いつもどこかが痛いけど・・・

このところ何が原因かよくわかりませんがアキレス腱が痛みます、それも両足共にです。

ランニングはもうずっと前からやっているのでその所為ではないだろうし、テニスで急にそんな傷めるようなことをやった憶えもありません。

考えられることと言ったらスイミングかも?

と言うのは今までクロールで2キロ近くを泳ぐ時に、泳ぎは自己流なのであまり上手くなくて特に脚の使い方がイマイチだと自覚していたので最近は出来るだけバタ足をしっかりとやるようにし始めたのでした。

正しいバタ足のやり方と言うのがどうなのかわかりませんが、僕のはかなり足首を使ってバタバタとやっているわけでだからこそバタ足って言うんだろうなと勝手に思っています。

しかし、きっとそのバタバタやり過ぎるのが足首の動きと密接に絡むアキレス腱に負担がかかっているのかなと考えられるのです。

事実、水泳の翌日がいちばん痛くなるような気がします。

足下がそんな状態だと身体すべてに影響してしまうもので、その他にも腰、肩、首が何となくというレベルですが痛いです。

まぁ毎日々けっこうハードに身体を使って生活しているのでどこか痛い所が全く無い!なんてことの方が稀なのですが、足腰が痛いのは辛いですね。

でも今はそんな身体の痛みよりも、大切な方々の信頼を裏切って偽りの日々を送らざるを得ないという心の痛みの方がずっと重く胸に感じていて、この痛みにいったいいつまで耐えなくてはいけないのか? :13 困った:

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社会の制度疲労じゃ仕方ないのか

名門企業の代表とも言える東芝が大変なことになっていますが、あれだけの大企業のトップに登り詰めた人が3人も揃って道義的責任なんだか実質的な罪なのかよくわかりませんが辞めるという非常事態に揺れています。

しかし、そんな引責辞任するような歴代社長3人に仕えなければならなかった従業員の皆さんが猛烈に気の毒です。

さらに社長だけでなく他の役員も8人ほどが辞めるというのですから、もうどうなっているのか?と開いた口が塞がらない思いで一杯になります。

とそんな大きな会社の話を他所に、いつも通っているスポーツジムでまだ勤務して間もない若く素敵な女性インストラクターが「実は今月の末でここを辞めることになりました」と打ち明けられて驚きました。

辞める理由は「会社があまりにもブラック一色でもう耐えられないから・・・」とのことで、次の転職先を決めるまでの我慢も出来ないほどの嫌悪感に苛まれてしまったそうです。

最近よく聞くこのブラック企業という呼び名はもはや隠語でもなんでもなく、完全に普通の言葉として認知されてしまうほど広がっていますがそれはそういう実態の会社が世の中に溢れているからなのでしょう。

まぁ会社勤めや組織の一員として働く人々と話したらまずそのほとんどが「ウチの会社は・・・」と不満や愚痴が滝のように流れて落ちてくるのが必定ですから、なんの不満も心配もなく勤めている人の方が稀少なのかも知れません。

でも、それってやはりこないだ書いたように「長いモノには巻かれろ」という精神が生んだ事なかれ主義によって、組織の上位にいくものの理不尽で非常識な行為が当たり前になってしまうという嫌な流れになっているからでしょうね。

政治も会社も官庁もそのトップになるまでは並大抵の努力ではなく、また周囲の声や意見を丁寧に聞き真摯で熱心な仕事ぶりを評価されて登り詰めたものでしょう。

問題はその頂点を極めてひとたび上に立つと人間は必ず気持ちに奢りが生じ、それまでの周囲に気を配ったり意見を聞き入れていた態度を一変することです。

そして選ばれる時には第三者がそこに介入する権利があるのに、一旦そうした最上位に立たせてしまうとその資質に問題があると明らかになってももはや誰にも辞めさせることが出来ないシステムが主流であるわけです。

政治家を決める選挙はあるのに辞めさせる国民による評議会はない。

すべてはその既得権益を与えるべきではない人間とわかった時点で、速やかに収奪するシステムがないこの社会の仕組みから変えないといけないと強く思います。

憲法を変えるより先に、そうした枠組みを一新せねば国が滅びる、役所機能が止まる、会社が潰れる、まぁそんな事態に一度は落ちてみないと社会の一大変革なんて所詮は無理なのかも知れませんね :12 やっちゃったぁ:

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欧米仕様と国内向け

まだ梅雨が続きますとこないだラジオの天気予報で聴いていたので、昨日に関東甲信越地方は梅雨明けしましたと発表されてちょっと驚きました。

梅雨が完全に明けていないなら今日の休みにツーリングを計画してもダメになる可能性かず高いからと諦めていたのに、こんな良い天気で実に残念なことをしました。

しかし、先ほど少しベランダに出てみただけで差すような陽光の強さにたじろいだくらいですから、この暑さの中をヘルメットを被ってメチャクチャに高温になる大排気エンジンを跨いで乗るのはあまりにも厳しいかもと思い直しました。

オートバイに乗らない人は夏場でも風を受けて爽快で気持ちよく走れるように思いがちですが、まぁ郊外の渋滞しない高速とか高原の道は別として市街地の混雑した道路では信号待ちで下手すると熱中症になりかねません :13 困った:

その暑さと来たら真夏の35度を越えた日にテニスしているより、もっと暑いかも知れません。

そしてハーレーの排気量は約1600cc2気筒で空冷エンジンですから、停車中はほぼ冷却する手段としては吸いこまれたガソリンの冷たさのみです。

その頼みのガソリン、つまりエンジンシリンダーに入る燃料が日本仕様の場合は排ガス規制のために薄く設定されているので本来の冷却能力をかなり下回っているらしいのです。

だから日本に輸入されたハーレーは夏場の信号待ちで股間が燃えそうなほどに熱せられてしまうわけで、もしもカッコつけて革ジャンに革パンツなんて穿いていたら大変なことになりそうです。

いくら排ガス規制のためとはいえエンジンが高温になり少なからずダメージを与えてしまうのと、そうした乗っていられないほどの熱さを生むのでは何とかしなくてはなりません。

それで最近は燃料噴射装置をコントロールする部分を調整して本国アメリカ並みの、つまり本来のハーレーとしてのエンジン性能にするというインジェクションチューニングというのが必須になっています。

テニスのラケットも規制されているわけではありませんが、アメリカやヨーロッパでの仕様と日本国内向けでは変わっていることが多く、それは海外プレーヤーよりもやや非力で軽くて振りやすいモデルを好む日本人に合わせているからです。

だからラケットも欧米プレーヤー並みの豪腕や腕に憶えのあるプレーヤーも本国仕様に近づけるようにチューニングする必要があるというわけです。

ただし、そうするとハーレーの場合と逆に本国仕様に変更したラケットで真夏にフルスイングしてテニスすると国内仕様モデルでプレーするよりも、オーバーヒートする可能性は若干もしくはかなり高まるというリスクを抱えてしまうのは否定できません :24 ワハハ:

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 11:36 | コメントをどうぞ

末端には末端としての誇りと役割を果たそう

日本のこれからを大きく左右すると思われる重要法案が、いつも通り政権与党による数の論理で強行採決され制定される流れとなっています。

果たしてこの法案の中身について十分に理解している普通の国民はどのくらいなのでしょう。

「なんだかよくわからないけど、どうせ政府が絶対にやるとなったら誰にも逆らえずに決まってしまうのだから、何を言っても何をやっても時間の無駄になるだけだ」とほとんどの人々の意識はそういうものではないかと思います。

僕自身も本当にそれはマズイことだとわかってはいますが、「長い物には巻かれよ」という諺に従わざるを得ません。

若い頃は(今は何も出来ないけど、これからしっかり努力して世の中の矛盾を正していけるような力を身につけよう!)と本気で考えていたことを思うと、この歳になった自分の無力さに少なからぬ悲しさを感じます。

テニスを始めたいちばん最初の頃に、(将来もっと上手く強くなって大きな試合で優勝できるようになろう!)と決意していたのにその後にちっともそんな力を得ることが出来ず今日に至ってしまったのと同じ気持ちです。

ではもうそんな「世の中を正してやる」とか「全日本テニス選手権に出場しよう」なんて気持ちを持っても仕方ないのか?

いや、きっと人生はいくつであろとう何かをやろうと思い立った時にまずとにかく実行することが大切なのだと賢人の教えにあります。

そしてその取りかかり方については「隗より始めよ」という故事に習うべきかなと言う気がします。

「隗より始めよ」とはつまり身近なところから始めて大義を成せという意味で、テニスならば小さな草トーナメントから参戦して勝ちを積み上げていけというような教えです。

確かに今は全日本レベルの大試合で決勝まで勝ち上がる選手も最初は小さな試合での経験を重ねて実力をつけていったのは間違いなく、いきなり大きな試合で優勝するなんてごく稀な限られた人だけですね。

しかし、そういう小さなことに思いきってチャレンジしていかれるのは若者の特権であり、人生の半ばを過ぎた者には・・・なんて言う考えが最も良くないんです!

テニスの達人を目指すならいくつだろうと身近な草トー参戦から、そして政治や社会を良くしてやろうと思うならばまず身近な自分が属す組織の矛盾や不正を無くす努力をすることから!

「もうあと数年で定年だから、今さら会社や組織のなかで揉め事や面倒には関わりたくない」と小さな身近な枠組みの中でさえ人は考えてしまうもので、それでは到底この国をもっと良くするなんていう一般市民によるムーブメントが盛り上がるはずはありませんね。

組織の末端にいる者たちの小さな決意と実行、そして上にいる者の良識と公正な判断があればもう少しマシな世の中、少なくともどんな人々も生き生きとした日々を送ることが出来ると思うのですが・・・

まず自分が率先して「隗より始めよ」ですかね :04 ビミョー:

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やはり重要なのはアンカーフットだ!

かれこれ2週間以上前の休みの日にオートバイで走行して信号で止まるときに、横で道路工事している場所だったのでテニスコートでもターゲットによく使われるパイロンと呼ばれる円錐状のものが置かれていて、左足をうっかりその根本辺りに乗せてしまいズルッと滑ってしまいました。

それでバランスを失って危うく転倒するところだったのですが、愛車はまだ買って半年のピカピカのハーレーローライダーでそんないわゆる立ちゴケという屈辱の上にウィンカーやペダルにハンドル、エンジンの一部が損傷して修理に10万円くらいかかると聞いていました。

なので重さ約300kgの車体を左足で必死の思いで支えきり、奇跡的に転けずに済んだものの左の足首を少し痛めました。

それが今日になっても未だに痛い :13 困った:

でも横方向に負荷がかかって傷めた所為か普通にランニングしたり歩くにはあまり支障がなく、実際にそれから10キロのランニングを二度しましたが何ともありませんでした。

痛くなるのはテニスでバックハンドストロークを横に走らされて左の軸足でしっかり支えなくてはならないような時です。

幸いにも全くダメというほどひどくはないのですが、微妙に軸足の支えが足りないことが起こってそう言うときはほぼミスします。

それでやはり軸足の重要性を久しぶりに痛感して、ちょっと痛い程度でもこんなことになるのだからグランドスラム大会、しかも芝生のウィンブルドンで脚が故障していたら絶対に無理だろうな、と今さらながら錦織選手のことを思い出しました。

来月の全米までにはぜひとも怪我を完治させて昨年の雪辱を果たし、日本中に感動と喜びの嵐を巻き起こしてくれることを本当に期待しています。

それまでに僕も何とかこの左足を治して万全の体調で観戦したいと思います!ってあまり関係ないですけど :24 ワハハ:

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テニスの原点回帰

テニスファンにとって唯一無二の最高のイベントとも言える、ウィンブルドン2015のクライマックスを今日の寝不足を覚悟してご覧になった方は多いことでしょう。

今回の決勝に進むまでのフェデラーの圧倒的なパフォーマンスから推測して、僕は神の腕を持つ男の勝利を強く予感していました。

試合が開始されていきなりフェデラーがサービスゲームをブレークされるピンチを迎えながらも難なくそれを脱し、以降はジョコビッチにつけいる隙を与えずに好調な滑り出しとなりました。

そしてこれまでと同様に相手がサービスキープすることにプレッシャーを感じて見せるほんの一瞬の弱気を攻め、先にブレークしてセットを先取りするという流れに入れるものと思ったのですが・・・

先日にフェデラーは神の腕を持つ男、ジョコビッチは類い希な才能と努力のスーパーエリートというイメージだと書きましたがちょっと違うなと気がつきました。

フェデラーが神の腕を持つ男であるのは間違いありませんが、一方のジョコビッチは「神の脚を持つ男」なのだと思い知らされました。

フェデラーのいつもならば簡単にノータッチエースを取れるはずのウィナー級のショットを、滑る芝コートの難しさを逆に利用してクレーのようにスライディングフットワークを駆使して追いついてしまうジョコビッチ!

どんな厳しい体勢に追い込まれても全く微動だにしない下半身を支える脚力によって、滅多に返球が浅くなることがなくあのフェデラーに(もう打つ手が何もない?!)と思わせてしまう神がかりの安定したストローク力!

昨日の世紀の対決を制した要因は、そんな神の脚を持つ男ジョコビッチの世界一のディフェンス力が勝利したということです。

これまでのウィンブルドンチャンピオンの大まかな系譜を僕が知っている限りで考えると、ボルグのトップスピン、マッケンローのサービス&ボレー、サンプラスからフェデラーへと続くより完成度の高いオールラウンドプレーへと進んできました。

そして今、新たな伝説のチャンピオンの最右翼ジョコビッチによってテニスの原点とも言えるアシニスの時代に帰ってきたのだと考えられます。

「アシニス」、それはテニスは「手ニス」ではなく「足ニス」なんだという一見するとジョークのようでありながら実は深い真実が込められた言葉なんです。

「テニスで勝つための秘策とかコツ?そんなものありはしない、あるとしたらただ走って走って走りまくることの出来る脚を持つこと!それがたった一つのテニスの王道だ!!」

こんな素晴らしい名言を内容だけは絶対に忘れないけど、誰が言ったのか?はちょっと思い出せません :36 冷や汗:

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 11:49 | コメントをどうぞ

名勝負の予感に身内が震える思いがする

いよいよ世紀の対決、ウィンブルドン男子シングルス決勝ジョコビッチ対フェデラーの戦いが今夜の日本時間22時から始まります。

あの神がかりプレーのフェデラーが史上はじめての全英オープンテニス男子シングルス8度目の優勝という前人未踏の快挙を成し遂げるのか、それともその夢を何としてでも阻止しようと立ちはだかる「達人のなかの達人」ジョコビッチがファイナリストとなるのか。

いったい今夜あの二人がどれほどの技と技、力と力を激しくぶつけ合うのかと考えると本当に胸が高鳴ります。

テニス史上、稀に見る激戦で名勝負になること必至のこの戦いをテレビ観戦とはいえライブ映像で観られる幸運に感謝したい気持ちで一杯です。

もう今日はこのことで頭の中も一杯で、他に書くことが思い浮かびません :36 冷や汗:

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 14:36 | コメントをどうぞ

明日は超絶技巧テニス世界選手権

日本時間の昨晩遅くにおこなわれたウィンブルドン男子シングルス準決勝、フェデラー対マレーの一戦をご覧になった方も多いことでしょう。

FBやツイッターでも「凄いとしか言いようがない!」「フェデラーはほんとに神の手を持つ男だった!」なんて絶賛の嵐です。

それはフェデラー自身も「生涯で最高のサービスゲームだったと思う」という発言しているくらいなので、本当に素晴らしいものだったに間違いありません。

自分のサービスゲームは盤石なのでとにかく1ゲームをブレークすれば絶対にセットを取れる、そしてその通りにマレーがもう落としたら挽回のチャンスがないというセット最終の局面で怒濤のリターン攻勢でプレッシャーをかけるという実に効率的とも言える戦略が功を奏していました。

やはりテニスってサービスが最も重要なカギを握っているのは確かです、でもフェデラーより速く凄いサービス力を誇る選手は他にもいるのに何故そうしたプレーヤーが常に上位ランクに君臨するとは限らないのか。

それはサービスだけがいくら良くてもそれによって得たチャンスを確実にモノに出来る安定して力強い決定打を他に持っていないと、ビッグサービスが宝の持ち腐れとなってしまうということです。

サービスが絶好調のフェデラーですが、フォアハンドストローク、バックハンドストローク、ボレーにスマッシュとそのどれもが完璧です、そしてすばやい動きと読みの正確さがあるからコートカバー力も秀逸。

そして何よりも誰よりも優れているのは、あのメンタルの強さ!

フェデラーのことを「神の手を持つ男」と呼ぶのは定着していましたが、もはやロジャー・フェデラーというプレーヤーは「テニスの神」そのもののようです。

決勝で戦う相手のジョコビッチも好調ですが、彼のイメージはなんでしょう?

僕が思うのはジョコビッチは非常に才能に恵まれて、それをしつかり磨いて伸ばしてあそこまでになったいわば「テニスのスーパーエリート!」というのがピッタリな気がします。

明日はその「テニス神」対「テニススーパーエリート」の対決で、果たして準決勝のフェデラー対マレー戦よりさらに白熱した試合が観られるのか?

あの試合より凄いって言ったら、いったいどんだけの世界になるんだ?!って胸がワクワク心がウキウキしてきます :01 スマイル:

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 16:17 | コメントをどうぞ

やはり青空は素晴らしい!

ようやく今日は久しぶりの晴れ間が見られました。

こうして雨が上がって気持ちの良い青空を眺めると、つくづくお天気が良いということのありがたさを感じます。

心も体も昨日までの不調なものとは一変して爽やかで軽くなっています。

このまま梅雨が明けていよいよ爽快な真夏の太陽の日々が訪れてくれたら良いのですが、ぜひともそうなってもらいたいですね。

「明けない夜も、止まない雨も絶対にない」と、こうして晴天の美しい空を観ると思います。

ぜひ人の世のしがらみにおいても、そうあって欲しいと心底から思います!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 11:31 | コメントをどうぞ

嘘のない誠のシングルバックは古い気質の願いです!

昨日の予想が早くも覆されて、片手打ちバック世界一候補のワウリンカが敗退してしまいました。

でも、その対戦者で勝者となったガスケも正統派のシングルハンドバックハンダーなので彼がジョコピッチを打ち負かせてしまえば、未だ「片手打ちバックハンド世界一決定戦」の望みは繋がります。

ぜひとも、フェデラー対ガスケの男子シングルスファイナルが実現して貰いたいと思います。

ところで何故この絶滅危惧スタイルの片手打ちバックハンドの選手が活躍しているのか?

それはかつて片手打ちが主流だった頃に、今とは逆にダブルハンドバックが極めて少数派だった時のことを考えてみましょう。

ウィンブルドンで五連覇の偉業を達成したボルグはフォアハンド、バックハンドをトップスピンショットによって安定度抜群で、バックは数少ないダブルハンドスタイルでした。

それまでの片手打ちバックスタイルの選手達はバックハンドで攻撃するということはほとんどなく、バックに来たボールはスライスで繋いでしのぐしかなく相手にバックサイドを攻められてネットを取られると圧倒的に不利になるものでした。

そんななかでボルグ選手はダブルハンドをいくら攻められても動じることなく、ボレーの名手マッケンローが相手と言えども落ち着いて正確無比なダブルのバックハンドによるパッシングショットを放ち伝説のウィンブルドン決勝の1回目ではマックを打ち負かしてしまいました。

そして彼以降にテニス界ではトップスピンとダブルハンドのバックハンドストロークがスタンダードとなっていきました。

それで片手打ちバックの選手は絶滅危惧種となってしまったのですが、そうなるとかつては主流で当たり前だった片手打ちが稀少であるためどの選手もあまりそれに対しての慣れが足りないという全く逆転減少になってきた、ということなのかも知れません。

そうなると今年のウィンブルドン男子シングルス決勝が、シングルハンドバック世界王座決定戦となればこれから片手打ちスタイルが再び脚光を浴びて復活してくれるのではないかと密かに期待しています。

こんなことを言うとダブルハンドでバックを打つ方に顰蹙を買いそうですが・・・

テニスの楽しみにはいろいろとありますが、バックハンドの片手打ちでのクリーンヒットした爽快感と達人の証しとも言われる切れ味抜群の美しいスライスショットはその最右翼であることは間違いないです。

テニスで片手打ちバックが廃れていくのは、車で喩えるとポルシェのようなスポーツスタイル車でさえオートマチックシフトが当たり前になっているのと似ている気がします。

あぁ、これってやはり「昔は良かった」的な感想、もしくは「古い奴だとお思いでしょうが・・・」って話なんでしょうね :03 にっこり:

いや、年とるとそうなってしまうのかな、「昔は良かった、嘘もごまかしも大嫌いでそんなことを自分ではもちろん、身の回りでも絶対に許さない精神を堅持していたのに・・・」とつくづく思います :13 困った:

あれっ、また何か話が逸れてしまいましたね、話もボールもラケット?も逸れたりしたらいけませんね :36 冷や汗:

 

 

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 14:24 | コメントをどうぞ