは「娘に語るお父さんの戦記」という漫画家の水木しげるさんによる実話の戦争体験記というか氏の従軍記録となっており、リアルな戦時下の日本と実際に戦地に赴いて僕の想像を絶する艱難辛苦の連続を描写された話に引き込まれます。

たまたまタイトルに「娘に語る・・・」となっていますが、これを通じて僕も自分の娘に「戦争」について深く考えるきっかけを作ってやりたいと思います。

昨日は国会前で空前の安保法案反対デモが繰り広げられたそうです。

あの法案によって日本が再び戦禍にまみれるリスクが少しでもあるのならば、やはり安易に成立させてはならないと言う気持ちをこの本は呼び覚ましてくれます。

本来は戦う意思など微塵もない人が紙きれ一枚で強制的に戦地へ駆り出され、他人を殺傷させられ自らもそのリスクを負わされる。

そんな理不尽な出来事がこれから起きる可能性は露の先ほどもないのだという証明がなされない限りは、あまり政治的な意見など発することに与しない僕でも法案成立には反対という立場を取らざるを得ないです。

 

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東京は寒いけどNYでは燃えて欲しい

涼しい、いいえ、それを通り越して寒いと言ってもおかしくないほどの低気温です。

いったい7月の連続猛暑日8日の記録更新は幻だったのか?と思えてくる何とも淋しい夏の終わりです。

8月だと言うのにこんな肌寒くなるなんてホントに天候不順と言うのか異常気象と呼ぶべきなのか、どっちでもそんなことは良いのですが驚いちゃいますね。

これで雨が降っていなければテニスするにはこの方がずつと良いや、ってことになるのですがせっかくの最後の夏が寒い雨で終わるなんて困ります。

僕は屋根付きコートで先ほど快適にテニスさせてもらえましたが、今日の東京では小雨か霧雨のなかでちょっと小寒い思いでテニスされている方も多いことでしょう。

明後日からの全米オープンでは例年とても熱い戦いとなりますが、まさか今年はニューヨークにもこんな低気温現象が波及していやしないか少し心配です。

でも戦う側の選手にしてみたら涼しい方が楽なので良いでしょうが、見守る我々としては申し訳ないけど燃えたぎるような熱い戦いを繰り広げてもらいたいですね。

今年も錦織選手は日本テニス界最大の悲願を達成する大チャンスに恵まれているようです。

観戦しながら汗が滴り落ちてしまうほどの素晴らしいパフォーマンスをぜひとも期待しています!!

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上達と向上のためには習慣化が大事

10キロのランニングを週に1回だけですが必ずやるようになって1年が経ちました。

最初は6キロくらい走ると膝が痛くなってどうしようもなかったのが、いつの間にか痛まなくなっていました。

そして、始めた頃は10キロがものすごく長く感じて頭の中で(いま何キロ走ったのか?あと何キロあるんだろ?)としきりに考えていたものですが、最近は(なんだか折り返し地点までアッと言う間に来ちゃった気がするな)と思うのはたぶん実際に速度が上がったのと身体が慣れて走るのが楽になったからでしょう。

こないだの35度を超えていた頃は正直ちょっと辛いなと感じましたが、でも毎週しっかり欠かさずにこなしているのでたとえ気温が高くても走れるはずだと自信が持てるのでやりとげられました。

テニスの上達にもこの習慣化させるというのはひじょうに大切で、何があっても必ず一定のスケジュールでやり続けていれば絶対に成果はあがるはずです。

「もう何年間もやっているのに全然まったく上達していない」と訴える方が少なからずいらっしゃいますが、ぜひ始めた頃のことをよく思い出してみてください。

それは個人差があって、ある人はものすごく上手くなったけど私はラリーが2~3回くらいしか続かなかったのが10回は出来るようになった程度でもの足りない、というようなことは仕方ありません。

でもまずそういう不満を憶える方は記憶間違いしていて、最初はもしかしたら2回も続くどころか空振りで一度も返せなかったのかも知れませんからそれが10回も続くようになったのは雲泥の差と言えるでしょう。

それに上達したのはラリーだけでなくサービスやボレー、それにゲームでのプレーや駆け引き、そして何よりもテニスを始める前とでは体力にかなりの開きがあるのでは。

少なくともいま現在もテニスを続けている方の体力と、その方がやらなかった場合の体力の違いはとても大きいことは間違いありません。

長年にわたりきちんと習慣にしてやり続けているのに何も成果が見られない、なんてことはまず絶対にあり得ないのです。

だからこれからもテニスの練習を必須習慣課目として絶対に外してはなりませぬ! :01 スマイル:

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 12:15 | コメントをどうぞ

夏の終わりはテニスエルボー

筋肉や腱を傷めやすいのは真冬の寒い時というイメージが強いもので、もちろんそれは間違いではありませんが実は真夏のものすごく暑い時期でも肉体はダメージを受けやすいようです。

そのダメージは紫外線による日焼けとか熱中症と言う夏の定番とも言えるものだけでなく、筋肉内部や腱についても同様に傷害が起こりやすいのです。

たとえばしなやかなゴム製品とか柔らかく弾力のある布地のタオルや衣服を、猛暑の炎天下にさらしておいたらどうなるか想像してください。

表面が乾燥してひび割れしたり退色するという見た目の劣化だけでなく、輪ゴムだったら大きく伸びるはずのものがちょっと引っ張るだけでプッツリと切れてしまいます。

タオルも表面だけでなく内部から全体的にゴワゴワと固くなってしまい、顔なんかうっかり擦って拭いたら擦過傷が出来るほど弾力性がなくなっています。

それは水分補給が十分におこなわれていない人体においても全く同様な状態におかれているわけで、筋肉は弾力を失い無理に引っ張るとプッツリ :34 怖~い: と筋断裂をおこしやすくなっています。

だから真夏に炎天下でテニスして水分や栄養が十分に補給されていなかったら、テニスエルボーや腱鞘炎になりやすいなのです。

そういう事態に苛まれているプレーヤーが最近まわりに多いので、くれぐれも注意してください。

まずプレー後に良く冷やして水分と栄養をたっぷり補給して休養することが不可欠です!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 11:59 | コメントをどうぞ

離れてみるとわかることがある

昨日は自由が丘のテニススクールの代行でレッスンに入り、久しぶりに同い年のベテランコーチに会った。

その彼が使っていたラケットをみたらウィルソンの一つ前のフェデラーモデルを使っていて、以前はもうラケットにあまりこだわりがなくなっていたのに少しやる気を出したのかと思った。

話してみるとフェースサイズ95の極薄モデルなのでストリングをポリエステルにしたら途端に肘が痛くなったと言っていた。

今までわりと面の大きな楽ラケを使っていたのに急にこんなマジラケに変えたからだろうと、グラファイト93を使い続けている僕はそんなことないよとちょっと自慢な気持ちを抱いた。

ところが今日のレッスンで僕もバックハンドを続けて何本か打ったら肘に痛みを感じてしまった :13 困った:

僕のはタテにナチュラル、クロスにポリのスピンタイプで27ポンドなので今まで肘が痛くなったりはしなかったのに何故?

昨日のベテランコーチが肘が痛くなったと聞いたからなのだろうか。

考えられるのは昨日まで一週間ほど休みでまだ調子が取り戻せていないのにバックハンドをいつものスライスではなく、フラットやスピンで強めに打ったりしたからかも知れない。

もう一つは夏は汗で体内の必須栄養素が流れ出し筋肉のなかも燃料不足気味になり、そのために筋肉が炎症を起こしやすくちょっとしたことで痛みが出やすいから。

そのいずれかもしくは両方が原因で痛みを感じやすいところに、昨日の話で肘痛を意識していたからよけいにそれを強く思ってしまったということなのだと思います。

普段からきっと肘は鈍く痛かったのでしょうがずっと続けていると感覚が麻痺してわからなくなる、それで休んでいるあいだに肘の障害は治らないけど感覚麻痺はリセットされてセンシティブになったから痛むというわけなのでしょう。

何事も少し離れて休んでみると新しい何かが見えてくるってことなのですね。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 14:14 | コメントをどうぞ

サービスには休養が大切

今日は夏休み明けで一週間ぶりのテニスでした。

たっぷりと休養できたのでいつもより肩がとても軽くて調子が良い感じで、実際にサービスを打ってみると実に好調でした。

狙ったところに狙った回転とスピードでピッタリと入っていくのが小気味よかったです。

やはりずっと続けていると知らないうちに疲労が溜まってしまい、自分ではわからないうちに不調の原因を生んでいるのかも知れないとあらためて気づきました。

でも、サービスは絶好調だったのにフォアハンドストロークは相変わらず水もので、打点がなかなか定まらずひどい時はフレームショットしてしまいました。

またしばらくはフォアハンドストロークの調整に勤しむ必要がありそうです :01 スマイル:

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 16:41 | コメントをどうぞ

大自然を感じる為のスポーツ、それがテニス!

オートバイで雨の中を走ってはいけないルールがあるわけではありませんが、真夏と言えどもやはりずぶ濡れになりながら走行したくないし第一とても危なくて絶対に避けたいところです。

だから事前に雨が降るのがわかっいたらまず出かけるのは中止で、テニスも基本的に雨の中ではやらないのと一緒です。

でもバイクもテニスも夢中で走ったりプレーしている最中に突然に降り始めたら構わずにそのままやり続けてしまうことはあります。

どちらもそんな大自然の摂理とでもいうものを意識しながらやらなけけばならないところが逆に醍醐味なのかも知れませんね。

しかし、テニスでは紫外線NGとなって以来あまりそんな雨にプレーを中断されるなんてことがほぼ皆無となりました、それでその自然を感じ取れる楽しさを失った穴埋めにオートバイに乗り始めたのかも知れません。

昨日も雨雲分布図を見ながら濡れないように用心してのライディングでしたが、風を受けながら流れゆく雲を眺めて走る爽快さは素晴らしいとあらためて感じました。

人はやはり風とか雨を時々もろに身体に受けることによって、感性を働かせて磨きをかけていかないといけないのではないかなという気がします。

それを実現するためにスポーツ、そして中でも最も相応しいのがテニス!なのではないかなと思います。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 11:08 | コメントをどうぞ