土曜日
昨日ダブルスが終わると車で家へ戻り、また今朝7時半家を出た。例の80円が100円になっていた「いきなりダンゴ屋」でいきなりダンゴ1個と桜餅1個昼の腹ごしらへ用に買う。ぼくの前で買った女性は6000円出していきなりダンゴを両手で持てないくらく買って行ったのにはびっくりした。80円が100円になっても売れるものは売れるんだ。
朝一番9時からの試合、セミファイナルを見るために出発を早めていた。
75ダブルス決勝戦は11時試合開始予定となっていたが、9時からの試合に対戦相手の一人、1シードのNA氏がシングルスSFを戦っているので順調に行っても12時ごろの試合開始とみていた。
博多の森へ着いて、試合中のコートをのぞいて回った。2、3番コートでは70セミファイが行われていた。3番コートでは仲間のmatumura氏が第二シードwatanabe氏と戦っていたが、目を疑いたくなるスコアーになっていた。ファースト61 セカンドも優位に試合を進めて63で倒して明日の決勝へと駒を進めたのにはびっくりした。watanabe氏は昨年の覇者、matumura氏は一昨年の覇者だからびっくりしなくていいかもしれないが、なぜかびっくりした。
中段の4番コートでは1シードのnarukawa氏とぼくが昨日負けたtuchiya氏が対戦していた。ファーストは大接戦を演じていた。オーソドックスで本格派のN氏にTU氏は大根切りという表現がピッタシのフォアのチョップショットで前後にゆさぶり、得意らしいバックで甘いボールをストレートやクロスへと打ち分けていた。とうとうタイブレークに突入、ここでもせっていたが最後にはフォアーの強打を得意とするN氏が逃げ切った。セカンドは51、NA氏のワンサイドかと思いきやそこから45までばん回して、そこで力尽きたが、その執念には見習うものがあった。
おりしも雨が少し強くなりだした。12時過ぎには始まる予定の75ダブルスのファイナル、車で待機していたら携帯が鳴った。本部まで来てほしいという。降雨なので屋内に変更したい相手は了解したがどうですかという、パートナーのkatumata氏に携帯して同意えたが、予定の女子の試合を消化した後だから試合は遅れに遅れた。
屋内コートから屋外の3番コートへ目をやると70歳のダブルスの決勝を戦っていた。やむ気配のない雨の中もくもくと必死で追う姿が影絵のように遠くからうかがえた。息詰まる戦いはファイナルへと突入していた。中断して屋内への変更を打診すればいいのにと思えるほど降雨は激しさを増していた。
(75ダブルス決勝戦)
屋内の1番コートへ入ったのは15時を過ぎていただろうか、いつもも思うのだが確認を忘れている。今大会の目標の一つが1シードnarukawa氏とシングルスだったが、かなわず、ダブルスでの対戦になって興奮を覚えていた。
ファーストから接戦で試合は進んだ。パートナーは昨年の全日本ベテラン覇者だ。55となって57でファーストを落とすもセカンドは64で取り返してファイナルセットと突入した。そこでトラブルが起きた。
セットが変わったらサーバーの順番を変わろうとすると、今まで通りの順番でやってくださいと女性チェヤーアンパイヤにしては強く自信を持っての命令口調で言いだしたので、ルールが変わったのですかの質問には答えず、Kさんあなたからですと言う。
アンパイヤはその試合進行の権限を任されているものと解釈していたので、しぶしぶ従う。
1ゲームを終えてコートチェンジをしていると、今度は相手もサービスの順番を変えると言う。アンパイヤは強い口調でそれは駄目です順番通りSAさんからのサービスですと言うと、相手はそれはおかしいそんなことはない、本部に聞いてくれと言いだした。彼女が本部に無線するとやはり彼女の間違いであった。彼女はぼくたちに平謝り。誤りが分かった時点から正せばいいと、ほかのルールを持ち出して、自分たちはサービスの順番を変えてサービスの体制に入ろうとする。抗議するが、耳を貸そうとしないし、アンパイヤもそれに対して何も言わない、言えないのだ。
せっかくここまで大熱戦でナイスゲームが続いていたのに、ここでひともんちゃく起こして不愉快な思いはしたくないという気持ちが、ぼくたちのペアーにはあったと思う、そのまま試合続行した。ファイナルもブレーク合戦の様相になり、混とんとしていたかに見えたが45で相手のサービス、ブレークできそうで、最後には突き放されて敗れた。
それで負けたとは言わないが大きな要因ではあった。だがそれを含めて勝負に対する執念はぼくたちより相手の方がまさっていた。
57 64 46 で負けはしたが白熱のいい試合だったと二人で会話したことだ。